昨日書ききれなかったソワレ分の感想を、
本日にはみ出して自分の備忘録として、
書き残しておこうと思います。
お付き合いいただける方はお付き合い下さい。
本日大千秋楽の幕が下りているので、
そのまま感想参ります。
カリフォルニアから自分を探しに来たディエゴ。
彼は村を治める総督の愛息であったが、
広い世界を見るために故郷を飛び出したのだ。
向かった先はスペイン。
そこには自由を愛し気高き心をもつジプシーたちがいた。
ジプシーと共に生活を送っていたディエゴのもとに、
幼なじみのルイサが訪れる。
ラモンが総督を亡き者とし独裁者になったと。
圧政に苦しめられる村を救ってほしいと言いに来たのだ。
ラモンは総督に養子として引き取られた、
ディエゴと血のつながらない兄弟。
信じられない思いでジプシーたちと故郷へ戻るディエゴ。
ところがそこには独裁者・ラモンに苦しめられる村人がいた。
村に平和と自由を取り戻すために、
ディエゴはマントに仮面、ハットを取り出し、
ディエゴではなく「ゾロ」と名乗り変装して戦う事にきめたのだが‥
タモリ派の私が「ザ ミュージカル」と名付けられた、
本格的なミュージカルを拝見すること自体、
本当に珍しい事だと思います(笑)
(ちなみにタモリ派とはミュージカル苦手な人というくくりです。
タモリさんがそうらしいので勝手にそう言わせてもらってます)
本当にこれぞミュージカルって感じで、
歌もダンスもとてつもないパワーを伴って、
会場を席巻しておりました。
もうね‥圧倒されました、完全に。
会場全体が舞台に飲み込まれてた感じ。
タモリ派の私も白旗上げて舞台を心から楽しんだ。
そんな素敵な舞台だった。
たぶん私的チョイスでは拝見していなかった舞台。
友人から強く誘われて拝見する事になったんですが、
誘っていただいて本当に良かったと思った。
これを見逃さなくて良かったなぁって。
友人よ、ありがとう!!!!←超私信
ディエゴ役の坂本さん。
私的には生の舞台ではV6さんのコンサートで拝見したくらいです。
ミュージカル観ない人なので(汗)
コンサートの時にも、
歌がとってもお上手でダンスがとても綺麗な方で、
おまけに長身なので舞台の上で目を引くんですよね。
ついコンサート中も目で追ってしまう感じだったんですが、
今回の舞台のディエゴもゾロもカッコ良かったです!!
歌、めっちゃめちゃ上手い!!
女子たちとのラブシーンの雰囲気作りも上手!(笑)
そして‥やっぱ長身のマント姿は‥ずるいと思う(笑)
近頃ドラキュラものだとマントが裏地赤とかだったんですが、
今回のゾロは黒の一枚布。
これが長身に映えてとっても素敵だったんですよね。
もうひとつ。
私的にはディエゴのおネエ言葉もとっても好きでした。
ある意味‥めっちゃしっくりきてました(笑)
久々に拝見したイネス役の池田さん。
ジプシーのちょっとはすっぱな女の子がめっちゃお似合い!
男前な姐さんっぷりは惚れてまいますね。
こんな大きな舞台で歌い踊る池田さんを拝見しながら、
「池田友希子をスズナリで観れるなんて贅沢なのよ!」
と言われていた深沢さんの言葉を今更ながら実感しました。
それでもまた贅沢味わいたいです(笑)
「URASUJI」のおゆきで拝見したい!!
ヒロインの大塚さんは私的にどこかで拝見したと引っかかってたんですが、
どうやら‥珍しくミュージカルで拝見してたんだ。
おそらく初舞台になられるのかな?
「シンデレラストーリー」で拝見してましたよ。
あの頃よりずっとずっと歌が上手くなられてて、
凄く舞台慣れされてるから始め気付きませんでしたよ(汗)
育つ間に向けられる愛情にずっと疑念を抱いたラモン。
父の愛も弟の愛も幼なじみの愛も、
全てに背を向けてしまったときに、
彼に残された道は死以外になかったのかな?
最後に俺を信じろと言うディエゴ向かっていったラモン。
でもディエゴの手にもラモンの手にも、
しっかりとナイフが握られていた。
あっけないバットエンド。
そして‥ヒロインとのハッピーエンド。
これだけがなんとも‥私的にはしっくりこなかったな。
ディエゴがこれまたある種愛され体質なので、
愛情に違った意味で疎いんですよ(苦笑)
本人愛されている事をまったく見せつけるつもりじゃなくても、
ラモンにとっては見せつけられていると思ってしまうよね。
無意識下で愛されている事を知っているディエゴと、
愛されている事を確認しなくちゃ生きていけないラモン。
本当に対照的な義兄弟ですよね。
ラモンの嫉妬心もそりゃメラメラ燃えるか‥。
だからこそこのラストにしかなれなかった。
仕方なかったのかな。
あとは‥出来ればイネスは生きてて欲しかった。
瀕死の重傷くらいじゃダメだったのか‥。
まぁ‥あそこでイネスが殺されるからこそ、
ゾロの悲しみも増してラモンとの最期を決心させるんだろうけど。
私的にはイネス姐さん大好きだったので生きてて欲しかったな。
生きて‥気風のいい姐さんのままいて欲しかった。
好きな男が別の女と幸せになる姿を見るのは、
とてつもない痛みを伴うと思うけど、
きっと姐さんなら耐えれる‥乗り越えられると思うから。
そして‥また前を向けると思うから。
姐さんの死はとっても悲しかったな。
私的にはストーリーのラストが、
若干あっさりと終わってしまうのが少し残念な気はしましたが、
やっぱりヒーローものは大団円で終わるのが、
すっきり劇場を後に出来るので良いかなと思います。
でも何よりこのミュージカル、
歌と踊りが圧巻過ぎて‥ラストの芝居のあっさりさなんて、
大した事ないって思ってしまうんですよ(笑)
これぞミュージカルの力って感じですよね。
音楽も生音。
めちゃめちゃ贅沢感増しますよね。
舞台上のフラメンコギターが視覚的にも効果的でした。
そして‥フラメンコ。
ダンサーさんが本場スペインから来日されているダンサーさん。
これがもう‥圧巻!!!
私的にはオペラでも「カルメン」の楽曲が好きだったから、
フラメンコ音楽とっても好きなんです。
ジプシー・キングの楽曲にのって、
踊りが繰り広げられるのめちゃくちゃ贅沢な時間でした。
ソロで踊られてるのも、
役者さんたちたくさんの群舞も、
どちらもそれぞれの迫力があって心震えました。
ストーリーが終わった後は、
ダンスバトル状態で更にテンションアップ(笑)
あの手拍子のリズム。
劇場を後にした後もずっと耳の奥に残っていました。
独特のあのリズム‥やっぱり好きだなぁ。
私が拝見した時はイネス役の池田さんが千秋楽。
(イネスは島田さんとのWキャストだったんです)
今、日本は天災で大変な時で、
スペインキャストの方々に日本滞在をどうされるか聞かれたそうです。
もちろん自分の自由意思に任せると言う事で。
そうしたら「このキャストと千秋楽まで必ず共にする」と、
そうおっしゃって下さったそうです。
そのお話を舞台挨拶でして下さいました。
なんか‥涙出そうになりました。
私的には、
「逃げれる場所がある人は逃げても誰もとがめないのに」
そう思っていたんですが、
こうやって踏ん張ると言って下さる方がいるのは、
なんだか勇気づけられるものだなぁ‥と思いました。
キャスト・スタッフの皆様、
大阪までこんな素敵な舞台を届けに来て下さって、
本当にありがとうございました!!
このミュージカルを拝見して元気と勇気とをたくさんいただいて、
とってもテンション高く劇場を後にする事が出来て良かった。
一緒にいった友人はあまりにテンションあがりすぎてて、
「なんかさ‥凄いとか素敵とか、
ありきたりの言葉しか出てこなくて、
あの舞台の凄さを表現できない、
自分のボキャブラリーの低さに腹立つわ」
と興奮気味に言っておりました(笑)
気持ちはわかる(笑)
本日にはみ出して自分の備忘録として、
書き残しておこうと思います。
お付き合いいただける方はお付き合い下さい。
本日大千秋楽の幕が下りているので、
そのまま感想参ります。
カリフォルニアから自分を探しに来たディエゴ。
彼は村を治める総督の愛息であったが、
広い世界を見るために故郷を飛び出したのだ。
向かった先はスペイン。
そこには自由を愛し気高き心をもつジプシーたちがいた。
ジプシーと共に生活を送っていたディエゴのもとに、
幼なじみのルイサが訪れる。
ラモンが総督を亡き者とし独裁者になったと。
圧政に苦しめられる村を救ってほしいと言いに来たのだ。
ラモンは総督に養子として引き取られた、
ディエゴと血のつながらない兄弟。
信じられない思いでジプシーたちと故郷へ戻るディエゴ。
ところがそこには独裁者・ラモンに苦しめられる村人がいた。
村に平和と自由を取り戻すために、
ディエゴはマントに仮面、ハットを取り出し、
ディエゴではなく「ゾロ」と名乗り変装して戦う事にきめたのだが‥
タモリ派の私が「ザ ミュージカル」と名付けられた、
本格的なミュージカルを拝見すること自体、
本当に珍しい事だと思います(笑)
(ちなみにタモリ派とはミュージカル苦手な人というくくりです。
タモリさんがそうらしいので勝手にそう言わせてもらってます)
本当にこれぞミュージカルって感じで、
歌もダンスもとてつもないパワーを伴って、
会場を席巻しておりました。
もうね‥圧倒されました、完全に。
会場全体が舞台に飲み込まれてた感じ。
タモリ派の私も白旗上げて舞台を心から楽しんだ。
そんな素敵な舞台だった。
たぶん私的チョイスでは拝見していなかった舞台。
友人から強く誘われて拝見する事になったんですが、
誘っていただいて本当に良かったと思った。
これを見逃さなくて良かったなぁって。
友人よ、ありがとう!!!!←超私信
ディエゴ役の坂本さん。
私的には生の舞台ではV6さんのコンサートで拝見したくらいです。
ミュージカル観ない人なので(汗)
コンサートの時にも、
歌がとってもお上手でダンスがとても綺麗な方で、
おまけに長身なので舞台の上で目を引くんですよね。
ついコンサート中も目で追ってしまう感じだったんですが、
今回の舞台のディエゴもゾロもカッコ良かったです!!
歌、めっちゃめちゃ上手い!!
女子たちとのラブシーンの雰囲気作りも上手!(笑)
そして‥やっぱ長身のマント姿は‥ずるいと思う(笑)
近頃ドラキュラものだとマントが裏地赤とかだったんですが、
今回のゾロは黒の一枚布。
これが長身に映えてとっても素敵だったんですよね。
もうひとつ。
私的にはディエゴのおネエ言葉もとっても好きでした。
ある意味‥めっちゃしっくりきてました(笑)
久々に拝見したイネス役の池田さん。
ジプシーのちょっとはすっぱな女の子がめっちゃお似合い!
男前な姐さんっぷりは惚れてまいますね。
こんな大きな舞台で歌い踊る池田さんを拝見しながら、
「池田友希子をスズナリで観れるなんて贅沢なのよ!」
と言われていた深沢さんの言葉を今更ながら実感しました。
それでもまた贅沢味わいたいです(笑)
「URASUJI」のおゆきで拝見したい!!
ヒロインの大塚さんは私的にどこかで拝見したと引っかかってたんですが、
どうやら‥珍しくミュージカルで拝見してたんだ。
おそらく初舞台になられるのかな?
「シンデレラストーリー」で拝見してましたよ。
あの頃よりずっとずっと歌が上手くなられてて、
凄く舞台慣れされてるから始め気付きませんでしたよ(汗)
育つ間に向けられる愛情にずっと疑念を抱いたラモン。
父の愛も弟の愛も幼なじみの愛も、
全てに背を向けてしまったときに、
彼に残された道は死以外になかったのかな?
最後に俺を信じろと言うディエゴ向かっていったラモン。
でもディエゴの手にもラモンの手にも、
しっかりとナイフが握られていた。
あっけないバットエンド。
そして‥ヒロインとのハッピーエンド。
これだけがなんとも‥私的にはしっくりこなかったな。
ディエゴがこれまたある種愛され体質なので、
愛情に違った意味で疎いんですよ(苦笑)
本人愛されている事をまったく見せつけるつもりじゃなくても、
ラモンにとっては見せつけられていると思ってしまうよね。
無意識下で愛されている事を知っているディエゴと、
愛されている事を確認しなくちゃ生きていけないラモン。
本当に対照的な義兄弟ですよね。
ラモンの嫉妬心もそりゃメラメラ燃えるか‥。
だからこそこのラストにしかなれなかった。
仕方なかったのかな。
あとは‥出来ればイネスは生きてて欲しかった。
瀕死の重傷くらいじゃダメだったのか‥。
まぁ‥あそこでイネスが殺されるからこそ、
ゾロの悲しみも増してラモンとの最期を決心させるんだろうけど。
私的にはイネス姐さん大好きだったので生きてて欲しかったな。
生きて‥気風のいい姐さんのままいて欲しかった。
好きな男が別の女と幸せになる姿を見るのは、
とてつもない痛みを伴うと思うけど、
きっと姐さんなら耐えれる‥乗り越えられると思うから。
そして‥また前を向けると思うから。
姐さんの死はとっても悲しかったな。
私的にはストーリーのラストが、
若干あっさりと終わってしまうのが少し残念な気はしましたが、
やっぱりヒーローものは大団円で終わるのが、
すっきり劇場を後に出来るので良いかなと思います。
でも何よりこのミュージカル、
歌と踊りが圧巻過ぎて‥ラストの芝居のあっさりさなんて、
大した事ないって思ってしまうんですよ(笑)
これぞミュージカルの力って感じですよね。
音楽も生音。
めちゃめちゃ贅沢感増しますよね。
舞台上のフラメンコギターが視覚的にも効果的でした。
そして‥フラメンコ。
ダンサーさんが本場スペインから来日されているダンサーさん。
これがもう‥圧巻!!!
私的にはオペラでも「カルメン」の楽曲が好きだったから、
フラメンコ音楽とっても好きなんです。
ジプシー・キングの楽曲にのって、
踊りが繰り広げられるのめちゃくちゃ贅沢な時間でした。
ソロで踊られてるのも、
役者さんたちたくさんの群舞も、
どちらもそれぞれの迫力があって心震えました。
ストーリーが終わった後は、
ダンスバトル状態で更にテンションアップ(笑)
あの手拍子のリズム。
劇場を後にした後もずっと耳の奥に残っていました。
独特のあのリズム‥やっぱり好きだなぁ。
私が拝見した時はイネス役の池田さんが千秋楽。
(イネスは島田さんとのWキャストだったんです)
今、日本は天災で大変な時で、
スペインキャストの方々に日本滞在をどうされるか聞かれたそうです。
もちろん自分の自由意思に任せると言う事で。
そうしたら「このキャストと千秋楽まで必ず共にする」と、
そうおっしゃって下さったそうです。
そのお話を舞台挨拶でして下さいました。
なんか‥涙出そうになりました。
私的には、
「逃げれる場所がある人は逃げても誰もとがめないのに」
そう思っていたんですが、
こうやって踏ん張ると言って下さる方がいるのは、
なんだか勇気づけられるものだなぁ‥と思いました。
キャスト・スタッフの皆様、
大阪までこんな素敵な舞台を届けに来て下さって、
本当にありがとうございました!!
このミュージカルを拝見して元気と勇気とをたくさんいただいて、
とってもテンション高く劇場を後にする事が出来て良かった。
一緒にいった友人はあまりにテンションあがりすぎてて、
「なんかさ‥凄いとか素敵とか、
ありきたりの言葉しか出てこなくて、
あの舞台の凄さを表現できない、
自分のボキャブラリーの低さに腹立つわ」
と興奮気味に言っておりました(笑)
気持ちはわかる(笑)