こっこLife

こっこのお気楽・極楽・道楽な日々

夢の美麗島

2012年02月17日 22時32分32秒 | 華流・韓流
2012年2月17日~2012年2月18日
台湾観光プロモーションイベント
『青木由香トークショー』
 於:日本旅行Tis 大阪支店

19日は予定的に絶対に参加出来ないだろう‥
金曜日時間的にどうしても間に合わないだろう‥
って2日間ともダメじゃん的な時間だったんですが、
無理無理にでも拝見したかったイベントでした。
憧れの美麗島のお話ですから。
‥ってことでまずは遅れてでも無理やりに金曜日に行く事に。
普段乗らない路線を駆使しまくったため、
正直よく来れたなぁって感じでギリギリ間に合いまして、
なんとか拝見する事が出来ました。
そして結局19日も時間的に間に合う事になり、
友人たちが行きたがっていたので同行して、
皆勤を果たしてしまうという(笑)

「奇怪ねー台湾」の著者の青木由香さんのトークショー。
関西でお伺い出来る機会ってなぜだか少ない気がするんです。
なのでどうしても拝聴したかったんですよね。
私的に青木さんの著書は拝見しているんですが、
特に「奇怪ねー台湾」のとある一文に、
気持ちが凄く沈んでいた時に救われた事があって、
更に台湾に憧れたきっかけでもあるし、
「奇怪ねー台湾」もですが他の本のお話も、
とっても面白くて台湾への愛感じる文章がとっても好きだったので、
お話拝聴出来ればと思っていたんですよね。
たくさんの憧れの場所へのお話を聞けて、
話聞いて写真拝見してるだけで、
心わくわくして面白い1時間だったなぁと思います。
場所は‥どえらく日本旅行の手続きカウンターの片隅だったけど(笑)
でもその片隅スペース超満員でございました。
特に土曜は時間的にも都合のいい時間だったのか、
立ち見出まくり溢れまくりの状態でした。
お江戸だけじゃなくて関西も台湾熱アツいみたいなので、
是非台湾イベントばんばんやって下さいね、観光局の方々!!

トーク内容は‥主に食(笑)
台湾人の大半は主に食べる事を考えている。
そういう前置きで美味しいご飯の写真のオンパレード。
めちゃめちゃ美味しそうだったよ~。
時間的に食事してない時間だったから、
ぐーぐー着腹音が鳴りやまない感じで(苦笑)
お茶(台湾のお茶)とお菓子(こちらも台湾のお菓子)を出していただけて、
食べ放題飲み放題状態だったんですが、
ぐーぐー言うてましたね(笑)
お茶もさっぱりしてて美味しかったし、
お菓子はピーナツのお菓子はピーナツバターみたいで、
甘くて血糖値あげてくれて大満足でした。
でも‥やっぱり写真の小吃の方が美味しそうだった。
帰宅時に駅で思わず551に誘われたくらいです(笑)
台湾は農業大国なので農産物食べて欲しいと言われていましたね。
写真での紹介はシイタケでしたが、
本当に肉厚で素焼きで醤油垂らしたら美味しいそうだった。
(実際には生(!)で食べてもおいしかったそうです)
青木さんの一番のお勧めはキャベツだそうです。
肉厚で甘いそう。
同じ理由で緑ピーマンもパプリカ並に甘くておいしいとか。
そして南国特有の果物。
果汁ジュースは60元以上してたら、
果汁100%のジュースである率が高いそう。
60元以下の所なら、
作ってるところを凝視して水で薄めてないか確認するべしらしい。

観光案内、台湾全般で。
日月潭(人工湖)は高級ホテルに宿を取るべし!
これはやっぱり高級ホテルは良いロケーションに立ってるらしく、
日月潭の魅力(夕日)を最大限に感じられるそう。
サイクリングは高級電動自転車がレンタサイクルで、
かなり安価で借りれるので湖一周をおススメだそう。
マイナスイオン浴びまくりで、
一周しても疲れるどころかかなり気持ちいいみたい。
台湾島からはなれた小島では燈台をおススメ。
運良ければ燈台守が燈台を見せてくれるみたい。
(特別な観光地ではないので燈台も入場料とか取ってるわけじゃない)
台中ではモーテルがおススメ。
‥いや、一応日本のモーテルと同じですが規模が違うって言うか。
十数人とかで泊まれるめっちゃ広いスペースがあったり、
すっごい大型テレビ置いてたりスクリーンがあったり、
でっかいプールがついてるようなものがあったりと、
向こうの方はパーティルームで使用したりするらしい。
明るいイメージですよね(笑)
ドラマ撮影でもお嬢様の住む邸宅とかではモーテル使用してるし。
でも利用時はやっぱり「お泊まり」か「休憩」かを聞かれるみたいですが(笑)
どうしてもこの部屋って指定がある場合は、
予約を入れる方が良いそうですが、
モーテルの数も多いし特にこだわりがなければ、
当日でも大丈夫みたいな感じです。
台東はやっぱり。
(:原住部族の方たちが住む所を台湾ではそう呼ぶそうです)
それぞれののお祭りとかを回るのが台北の人たちにも人気とか。
山中に点在しているのでレンタカーを借りて行くのがベストとか。
(車の運転出来る人を無理無理同行させるのが手と言われてました(笑))
台南は美味しい小吃料理。
タクシーの運転手さんに聞くのが一番早くて確実だそうです。
タクシーも日本の感覚とは違ってて、
安価で行きたい所に行きたい時間に行けるから、
場所によってはタクシー利用の方が便利みたい。
台北だと今の一押しは永康街。
青木さんご自身が気にいって住まわれている場所らしいです。
カフェとかこだわりのお店が多いそう。
ここはTisさんと合同企画されたという、
大人の事情も溢れる宣伝タイムも入りました(笑)
2日間とも質問コーナーでは同じ質問が入ったのですが‥
青木さん、高雄は未開拓の地らしいです(苦笑)
高雄の観光の方にすっごい言われるんですよと苦笑いされてました。

そして何よりそこに住む台湾の方々のお話。
奇怪ねーの著者紹介の部分の背景に載せたおばさんとか(笑)
こだわりパイナップル販売店のご夫婦‥
人の目を気にせず自分の夢や意思を貫く人たち。
そのくせ他人にとてつもなく優しい人たち。
日本で起きた震災の後の援助は、
台湾を凄くスキって人たちだけでなく、
日本中の人たちにも広く知っていただけているとは信じているんですが、
ちょうど昨年の夏頃には雑誌等でも結構扱ってもらってて、
「FRaU」という雑誌でも「謝謝薹灣」という見出しで、
とても大きく扱っていらっしゃいました。
「FRaU」の雑誌の方が、
実は4月にプライベートで台湾を訪れた時に、
絶対このあったかい人たちの事を、
日本に届けなきゃいけないって思って、
青木さんに取材の手配をお願いした事が始まりだったそう。
そして取材が始まったのは5・6月頃。
その時には自分がした善行をすっかり忘れてしまっていたそうです。
日本で震災が起きてまだ立て直しなんて全く出来てない時。
「大丈夫なのか!?いつでも僕たちがいるから言ってくれよ!」
そう声をかけてくれるのは全く変わってないのに、
3月の時点で数十万とか寄付してくれた人さえ、
自分が寄付したのはすっかり忘れてる。
大変な思いをしている人を助けるのは当然の事で、
当然の事をしたので忘れちゃってるっていうんですよ!!(驚)
極端な例を言えば、
数ヶ月前に食べた日常のご飯のメニューなんて忘れてるだろ?
それくらいのノリみたいなんです。
でもその震災の時に皆さんが言われたのは、
以前台湾で起きた震災の時に一番に手を差し伸べてくれたのは日本。
その恩を今返さずしてどうする!って言ってたんですよ。
自分たちが受けた恩義は忘れない。
自分たちが売った恩義はすっかり忘れる。
‥‥どれだけ人間性高い人たちばっかりなんですか!!(号泣)
この話を聞きながらますます台湾人たちに惚れ、
ますます台湾へ行きたくなった私でございました。

台湾を愛する青木さんからたくさんの話を聞けて嬉しかった時間。
自分の中を台湾でいっぱいに満たす事が出来て、
それだけでもめっちゃめちゃ幸せな時間だったのです(単純(笑))
実は初日に青木さんの著書も持参して、
もしひょっとして何かの拍子に、
サインとか許されるならして欲しいなぁとか、
下心もっていたんですが、
そんな下心のままでしたので(笑)ちょっと勇気でなくて、
終了後にお声をかける事さえ出来ずに、
そのまま持って帰っちゃったんですよね。
そしたら翌日に青木さんが、
「昨日スタッフさんから、
 青木さんにサインをねだる方がいれば出来るように、
 マジック用意してたんですが必要なかったですね(苦笑)
 なんて言われちゃったんですよね」
なんて事をおっしゃるんですよ!
下心満開で行ってたにも関わらず、
サインねだれなかった人間がここにおりました!!(笑)
あぁ‥ちゃんと伝えてれば良かったのにと後悔。
2日目はちゃっかり著書にサインをしていただいて、
2日越しの下心を満たして大満足で帰路についた次第(笑)
人の目は良い意味で気にせずに後悔せぬようにと学んだ2日間でした。