Chris's monologue

二匹+ONE?のクマンズとChris(謎の生命体)の怠惰な生活

居酒屋紀行シリーズ【続最終オフ会】

2009-11-01 14:07:19 | ビバ☆オヤジ酒場

夏でもないのに、夏風邪をひいてしまい、「続最終オフ会」に出られなくなってしまいました。なので代わりにChrisさんに行ってもらうことにしました。

【秋なのに……浦和の夜は熱かった】
チャイロ系ちゃんに、たのまれ、わたしがオフ会のレポートをするはめになってしまった。
そんなこと急にいわれてもなぁ。_| ̄|○
実をいうと、いま仕事で非常に忙しい。正直いって、いま集中力を欠く行為はできるだけ避けたいというのが本音である。
しかし、チャイロちゃんのたっての願いとあっては、聞き入れざるをえないだろう。
それが血は繋がっていなくても親代わりとしての責任というものではないだろうか?(全国の子をもつ親御さん、わたしを見習いましょう。特に子どもをほったらかして居酒屋のオフ会なんかに行っているヒトたち)

おまえの(-_-;)/(+_+;)\(-_-;)ことだ!

オフ会当日、わたしは普段にない集中力で仕事をバシバシこなしていった。ただし、目標するところまでは、なんとしても終わらせなくてはならない。
その為に、わたしは遅れをとってしまった。(まさかそのことが元で、あんなにもディープな夜を経験するとは、その時はまだ分るはずもなかった)
チャイロ系ちゃんの情報によると、会場はロンドン・パブ。立ち呑み形式で行われるとのこと。
仮にも社交界デビューを終えている身。ここはタキシードといきたいところだが、まあ場所が浦和とあってはそこまでキメこむこともあるまい。
とりあえずフォーマルな服装を選んでみた。
イギリスでも現在では、クール・ビズが流行とのこと。ならば、ネクタイはいらないだろう。
ただし紳士としての身だしなみは心がけなければならない。
わたしはダークなジャケットを選び、出かけることにした。
到着したのは17:30あたりだったろうか。会場には、16:00~20:00の間にくればよい。そうチャイロ系ちゃんに教えてもらっていた。
まあ、この時間帯ならば、そろそろ次の目的地にみな移動を開始していることだろう。

註:今回のオフ会は珍しい形式で、最初に集まる場所としてこのロンドン・パブ“アーロン”があるのだが、その他にも会場があり、各々が好みと目的ごとにチョイスできる酒場巡りができるようになっている。5千円の会費には、他の店で使える1000円チケットが二枚付いており、客はそのチケットと地図を片手に浦和の街を、血に餓えた……いやいや、酒に餓えたゾンビのように徘徊する趣向なのである。

わたしは地下へつづく階段をおりていった。
そして、わたしは目を疑った。
な、なんだここは!?
もう一度いうが、時刻は5:30p.m.である。フツーに考えて、まだ宵の口ともいえないような時刻である。
ところが、この盛り上がりようはなんだ!
しかも、ロンドン・パブにありえない、このざっくばらん服装はなんだ?
会費を払い、せっかく居酒屋番組を10年も続けてきた旅チャンネルの名プロデューサーとお話するチャンスにも恵まれたはずなのに、わたしは放心し、上の空で、彼がなにをいっているのか、さっぱり聞いていませんでした。
だって、そこにはすでに酩酊し、潰れている者までいるのです。
わたしのイメージするロンドンがどんどん遠ざかる。
下戸ではないが、チャイロ系ちゃんほど酒に強くないわたしだが、これは飲まずにいられない。
このハイテンションの空気に呑まれるまえに、酒を呑んでしまえ!それがこの場で唯一わたしに出来る戦術だろう。
とりあえずグラスをもらい、ピッチャーのビールを自分で注ぐ。いわゆる駆けつけ三杯戦法である。
ようやく気分も落ち着き、さて困った。
チャイロちゃんと一緒に来ているのならば、話し相手もいる。しかし今回はわたし独りだ。
しかも、すでにグループが出来上がっており、そこへ入っていく図々しい度胸を、わたしは持ち合わせていない。
けれど本日10/31、小津安二郎/蓼科高原映画祭2009を欠席してまで、参加した居酒屋紀行のオフ会である。
ここはなんとしてでも、誰かとお尻愛……いやいや、お知り合いにならなくては。

シモネタ禁止!バキッ!!( -_-)=○☆)>_<)アウッ!

ということで、立ち呑み形式なのに堂々と座って呑んでいるヒトたちの仲間に加わることにしました。m(_ _)m申し訳ない。仕事で疲れていたもので。
ところが、とんでもない席に座ってしまいました。
その席は、居酒屋紀行を陰で支えている、いわば居酒屋紀行の縁の下の力持ち、居酒屋界の裏スター、宝月氏のテーブル席だったのです。どおりで待遇がちがうわけです。
なんとわたしは、そんな大スターの隣りにちゃっかり座ってしまったわけです。
人気者の宝月氏は、みなにバシバシ写メされまくり。
そんなスターに酌させてしまったわたしは、もはや悔い改めることのできない罪人でしょうか?
けれど、そんなフトドキモノのわたしとも、お話してくださった宝月さん、あなたはとってもいいヒトだぁ。(今度機会があったら、またゆっくり呑みましょう、宝月さん)

^(ノ゜ー゜)ノ☆パチパチ☆ヾ(゜ー゜ヾ)^宝月さんエライ!

その後、宝月さんたちは、宝月さんお気に入りの“和浦酒場 弐”に移動。(及川店長によろしく!後で行くかも)
さて、わたしはそこで空腹を覚えた。
実はこの日、朝食べたきりで、昼は食べていない。(それほど忙しかったんですよぉ)
とりあえず、なにか食べないと。
しか~し、食べるものがほとんどありません。(誰だ、次の客の分も食べたやつは!?)
やっとのことでソーセージ三本ゲット。
そこでようやく客の観察をできるゆとりができました。
しかし……なんだかなぁ、せっかくイギリス紳士のパブなんだから、ちゃんとすればいいのに。
誰ですか?そこで立ったまま寝てるヒトがいるんですけど。
おや、あそこにいるのは居酒屋“力”の従業員かな?
よくよく見ると、ゲッ!太田センセイでした。
この日、浦和レッズに敬意をはらい、真っ赤な衣装を着ていたヒトは後にも先にもこのヒトしかいません。
太田センセイ、あなたはますますエライ!キャーゞ(^o^ゝ)≡(/^ー^)/"""パチパチ

太田センセイがひとりどこかへ旅立たれてから、わたしも席を移動。
お、あそこにいるのは、前回放送されたときのスペシャル・ゲスト。
実は、チャイロ系ちゃんにサインをもらってくるように頼まれていたのだけれど、色紙を買っていくのを忘れ、ま、いっか、と彼らのグループに突入。

>もはや、JUMBO親方のいうハンドルネームがなんの効力もなくなってしまった(だって番組内で本名明かしちゃってるし)JUMBOさん、お話できて楽しかったです。
2千円分のチケットを、コンビニでカラーコピーしたら、今夜いろんなところで使えるなぁ。などと不届き千万なアイディアには腹がよじれるほど笑いました。(オヤジさまがそれを聞いて慌てていたことに、爆笑モード全快)
(^-^)//""JUMBOさん、あなたはユニークすぎる。JUMBOさんをセブンイレブンのコピー機の前で見た!というヒトは速やかに旅チャンネル・スタッフまでお申し付けください。

その後、テーブル席で地モティなヒトたちと呑みました。
なにやらウィスキーのブランインド・テイスティングが始まってます。
無論、わたしも参加。
∀(*ToT)人(T-T*)∀
しかし、スコッチとバーボンの違いしか分らないわたしに、そもそもそんなものは無理。
あれ~、あれ~、おかしいなぁ、あれ~、あれ~、おかしいなぁ、あれ~、あれ~、おかしいなぁ……そうやって繰り返し呑んでる間に、だんだん風景が怪しくなってきました。
そんなことを繰り返していたら、2千円チケットを使う前に倒れてしまう。
わたしは思いなおし、ビールに戻ることにしました。
ギネスのハーフ&ハーフ。そしてギネスの黒。ここまで呑んだらもう元はとれたでしょう。
そんな無理して呑むことはないのだけれど、どうしてもこういうところでは貧乏人根性が丸出しになってしまいます。
まだまだイギリス紳士にはなれそうもありません。~~ヽ(▼o▼)いいんだよ、おまえは日本人なんだし。と自分に突っこみを入れていると、以前あった名店“あんでぃら”の常連客がきてるではありませんか。
これは、お懐かしゅうございます(中村玉緒風で)。
それじゃあ、あっちで呑もう!と、昔話に花がさきました。
あっという間に時間がすぎ、ふと気がつくとあれほど騒がしかった店内はわたしたちだけ。
「お~い、もうおしまいだぞぉ」とオヤジさまにいわれてようやく気がつきました。
しまった、またもや遅れをとった。

わたしは挨拶もそこそこに次の店を目指しました。
どこへ行こうか迷ったすえに、和浦酒場へ。
行ってびっくり!
ものすごい盛況。表でも客が飲んでます。もちろん居酒屋紀行のオフ会に来ていたヒトたちです。
こんな熱い浦和を見たことがありません、レッズが試合で勝ったとき以上です。
これは、入れないかなぁ、と覗いてみると、さきほどの地モティのヒトたちがいるではないですか。しかもおあつらえ向きに、椅子がひとつだけ空いています。
またもやそこにお邪魔することになりました。
そこでは、あれほどウィスキーを飲んでいたヒトたちが、今度は日本酒。
「神亀」三昧。
ここでも遅れをとってはならぬと、「すいませーん、猪口ください」と頼むと、なぜか出てきたのは湯呑。え、燗酒をこれで飲めと?
多分、盃がなかったのでしょう。
神亀のひこ孫を湯呑茶碗で飲むという贅沢は、かつて経験がありません。
わたしの視界は、メリーゴーランドのようにグルグル回っています。
回る視界のなかで捉えたものは、またしても居酒屋“力”の従業員。
よくよく見ると、またもやそれは太田センセイ。そういえば、今回一度もお話していません。
ちょっと挨拶にでも、と立ち上がろうとしたその時!
太田センセイご一行が、帰る模様。
そんなバカな……これから語り合おうってときに。
そこで一行のひとり、格さんか助さんのどっちかと思われるJUMBO親方さんに訊ねました。もう帰るのか?と。
すると親切な助さんは、耳元で教えてくれました。“和浦酒場 弐”に移動、と。
ラジャ!(`^´ゝ
わたしは席に戻り、ひこ孫をあおりました。酉酉  酉_(-_-メ)
そして2000円券すべてを気前よく、そのテーブルに寄付することにしました。
またもやなにも食べずに呑んでいたので、もはや足はフラフラです。
スクラップ寸前の脚を叱咤激励しながら、わたしも“和浦酒場 弐”に向かいました。
心のなかでは、もう遅れはとらない!それだけが挫けそうなわたしを、最後まで奮い立たせる原動力でした。
しかし……Σ(|||▽||| )
いっぱいで入れない…………。_| ̄|○
モトコちゃ~ん、常連なんだからそこをなんとか。⊂((〃'人'〃))⊃
甘えは通じませんでした。
||||||||||凹[◎凸◎;]凹||||||||||ガビーン!

及川店長にも甘えようとしたのですが、忙しそうだったので断念。
なす手もなく、わたしは帰路への道を、疲れた足を引きずるようにして帰っていったのでありました。
思えば、このオフ会で食べたものはソーセージ三本だけだっなぁ。と、酒ばかり呑んでいたことに後悔しながらも、ひとつの教訓を得ました。

出遅れることなかれ!

帰ってから、チャイロ系ちゃんの枕元でそう報告すると、隣りでクマルさんがうるさそうに「バカ」とひと言いわれてしまいました。
そんあ身も蓋もないこと……確かにバカかも。。。

以上、居酒屋紀行「続最終オフ会」のリポートでした。

>オヤジさま、「新最終オフ会」はいつごろかしらん?

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