近衛天皇陵
鳥羽離宮には3つの天皇陵があります。地下鉄竹田駅の西南、安楽寿院の南にそびえる木造の多宝塔(豊臣秀頼の再建)が近衛天皇陵 近衛天皇(1139年~1155年)は鳥羽天皇の皇子で、異母兄の崇徳天皇に代わって5歳で即位、17歳で崩御されます
修復中
修復前
鳥羽天皇陵
鳥羽天皇(1103年~1156年)は堀河天皇の第一皇子で、5歳で即位されます
白河天皇陵
新油小路通をはさんで西側の森が白河天皇陵です。白河・鳥羽天皇陵には、もともとは三重塔が建てられていました。現在の白河天皇陵は一辺33メートルの方形ですが、築造当時はさらに大規模なものでした
西行寺跡
西行(1118年~1190年)は、俗名を佐藤義清(のりきよ)と言い、北面の武士として鳥羽上皇に仕え、弓馬の技ばかりか和歌にも蹴鞠にも秀でていました。若くして出家し西行と名乗り、旅を重ね多くの和歌を残しました。ここは彼の屋敷跡を寺に改めたと伝えられ、江戸時代の『都名所図会』の挿絵に、草庵や月見の池、剃髪塔も描かれていますが、今は地蔵堂だけが残っています