こっこLife

こっこのお気楽・極楽・道楽な日々

楽園の誘惑

2010年11月29日 23時57分27秒 | 日常のつぶやき
またしても風邪をひきそうな予感。
‥って治ってないだけ?(苦笑)
喉がいがいが。
もう風邪はいいんだけどなぁ。
今回もしっかり声変りしたし。
部屋が冷えてるんだってのは自覚してるんですが‥
そろそろこたつ出さないとなぁ‥。
そのためには部屋片付けないとなぁ‥。

さて‥土曜日は某劇場衛星生中継を見に行きまして、
妙なわくわく感で眠れず。
このわくわく感‥どこかで覚えが‥と思ったら、
Axleさんの舞台拝見した時に似てたんだ。
久しぶり過ぎて忘れちゃうよ(苦笑)
日曜日は手芸部‥手芸部‥。
うん、手芸部の予定だったんだよ。
もちろん部長宅に集まったんだよ。
‥‥それがまったく活動できず!!
部長が私の憧れの場所‥楽園に渡っていたので、
その話を羨ましく聞いたり、
私がイベント系に2度も出かけてたのでその報告。
そして別件で久しぶりの方々に会ってたその報告。
‥‥うん、概ね煩悩語りで全て終了!!!!!(笑)
そんな日もあるよね‥そんな回もあるよね‥たぶん。
私と部長はそれで十分満足だったんですが、
その他参加者の方は大丈夫だったのか‥凄く心配。
ホントごめんなさいでした!!!
でも‥やっぱり私は楽しかったよ!←ダメダメ。

部長宅で楽園のお土産いただきました。
すっごい厚かましく頂戴してきたんですが、
すっごい量だったんですよ!!
部長の友人の方にまでいただいて‥恐縮しきりです。
それがまたね‥恐ろしいほどに自分のツボついてて、
笑えるほどでございました(笑)
いただいたものの一つが、
某ドラマセット(正確には某俳優さん目的ですが(笑))で、
原作小説も一緒に入れててくれたんですが‥
全287P全編にわたり‥中国語だらけなんですが(汗)
途中章の区切りの部分がありますが、
それもイラストでも写真でもないので、
本当に思いっきり中国語オンリーに近いもので、
あとがきとかも一切ない本当に本編のみの文章の羅列。
ちょっと凄い威圧感でした(笑)
これ読めるようになったら中国語マスター出来るかな?
お土産は全てをまだじっくり堪能出来てないんですが、
楽しみは長く長くじっくりです!
超私信ですが友人&友人の友人の方。
本当にありがとうございました!!!!
この恩には何かで酬います。

夏は暑くてPC触る気にならないと言ってたんですが、
今度は冬で手がかじかんでキーボード打つ気になりません。
でもなんとか感想をいくつかあげました。
11月19日に売込隊ビームさんプロデュースの「アイスクリームマン」
11月27日11月28日の二日にわたって、
チャン・グンソクさんの「チャン・グンソク JAPAN TOUR 2010 劇場中継」
以上の感想をあげております。
ご興味あります方は振りかえってどうぞ。
イベント絡みの感想は2度に分けましたが、
普段通り異常に長いです‥はい。
そして‥まぁ‥色々自分が深みにはまっているのは、
タイトル等見て察してやって下さい。
自分的にも自分がどこへ行こうとしているのか、
さっぱりと予測も予見も出来ません。
大丈夫‥‥じゃないんやろうなぁ‥自分(苦笑)

心の中で輝く星

2010年11月28日 23時55分47秒 | 華流・韓流
今日は恒例の手芸部。
それが‥昨夜自分の心の中だけであげたテンションが、
あげすぎちゃってたみたいで、
なかなかわくわく感とかが収まりきらず、
まったく眠らずに行った次第。
おかげでテンションおかしいまま、
煩悩話だけに終始することとなりました。
ダメ人間度だけは日々あがっております。

昨日途中になっていた感想の続きです。
ホント自分わくわくで壊れていたと思います。
感想が私的にキモい域に入ってます。
生温かくスルーして下さる方は以下どうぞ。
またこの感想は一応昨日からの続きになっています。
もしお時間許せば、
昨日から振りかえってもらえればと思います。

歌&ドラマ。
ホント‥俳優さんなのに歌上手いよなぁ‥と思う。
そりゃ色んな所から「アルバム出しませんか?」って、
オファーも直接かかるわけだよ。
多くのファンの方々同様に、
声フェチの自分としてはたまらないくらいに、
声と話し方や口調等が好きだなぁと思うんですが、
歌声はこれまた素敵だった。
歌はけっこう網羅していた気がする。
セットリストとかそんなのは、
私のからから音のする頭じゃ無理ですが(苦笑)
たぶん‥かなり怪しいけどたぶん順不同で。
Promise/相変わらず/どうしよう/聞こえますか
Fly me to the moon/お願い、My Bus!/My Precious
‥たぶん‥うん、たぶん(汗)
これ以上あるかもだけど、
最低限これだけは歌ってたと思う‥思うんだけどな。
私的には思ってたよりずっと「お願いMy Bus!」が、
グンソクさんご自身の声質とかに凄く合ってた気がするし、
CDとかで聞くより、
パフォーマンス含め生声の方がずっと素敵だった!
「メリーは外泊中」のOSTでは歌い手としてだけでなく、
音楽にけっこう深く関わっていらっしゃるだけあるなと。
ちょびっと味わわせてもらったLounge H。
あれ酒入ったらもっと壊れるんでしょうね(笑)
まぁ‥十分テンションあげあげで、
胸元緩めた後には‥ついに肩肌脱いじゃったしね。
今回は出だしのチラ見せとかのレベルじゃなく、
完全に腕から袖抜いちゃったからね(笑)
‥やっぱり脱ぎ好きだったんですね(笑)
ドラマは過去から現在にと出演ドラマをたどってたんですが、
ファンジニ→ベートーベン・ウィルス→
美男ですね→メリーは外泊中。
ファンジニは場面場面見てるだけでちょい泣きそう。
その後ウノの恰好で出てきて最後の台詞を言うグンソクさんが、
若干涙目っていうかうるうる眼差しでその台詞を言われると、
こっちもちょっとぐっときた。
さすがに当時のフレッシュなあどけなさはなかったけど(笑)
でも経験を経てきた声の説得力は上がってたな。
ゴヌはBGM相手に指揮してたんですが‥
やっぱり風貌がムギョル状態なのでゴヌには見えなかったな(汗)
笑顔で指揮振ってるのはゴヌの面影あったけど。
美男ですねでは会場の女の子にスポットライトがあたって、
ミナムに捧げる「どうしよう」を披露。
ちゃんと左肩のふさふさ付いた衣装だった(笑)
メリーは撮影現場に向かう様子とかメイクの風景。
メイクしながらごく普通にご飯食べてるのが、
役者ってすげーなぁ‥とか思ったり(笑)
このドラマ振りかえりVTRでは、
当時の監督さんやスタッフさんや共演者の方々から、
コメントいただいてたんですが、
ベートーベン・ウィルスの共演者の諸先輩方が、
とっても素敵な言葉を伝えて下さってて、
本当に大切に思われていた後輩だったんだなぁって思いました。
美男ですねではA.N.JELLのメンバーみんなからコメント有りで、
会場からも「わーっ!」って歓声あがってましたね。
メリーは外泊中からは共演者のムン・グニョンさんからコメント。
毎朝会ったら「今日は酒で顔がむくんでないか」が話題という、
面白いお話もこぼれて笑えました。
忙しい時でも飲酒するってのはホント酒好きなんですね(笑)
美男ですねでも男子メンバーと飲んだ話されてた気がするし。

ご挨拶。
白いタキシード姿で登場。
‥うん、これなら完璧な王子さまだ!(笑)
これがまた24歳の男子にあるまじきくらいに、
折り目正しく礼儀正しい好青年っぷりだったのです。
もう‥Lounge Hの時の方が、
明らかに今時の若者っぽいのに(笑)
ご自身でももう幼くはないでも大人でもない。
だから道に迷う事も道で転ぶ事もたくさんある。
見守っていて欲しいと。
初めての日本でのファンミでは、
空席もあってそれが徐々に埋まって、
今回はこんなに凄いたくさんの人が支えてくれてて、
道に迷っている場合じゃないのかもしれない。
これからも長い役者チャン・グンソクとしての、
道行きをどうか長く見守って愛していて欲しい。
自分は上を向いて伸びあがって行くけど、
かならずファンのみんなと視線を同じにして、
同じ風景を見ながら進む事も忘れないから。
そして‥一つの約束。
こうやって一緒に過ごした時間を忘れない事。
そして‥またこうして同じ時間を過ごす事。
ゆびきりげんまん!

サプライズ。
横浜では前説で説明されてたんですが、
最後の映像の後に本来は締めに入る予定みたいだけど、
ご本人にはまったく内緒で色々準備をしているそうで、
そのサプライズの一つが‥
ペンライトを用いたメッセージ。
1F座席に緑色とピンク色のペンライトが、
置かれていた場所があったよう。
それは特別なやつで絶対に周りとトレードしないで下さい。
という注意があったんですよね。
緑のペンライトがアルファベットの「I」と「JKS」
そしてピンクのがハートマーク。
そうですよ‥舞台から見たら「I❤JKS」になるという算段です。
その他の方にもしっかりと任務が。
お土産用に手渡されていた白のペンライトで、
文字を綺麗に浮かび上がらせて下さいとの指令。
その際には「チャン・グンソク サランへ」と叫ぶのも追加指令。
自分は韓国語ちんぷんかんぷんなんですが、
どうやら「サランへ」だけだとタメ口なんですかね?
(サランヘヨで丁寧な言葉になる‥のかな?(汗))
もうタメ口上等で思いのたけを全部ぶつけて!と言われてました。
イベントにはサプライズは付き物です。
近頃は会場が驚かされるパターンより、
舞台に立つ人を驚かすパターンの方が楽しい(笑)
イベント最中に、
「ペンライト振って~!フラッグも一緒に振って~!綺麗~♪」
なんてご本人はとってもご機嫌で、
こちらは思わず画面見ながら、
「確かに綺麗だけどこの後もっと凄い光景見る事になるのに」
とか妙にほくそ笑んでしまったよ(笑)
Fly me to the moonをご挨拶した白のタキシード姿のままで、
真っ赤なバラを一輪持って歌った後に、
可愛いピアニストの彼女と一緒に下手袖に退場したのち、
ハワイの取材映像が流れたんですが、
その映像終了後早々に出てこられる。
そしてその後方でこっそりと「ペンライト準備して」という、
電光掲示に指令が(笑)
そして上手袖から由美さんも予告通りにサプライズ登場。
こんな時なまじセルフプロデュースで、
全部の段取りしているし知ってるから、
「なんでここで彼女が登場?」って変な状況を、
とっさに全部理解してもらえるから、
余計サプライズのし甲斐があるんだなぁと妙に納得(笑)
そして由美さんの合図と共に‥
「チャン・グンソク サランへ!」
っていう愛の告白と共に会場客席にも「I❤JKS」が灯り、
すごく綺麗に浮かび上がってました。
一瞬絶句‥凄い止まってましたね(笑)
すぐにサプライズかけられたの気づかれて、
思いっきり「やられたーっ!」って顔されてました。
‥しかし‥サプライズこれくらいじゃ止まらず。
後ろにボードが5・6枚くらい出てきたんですかね?
そこにはこれまでの会場及び映画館で劇場生中継に参加した、
ファンたちから書かれたメッセージの数々。
高いボードにいっぱいいっぱいぎっしりぎっしり。
そして‥まだ終わんないんですよ(笑)
もう一つは主催側のフラウさんのところで募集されてた、
皆さんから送られた白黒写真で、
チャン・グンソクさんのでっかいイラストを作ったもの。
もう‥イラストっていうより白黒写真に近かったかも。
3連発のサプライズ。
ご本人‥めっちゃめちゃ動揺されてました。
ずっと通訳のタイミングとかも、
伝わりやすいように区切って区切って話されてたんですが、
ホント一気にわーっって喋ってらっしゃって、
凄い動揺してらっしゃって。
「今、頭の中が真っ白です」と言われてましたね。
泣きそうになって何度も何度も後ろ向くんですが、
向いた先にたくさんのメッセージが視線に入るは、
そこへ会場からは名前とか色々コールがかかるし。
本気でめちゃめちゃ大動揺状態でしたね。
でもね‥涙は見せませんでした。
「一人っ子の男の子で守るべきものを持つ自分は、
人に泣いたり弱いところ見せたりするのは絶対嫌だから」
‥一本芯の通った韓国男児です。
メッセージもそして写真で作ったイラストも、
全部全部韓国まで持ち帰るとおっしゃってました。
イラストにはフレームにキスされてましたよ。
(しかもそのあとちゃんと自分で綺麗に拭ってた(笑))
サプライズの時の感じとかが、
これ本当に24歳の男の子なのか?と思うほど、
すごくしっかりした大人の男の人の面を見せながら、
イベント中のあどけない顔はまだまだ少年のようで‥
本当に今の年齢的にも経験的にも、
本当に危ういくらいのバランスで‥
それがとってもいい感じでいい年のとり方していってると、
そう思ったわけです。
魅力満載って所でしょうか?(笑)

アンコール。
Wアンコールでしたね。
1回目はテギョンテイストで(笑)
会場下りしようとして、
スタッフの必死の形相に思いとどまってたけど、
思いっきり行きたそうにされてました。
そして‥会場なりやまぬ拍手と、
止まらないチャン・グンソクコール。
2度目のアンコールには神妙な顔で登場して、
いつだってこれが最後って思いで悔いのないように、
最高の自分を出せるようにと思ってるけど、
この綺麗な景色を見ていると、
最後にしたくない!終わりたくない!って気になるって。
そう言われて舞台中央に座られました。
みんなの目線に立ちたいんだけど、
そのためにどうしてもしておかなければならない皆との約束がある。
その約束を守ってもらえないと、
自分だけの思いではみんなの目線に立てないから。
会場に下りたいんだけど、
引っ張ったり進路ふさいだり立ちあがったりしない事。
守ってくれるかな?
そう言って小指を差し出すグンソクさん。
‥そりゃ「守らない」とは言えまい(笑)
3階のみんなはごめん。
今度はそこまでフライングするから今度で許して。
2階のみんなもごめん。
今度はそこまでロケットで飛んでいくから今度で許して。
そして‥今度。
次に会える時には役の歌とかじゃなくて、
俺の歌で会いたいんだけど‥どう思う?
なんだその可愛いおねだりはーーーっ!!!(笑)
そりゃ良いって言うに決まってるじゃないですか!
もちろん俳優さんって仕事は大事にして欲しいけど、
歌歌ってる気持ちよさそうな姿も素敵ですから。
たくさんくる「CD出さない?」っていうお誘いを吟味して、
素敵なアルバム出来あがる事楽しみに待っております。
そしてちゃんと会場も約束を守って、
着席スタイルのままバラードのMy Precious。
最後は奈落に吸い込まれるように帰って行きました。
ここで劇場中継はぷっつりと切られてしまいました。
その後会場で何か起きてても我々にはわかりませんが、
それでも十分な満足感でした!

なんか色々悔しくなるくらい、
わくわくどきどきさせられる俳優さんだなぁと思いました。
今回のTOURもドラマ撮影忙しきこの時に、
セルフプロデュースでやったそうですが、
そのへんのプロ意識とか凄まじいし、
大規模なのに色んな所大事にしてて手作り感もあって、
なんかね‥わくわくするんですよ、見てて。
商業演劇とか見てると、
大がかり感やプロ意識の高さにわくわくする事あっても、
懸命さとか真っすぐさとか誠実さとか、
あんまりそういう方面に琴線動かない事が多くて、
やっぱりこの辺は若さもあるんだとは思いますが、
真っすぐでひたむきで誠実な作り手な感じがして、
某元なにわのユニットさんを思わせる、
胸熱くする‥胸に迫るステージを作ってくれる。
それが現地にいなくて劇場へ届けられるっていう、
なんか凄い人なんやなぁ‥と最後の方は思ってました。
次は何を魅せてくれるんだろう?
次はどんな顔をするんだろう?
すごいわくわくするしどきどきするし‥
なのにご本人の真っすぐな言葉は、
そのままするりと心のなかに沁みてくる。
‥‥はぁ‥ずるいぜ(笑)
これからの俳優生活‥凄く長いんだと願っています。
先輩がコメントで寄せて下さっていたように、
「息の長い俳優」でいて欲しいと切に願います。
そして年を経ていく中で、
どんな人に、どんな男に成長していくか、
それを持ってどんな俳優さんに成長していくか。
見守りたい俳優さんだなぁと思うのです。
えぇ‥気分はすっかり母心(笑)
こんな息子がいたらどんなに自慢の息子だろうね(笑)
さすがに自分では24歳の子は‥産めんよな‥たぶん(苦笑)
でも気持ちだけはすでにすっかり母心だとは思う。
‥ちょっとどきどきするけどね(笑)
隔週で普段の自分にない乙女心をこじ開けられ、
すっかり壊れている初冬。
1ステージ、2時間半に及ぶ長丁場。
本当にキラキラしたわくわくとドキドキを抱えた、
とてもいい時間を過ごす事が出来ました。
ありがとうございました!!
そう‥お約束した通り来年お会いできたら嬉しいです。
チケット争奪で絶対無理だと思いますけど(笑)
それも嬉しい悲鳴ですよね。
‥‥ってかよ、自分。
来年参加する気なのかよ?‥おいおい。
こうしてもっともっと深みにはまった事に気付いた初冬。
‥‥戻れない階段を駆け足で上がっている気がします。
大丈夫なんだろうか‥自分‥←概ね大丈夫じゃないと思われる。

感想はここまで。
色々あまりの事で記憶回路おかしいから、
記憶落としている事もたくさんあるだろうけど、
自分の備忘録ならこれぐらいあれば十分だろう。
‥っていうかめっちゃ長いですよね。
昨日分と本日分を合わせて読んでいただけた方。
本当に本当に本当に‥
こんなくだらないだらだら文章にお付き合いいただき、
申し訳ありません‥ありがとうございました!
そして‥御苦労さまでした!!
文章能力磨かなきゃな‥と反省しきりです。

この空できらきら輝く一番星

2010年11月27日 23時55分08秒 | 華流・韓流
すっかり街中のイルミネーションも、
クリスマス一色なんやなぁ‥と、
今更ながらの事をぼんやりと思いながらお出掛け。

チャン・グンソク JAPAN TOUR 2010
『Where is Your Star?』
-完全無欠のスター チャン・グンソク- 劇場生中継
 於:TOHOシネマズ西宮OS

あぁぁ‥もういくところまで自分いってしまった気がする。
ついに‥ついに‥ひと夏の恋がここまできてしまいました。
はい‥散々今年の夏から秋にかけて、
恋に落ちていたと言っていた俳優さんは彼の事です。
自分がまさかの韓流スターにおちてしまうとは、
ついこの間まで露とも思っておりませんでしたよ(苦笑)
自分で自分がびっくりな展開なんです。
しかもこの夏の恋。
ひと夏で終わるどころか越冬しそうな勢いで‥
ついにはこんな暴挙(笑)
生じゃなくて劇場中継だしまだ大丈夫とか、
うっすらまだ言い訳探してたけどさ(苦笑)
本日ツアーラストでしたので、
続けて以下かなりざっくりとした感想参ります。
もちろん画面をただひたすら見ていたので、
普段通りメモとったりとか全くしておりません。
記憶違いや記憶美化、記憶脱落があることとは思いますが、
たぶん‥うちのブログに見に来ている方で、
会場なり劇場なりにいかれた方も、
韓流系に興味がある方もいらっしゃらないかとは思いますが、
もし万が一いらっしゃった場合は、
その辺はあまりに舞い上がってたんだねと、
生温かく放置していただけるとありがたいです。
また‥いつも通りイベント系は普段に増して長文です。
それでも付き合ってやろうと言われる方は、
以下読み進めて下さい。


本日JAPAN TOURの最終日でパシフィコ横浜のソワレ公演が、
TOUR公演としてはラストの公演。
そのソワレ公演のもようを完全生中継の劇場放映。
‥お芝居でも劇場中継行った事ないってのに(苦笑)
劇場では入り口で諸々宣伝用チラシと‥
サイリウムを手渡されました。
‥‥若干今夏に拝見した芝居がよみがえりましたが(苦笑)
何よりここ劇場でご本人目の前ではないんですが‥
これもアリなのか!?と目を白黒させながら座席へ。
私的には映画館ならここが好きって言うほどの座席で、
めっちゃ感謝しながら着席。
客席8~9割くらいはうまってたんじゃないかな?
ちゃんと確認はしてないけど結構しっかり人いたし。
下手な映画よりずっと埋まってた気がする(苦笑)
放映前のスクリーンは新旧のドラマの宣伝やら、
ちょっとしたグンソクさん豆知識みたいなのが流れて、
前説のお兄さんが「映画館なので常に着席厳守で」と念を押されて、
横浜の会場の前説から入り‥開演と共に‥
スクリーンに映像が!!
これがまた近頃の映画館って凄い画像綺麗からさ、
とてつもなく綺麗に写ってて‥
めっちゃ表情大写しだし、
たまにあれ?と思う映像もはさみこまれますが(苦笑)
映し所チョイスも概ね素敵で、
劇場で観てても全然つまらないとか感じませんでした。
ちょいちょい劇場を気にしてくれてたグンソクさんご本人にも、
良い映像セレクトしてくれたスタッフさんにも感謝ですね。
まぁ‥劇場用にとイベントの初めにも、
カメラにまずは顔の‥目‥で‥口元‥
って映す場所ご自身で指定して、
セクシーショット(笑)映させてましたから。
なんかちょいちょい気にしてくれてて嬉しかったなぁ。

トーク。
これがまたさ‥司会が‥李由美さんだったんですよ!!
隔週で由美さんのご出演のイベントにあたるとは!(笑)
始めの前説で拝見した時から妙におかしくて、
変に親近感わきまくりましたよ(笑)
先々週は24歳の台湾イケメンアイドルのイベントで、
今日は24歳の韓国イケメン俳優のイベントとは‥
お仕事とはいえ凄い眼福ですよね(笑)
今日は先々週より言葉の壁がないせいか、
ツッコミ所もさらに満載、ツッコミも更に鋭く、
めっちゃめちゃ面白い司会っぷりで、
グンソクさんのエセ関西弁も炸裂されてました(笑)
由美さんは関西の方だからめっちゃナチュラルでしたけど。
グンソクさんは日本語の先生が関西出身の日本人の方なので、
教えてもらってる日本語が若干関西弁寄りみたい。
「めっちゃ」とか使ってましたが、
関西圏の自分がいた劇場では、
「可愛いけど‥あはは‥」という反応が概ねでした(笑)
がっつりトークがはじめとドラマ関連の場面の後と、
2箇所あったんですが、
すでに若干区別がつかないというか、
記憶が前後しちゃってるのでトークのくくりで。
話した場所とかも前後順不同で。
記憶にある限りで自分の回顧録として記しておこう。
全般トーク中ちょいちょい咳をして、
しんどそうに顔をそむけて水飲んでたのが、
ちょっと心配でしたが、
風邪なんて‥早々治りませんよね!(力説)←自分もだから
規則正しい生活してれば治りも早いけど、
不規則極まりない生活していらっしゃるみたいだから、
余計と言えば余計。
でもご本人「今日はコンディション良い」と言われてたから、
きっと大丈夫!と思いながら拝見していました。
たぶん体調の振れ幅はご自身が一番ご存じだろうし。
周りに勝手に憶測されるのおそらくお嫌いな方みたいだし。
それならその言葉丸ごと信じて、
こちらも十分に楽しませてもらおうじゃないか!って気分(笑)
この水を飲む場面では、
司会の由美さんが、
「みなさん、水を飲む姿も是非見ておきたいですよね!」
としきりに勧めるものですから、
飲むたびにうわっ!となっていたグンソクさん。
そしてそのたびにじろっと由美さんの方を見る。
「この睨んでる顔もたまりませんよね」
と言いだし最後には「睨まれたいので言ってます」と言う由美さんに、
グンソクさんも最後には笑うしかない(笑)
映像を見ながらAsia Tourを振りかえってらっしゃいましたが、
どこの空港も人がぱんぱんのもみくちゃ。
イベント始まりも思ったんですが、
こんなにたくさんの人が自分めがけて(笑)やってくるっていうの、
一体どんな気分なんだろう?って。
これだけたくさん廻ってこられましたが、
今もう一度行くならどこへ行くという話に、
即答で「札幌」と言われていました。
理由はシンプルに「体調不良で最高のステージが見せれなかったから」
私的には舞台を拝見するのを趣味にしているので、
生のステージが幕が開いて下りるという当然と思われる事が、
どれほど貴重でどれほど奇跡的なことか知ってる分、
どんな状態でも幕が開いて下りたなら立派だとは思う。
もちろんその内容如何をどうでも良いとは思わないけど。
それでもその中で出来る最良をつくしたのなら、
次につなげてくれたらなと思う観客だから。
次につながってなければ次に足を運ばなくなってくる。
‥結果はそこについてくるだけだと思うから。
「Show must go on!」ですよ(笑)
そういえばこのJAPAN TOURという命名。
ファンミとだけは名付けたくなかったそうで。
ショー形式でファンと同じ目線で楽しみたかったそう。
それならなおさら「Show must go on」だわ(笑)
このJAPAN TOURでの福岡の思い出はホテルから見えた砂浜風景。
ファンの方々が砂浜にメッセージを寄せてくれたそうで、
ホテルの窓からずっと眺めてたと言われてましたね。
砂に書いたラブレターだよ!
札幌では電光掲示板にメッセージ掲載。
近頃はどこのファンも色んな手段で、
明星たちを楽しませているんだなぁと感心しちゃいますね。
もちろんたぶんそれを計画している時、
ファンの人たちも楽しんでいるんだろうから、
それはそれで相乗効果で楽しいんだろうなぁって。
神戸の思い出は食。
神戸ビーフを食べれるかと期待していたら、
昼ごはんには豚肉が出て、
夜は最終の神戸発の飛行機に遅れそうに飛び乗ったので、
まったく神戸ビーフ食べれず!
ファンの方からもらった神戸ビーフ味のお菓子で代用したそう。
‥‥‥いやーーっ!!今度こそ神戸ビーフ食べて下さい!!!
なんか関西の人間としてそれはちょっとと思うので。
近頃のお菓子良く出来てるけど、
ぜひぜひお肉として味わって欲しいです(笑)
結局神戸で神戸ビーフを味わえず横浜に降り立てば、
スタッフさんの分も含めた夜食を買いに行く事になって、
夜景の綺麗な横浜を見ることなく、
テイクアウトの出来るお店のネオンサインを探すのに必死(笑)
結局Coco壱番屋のカレーになったそう。
‥なんかわびしすぎやしませんか(涙)
イタズラ好きで結局20近くかったカレーのうち、
3つは激辛の当たり付で買って帰ったそう。
そのうちの1つはマネージャーさんにあたって、
涙流しながらこぶし握りしめながら食べていたそうです。
「俺が買ってきたということへの感謝と感激の涙ですよね」
なんてシレっといってましたけど‥
そりゃ明らかに「辛れーんだよ!!」という無言の訴えかと(笑)
ツアー話の時にツアーDVDが4カ国語で発売になったそうで、
その理由が‥「世界のスーパースター」だからだそう。
目指せ!世界!!(笑)
どこのトークか忘れましたが‥
みんなが「プリンス、プリンス」と呼ぶと言ってましたが‥
一体どこで!?(笑)
そういえば亞綸さんも由美さんに「永遠の王子さま」と言われてたし、
世の中王子やら皇子はたくさんおるんだと思いました(笑)
ドラマ関連の後だと思いますが、
ドラマにはつきもののキスシーンの話になって、
キスシーンはもう怖くないそうで。
若いころは(今でも十分若いけど(笑))ちょっと構えたけど、
今は他のシーンと大差ないほど緊張しないそう。
「上手いから~♪」なんて言ってましたけど(笑)
真相は‥わからないし(笑)私的見解はふせておこう(笑)
キスシーン前にはエチケットで、
歯磨きやマウスウォッシュやらニンニク系控えたりはもちろん、
バナナの皮で歯を磨くとホワイトニングに良いらしい。
グンソクさんの豆知識。
‥‥ってこれホントなのーーっ!?(笑)
南の方のかたはホントにやってるそうで、
意外と白くなるよと言われてましたが‥
真相は実験した人のみが知る事になるのかも(笑)
ドラマの役では分岐点になったのはウノ、
面白かったし思い出に残ってるのはテギョンでした。
会場はゴヌとテギョン好きな率高かったですね。
そして‥会場にもう一度質問。
「どの役よりチャン・グンソクが好きな人?」
そりゃ満場一致でしょう(笑)
すごい大満足の笑顔のグンソクさんでした。
役作りは全般結構こまかく役を作りこんでいくみたいで、
テギョンさんのときはミナムを呼ぶ「コ・ミナム」も、
沢山バージョン作って劇中でつかってたのに、
日本で放送された吹替えバージョンのミナムの呼び方が、
自分が思ってたのとちょっと違ってて、
それはそれでなんか新鮮だったそうです。
私的には吹替えが未放送地域で、
DVDとBSで拝見しているので字幕でしか拝見してないんですが、
名前の呼び方確かにバージョンいっぱいあったし、
結構好きだったんですね。
台詞の一つ一つは韓国語まったくわからない自分にはわからないけど、
台詞運びは特徴あるものはなんとなくノリでわかって、
それは好きだったんですよね。
作りこんであるだけあるなぁ‥って感心したし。

質問。
またしてもタイトルは「答えて!グンソク」だった。
亞綸さんの時も「答えて!Aaron」だったよね(笑)
客席からの質問に答えるというもので、
色紙に書かれた質問が、
なぜかブランデーグラス特大に入ってて、
それを一枚ずつグンソクさんが引いて答えるというもの。
覚えている限り順不同。かなり抜けてるはず(汗)
Q:触ったり引っ張ったり道ふさいだりしないから‥
  3階席にも来て!
切実な願いですよね(笑)
質問ではなく切実な願い‥。
グンソクさんは「ごめんね」って表情して、
気持ちだけは届けるからって今3階の真ん中にいるからって。
3階席にいっぱい投げちゅーしてたのもこの時かな?
Q:季節の中ではどれが好き?
即答で夏でした。
理由が‥脱げるから(笑)
寒さに凍えた冬にたくさん着込んだ重い服を、
脱ぎ去りたい‥そうなんですが‥ホントの所どうなの?(笑)
この日もトーク中のファッションが、
肩口が大きく開いた茶系のロンTに、
黒のスリムパンツ、ブーツだったかな?
金のどでかいアクセサリーを首からぶら下げてました。
もう‥ネックレスではない、あれは(笑)
そうそう‥脱ぐって話。
肩口の大きく開いた服だったので肩肌出してました。
以前自分のチャームポイントは?という事で、
Sライン含む腰骨と言われていましたが‥
絶対ご自身腰骨より鎖骨の綺麗さ良くわかってらっしゃるよね。
鎖骨がんがん出てる服多い気がするもの。
すっごい着こんでるか肩周りざっくり開いてるか‥
私的には二者択一なイメージ(笑)
Q:好きな人はいますか?
こっちもハニカミつつ即答‥います!
今はメリーに夢中だそうです。
みなさまご安心を‥って感じでしょうか?
俳優なので次にまた好きな子が出来て、
次々変わっていく予定だそうです。
‥‥うまいよな、この受け答え(笑)
しかし、ここでこういう質問を最後に引いちゃう引きの強さが、
人前で第一線で仕事をしている人の凄い所だと思う。
そういえば質問くじ引いて、
「漢字あるから読めない」と途中まで読んで由美さんに渡してたけど、
途中までの日本語(平仮名かな?)読んでたのか。
凄いな‥日本語力。
台湾の俳優さんも少し喋れる方多いけど、
やっぱり皆さん陰で努力をしているからこそ、
たくさんの人に愛される人になるんだなぁって。

イベント時間が長かったので、
とてもじゃないけど1回では書ききれない。
‥っていうか2回でもやばそうな勢い。
とりあえず今日はここまでということで。
もし‥本当にもしだと思いますが、
この感想にお付き合いいただけている方がいれば、
本当にご苦労様です&ありがとうございます!!

ラッキー過ぎる棚ぼた

2010年11月26日 23時58分04秒 | 日常のつぶやき
ご無沙汰しております。
風邪ひいたくさい‥そう宣言してたんですが、
おもいっきり風邪っぴきでした。
そりゃもう‥
某可愛らしい名前の風邪薬ひと瓶飲みましたが、
全く太刀打ちできないほどに、
20日間ほど風邪っぴきです。
現在だいぶん良くなりました。
風邪薬いらなくなったくらいかな?
油断してたら喉痛いけど‥。
結局まだ完治はしてないんですよね。
そんな間でしたが‥
今年最後の遠征に出かけておりました!!
えぇ‥あんなに遠征はもうないと言いつつ‥
飛行機でひと駅向こうにちょっとお出かけです(笑)
しかも観劇ではなくイベントに(汗)
そして‥恐怖の往復はがきに答えて、
久しぶりにお会いする方々とも再会し、
当時の暴露話に花を咲かせ(?)、
疲労困憊度増し増しって感じでした。
もう‥PC開くのも嫌になるほどに(笑)
って事でホントにご無沙汰です。

そんな最中だったので感想も滞りまくってますが‥
(普段でも滞ってますけど(汗))
とりあえず数個あげましたので記しておきます。
11月13日に「霹靂MIT」DVD発売イベント感想1を、
11月15日に「霹靂MIT」DVD発売イベント感想2を、
11月14日にピースピットさんの「有毒少年」の、
それぞれ感想をあげております。
ご興味ある方は振り返ってどうぞ。
毎度ですがイベント絡みはだらだらと感想書いてますので、
13日・15日に関しては、
ホント恐ろしいほどに長文です。
それでも読んでやろうというチャレンジャーな方はどうぞ(笑)
興味無かったらまったくさっぱりだと思いますが(苦笑)
私の壊れっぷりは読み取れるかもしれません(笑)

そんな本日は友人のお誘いで映画館に行ってきました。
人生初の「試写会」です!!
すっごいレアな確率で友人が引き当てたものみたいです。
来月12月10日からロードショーになる、
ラッセル・クロウさん主演の「ロビン・フッド」を拝見しました。
90年代にもケビン・コスナーさんが主演で、
同じ題材の映画があったと思うんですが、
その映画を学校の授業の一環で拝見しました。
これが映画鑑賞会とか芸術鑑賞会みたいなそんな類ではなく、
本当に普通の授業として拝見したんですよね。
ちょうど十字軍とかを勉強してた頃、
「本の文字で習う事も大事だけど、
空気感とかを芸術で学ぶ事も大事だと思う」
そう先生が言って視聴覚室で拝見したんですよね。
もうね‥生徒一同夢中でした(笑)
もちろん授業時間で見きる事は出来ないので、
2回くらいに分けて上映会となったんですが、
次の授業が楽しみで楽しみで(笑)
その先生ちょっと面白い先生だったので、
三国志とかロミオとジュリエットとかも、
映画見せてくれたり色んな資料出してくれたりと、
生徒の興味ひきまくってくれたので、
おかげでみんなその時期の社会の成績だけは、
異常に良かったんですよね(笑)
そんな好印象な題材だったので凄く楽しみにしていました。
その作品とはちょっと視点も物語の作りも違ってたんですが、
美術とかセットとか‥半端ない大迫力でした!
公開前なのでもちろんネタばれはしませんが、
ホント凄い重厚で迫力あって‥ラッセル・クロウさんが、
とってもとっても男前で素敵な映画です。
是非映画館の大迫力で見て欲しいなぁと思いました。
私たちは座席の選択が少なくなってから会場へ行ったので、
真ん中より前になっちゃって、
始まってすぐに映像に酔いそうになっちゃいましたけど(笑)
3D流行りの映画界ですが、
そんな小細工(言い方悪いですが)まったく必要ないほど、
2Dでも十分なほどの奥行きと迫力と説得力の詰まった映像でした。
相変わらず観劇はしても映画はほとんど観ない人なので、
ここ最近また映画館に行ってないんですが、
たまには大画面で映画を観るのも良いなぁと思った今夜でした。

君が僕なら君は僕のもの

2010年11月19日 23時52分04秒 | 関西小劇場
風邪っぴきが2週間を越そうとしております。
可愛い名前の風邪薬も1瓶を飲み干そうとしています。
‥なのにまだ治りません。
喉の痛みはだいぶん治まったし、
声変りもちょっとはましになった。
鼻声もちょっとはましになった。
そう‥ましになっただけで治った訳じゃないんですよ。
まだぐずぐずですがとりあえずお出掛け。

売込隊ビームプロデュース
『アイスクリームマン-中産階級の劇的休息-』
 於:AI HALL

夏以来のAI HALLですかね?
今年はこのホール来たほうだ(笑)
以下感想参りたいと思いますが、
まだ千秋楽まで日がありますので、
ご自身の目で観るまでは真っ白でいたい方や、
少しでもネタばれ話含まれるのがお嫌いな方は、
以下さっくりとスルーされますようお願いいたします。























山奥のとある合宿型教習所。
肌寒い春‥外ではサクラの花弁が散っている。
合宿には年齢性別様々なものが集まっていた。
女にルーズな男。
その元カノ、現カノ。
いつまでも卒業しない男。
パチンコにはまる男。
絵を描く男。
学校の先生らしい女。
そしてそんな来ては消える生徒たちを見守る女。
その女の姉。
人間模様は複雑にからまっているようで、
すぐにほどけていく儚いもののようで。
ただそこには残酷なまでの現実が横たわっていただけ。

最後までオチはなく、
淡々と一人の人間を描くでもなく、
日常の人間群像を描く‥って感じなのかな?
私的にはあまり得意分野ではない種の脚本です。
群像劇は嫌いじゃないけど、
別に集団のキラメキとか負の部分とか、
そう言った事じゃないし、
烏合の衆のみんなのそれぞれの恋模様や人生模様を、
凄く薄く合わせて重ねていくお話。
その薄さに色んなものをしみこませているんだろうけど‥
観客丸投げ過ぎて(苦笑)
観客への丸投げのお芝居も嫌いじゃないけど、
投げるタイミングとか投げるまでの準備とか‥
そういうのが整っているのが私的には好みです。
作品的には凄く好き嫌い分かれそうな感じでした。
なにより‥登場人物が多すぎて、
最後の方まで○○さんがどうのこうのという台詞の中で、
何人もの○○さんを「誰だっけ?」とか思ってしまって。
役名と役者さんの名前が最後の方まで一致しなかった。
シンクロしなかったなぁ。
シンクロしなくても困らないのかもしれないけど、
やっぱり途中途中でそういうのにひっかかると、
なかなか集中できなくて私的には困ったな。

役者さんたちはそれぞれ個性的で素敵でした。
自動車教習所教官・田辺の入谷さん。
もう一人の教官は色々トラウマ抱えてそうで、
最後の切れっぷりは異常なほどだったのですが、
こちらの教官さんは爽やかさっぱりな男子。
年相応等身大男子って感じでした。
しかし‥出番少なすぎてめっちゃもったいない感じ。
澤田さんは更に出番少なき絵描きの生徒・武。
しかし‥最後にのつぼにたたみかけるように言う台詞。
ちょっといっちゃってて、
まったく人の話なんて聞く耳もたない感じで、
それが凄い良い感じだったんです。
こう書くとなんか変なんですが(笑)
ああいう類の役をもっとどっぷり長く見てみたい。
そんな気にさせました。
のつぼの宮都さんと抱き合うシーンは、
もちろん別にどきどきする展開でもなんでもないんですが(笑)
ちょっと眼福気分でした(笑)
女にルーズなええ男ポジションがかつろうさん。
これがまたずるいほどに男前設定。
そして‥かつろうさんがずるいほどに男前!
教習所の宿舎の舎監かな?の早苗ちゃんのお姉さんの永津さんと、
らぶらぶ状態の時は、
見ているこっちまでちょっとどきどきするくらい、
かつろうさんがフェロモン垂れ流ししてました。
ありゃ騙されてもしょうがなし!(笑)
かつろうさんと対極にありながら、
最後の最後でセクシービーム(笑)を振りまいてくれたのが、
留年生徒・のつぼこと向山の宮都さん。
舎監の早苗ちゃんに恋するあまり、
卒業がどんどん遠のいてすでに宿舎の主となりつつある、
ホントにおばか丸出しの役だったのに‥
武に色々言われた台詞をそのまま早苗にぶつけながら、
恋心急上昇して止まらなくなっちゃって‥
今までとのギャップ有りすぎて、
恋する男のぎりぎりの表情がめっちゃ色がありましたね。
タイトルロールのアイスクリームマンこと阿部の井田さん。
相変わらず怪演でした(笑)
タイトルロールだから主役というわけでもなく(苦笑)
途中殺伐とし始めた頃にはちょっとした癒しでした。
末満さんに至っては‥タクシーの運転手。
台詞も出番も1度だけ!!
売込隊ビームさんが次回公演として紹介してた時に、
「出演者として数えて良いかどうかわからないポジションがある」
そう言われていたのがここだったのか。
もったいなきことこの上ないほどのキャスティングでした(笑)
家出娘の辻さんは物販で拝見した時に、
爪が真っ赤だったので「一体何の役!?」と思ってたんですが、
キャスト表見といて良かったってほどに、
劇中だとまったくご本人とわからないほどに変貌して出られてました。
前回の中学生男子とはまったく違う正反対。
女子中学生?女子高生?
女子の変貌の仕方って本当に凄いです。

作品的な好みが合う合わないってのは、
どうしようもないよなぁ‥と思いました。
役者さんや演出家さんにとっては、
とても取り組みがいのある作品だったと思うし、
作品の傾向がとても好みの方にはたまらない作品だと思います。
私的には演出の感じは決して嫌いではなかったし、
作風にとてもあっていたと思います。
いかんせん‥正直私的に作風が好みにマッチしなかったなぁと。
でもせっかくのプロデュース公演と銘打ってるのなら、
色んな挑戦もあって良いんじゃないかな?とは、
勝手にすごい生意気ながら思いました。
次回の売込隊さんは5月にABCホール。
次はたぶん横山さんが脚本書かれると思うんですが、
一体どんな作風で持ってきてくれるのか楽しみです。

聖英学院六本木校事件簿その2

2010年11月15日 23時50分41秒 | 華流・韓流
さて‥本日は13日に書き記している、
MITイベント感想の続きです。
読まれる順番的には、
13日のを読まれてからの方が良いとは思いますが、
特にたいした事も書いてませんので、
読み流してもらえたら‥くらいの勢いかも(汗)
そして‥今日もホントだらだらと長文になると思います。
おつきあいいただけます方は覚悟の上(笑)
よろしくおねがいいたします。


さて‥ここでチェリー先生のアップ顔が後ろのスクリーンに登場。
「Miss.Cherry!」って笑い顔の亞綸さん(笑)
ここで007に指令が入ったもよう。
『この六本木校よりMIT新メンバーを探せ!』
という事で全員参加のゲームに突入。
会場の中から亞綸さんの出すお題に合う人だけ勝ち残る方式。
①ハイヒールをはいていない人。
MITでは事件が起これば任務遂行のために走り回るし、
何が起こるかわからない激務なので、
動きやすい格好が良いそう。
②髪が短い(肩より短い)
犯人に髪の毛をつかまれちゃ大変!
でもお団子頭やまとめ髪はOK。
そりゃそうか‥天魔星もお団子頭だったもんね(笑)
③スカートをはいていない。
レギンス+スカートは可。
機敏にうごけるのがMITの条件。
④ベルトをしている。
‥だんだん条件を出していくのが苦しくなる亞綸さん。
⑤時計をしている。
‥‥どんどん苦しくなる亞綸さん(笑)
⑥じゃんけん。
‥‥‥やっぱり!!!(笑)
4あたりからかなり条件だしを迷いまくってましたが、
ついにじゃんけんぽんです。
羅志祥さんみたいにじゃんけんぽんとまでは言いませんでしたが、
わりとスムーズにじゃんけんされてましたね。
じゃんけん難しいのはやっぱり呉尊さんだけか(苦笑)
ここで5名が選ばれて壇上にあがりました。
5名のうちからくじで1名リーダーが選ばれ、
後にリーダーは重要ミッションを任されるそう。
ここでチェリー先生から新生MITに指令。
「次の暗号を解け」
暗号として後ろのスクリーンに出された数字が‥
『1120』
もう‥概ね会場は「あー‥っ」って納得の声(笑)
「この暗号わかりますか?」
そう聞かれて苦笑いしつつ答えにくそうに、
「あー‥誕生日?」←日本語で
そこで照明ダウン。手はず通りにBDケーキが上手袖より登場。
ダンサーのお姉さんだ!(笑)
結構サイズ大きめのケーキにたぶん年の数だけのロウソク。
「やさしーっ!」って言いながら嬉しそうな笑顔の亞綸さん。
1週間早いですが11月20日は亞綸さんのお誕生日。
そのお祝いをサプライズで!という、
新生MITのサプライズミッションです。
実はステージ始まる前に、
司会の李さんが前説として登場されて、
このシークレットBDサプライズイベントの説明があったんですよ。
ここでケーキ出てくるので、
BDソングを会場の皆さんで歌いましょうって。
それも中国語版で歌ってお祝いの気持ちを届けましょうって。
スクリーンにも中国語表記の歌詞(かなルビ有)出てて、
前説の時には小さい声でみんなで練習もしたんですよ(笑)
「亞綸さんには完全に内緒で準備してたので、
 スタッフもバレやしないかとみんなひやひやしてたんですよ」
そう言われてたので会場一体で小声で練習したんです。
その成果を出す時だと言われイントロが始まり‥
(会場)祝你生日快楽~♪
(亞綸さん)HAPPY BIRTHDAY TO YOU~♪
というなんだか不思議な事になった出だし(笑)
会場も亞綸さんも思わず笑ってしまいましたが、
意図に気づいて下さった亞綸さんも中国語に戻って皆で合唱。
歌い終わってロウソクの火を吹き消して‥
‥っと待てよ‥そういえばここは日本式で、
吹き消す前に3つの願い事やらなかったな。
吹き消した後に会場もう一度いっせいのーでで、
「Aaron!生日快楽!」
これも前説時に説明あって練習もしたからね(笑)
そして先ほど選ばれたリーダーの大役。
亞綸さんへの花束贈呈だったんです。
「嬉しい!」って笑顔全開の亞綸さん。
もう‥ベタな展開だけどお祝い出来た事が、
密かに嬉しかった私。
だってさ‥お正月とかクリスマスとかさ‥
それって皆に一斉にやってくる記念日みたいなもんだけど、
誕生日ってその人にとって特別な日で、
他の人にとってはただの普通の日である事が大概なわけで。
その特別な1日(正確には当日じゃないけど)を、
一緒にお祝い出来る機会って本当に限られているから。
ちょっと嬉しいよね‥そういう特別感って。
そしてここでお祝い返しって事になっちゃったんですが(笑)
新MITメンバーにメンバーとして証ってことで、
亞綸さんからプレゼントの贈呈。
MIT写真集にサイン入りが3冊と、
亞綸さんの私物のディズニーのマスコット人形が2体。
リーダー決めの時にすでに順番も決めてたので、
順番通りにさっくりとプレゼント進呈。
ディズニーマスコットはその場で開けてみましょうって事になって、
あたった方が必死に箱から出そうとしてたんですが、
あまりに緊張してしまって手が震えてたんですよね。
そうしたらそっと下から箱と持ってた手を支えてあげてて、
「そんなことされたら更に手が震えちゃう」って。
なんかもう‥ファンの人たちもいちいち可愛いんですよ!
↑おっさん心大発揮中の自分(笑)
最後の方も「もう倒れそうです」って言ってたし。
もうね‥乙女心炸裂させて可愛い女子たち見てると、
こっちもわくわくしちゃうよね←おっさん心発揮しすぎ(苦笑)
みなさん握手して客席に戻ってゲーム時間終了。

ここで亞綸さんがみんなと一緒に何かしたいそうで‥
「写真、一緒にとりましょう!」←日本語で。
と定番と言えば定番なんでしょうかね?
会場に背を向けてのメディア向けの写真撮影。
‥ところがですね‥
これ数少なく私が参加したものでは、
出演者の方々は舞台上にいらっしゃって、
客席に背を向けて一緒に撮るっていうかんじだったんですが、
今回はお一人だった事もあるのかご本人の提案だそうですが、
客席に下りて一緒に撮りたいという事で、
上手通路と中央と下手通路に下りて3か所で撮るというもの。
そりゃね‥ぷちパニック状態ですよ(笑)
ひたすら司会の李さんが、
「すいません、お近くの方お触り厳禁です!!」
と言われていましたね。
もう‥踊り子さんには手を触れないで下さいの域か!?(笑)
後方にいるファンと格差が出来てしまって、
不公平感が出ないようにということだったとは思うんですよね。
結局亞綸さんがせっかくだから後方の方とも‥という事になって、
中央通路の上手・下手で撮影追加。
ファンのパニックも拡大です(笑)
最後には通路を練り歩いていた亞綸さんは、
男性スタッフさんにかごめかごめされてガードされてました。
なんかSPついたスターみたいになってました。
えぇ‥もちろん自分きゃーっ!って行けないタイプなので、
まったりその風景を眺めていたんですけどね(苦笑)
それでも今年年明けに拝見したイベントの時より、
ずっと平和的で大人しくて可愛らしい印象だったなぁ。
あれくらいはキャーキャー言ってくれないと、
スターさんたちだってテンションあがんないし。
その辺は絶妙のさじ加減だったと思うんだけどな。
パニックの輪の中に紛れてないのでちょっとわかんないけど(笑)

最後は亞綸さんの今後の予定。
まずは会場座席に置かれていたチラシで、
イベント始まる前に会場にいる人たちは知ってたんですが、
来年2月1日から日本で公式個人FC立ち上げ。
11月16日より入会先行受付スタートとのこと。
2つ目は以前撮影されていたドラマの放送日が決定。
「愛似百匯(邦題:パフェちっく!~スイート・トライアングル~)」の、
台湾での放送が12月19日に民視から放送開始。
撮影から色々アクシデント発生して、
役者さんもスタッフさんも大変だったドラマだったので、
放送決まってなんだかこちらまでホッとしました。
そして‥たぶん日本でも放送されると思うので、
(すでにこれだけ邦題決まってるので予定されているようですが)
また今度はこのドラマの公式イベントで、
来日して皆に会えるの楽しみにしているとのこと。
えぇ!えぇ!お越し下さいませ!!壱と大也のツーショットで是非!
そして最後に1週間後のBDの日に、
台湾でBDチャリティソロコンサートをするとの事。
念願だった歌とチャリティを一緒に出来るのを楽しみにしている。
出来たら台湾に来てコンサートに来て下さいね!
そう言われてたんですが‥すでにチケット完売です(笑)
チャリティ‥大事にされているところなので、
大好きな歌で夢がかなって良かったですよね。
このコンサートでは役者ではなく、
歌手・炎亞綸としての姿を魅せれたらと言われていました。
今度は日本でもその姿を拝見出来たらと切に願います!
そしてキラキラした笑顔を振りまきながら、
一旦下手袖にはけていく亞綸さん。

ここで舞台は準備突入。
中央に長机が出され透明の箱も登場。
ここから高速回転の握手会兼お手紙手渡し会です。
‥そうなんです‥ただの握手会ではなかったんですよ。
というか握手会は付属であって、
メインはお手紙手渡し会だった今回。
亞綸さんのお誕生日も近いし日ごろの思いを筆にしたため、
それを直接渡しましょうっていうイベンターさんの配慮です。
嬉しいです‥はい‥たぶん(汗)
なぜならね‥‥自分日本語も不自由なのに、
中国語とか全く出来ないしさ‥
英語だって中学の時すでにつまずいていたんだよぉぉっっ!!
言語の壁ってホントでかいよなぁ‥(ふっ)
そう思った次第の今回。
そうなんですよ‥イベントはタダで参加させてもらいましたが、
参加者にはあらかじめ宿題が出されていたんですよ。
手紙っていうね。
もうね‥友人知人に迷惑かけて添削してもらったりしたんですが、
最後はもう気持ちだけ受け取ってくれ!ってくらいの、
散々な手紙をしたためてやってきちゃいましたよ‥。
しばらくしてスタッフさんたちの準備が整って、
再び下手袖から亞綸さん登場。
舞台中央の長机のステージ奥側に立って、
ステージ手前側を前列から順番に渡しては去っていく方式。
まぁ‥そんなに人数いませんが、
私的に劇団さんたちで味わう速度でないのはわかってましたが、
凄まじいほどにところてん方式に押し出されていました(苦笑)
ご本人の負担を思えばそりゃそうだよと思いますし、
私的にもここにくると普段は失ってる乙女心が炸裂するので、
何も言えないし握手してる手震えてるから、
あまり長い事接触も無理だから私的にはこれくらいが順当(笑)
お礼とお疲れさまでしたが言えたら十分(笑)
いやー‥しかし‥その超短い3秒くらいの間に、
あんなにキラッキラした笑顔を投げかけてくれて、
最大限にご自身の魅力を発揮している彼に感服しました。
自分に残っていた普段は固く閉ざされている乙女心の引き出しを、
あっというまにいともたやすく引いてしまうのだよ。
イベント中もちらちら会場見て、
見知ったファンがいると手を振ったり、
手を振ってるファンに手を振り返したり、
ポーズとったりウィンクしたりと、
サービス精神満点で過ごしている姿を、
凄く可愛らしく微笑ましく拝見して、
息子を見守る母みたいな気分でいたのに(苦笑)
たったあの3秒で乙女心の引き出し引き抜いてくれるんだから、
あぁ‥ちっくしょーっ!いい男で悪い男じゃないかよ!!(笑)
そんな大動揺のまま会場を後にしました。

‥とくそ長い感想にお付き合いいただいた方がいらっしゃれば、
本当にお疲れ様でした‥そしてありがとうございました。
まぁ‥普段出さない乙女心炸裂したおかげで、
疲労感たっぷりでしたし、
風邪っぴきのまま参加して風邪悪化の一途をたどってたりと、
壊れていた時の感想と生温かくスルーしていただけると助かります。
これにて今年の遠征は本当におしまい。
そして‥これにて今年の華流イベント参加もおしまいです。
いや、来年以降あるかどうかは本当にわかりませんが(笑)

この世で一番美しい風景

2010年11月14日 23時58分14秒 | 関西小劇場
前日暴挙の強硬遠征。
さすがに帰りはのぞみちゃんで悠々帰阪したけど、
風邪っぴき続行中だったし、
帰宅してへろっへろでした。
それでも昼過ぎには今日も始動。
帰ったら倒れ伏す気満々で出かけました。

ピースピット vol.16 『有毒少年』
 於:ABCホール

今年は本当によくこのホールにやってきた。
段差のわからない階段をよく上ったし下りたね(笑)
おそらく今年最後のこのホール。
ホールもお芝居も満喫する気満々でやってきました。
さて以下感想参りたいのですが、
本日楽日でしたのでこのまま参りたいと思いますが、
おそらく盛大にネタばれ話していると思いますので、
ネタばれ話少しでも含まれるのはお嫌いという方は、
以下さっくりとスルーされますようお願いします。


それはほんのほんの少し前の事。
ヘブンズパレスに異変が起こったのは。
12年前突然ヘブンズパレスの空から太陽が消え、
人々からは名前が消えた。
確かに誰かに名前をつけてもらっていたと思うのに。
そして‥街には奇病を抱えた人たちであふれてしまう。
背中にコウモリの羽根が生えたものや、
石のような体になったもの、
体中に時計をつけたものやら‥世にも奇妙な人たちばかり。
おまけに子供が一人と生まれなくなった。
そんな人たちの中で人知れず育ってきた人間。
有毒環境以外では体が弱ってしまう少年。
彼はいつの日からかわからないが、
地下深くのカビだらけのシェルターに閉じ込められ、
カビたパンをヘドロのスープに浸して食事をし、
くるくる回るオルゴールの人形と共に、
有毒環境下で一人暮らしていた。
ただ一人だけ名前を失わなかった少女・サリー。
彼女は無毒環境以外では生きていけない少女。
高い高い塔の最上階の無菌ルームに、
たくさんのくるくる回るオルゴール人形と共に、
たった一人閉じ込められて暮らしていた。
僕たちは‥私たちは‥ただただ一人だった。
外には壮大な世界が広がり、たくさんの人が住んでいる。
そして‥この世で一番美しい「花」があるのに、
僕たちはそれを知らずにただただ一人ぼっちだった。

壮絶にファンタジー世界だった。
学生‥ってか生徒だった時代は、
とてつもなくファンタジーの世界は大好きだった。
それが大人になるにつれて、
どうにもその世界にトリップするための乗り物に、
よく乗り損ねてしまって、
どっぷりとファンタジー世界に浸る事が出来なくなってた。
そんな自分をちゃんとファンタジー世界に連れてってくれてた。
うーん‥舞台マジック素敵だ(笑)
舞台そのものがファンタジーな空間だからか?
世界観的には以前拝見したG2さんの、
「ダブリンの鐘つきカビ人間」を思い出してなりませんでした。
奇病が流行り出した街で、
心と間逆な事しか言えない少女と、
外見と心が従来の自分とひっくり返ったカビ人間。
未来から来た女勇者とその従者。
救いたかった優しい魂のつながり‥救えなかった悲しい顛末。
まぁ‥あっちのが断然ブラックでしたけどね。
何百年と死ねない市長とかさ‥。
こっちの方がブラックファンタジーと言えども、
悲しくも優しいお話だったと思うから。

しかし‥主演の有毒少年と無毒少女・サリーが、
とっても正統派に演じている分、
脇を固める役者たちがとても芸達者っていうか、
押し所と引き際の身の翻しようがめちゃくちゃ絶妙!
青レンジャー的な山浦さんの蝙蝠(こうもり)。
渋カッコいいんですよ!
メイクからはどう見ても出オチぐらいの勢いやけど(笑)
ラストへ向けての蝙蝠は本当にカッコ良い!
惚れんなよ、俺に!って言いそうなくらい(いや、言わんけど(笑))
世の中のあやふやなものや訳のわからないものを、
それは何かとかそれはどういう意味であるとか、
そんな人間側のご都合で無理やり付けた名前のような、
存在意義を全く必要とせず、
ありのまま受け入れれるある種とても懐深き男。
あやふやなものとか未知なものって、
意味とか名前とか付けたがる人間にとって、
恐怖で不安なものですからね。
それでもOKと言ってしまえる蝙蝠さんはでっかい男です。
‥見かけ出オチやし口調いい加減やけど(笑)
黒猫・末満さんとのコンビは最高でしたね。
末満さん‥ホント美味しい所だなぁ(笑)
良いころ合いで要所要所を締めてくれる夜空のえん魔さん。
役者・伊藤えん魔さんを余すところなく拝見出来ました。
まぁ‥途中トトロやったけどさ(笑)
ダイエットされて凄くスリムになったというてましたけど、
まんまそれ(トトロ)で笑えました(笑)
隣の山浦五月ちゃんと橋爪メイちゃんがまたね(笑)
もう最後には「飛べない豚はただの俺だ」とか言うてたし(笑)
そこと夜空の渋さがめっちゃギャップでしたよ。
ただひたすらにサリーを守ってきた、
正の方向での兄・ロボットボーイの心の片割が素敵でした。
蠅(はえ)男の行澤さんの女言葉。
‥もう、アリだよ!行澤さん(笑)
もっとなよってても良いかなぁとか思ったけど。
でも‥一応父さんだからな‥あの人も。
一般的な子供とは違う子供を抱いた時。
彼の混乱もわからなくはない気はする。
人間の正直な醜い心だと思う。
でも‥きっと人間はその醜い心を越えられる。
綺麗事と言われてもそう信じていたい‥。
我が子に付けた名前を忘れる事が出来なかった蠅男。
だからこそ信じていたいんだ。
そして名もなき幽霊・赤星さん。
もうね‥最初の群舞とかの時。
「誰だ?あれ?」と思ってしまったほどでした‥。
メイクは完全に出オチクラスだと思います(苦笑)
群舞のダンスはSun!!さんと二人凄い綺麗だったけどさ。
手のカバーにしてたひらひらした衣装は可愛かったな。
しかし‥怪演でしたね。
名前を付けられる前に逝ってしまった魂。
それは天にも昇れず地にも落ちれず‥たださまよう。
誰かの記憶を刻みつけるだけで、
誰かの記憶に刻みつけられる事無き存在。
最後に読書家に存在を刻み天へと還れた魂。
読書家さんは一体彼にどんなアイデンティティを与えたんだろう。
この枯れる事無き毒の世界を見守り続け、
読書家さんと共に生きてきた彼の魂。
そして‥一人ぼっちになった読書家。
彼女が見た光景こそこの世で一番美しい風景だったんだろうか?
Sun!!さん‥近頃のポジションここなの?(笑)
下ネタもバンバン言うてたし(笑)
最初の頃はお姫様とか大事にされてた役多かった気がするけど‥。
たとえ時計で前隠す仕草してても時計兎可愛かったけどね(笑)
ロケットボーイが動くたびにうっすら機械音がしてて、
凄い歩く速度にぴったんと合ってて驚いてたんですが、
音響‥音響王子だったんですね!流石!!
照明とセットでロケットボーイと遊んでたのは、
ホント笑えましたね(笑)
照明も秀逸のタイミングと光の色だし‥と思ってたら加藤さん。
スタッフさんも職人率高しだったんですね。
贅沢舞台だなぁ。
ロケットボーイの所は結構一息の休息笑い時間で好きでした。
その後後半にたたみかけるような息苦しさとのギャップも。

有毒少年が見た花。
それは春の空を薄桃色に染める桜吹雪だったんだろうか?
それとも真冬の寒さの中でも咲き誇る寒椿。
真夏の光る太陽に向かって伸びる向日葵。
‥孤独な心にするりと入ってきた淡い淡い恋心。
それはいと綺麗に咲き誇る花だっただろう。
薔薇のように甘くて。
でも、とげを‥毒を内包して。
綺麗に咲き誇る大輪の華だったんだろう。
恋から生まれる汚い嫉妬や憎しみや恐れや怒りや‥
そんな感情を全部包み込んだ、
ただ優しい甘い清らかなたった一つの大切な思い。
「大好き」「もう一人ぼっちなんかじゃないから」
そんな思いだけがそこに‥有毒少年の前にあった。
抱きしめられ口づけられ恋の華を咲かし、
有毒少年の命の華は散っていってしまった。
ただ彼女に生きる力のカビの華を残して。
この世で一番美しい華。
恋の愛の‥相手を思う気持ちの花が、
きっと彼の心の花園には咲いていたんだと思うから。
最後に無毒少女が立ちつくしたカビの花吹雪。
きっと孤独な彼女のそばに、
孤独な少年の思いがあるという魔法。
まだまだとけない思いの魔法‥それは呪詛なんかじゃない。
優しい魔法‥でも寂しい魔法。
いつか彼女は見つけだせるのだろうか?
彼が見たほどの甘い恋を‥愛を‥。
タイトルロールの大役の辻さんは、
ビジュアル本当に少年のようなんですよね。
カビだらけの心清いまっすぐな少年。
そして対になる無毒少女・サリーの橋爪さん。
真っ白のワンピースでめっちゃ可愛いの。
性格毒づいてるし小悪魔少女でした。
この二人の取り合わせは見てるだけでほっこりする。
互いに共生は難しいかもしれないけど、
生と死も正と負も‥ホントは一瞬でひっくり返るし、
ホントは同じ所にあるものかもしれないから。
きっと共存している姿が本来の姿かもしれない。
だからこそ寄り添っていて欲しい。
魂と言う存在であったとしても。

しかし‥末満さんも振り幅の広い方だなぁと思います。
この有毒少年は再演という事ですが、
ここ最近の舞台を拝見させていただいて、
基本的な根っこは変わらないかもしれないけど、
たくさんの世界観があって、
それをちらちらと魅せられたんじゃ、
観客は‥ある種たまったものじゃありません。
次が気になって仕方ないから!(笑)
次はTAKE IT EASY!さんとのコラボ。
初演は評判だけは伺ってたけど拝見できなかった公演。
チケット‥取れたら良いんだけどなぁ‥。

聖英学院六本木校事件簿その1

2010年11月13日 23時52分40秒 | 華流・韓流
もう今年は行かないと周囲にもらしていた東遠征。
‥はい!嘘つきは自分です!
さっくりと飛行機とってましたよ。
直前まで行くかどうかかなり迷ってたけど。
風邪っぴきがめっちゃひどくて、
声も出ないし頭がんがんいってるし‥
それに加えて恐ろしいほどの懐極寒具合。
散々迷ってたけど‥甘い誘惑には負けてしまってました。
気づいたら飛行場に立ってましたよ(笑)
今度こそ嘘っぱち無しの今年最後の遠征はこちら。

「イケメン探偵倶楽部MIT~霹靂MIT~」DVD発売記念イベント
 Aaron in Japan 2010
 於:ラフォーレミュージアム六本木

今年通算3つめになるDVD販売促進イベント参加です。
はい‥今年最初の遠征も華流イベントなら、
今年最後の遠征も華流イベントになるという、
私的には半ばやけくそ気味な今年の遠征事情です。
だってさ‥今年の遠征‥
Axleさんの東京公演以外での遠征は、
全て華流イベントだったという驚きオチつきですから(汗)
今回は飛輪海さんのお一人で、
MITでは主演をされていた炎亞綸さんが来日してのイベント。
これで私的には飛輪海さんをバラですが、
ようやく全員拝見出来た事になりますね。
さて‥そんな暴挙(?)に出ているイベント参加ですが、
以下感想まいりたいと思います。
たぶんかなり長々とだらだらと続きます。
それでも読んでやっても良いという方は、
以下読み進めて下さい。
また、観劇や観劇系イベントの時と同じく、
イベント観覧中にメモとったりもなく、
つたない自分の記憶頼りの感想ですので、
前後したり美化されてたり勘違いしてたりが多々あると思います。
うちのブログに来られてる方ではいないと思いますが、
もし参加された方がいればその辺りは生温かくスルーして下さい。
見られてない方はこんな感じ的な雰囲気勝負な感想なので、
その空気感だけ読み取って下さい(笑)

開場時間を回ってから最寄り駅に到着したんですが、
会場まで迷わなくて良かったっていうか、
前を歩くお嬢さんたちが、
たぶん参加者の方々だよね?と信じて、
思いっきりついて行った感じです(苦笑)
すいません‥不審者っぷり大発揮な人が後ろついてて(汗)
地図を大雑把にしか確認してなかった自分が甘いんですが、
駅から東南方向‥くらいのアバウトさじゃダメだった(当然)
ちょっと一瞬冷や汗かきましたが、
無事到着してロビーに飾られたアレンジ花をちらりと拝見。
観劇でも劇場に届くお花は見慣れてますが、
華流イベントのお花って‥本当に凝ってて、
ボードとか小物とか花以外も凄い豪華なんですよね。
物販とか何も出てなかったのですが、
お花だけでロビー華やかでしたね。
会場は舞台に向かってパイプ椅子が平並びでした。
キャパは550前後ぐらいだったのかな?
ちょっと確認してないからわかりませんが。
しかしあの人数のパイプ椅子で平並びだと、
舞台が高いとはいえ後方はちょっとしんどいかも。
自分は運よくかどうか不明ですが、
真ん中付近でほどよく埋もれてたから見えてたんですが、
観劇だったとしたら段差ないと絶対無理とか、
妙な事考えてたりしました(笑)
開演までの間は舞台後方のスクリーンに、
ひたすら飛輪海さんの「太熱」のMVが流れていました。
‥MITイベントなのに良いんだろうか?とか、
妙な心配しつつ(笑)おとなしく待っていると、
本日の司会のお姉さんが下手袖から登場。
禁止事項とか色々説明の後にちょっとした事の練習を。
そして間もなく始まるとお姉さんがはけてからも、
ひたすらにひたすらに「太熱」のMVが流れていました。
もう途中から、
この後4人揃って登場してくれるんじゃないか!?
とか変な空想が出来そうなほどにリピート刷り込みされてました。
そしてそのMVも途切れ場内暗くなりイベント開始!

暗転の中コール音が鳴り響く。
聖英学院六本木校の女生徒が誘拐される事件発生!
暗転あけ舞台上の椅子に座らされ縛られた女生徒ひとり。
そして逃げてくるように下手客席通路から走ってくる女生徒ひとり。
舞台に上がるまでの間は舞台背面のスクリーンに、
MITで使われていた女生徒が逃げ回る映像が流れる。
逃げてきた女生徒がつかまってた女の子に気づいて、
駆け寄った所でその子も崩れるように倒れる。
ここで客席後方へとスポットが!
黒に金ラメの入ったフード付きパーカーをすっぽりかぶって、
黒の細身のパンツ姿。
靴は‥たぶん黒系(うろ覚え(汗))
(↑後日画像で黒のブーツだったことを確認)
MITきっての参謀・007の登場です!!
深めで大きめのパーカーのフードをしっかりかぶって、
下手側客席通路を何やら警戒しつつ探してる体でかけぬけます。
上手より舞台にあがって倒れている女の子を揺すって起こし、
椅子にくくりつけられてる女子の縄を解いてあげます。
そこでまた警戒音‥007は慌てて下手袖に消えてゆきます。
ここでまたしても‥「太熱」の音楽が。
助けられた女生徒二人が音楽に合わせて踊る‥踊る‥踊る‥
って二人だけで踊るのちょっと長すぎやしないかい?(笑)
ってか‥この1曲とちょびっとの寸劇のために、
MVの人じゃないとは思うけどダンサーさん雇ったのか?と、
妙なところでビックリする自分(笑)
曲のラスト近くなってようやく下手袖より亞綸さん再び登場。
MVでの‥女子ダンサーさんとのセクシーダンスを、
本日の女子ダンサーさんたちと披露。
太ももから腰にかけて撫でる振りで、
うっかりスカートの裾に手が引っかかって‥
っていうかスカートの上から撫でるはずが、
手元がスカートの中にいっちゃったから、
スカートをひらんとまくってしまってましたね。
一瞬亞綸さんが「あら?」って顔してましたが、
女子ダンサーさんの方が全然平気な顔してました(笑)
もちろんスカート下にはスパッツはいてるから、
まったくなんの問題もないし、
セクシーダンスなんだからそんな事もありさ(笑)
「太熱」を踊り終わった所で、
両袖から通訳さんと司会の李由美さん登場。
通訳さん‥周さんじゃなかったです。ちょっと残念(笑)
(周さんは華流イベントではよく通訳に来て下さる方です)
改めてここでようやく紹介とご挨拶。
日本語で少しご挨拶されてましたね。
「元気ですか?」って客席に聞いて客席が「元気~!」って言うと、
「よしっ!」って満点の笑顔で言ってました。
もう会場中から「可愛いーっ!!」という、
お嬢さんたちの本音の声が漏れまくってて、
司会のお姉さんに微笑ましく笑われてしまってましたが(笑)
いや‥ホント可愛らしいんですよ‥小悪魔ちゃんですよ!(笑)
近頃拝見するお写真とかが、
新アルバムに合わせてかセクシー路線に変更したの!?という、
色気垂れ流し気味なお写真が多くて、
今回ちょっとどうなっていらっしゃるんだろう?と、
半ばドキドキしてたもんですから。
最近前髪もちょっとあげてらしたのが、
赤系の色の入った髪を以前のように下ろして、
以前の可愛い年下ポジションもしっかり見せてくれつつ、
その可愛さの中にたまにセクシーさをチラ見せして下さってて、
なんか‥「くそーっ!」って思わせる小悪魔っぷりだったんですよ。
ホント悪い男に成長してらっしゃいます!←もちろん褒め言葉。
「太熱」のダンスを一人で披露した事は、
ちょっと恥ずかしくて緊張したそうです。

ここでカフェチェアーが出てきて、
下手より司会の李由美さん、亞綸さん、通訳さんの順に着席。
まずは何回目の日本ですか?と。
「I don't know!」と笑顔で答えてました。
何度も来日しているからもう数えられないって意味で(笑)
日本で好きな食べ物はラーメン(特にとんこつ)
昨日もすでにラーメン食し済。
渋谷の街を出歩いていたみたいなのですが、
ファンにちゃんと見つかったよ!って嬉しそうに言われてました。
「今日ここに来るって言ってたけど来てる?」って、
きょろきょろと会場を見渡して探されていました。
ファンの方、こんな事されちゃ嬉しいでしょうね。

さて‥ここでMITのイベントという事を忘れちゃならないと(笑)
まずは『霹靂MIT~思い出のシーン』
聖英学院の屋上で187と747と共にお喋りしているシーン。
屋上のシーンですね。
どうやらあの屋上は建物の9階部分にあたるらしくて、
高所恐怖症の亞綸さんにはとっても恐ろしい場所だったそう。
その中で007らしく冷静にクールな表情で、
台詞を言うのがとってもいっぱいいっぱいだったとか。
本当は監督の演出的にはその屋上の縁に3人で腰掛けて、
外側に足をぶらぶらさせて話をしてて欲しかったとか。
それはさすがに「演技に集中出来そうにありません」と、
丁重にお断りしたとか(笑)
ご本人高所恐怖症と言われているんですが、
ドラマでは結構高い所にいる事が多いですよね‥災難だ。
そしてあの大学の建物は元々はタバコ工場だったのが、
今は廃工場になっている所で撮影していたそうで、
周りは本当に何もなくて夜とかは本当に静まり返ってたとか。
あまりの静寂で恐くて夜にトイレに行く時は、
何人かで連れだってトイレに出かけていたとか。
一人で行ってももしかしたら誰かついてきてたかもね。
そう言って手をふらふらさせて幽霊のふりをされてました(笑)

続きまして『答えて!アーロン』
このイベントへの参加は、
DVDに封入されてた往復葉書を出すと参加出来たんですが、
その往復葉書に当日してほしい事とかの要望を書く欄があって、
一緒に質問も書いてほしいという事で、
書かれていた質問の多いものに答えてもらおうというもの。
もちろん記憶力乏しいので順不同・かなり割愛気味で(汗)
Q:MITでこの役を演じて変わった事は?
初めての主演ドラマという事で、
主演としてドラマを引っ張るという自覚が芽生えた。
また、007の役がとても思慮深くクールな性格なので、
自分も少し感情を抑えるすべを学んだ。
元々ご自身はとても気が強い性格だったそうですが、
少し寛容になったそうです。
一時期は真剣に自分の強気の性格に悩んで、
無理に抑えてたそうですが、
飛輪海さんの3人の兄さま方には、
「無理せずに自分を出した方が良いよ」とアドバイスされて、
今回の役の事もあって徐々にバランスが取れるようになったそう。
まぁ‥年齢的にもまだまだ強気でも大丈夫な気はしますが。
Q:邦題では「イケメン探偵倶楽部」とついていますが、
  「イケメン」と付けられるのはどう思いますか?
自分で演技しているのを振りかえると、
この場面の自分いけてるなぁ‥とかは時々思うそうです(笑)
いや、思ってくれるくらいの方が頼もしいか!
司会の李さんはさらにここでつっこみを。
「じゃぁ‥普段の自分で自分を「イケメン」だと思うときは?」
一瞬びっくりした顔したのちに笑いながら‥
「鏡を見ている時?」と答えた亞綸さん!!(笑)
いや‥男前だよ!ホントに!!
時々本気で「好帥‥」って思ってたって全然OKでしょ!(笑)
ここでは芝居中の自分であれ普段の鏡の中の自分であれ、
「ときどき」「Sometime」って何度も念を押してました(笑)
Q:今後演じてみたい役は?
乞食(日本語で)
日本語として不適切かもですが日本人じゃないので、
この辺は勘弁してあげて下さい。
見た目綺麗に着飾って綺麗なアイドルだけの役は嫌だそうです。
俳優としてドラマにでる限りは、
どんなに汚れた格好をしていても光る役者でいたいそう。
なので綺麗な役をやるより役として見てもらえる役が欲しいそうです。
そういう役者としてしっかりと取り組んでいる、
役として魅せれる姿をしっかりと見てもらいたいそうです。
そういう役ならなんでも良いなぁと言われていました。
それぐらいの心意気で取り組んでいる限り、
きっとそういう役も回ってこられると思います。
今は‥ちょっと難しいのかもしれないけど、
でもそういう役回りが回ってくるのも今しかないかもしれないから、
それはそれで楽しんでその中でキラリと光っていたら、
必ずそれはたくさんの人の胸に届くものだと思うから。
頑張れーっ!!
質問ももっとあった気はするけど記憶欠落のためここまで。

続いて『アーロンのとある1日』
4時間の睡眠
8~12時間の仕事
4~5時間の歌と楽器のレッスン
3~4時間の家族との団欒と趣味
‥時間に関しては睡眠と仕事以外はあやしいです(汗)
たまたまこれを聞かれた時が、
どうやらドラマを掛け持ち撮影していた時だったようで、
撮影掛け持ちの時は大概これくらいの睡眠時間だそうです。
昨夜はラーメン食べに行って、
ホテルに早めに帰ってリラックス時間だったそうで、
夜9時くらいから朝8時くらいまではゆっくり出来たそう。
これまでの反動かぐっすり安眠したようです。
司会の李さんには「寝すぎでしょ?」とつっこまれる(笑)
だからお肌つるつるで目の下のクマもないのか!?と。
「今日に備えて十分休息取ったよ!」と笑ってらっしゃって。
「若いって良いなぁ‥」と呟く李さん(笑)
そして李さんは仕事のところの下に「工作」と入ってて、
これを日本語読みして「え?工作?何か作るんですか?」と。
中国語表記ですーっ!(笑)工作→仕事です(笑)
司会の李さんですが時に鋭くツッコミ入れてて、
なんかとっても面白い方だなぁ‥と思ってたんですが、
後で拝見したら関西でお仕事されてたのが長かったんですね。
なるほど‥納得(笑)
この時のように睡眠時間少なくて、
ストレスたまらないんですか?という事で、
ストレス発散にはどうするんですか?と言われ、
少し考えた後に「やっぱり歌う事かな?」と言われてました。
流石だ‥唱歌王!
現在の趣味は映画観賞。
おそらく時間的にとか色々考えたら映画館ではなくDVDでしょうね。
でも‥これも純粋にストーリーを楽しみに観るのではなく、
こういうときにはどういう風な仕草や口調、表情で返すんだろう?
こういうときにはどういう風に演じるんだろう?
そういう勉強の要素が強いそうで、
そうやって映画を観るのが今はとても興味深いそう。
勉強して日々努力して最善の最高の最良の状態の自分で、
みんなの前に立ってそんな自分をみんなに見せたい。
そう言われていたんですが、
私的には常に全力じゃなくたって、
たまには気が抜けているあなたも可愛いと思うよ。
頑張る事はとても素晴らしいけど、
頑張りすぎてどこかでぽっきり折れないで欲しいな。
なんてめちゃめちゃ母心な私(笑)
こうやってどんどん成長していく亞綸さんを、
ファンの皆さんはこれからもそばで見ていけるっていうのは、
凄く良いですよね。
そう司会の李さんは言ってました。
なんか‥ホントありがたいお話ですよね。

イベント始まって中盤って感じですが、
あまりに長々となってしまいますので、
本日はここまでとさせていただきたいと思います。
続きは都合で翌日ではなく後日になる予定です。
文才なくだらだらと長くなってしまって申し訳ない。
もしお付き合いいただけている方がいれば、
本当にすいません(平伏)そしてありがとうございます!!

たまには違った方向から

2010年11月06日 23時51分42秒 | 日常のつぶやき
風邪をひいたくさい。
急激に喉が痛くなって、
今は何を飲みこんでも喉が痛い。
‥というか何もしなくてもじりじりしてる。
まだ多少しか咳が出ないから助かるけど、
これ咳が出始めると、
きっと完全に声変わりを果たしそう。
性格は完全におっさん化果たしてるので、
せめて声くらいは元もとの性別でいさせて(笑)
これ以上ひどくならない程度に、
はやめに市販薬のんで完治につとめようっと。
肩こりもひど過ぎて頭痛ががんがんなのですが‥
冬になるとホント色々重なってダメですね。
体力無さ過ぎ、免疫力無さ過ぎ‥
年はとりたくないものです(苦笑)

チケットの発売が今月妙にたてこんでます。
‥ってことは‥
もちろん支払も立てこんでるってわけです。
普段にもまして貧乏くさい生活を送るわけです。
もう‥貧乏万歳だ!!!!!←やけくそ。
12月はかなりのんびり観劇事情だしと、
自分を慰めてもみてるんですがね。
ただ‥今日は友人にがつんと言われちゃったし、
観劇控えんといかんのかな?とか思います。
月3回の観劇も「いや、普通に多いでしょ」と言われちゃったし。
‥多いのか‥そうか‥多いのか。
月3回なら週一ペースより格段に落ちてるから、
まだましかと思ってたんですが、
そうじゃなかったんだね。
‥遊び過ぎですね‥はい。
体力弱ってるし、現在精神力も弱っている時なので、
冗談も冗談に聞こえてないのかもしれませんが、
そろそろ‥ちゃんと自重するすべを学んだ方が良いのかな。
なんてしおらしくもへこんでみたりするんですが‥‥
でもきっと今月のチケット戦線に、
しっかり乗り込んでいくバカな自分が見えるからなぁ。
友人よ、たぶんダメだよ、私。
そんな私を生温かくスルーしてくれ(滝汗)

12月は結構落ち着いた観劇事情なので、
ちょっと別方面でせめてみたいのが‥映画!
久しぶりに見たい映画が2本ほどあって、
関西でも上映がきまっているみたいなので、
頃合いをみて映画館に行きたいなぁと思ってます。
まだ「大奥」見に行けてないので、
こちらは今月中‥ってか早めに行かねばと思ってます。
映画ってまだ大丈夫とか思ってると、
気付いたら上映期間終わってたりするので(汗)
あんまり映画見ない人だから余計かもしれませんが。
今年初めにちょっと喜んだ映画情報は、
ここにきても上映情報があがらないってことは、
結局頓挫したんだろうなぁ‥と寂しく思っています。
やっぱり予想通りに12月上映の映画を、
先に見る事になったなぁ(笑)
まだまだこちらに上映がくるのを待ってる映画はあるんですが、
近頃の社会情勢から考えても経済情勢から考えても、
きっと難しいんだろうなと半ばあきらめ気味。
期待まんまんわくわくで待っているより、
それくらいで待っている方が、
気持ち的に良いのかもしれませんが(笑)

僕と彼女と彼

2010年11月02日 23時55分31秒 | Axle
Amazonの送料が全商品において無料化とか。
凄いなぁ‥やるなぁ‥と思いつつ、
基本的に1500円以下のものを発注した事なかったな(笑)
今まで発注したものを踏まえて、
色々Amazonがおススメ案内してくれてるんですが、
ちょこちょこ頼んでいたものが、
系統がちょっとずつ違うので、
なんだかおススメがカオスになってきています。
あまりにカオス過ぎてちょっと笑えてきます。
自分の趣味を改めて羅列されると、
ちょっと自分で自分に失笑しますよね(笑)
そんな自虐気味な日には気分も新たにお出掛けです。

ウルトラスーパーデラックススペシャルズ
『真ん中で、ずれてる心臓』/『少し、右に偏位』
 於:cafetin de BuenosAires

とりあえず祝前日って事で思いきって行く事に。
梅田から行ったんですがそんなに迷わずに到着しました。
いや‥到着直前でちょっと迷ったけど(笑)
おかげでほどよい時間に着いて舞台を拝見出来ました。
さて以下感想参りたいんですが、
今宵限りのスペシャルナイト公演だったので、
このまま感想まいりたいと思います。


ここは僕の家のはず。
それなのにこの家で二人の男女が蜜事を行っている。
男の方は僕の彼氏で女の方は僕の彼女だ。
そう‥彼らは僕に隠れて僕の部屋でなぜか浮気をしているんだ。
死神よ、どうか彼らに罰を与えてくれ。
死神は答える。
「私が殺せるのは誰か1人だけ。
2人もいっぺんには契約違反になってしまうから」
僕は誰を殺したいんだろうか?
浮気をした彼を?浮気をした彼女を?浮気をした自分を?
だけど僕は全て本気だったから、
僕にはどっちも‥ましてや自分をなんて選べやしない。
死神よ‥僕の運命の道はどっちに開けているんだい?
地獄かい?天国かい?

すっごい早口ってか立て板に水な会話劇って感じの舞台。
まぁ‥4人しか登場人物いませんからね。
そしてその4人が小さな舞台っていうか、
最前列から地続きの舞台の上で芝居をする。
なんか芝居の原点的なお芝居。
ちょっとした小道具とかちょっとした照明はあったけど、
そんなに特殊なものは使用せずでしたから。
しかし‥あまりに早口過ぎる部分もあって、
たまに台詞が聞こえないっていうか聞きとれない。
そんな部分もあったのがちょっと残念でした。
焦燥感とか絶望感とか‥そういう気ぜわしい感じで、
テンポ早めってのはわかるんですが、
さすがに台詞拾えないってのは残念感漂うから。
韻を踏んでいるっていう台詞続きでもないから、
もう一呼吸遅くても大丈夫だった気がするんですよね。

山本さんはまさに死神に心を売った男。
しかも‥二股かけてた男。
彼氏と彼女の両方をもっていた役でした。
本当に久しぶりにお姿拝見した気がするんです。
‥たぶん正しければ2月の八犬伝以来な気がする‥(汗)
久々に拝見した生の山本さんは、
ちょっと男の香りがする好青年になっていました。
ちょっとだけだけど悪い男の空気も身につけてきたなぁって。
‥大半は相変わらず好青年なので、
ちょっとしたスパイス程度ですが(笑)
その加減がちょうど良い感じな気がするんですよ。
凄くいい年のとり方されてる気がします。
まぁ‥悪い男のイメージは、
今回の二股加減でそうなんですけどね(笑)
でもずっと浮気浮気って3人揃えて言うんですが‥
なんとなくこの3人、恋をしていた体ではないんですよ。
ただ‥寂しいから寄り添っただけの存在な気がして。
なのでもしかしたらケンジが亡くなった後には、
二人で手を取り合って「楽しかったけどね」と言ってそうだし、
ケンジはケンジで別にあの2人じゃなくても、
煉獄への旅路を共にした彼でも良かったわけで(笑)
もう‥恋する気持ちなんてどっかに置いてる気がするのです。
(ちなみに煉獄への旅路のお伴の彼は会場から選ばれます(笑))
私的には本編の山本さんもカッコ良かったんですが、
特典編のケンジさんのが、
現実にいそうな暴力男加減が良い感じでした(笑)
いそうなんだもん‥あんな人。
そしてそんなブラック山本さんも、
これまたアリなんだなぁって(笑)

じゃじゃ馬以来の菅さんは、
やはりおみ足がとっても美しかったです!!
今回は本編ではケンジに二股かけられる女子。
(それを再現する地獄の入口のストリッパー(笑))
短パン姿でそりゃ男子たちうはうはだっただろうと。
(いや、私がうはうはしてたけど(笑))
菅さんは台詞がどんなに早回しになっても、
結構聞き取りやすい滑舌と声通りが素敵です。
最後にはうっかりとケンジに毒薬を注射しちゃうんですが、
(もみ合いになってうっかりね)
なんだろう‥色んな意味でうっかりさんな女の子だった気がする。
うっかりケンジと付き合って、
うっかりケンジの男と寝ちゃって、
それをうっかりケンジに見つかっちゃって。
最後までそのうっかり貫いちゃった感じ。
私的にはケンジさんとは彼女といちゃいちゃしてて欲しかった。
ケンジの彼氏にはとっても申し訳ないけど、
ビジュアル的に二人がしっくりきてたので(笑)

45分のストーリーだったので、
バックグランドまでしっかり描く事も、
結末をしっかりつけてしまう事も、
下手をすればかなり中途半端になってしまうので、
ぼやかしてしまうのは全然オッケーだったんですが、
もう少し脚本が練れる感じだったのがちょっと惜しい所。
もう少しだけどたばた部分割愛して、
最後まで選べなかったケンジの最後の最後の採択。
そのシーンに力入れても良かった気がするんだけどな。
彼の彼女の‥そしてケンジの寂しさが見える気がするから。
自分の思い出がつまった家も家具も何もかも、
壊す事が出来なくて、
結局自分にとっては思い出がまったくないもので、
ケンジが大事にしているものをぶっ壊したくて、
ケンジの彼女はケンジの彼氏を、
ケンジの彼氏はケンジの彼女を壊すことにした。
そうすれば傷つくのはケンジで自分じゃないし、
寂しい自分はきっとケンジが慰めてくれる。
そうすれば‥きっとあったかい‥寂しくなんかない。
ケンジだって彼氏にも彼女にも、
「ケンジは悪くなんかないから。私(僕)がいるから」
ただそう言われたかっただけ。
そうすれば‥きっと寂しくなんかないから。
寂しいから肌を合わせただけで、
寂しいから二人でいようって言っただけで、
本当は寂しくなかったら二人でも三人でも良かったんだと。
そして本編終了直後の特典編。
冒頭部分で、
「実は僕が実際体験した話に友人の話を加えて‥」
なんていう前置きで始まったのが、
ケンジをユキコに置き換えて男女入れ替わったバージョン。
ユキコの家ではち合わせたユキコの彼女と彼氏。
そこへ居合わせた死神という呼び名の便利屋。
‥脚本家の体験談だったのかな?
こちらはアフタートークでそんな話しても良かったのでは!?
と多少思えなくもない脚本具合で‥(汗)
最後はかなりぐたぐたで終わっちゃいましたが(苦笑)
でも山本さんの暴力男とか、
菅さんが綺麗で彼女居てもおかしくない説得力とか(笑)
彼女役の日向野さんが本編の死神とは違っててけだるい感じで、
それはそれで色っぽくて菅さんと美しき取り合わせだったとか、
こっちでしか見れないキャストの魅力もあったので、
おまけと思えばお得だったのかな?(笑)

夜遅い時間でしかも本来劇場ではない、
飲み屋さんのステージと飲食スペースを使ったお芝居。
なんか凄く新鮮な感じがしました。
これもアリかな?って。
(ただしめっちゃ狭かったのは否めませんが(苦笑))
関西でももっとたくさんの場所で、
お芝居に触れられる時間や空間が、
こうして広がっていくと良いのになと思いつつ、
祝前日の浮かれた梅田の街を後にしました。