鏡作神社(八尾)2012.12.09 Archivesの続き
鏡作麻気神社 磯城郡田原本町小阪244 創立年代は不詳 文徳実録に、仁寿元年(851)正月正六位とあります 現在は、八尾の鏡作神社の境外末社です 江戸時代には、「春日社」「子安社」と呼ばれていたようです 祭神;天糠戸命あめのぬかどのみこと(天目一箇命の説もあり) 摂社;白山社、的場社 祭神の天糠戸命は石凝姥命(鏡作伊多の神)の御父です「麻気」は、鏡板を磨くことのようです 鳥居横に、小さな鏡池(神鏡を鋳て水を注いだ所)が残っています
本殿
本殿
鏡作伊多神社(宮古) 宮古池の南西角に鎮座しています 元は、補屋大明神と称していたそうです 現在は八尾の鏡作神社の末社です明治初年の神仏分離の時、社地北側の地が字伊多といった為 式内社「鏡作伊多神社」比定されました
拝殿
本殿
鏡作伊多神社(保津) 保津の環濠集落内に鎮座する延喜式内の古社です 明治以前は、牛頭天王社と呼ばれていたそうです 祭神;石許利止売命 摂社:宇間志麻遅神社(宇間志麻遅命)
拝殿
本殿
岩見鏡作神社 古代祭祀の聖地であったと言われる、この地に居住した鏡の鋳造を業とした鏡作部の氏神です 小さな神社ですが、近辺にある鏡作神社の元々の本社とも言われます 現在は八尾の鏡作神社の末社です
拝殿
拝殿
本殿
宮古の薬師堂 磯城郡田原本町大字宮古字寺垣内
磯城郡田原本町の宮古集落にある「薬師堂」には、国の重要文化財に指定された美しい薬師如来像『宮古の薬師如来』がある
普段は中へは入れず、小さなのぞき窓が有って、そこから眺める仕組みに成っている。
薬師如来座像は、宮古集落の東方にある薬師堂(集会所と併設)に安置されている。檜の一木造りで、9世紀後半の作とみられる。像高96.6センチメートル。平安初期一木彫像の優品である。