宇賀神社 奈良県宇陀市菟田野宇賀志1096 PK-なし
現在は天照大神を祭神として祀っているが、もともとは地元の豪族だった兄宇迦斯(えうかし)・弟宇迦斯(おとうかし)を祀っていた。この二人の名は『古事記』に神武東征説話に中にも出てくる。兄弟はこの地で仕掛けを作って神武を殺そうとしたが、弟の裏切りで逆に兄が大伴の連らの祖先の道臣命
(みちのおみのみこと)と久米の直らの祖先の大久米命(おおくめのみこと)の二人に斬り殺されてしまう。そのため、神社の裏を流れている小川付近は血原という名がついたという。
本殿
本殿
シブナシガヤから少し行ったところにある
前回-2012.07.22
日張山 青蓮寺 ヒバリヤマ セイレンジ 宇陀市菟田野区宇賀志1439 PK-free 大和のかくれ古寺 浄土宗の尼寺で約1200年前、中将姫が建立したと伝えられる。寺宝に中将姫の画像や彫像、曼荼羅図などがある。世阿弥の謡曲「雲雀山」はこの寺が舞台となっている。前回は、 御朱印をもらうべく、呼び鈴を押せども応答なし 今日は50くらいの尼僧さんが御朱印を書いてくれた。92歳の尼僧さんがまだおられるとのこと ご厚意により、本堂を拝観させてもらい、写真も撮らせてもらった。
無常橋
なかなかに 山のおくこそ 住みよけれ くさきは人の さがを言わねば (中将姫)
阿弥陀堂
本堂
前の本堂・茅葺 絵葉書より
本堂前
本堂内 本尊中将姫 中将姫の像は自分で彫ったらしい
庫裡