さかさまの虹 -憂鬱な日々の記録-

管理人が日々思うことを延々と綴ります

最強のふたり

2020-02-27 22:42:00 | 映画
心温まる作品。

観る前はもう少し人間の生死に踏み込んだ作品だと思い込んでいました。

実際は、人権だったり、人の尊厳みたいなものをシンプルに描いた良作。

障害者に対して、障害があるという考えがなく、偏見もなく同じ目線で接する。

一番大事で一番難しいことなのかもしれません。

人間は身分や地位の違いはあれど、同じ人間であることには変わりない。

そういうテーマが潜在的にある。
そんな作品でした。

ところどころ挿入されるピアノも素晴らしく、この映画を引き立てています。

思った以上にジーンとくる。

良い映画でした。

★8つ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

インセプション

2020-02-19 07:42:00 | 映画
観た後の感想・・・難しくてわからないということがよくわかった 笑

お互いで夢を共有することで、潜在意識に侵入し、情報を抜き取ったり植え付けたりする、というお話。

この映画が複雑な理由は、夢が何階層(夢の中の夢)になっていたり、主人公と亡き妻との関係が、現実と入り混ざることで観ている側から非常にわかりづらいことにあると思います。

時間軸やオムニバス形式を操るクリストファー・ノーランらしい作品ですね 笑

実際に現実で起きていることは、実はあんまりなくて、終盤も飛行機の機内で寝ているだけという。

と言いつつも、夢の中では激しい攻防を繰り広げており、手に汗握りますね。

音楽はいつもの通りハンス・ジマーなので、重厚かつ緊迫感のあるサウンドで、観ている側にスリルを味わせてくれます。


また、サイトー役の渡辺謙は主役級の活躍をしており、日本人としては嬉しくなりますね。

主人公のレオナルド・ディカプリオの境遇は、シャッターアイランドと結構似ていて少し笑いそうになりました。
シャッターアイランドも確か同年に公開したような・・・汗


さて。
ラストシーンで色々な説があるようですが、私は、現実だと思います。
ハッピーエンドであってほしいという願望もありますが、あれを夢の世界と考えるのは少し無理がある気がしていて。

多分、あの後トーテムは倒れるんでしょう。
亡き妻への罪悪感の解消とともに・・・。


長いけれど、全然飽きさせない。
流石の作品でした。

★8つ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祖父の死

2020-02-14 22:12:00 | 日々の出来事
祖父がさっき亡くなった。

仕事が繁忙期で、水曜日から家に帰らず泊まりこみ。

そんな中での報せ。

身体はボロボロだったけれど、顔を見に行った。

眠っているみたいな顔というのは、こういうのか。

本当に眠っているようだった。


対面する前は、涙が出ると思っていたのに、顔を見ても涙が出なかった。

先週、病院にこっそりお見舞いに行き、そこで少し話せたから。

生前会えたから。

多分、そういうことだと思う。

先週会えなければ、一生後悔したと思う。

自分の中で、どこかふんぎりがついていたのかな。


おじいちゃん。
どうもありがとう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本国紀

2020-02-10 07:48:00 | 漫画・音楽など
図書館にあったので手に取ってみました。

日本の歴史についての入門書みたいな感じですかね。

自分としては、あくまで中立の立場で読めたと思いますが、各章のコラムに筆者の私見が盛り込まれていて、結構面白かったです。

歴史を綴ったものは、一冊だけだとその色に染まってしまうので色々と読まないといけないなーと思います。

活字が苦手な割に、よく500ページも読めたなと自分を褒めたい 笑



コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

翔んで埼玉

2020-02-09 11:48:00 | 映画
念願の作品。

埼玉けんには縁もゆかりもない千葉出身で都内在住の僕ですが、凄く楽しめました。

中盤、千葉と埼玉が張り合うシーンがありました。

学生時代、正にああいう感じで埼玉県民と争っていたのを思い出しました。

海がないだろ!

とか

草加せんべいがないだろ!

とか。

本当にあのまんま張り合っていたものです 笑


関東のみんなが思っているようなことをオーバーながらも見事に物語に昇華していて面白かったです。

作品としてもオチも綺麗で、ここまで上手くまとまっている作品は久々な気がします。

関東圏以外の方からするとポカーンという感じかもしれませんが、そこはしゃーないかなと。


娯楽映画としては満点に近いと思います。

★10
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする