お久しぶ～り～ね♪

　小柳ルミ子って元気なのだろうか。最近テレビで見ないけど。

　１０月に入り，やっと海に行けた。錦江湾は，台風１６号の後，大量の流木が漂っているらしい。昨日の夕方，緒方釣具に言った時も，「流木に当たっとのさんで(当たると大変だから)，ちた(少し)明るくなってから出っで(出るから)」 と５時半出船とはじめ言われた。しかし，「人が多かったら早よ(早く)出っでな(出るからね)，ちた(少し)早よ来やんせ(早くきなさいね)」と言われた。

　この「ちた早よ」というのが難しい。緒方の船長は，大概時間が早い。５時出船と言われて５時前に行ったら置いて行かれたこともあるし，２時回収といわれたら，１時半過ぎには船が見える。だから，１時間は余裕を見て行かないとイケナイ。

　午前４時に家を出て，イガイを取りに。緒方の前を通ると，常連さん達が集まって船長と談笑中。ルアーマンらしきグループも。人数が多そうだ。これは早いなと思い，急いでイガイを獲って緒方に戻る。４時半を過ぎていたが，まだ話をしている。先に港に着き，準備をしていると続々車がやってきた。程なく船長も到着。「人工島から行くね」と言われ，フカセ師４名，ルアーマン５人と久しぶりに大人数で人工島へ。

今日も綺麗な朝焼けでした。暗いうちは，桜島の上に北斗七星が綺麗に見えていた。

　朝方，真鯛を狙ったが不発。ハトポッポ４尾，ベラ１尾，フグ３尾。フグが多いのか，落とす途中でカニが捕られる事が多かった。

　陽も高くなり，チヌ狙いにチェンジ。上から見ると，スリットの柱のところやマスの中にチヌはいる。いる。いる。いる・・・・・。しかし，なかなか喰わない。特に，イガイには全く反応無し。フジツボがちょっとだけあったので使ってみたが，アタリはとれなかった。

　反応が良かったのはカニ。一匹目は，柱の内側に落としたところで押さえ込んだ。４０㎝。

マスの中でやり取りしたが，スリットに走られる事も無くなんなくタモ入れ。

その後は，再度イガイで内側を先端まで探り，外側に回ってスリットの外，中と探ったがアタリなし。チヌはいるのに・・・・。フカセの常連さん達もなかなか厳しいようだった。

　カニにチェンジして，柱の内側や，スリットの中に入れて行く。と，柱の際に落としたところで引ったくられた。魚は一気にスリットの中へ。とっさに竿をスリットと垂直に構え，糸が当たらないように耐える！なかなか重量感がある魚で元気が良い。魚の動きが止まったので，じわじわと慎重に糸を巻き，マスの中へ誘導。マスの中に入った事を確認したら，一気に勝負に出る。竿(ヘチさぐり)が綺麗に弧を描いている。じわっと引き寄せると浮いてきた。体高のある４６㎝。久々にチヌらしいチヌだ。

　結局この２匹で終了。近くで釣ってたフカセの方は，小さい真鯛やオオモンハタの型のいいのを釣っていた。先端近くの名人はクロが数匹。エサ取りのウリボウ(イサキの子)やアジに邪魔されたそうだ。ルアーマン達は，ネイゴが一匹とのこと。みんな厳しかったようだ。

　午後１時回収だったが，やっぱり１２時半過ぎには船が見えた。早めに片付けていたので，のんびり釣果を話し合いながら船が来るのを待った。

　天気も良く，暑い一日だったが，何とかチヌの姿が見られて満足の釣行。

　マリンポートには，今日も大きな船がやってきていた。あの岸壁にはおっきなチヌやクロがいるんだけどね・・・・・。