シネマ日記

超映画オタクによるオタク的になり過ぎないシネマ日記。基本的にネタバレありですのでご注意ください。

ラブアクチュアリー1

2005-12-14 | シネマ ら行
12月になったので、いままでするのを待っていた大大大好きな作品を紹介します。都合良すぎてキライと言う人。いるでしょう。あー、そうさそうさ、都合いいさ。クリスマス映画なんだもん。それでいーのだ。

冒頭からいいよね。英国首相ヒューグラントのナレーション。気が滅入ったらヒースロー空港の到着ロビーのことを思う。そこで抱き合い再会を喜ぶ人たちの姿。これだけですでに感動的。こんなに憎しみや嘘が溢れる世界でもやっぱりそこには
Love actually is all around.
とにかくこれがこの作品のすべてを表している。

当然と言おうか男女の愛が中心に語られるのですが、それだけではなくて親子、兄弟、友達の愛もそこに絡んで描かれる。登場人物全員が大好きなので全員取り上げないと気が済まない。というわけで5回シリーズ!に分けて取り上げます。彼らの関係ごとに追って紹介しまーす。

まずは、ヒューグラントとマルティンマカッチョン独身の英国首相。給仕係のちょっとおデブでおっちょこちょいのナタリーにほとんど一目惚れ(後に彼がおデブが好みということが分かる)就任後初めて米大統領ビリーボブソーントンを迎え政策的には及び腰だった首相。でもこのエロ大統領がナタリーにセクハラしてるのを目撃。ガゼン交戦体制に。記者会見の席上で「イジメっ子の友達ならいらない!」と米大統領を突っぱねるシーンが最高!「英国は小国だが偉大な国だ。シェークスピアも、ハリーポッターもベッカムもいるんだ!」とね。(英国人のおごりは嫌いだけどアメリカに対抗して言うこのセリフには笑える)こんな個人的な恨みで国の政策まで変えちゃって無茶苦茶だが、その態度のおかげで支持率も一気にUPしたようだ。そして、一大決心した首相はナタリーの家を探しに通りの名前だけを頼りに一軒一軒尋ねて歩く。計らずも首相自らの一般家庭訪問、クリスマスの挨拶訪問となり、首相を知らない子供たちに聖歌隊と間違われて歌まで披露する。(ここで意外な人の才能が…ニンマリ)そしてついに愛しの彼女の家が分かるんだけど、彼女は親戚の子供たちの学芸会に出かけるところ。そこで、首相の車が急遽タクシー代わりに!彼らはタコの扮装をした子供と同乗することに。愛の告白にやってきた首相。トホホですもちろん、ハッピーになってくれますけどね。それも派手にやってくれちゃうんですよね…

続く…