残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

大賑わいの長都です

2014年11月26日 16時05分51秒 | Weblog
ウトナイ、鵡川と回った後、帰ろうかなぁと思いつつ
「長都に行く?」と聞くと、待ってましたとばかりに「行く行く!」。



先週に続きマガン、ヒシクイ、そしてハクチョウと、わんさか!!



カメラをかかえた人もドッサリです。
先週は一人しかいなかったのになぁ。





コォーコォーとハクチョウの声が響き渡ります。





オオハクチョウの親子でしょうね。



マガンもせっせと飛び交います。

沼の横の畑には



ドッサリと渡り鳥たちが食事や縄張り争いを。



着地後のランニング姿。



ひょうきんに見えるオオハクチョウも。




そして家に到着したのは夕方5時くらい。
実に12時間以上遊びまくっておりました。

おかげで腰の調子が・・・・。

今回もおツウはいなかった・・・。

2014年11月26日 13時51分14秒 | Weblog
ウトナイ湖の後、鵡川へ。
前日お気に入りさんのブログで鵡川でタンチョウを撮ったとのことで
行っちゃいました。



オジロワシ。



ユリカモメかな?



ヒドリガモ。



どうしてだろう・・・

この間来た時もあんまり鳥がいないんだよねぇ。

あっちこっちウロウロしたのだけれど。

結局、今回もおツウはいなかった・・・。

しょうがないので
ししゃも寿司と温泉、堪能してきました。

朝靄のねぐら立ち

2014年11月26日 13時42分48秒 | Weblog
11月2度目の3連休。




天気の良さそうな23日、また早朝のウトナイへ。



最近、奥がウトナイづいているんだよねぇ。



霜が降り今日のウトナイ湖はとても寒い。



さっそくマガンとヒシクイが飛び始めた。
まだねぐら立ちではなく、湖の奥にある大きな群れに集まっているようだ。



この奥にかなり集まってきている。



湖面に広がり始め・・・・
ドドッーっとねぐら立ちの始まりです。






ハズレ のち アタリ

2014年11月18日 15時34分32秒 | Weblog


11月16日、今週もチョウ早起きで夜明けのウトナイを目指す。

残念ながら雲が多く朝焼けにはならなかった・・・残念。



奥の方でカモたちの声が聞こえてくるだけの静けさだ。



静かな時間が流れる。

ボットに入れた温かいお茶をすすりながらの一服。

贅沢だなぁ。



道の駅側では数人のアマチュアカメラマンが三脚を立てている。



4羽のオナガガモがゆったりと近寄ってきた。

今日は残念だったと、千歳で朝食。

この後は長沼温泉で冷えた体を温めて帰ろうと
途中の長都沼へ。

ここ最近、長都の鳥状況は最悪なので、半ば現状確認のつもり程度だったのだが
なんと! 大当たり!!



マガンとヒシクイの群れが行ったり来たり。







すごいでしょう!

おかげでデジコンSTYLUS SP-100EE イーグルアイ の実地テストと相成った。

今回の鳥写真は全部SP-100EEであります。

1600万画素、50倍ズーム/24mm~1200mm、F2.9~F6.5の素晴らしい数値ですが
やっぱりデジコンの域は超えていませんでした。

明るいところでの鳥狙いに絞ろうかなと。



でも、けっこうそれなりには撮れているかなぁ、なんて思います。
アマゾン価格で29,800円ですからね。
価格以上のものを期待しては如何です。















3万円未満でこんなに遊べるカメラはなかなかないかも。







ハクチョウとマガンです。











実に90分ほどのショーをたっぷりと堪能。

今年は宮島沼も不調だったので久々に楽しめました。

雪の小径

2014年11月17日 17時10分22秒 | Weblog
11月15日、土曜。

今日は朝から病院へ。
いつもの薬の配給を受けに。

天気も良くないので
ご近所の西岡水源地をぶらり。



先日の雪はこんなに積もっている。
早くも根雪になるのだろうか?



ドングリの葉っぱ。



遠くからグェッグェッとカモの声が聞こえる。



おなじみの天然ドライフラワー。





カワガラスを探すも姿は見えず・・・。

引っ越しちゃったのかな。



エゾリスの姿も見つからない。



ドングリの木。

下の小径に落ちていたの葉っぱの主のようだね。


空とカラマツとラーメンセット

2014年11月11日 11時17分05秒 | Weblog
朝から露天風呂に浸かり、ユメピリカの朝ご飯。



8時半、チェックアウトしクッタリのカラマツを眺めながら南富良野を目指す。





天気予報はずっと曇りだったが
結構なお天気状態。



狩勝峠、富良野側。



狩勝峠、帯広側。

うーーん、空が広い!



南富良野、空知川に売り込む芦別岳。

すごい迫力です。

フラノマルシェで昼食を探すと
気になるチラシ。

なんとお寿司屋さんのラーメンセット!
ちょっと怪しいかなぁと、思いつつも行ってきました。



予想を裏切るメチャウマの魚介スープです!
エビと鯛、野菜で出汁を取っているそうで
エビのうまみが全面にあふれる塩ラーメン、そして5カンのにぎり。
(写真はお店のHPより)

スープまですべて完食です。

後で知りましたが
ぴったんこカンカンでも取材に来ており
ワイン寿司などで有名な“春ちゃん寿司”。

このラーメンなら何度でも食べたい!



富良野ワインを覗いて三笠-大夕張経由で帰ります。







三笠、桂沢湖も実にきれいな映り込みです。





廃線の橋が見えたので行ってみました。



上桂橋。



久々に訪れた大夕張はダムの水位が上がり
記憶のある場所をのぞむことが全くできませんでした。

なにかやりきれないものを感じます。

紅葉山のサワダ珈琲をテイクアウトし1泊2日の旅行は幕を閉じました。

いっぱい、走る

2014年11月10日 17時39分28秒 | Weblog
先週の3連休からハードな日が続いた。

2日に義叔父、4日には叔父が立て続けに亡くなったのだ。

義叔父の葬儀はちょっと遠いのと仕事の都合で勘弁させていただいたが
栗山の叔父はそうも行かない。

通夜には遅れてしまったがなんとか線香をあげてきた。
いったん自宅へ戻り、翌朝の告別式に再訪。

義叔父と叔父、二人で仲良く酒を酌み交わしていて欲しい。

そして、11月8日は奥の誕生日で
新得町のクッタリ温泉で一泊だ。

まずはウトナイ湖の夜明けを狙って朝の4時出発。



まだ日は昇っていない。
風も穏やかだがかなり冷え込んでいる。



湖面への映り込みがとても鮮やかだ。



遠くにはハクチョウ、カモたち、マガンの残党も。



静かな中、急に大きな羽音が。
マガンとヒシクイのねぐら立ちだ。

実に雄大な自然の中に、いまここにいることがとてもありがたいと思えた。

きっと、叔父たちの死を見たせいなのか。



日が昇る。



早くなくなった父の代わりに
いろいろ世話をやいてくれた叔父に感謝だ。



誕生日の奥。

この後、鵡川漁港のカモたちの写真を撮ろうと寄ってみたが
ダ~レもいなかった。

平取、日高を通り
日勝峠を抜け十勝清水、新得、鹿追へ。



二風谷ダムで出会ったカルガモ。



平取、不動の滝の横にあった小さなお稲荷さん。



日勝峠、おいでおいでの木。

温泉には1時間も早くチェックインし
たっぷりと温泉を満喫させていただいた。

2014年11月07日 15時59分54秒 | Weblog
コンパクトデジカメのオリンパスSTYLUS SP-100EEを買った。

24mm~1200mmまでの50倍のズームレンズ、
そして目玉がフレーミングを容易にするいうイーグルズアイ(ドットサイト照準器)だ。

鳥さん専用に使えないかなと・・・。



11月2日、近所の公園で試し撮りです。



なれないせいか、ちょっと使いづらい。
ピントのポイント箇所の設定も
以前使ったことのあるものと違うし・・・。



当たり前だけれど、ピントが来ると
何とか良い、感じです。



フィルターを使って遊んでいたら
シジュウカラがやって来た。



キラキラしてま~す!

10月の読書

2014年11月07日 15時12分29秒 | Weblog




● 田舎暮らしはもうたいへん  日乃 詩歩子/著

ご近所の不倫にやきもきし、勘違いエコロジストに悩まされ、熊ではなく変態の出没に肝を冷やし-。
緑の高原に移住した一家を襲う珍騒動の日々。田舎暮らし8年目の体験レポート。

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★★★☆☆


田舎暮らしのドタバタ劇が楽しいですが、どうもそれだけって言う感じかなぁ。
ちょっと物足りなかったです。










● 無垢の領域 桜木 紫乃/著 新潮社

悪意も邪気も欲もない「子どものような」純香がやってきた瞬間から、大人たちの安穏な日常は歪んでいく…。
心の中の一番隠しておきたい部分を抉り出す長篇小説。『波』連載「モノトーン」を改題・加筆修正して単行本化。

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★★★★★

直木賞受賞後の第一作目。

この本、かなり秀逸です。もうすごいなぁと・・・!











● 星々たち 桜木 紫乃/著 実業之日本社

母とも娘とも生き別れ、昭和から平成へと移りゆく時代に北の大地を彷徨った、塚本千春。
その数奇な生と性、彼女とかかわった人々の哀歓を浮き彫りにする9つの物語。
『月刊ジェイ・ノベル』掲載を加筆・修正し単行本化。

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★★★★★


この作家さん特有のニュアンスに新しいものが一つ加わったという読後感です。

北海道特有の曇り空に、小さな雲間から光が射し恥じたような、そんな感じがします。











● 幸福な食卓 瀬尾 まいこ/[著]

父さんが自殺を失敗したときも、母さんが家を出たときも、朝は普通にやってきた。
そして、その悲しい出来事のあとも…。
とても切なくて、ちょっとおかしくてあたたまる、心にふわりと響く長編小説。

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★★★★☆


壊れかかった家族が食卓を中心に
もう一度再生し初めて行く様子が物語となって行きます。

傷ついたそれぞれの心を癒していくものって難なんだろう、って考えてしまいます。














● 二十歳の火影 宮本 輝/[著]

父の仕事の関係で、大阪の下町から雪深い富山に1年間移り住んだ幼い日の思い出、
新設大学でコートづくりから始めた硬式テニス部での日々、
父の事業の失敗と死、広告代理店でのコピーライターの仕事、そして文学へのめざめ……
『螢川』で芥川賞を得た著者が、瑞々しい感性で自らの青春を綴るエッセイ集。

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★★★★☆

久々に読んだ宮本 輝ですが、
エッセーとは思わずに手に取りましたが
なんとなく作品の裏側を覗いたようでおもしろかった。













● 森のなかの海 上 宮本 輝/著 光文社

1995年1月17日5時46分。未曾有の大震災が阪神・淡路地方を襲った。
仙田希美子は36歳、2児の母。平穏だった日々が震災の日を境に崩れはじめる…。
『VERY』誌に連載したものを単行本化。

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★★★★★

この本、良いです!

ただ今、下巻に入っています、続きが気になって、気になって!