習うより慣れろ

一ヶ月前にパソコンを購入した。

パソコン自体もそうだし、パソコンで使用するソフトは、毎年のようにバージョンアップされていき、こちらの技術（頭）が追いつかないくらいにいろんなことが出来るようになっていく。
だけど便利な反面、数年前に販売されたソフトなどはアップデートなどのダウンロードサービスやサポートが打ち切られるという不便さも出てくる。まだ、使えるのに・・・という思いを持ちながらも買い替えなどを考えなければいけないということは、なんとなく納得がいかない。

でも、そんなことばかり言ってられないし、思い切って最新版『Ｖｉｓｔａ』搭載のパソコンを購入、インターネットの接続環境も変更することに。

今まで使ってたメーカーと同じパソコンだし、Ｗｉｎｄｏｗｓのバージョンが変わっただけだから・・と思っていたら・・・・・・甘かった。

セットアップを終え、さぁ使おうと思ってはみたものの、ずいぶん前と違う・・・！？今まで入ってた○○はどこ？？と、一回一回の操作に時間がかかり、こんなにＷｉｎｄｏｗｓは進歩していたのか・・とビックリ。
セットアップ自体は、前より簡単だったしインターネットの設定もセットアップ用のＣＤ－ＲＯＭが添付されていて、面倒な作業はほとんどなかったのはよかったけれど、
ようやく使えるようになったかな・・と思えるまでに１ヶ月ほどかかってしまった。

まだまだ使いこなせてはいないけれど『Ｖｉｓｔａ』の凄さ、便利さに驚きながら、”宝の持ち腐れ”にならないように・・・時代の波に乗り遅れないように(!?)愛用していきたい。

お気に入りの場所

新規入会や体験での参加があり、賑やかな練習になった土曜日。
気分転換に・・・場所を変えての練習になった日曜日。

土曜は、小学生を中心に楽しく・・
日曜は、中学生の試合結果について、練習時間の半分を費やし話し込んだ・・

結果はあくまでも結果だし、いつもいつもベスト記録が出せるわけではない。
ただ、もう少し悔しさやいろんな思い（気持ち）が伝わってきても
いいような気がした。

しんどい練習をやるのなら・・

何かを感じとって欲しいし、
目標や夢に向って頑張る強い気持ち（心）を、
いつも持ち続けていて欲しいと思う。

いつも結果や記録だけにとらわれる必要もないし、
体も心も成長していく今の時期にしか出来ない練習や経験をし、
『走ること（陸上）は楽しい』と思う気持ちをうえつけてほしい。

小・中学生に対しては、そう思えるような取り組みをしていかなければ
いけない・・・・ついつい、忘れそうになる思いを
改めて自分の中で確認した。

しっかり話し込んだ後に、軽く汗を流しに出かけたコースは
結構いいコースだった。
山手のコースで坂道があり、夏場には暑さをしのぎながら、
走り込みが出来そうな、絶好の練習コース。

これからのクラブの練習や自分のトレーニングに
変化がつけられそうで、ワクワクしてきた。

クラブの会員は年齢が違えば、レベルも違うし、目標や思いもそれぞれに違う。
そんな中で、お互いに刺激されながら、みんなが満足できる活動をめざして。
難しいけれど、やりがいのあるクラブかなと思う。
もっともっと、いろんな人が集まれば魅力的なクラブになるような気がする。

新年度

吹く風はまだ少し冷たい感じがするけれど、
外で体を動かすのには、ちょうどよい季節。

いつも通り、午前中のクラブの練習を終え、
帰ろうとしていた所へ『すいません』と声をかけて来られた方。

我流で練習をし、フルマラソンやウルトラマラソンに出場しているが
故障をして、走り方や体のケアの仕方を教わりたくて
ホームページでうちのクラブを知り、
直接、見に来た。とのことだった。

クラブのこと、練習のこと、故障した時のこと・・・・・を、
しばらくお話し、今日は一緒に練習出来なかったので
”またよければ、来て下さい。”
”来週、また来ます。”と、最後に交わして別れた。

クラブの新年度に合わせ、
昨日滋賀でも３名の方が入会して下さることになり
今日は、京都で突然の出会いが。
メールや電話で問合せを頂いても
実際の活動を見に来て頂けなかったりすることもある中で
今日、直接声をかけて頂いた事は、
すごく嬉しかった。

興味を持って、話を聞いてみようと思っても
初めて会う人に、声をかけるのはすごく勇気のいることだし、
気持ちはあっても、なかなか出来なかったりするけれど、
そういう勇気や行動力を持つことの大切さを
改めて学んだような気がした。

今まで、クラブの話をいろんな方にさせて頂いた。
でも、思うように進まなかったり、
他のいろんなことに追われてしまって、
大切なことをすぐに忘れそうになる。

今日の出会いで気付かされた『大切なこと』を忘れないように
また明日からの行動に生かしていきたい。

指導者とは・・・

約、１年ぶりの再会。

今は、高校の陸上部に在籍していて
クラブの活動にはほとんど参加出来ない会員から
相談（話が）したいことがある。とメールがあり会うことになった。

インターハイのブロック予選を前に故障していること・・
高校３年生ということもあり、進路のこと・・
『今まで、この子とこんなにゆっくり、いろんな話をしたことがあったかな・・』と、
考えるほど、時間が経つのを忘れるくらい話をした。

部活動の話をしていて、人を指導するということはどういうことなのか・・・
少し、考えさせられた。
故障していることを言えなかったり、
『質より量』の練習は、私も経験したことのないメニューだったり、
まぁ、３年間よく頑張ってきたな・・・と、つくづく思った。

何十人もの部員がいて、一人ひとりの状態を把握し、
声をかけてあげたり、話してくることに耳を傾けてあげたりすることは
時間もかかるし、大変なことなんだと思う。

でも、私はクラブで子供たちを見ていても
話をすることの大切さをいつも感じるし
練習をするのと同じくらいに、
一人ひとりと、言葉を交わすことを大切に思う。

見ているだけでは分からないことがたくさんある。
話をしてみて、初めて気付くことがある。
そして、話をすることで、自分も元気をもらうことがある。

競技者として経験してきたことは、
特に自慢できるようなこともないけれど
何かを求めて、話をしてきた子には
しっかり向き合って、話を聞き、自分の思いを伝えてあげられる人でありたい。
何かを指導する・・というのではなく、
一緒に練習をする中で、
共に笑ったり、泣いたり、
頑張ったり、考えたり・・・していけたらいいなと思う。

山あり谷あり

進学や就職で環境が変わる４月。

環境の変化に加え、日々の気温差も大きいことが
気持ちや体調に微妙に影響するのか・・・
今週は、立て続けに２人の会員から『調子が悪い・・・』メールがあった。
故障で３週間ほど満足に走れない会員、
出来るはずの練習が気持ちよく出来ない会員、
２人以外にも、
練習不足で記録会の結果が思わしくなかった会員、
調子の悪い会員がいる一方で
進級とともに体も一回り大きくなり
動きが、みちがえるように上手くなってきた会員。

成長期の会員は、レベルも体調もそれぞれで
一人ひとりと向き合うことが何よりも大切で、
自分にとっても勉強になるといつも思う。

今、この子には『頑張れ！！』の言葉が必要なのか、
『無理するな、焦るな、ぼちぼちや！！』のほうがいいのか・・と、いつも考える。
状態を見て、話を聞いて、出来る限りの言葉をかけてあげたい。といつも思う。

故障していても言えなくて、
休まないといけないと分かっていても
休む勇気さえなくて、
環境の変化とともに、故障が続き２年間もレースに出られない日々・・・

今、いろんな壁にぶち当たり、
いろんなことを感じたりしながら競技を続けている会員を見ていると
みんな同じことに悩んだり、ぶつかったりしながら
強くなっていくんだ。と、自分が経験してきたことを
よく思い出す。

競技をやめて気付くことがいっぱいある。
自分も経験してきたことだから、かけてあげられる言葉がある。
そして、いろんなことを乗り越えていく会員たちがいるから
毎日の練習や活動を頑張れる自分がいる。

一人ひとりがいろんなことを感じながら
頑張れるクラブでありたい。