一周忌,初盆と,8月の中旬は忙しく,気付けば8月も下旬。
昨夜はサマーナイト花火大会だったし(ネットで見てた・・・),夏の高校野球は作新学院が優勝して終わったし(樟南も一勝したし),オリンピックも日本勢の大活躍が続いてきたが(男子400mリレーは鳥肌立った!)月曜の朝で閉会式だし,後は24時間テレビが終わると「夏も終わりだなぁ」と思う。
しかし,まだまだ灼熱の太陽が照りつけ,連日35度超えの気温で,今日も薩摩川内では37度を超えたらしい。人の体温を超えた気温てマジでやってられない。しかも日本近海には3つも台風がいる。夏はまだまだ終わらない!
2週間ぶりに釣行。電話では,船が「4時半頃出る」と言われてたので,3時に起きてエサ取りに行って,緒方釣具店で受け付けして港に着いたのが4時10分。しかし,船がいない!5人程待っていたので聞くと,人間が多くて,1便の一文字行きはさっき出たとのこと。乗船名簿にやたらと名前が多いと思っていたら・・・・。
しばらくして,大きなワゴンがやってきた。福岡ナンバー。中から8名の落とし込みの方々が下りて来た。どうやら石播に行くらしい。「チヌはいらん」と,きっぱりコロ・真鯛狙い。わざわざ鹿児島まで来るんだから,もっともかな。しかし,明るくなったらあんまり上がらんけどねぇ・・・・・。
待つこと約30分、船が帰ってきたので全員の荷物を積んで出校。一文字,石播と下ろし,やっと人工島沖堤に上がったのは5時半。すっかり明るくなっていた。自分の他にはルアーの方と,カゴの方が一人ずつ。後からルアーマンが2人来たので計5名と,ほぼ貸し切り状態。
海はベタだし流れも緩い,風も無い。暑くなりそうだ・・・って,既に暑い。それでも朝マズメはコロ・真鯛狙い。復活した「ヘチさぐり240」で,カニをゆっくり底まで落として行くが,フグやらベラやらエサ取りが多い。1時間程で餌箱に入っていた13匹のカニを使い切り,釣れたのはハトポッポだけ。やっぱり暗いうちだな。
「Hな銀次郎」に持ち替えて,ハリスは2.5号とパワー勝負。内側は1.5号でも大丈夫だけど,マスの中やスリットの際を探って行くので。
内側を探って行ったが,潮位が高すぎるのか,アタリは一度のみ。掛けたけど,ハリ外れ。先端まで行って外側も探ったが,アタらない。暑くて集中力が続かない。早々にベースに戻り休憩。
「パタパタ」とヘリの音が近づいてきた。これは海自のSH-60だな。空を見ると,鹿屋の方から飛んで来て,人工島(マリンポート)のヘリポートに着陸した。
携帯のカメラではこれが限界!
しばらくすると,何処かへ飛んで行ってしまった。何の訓練だったのだろう。
水分を補給したが,飲んでも飲んでも暑さは暑さが収まらない。冷やしたタオルを首に巻き,気合いを入れて白灯台側がら外側を探る。高いところからスリットを見ると,結構な数のチヌはいる。でも水が透けてるから警戒心は高い。
外側は潮が結構流れていて落としにくいので,マスの中を探る。すると,スリットの際でスッと糸が動いた。アワセを入れて戦闘開始!元気がいいし,型もまあまあだろう。Hな銀次郎と仕掛けがどれくらい強いか竿でためてみる。スリットに突っ込もうとするが,竿でためる。3度程強い突っ込みを見せたが,やがて浮いてきた。48.5㎝。
そこから3つ進んだマスの中で,際を底まで落としたとき,着底と同時にコツっとアタリ。聞いてみると生命反応有り!すかさずあわせると,こいつもなかなかの引き!Hな銀次郎でためると,硬い竿が弧を描いているが,まだまだ余裕がある。なんとかスリットに入られないようにやりとりして,上がって来たのは正真正銘の年無し52㎝。
仕掛けに自信が持てたので,ハリスを2号に落とす。ベース近くのマスの中で,手前のシェード部分に落として行くと,棚で糸がスッと吸い込まれた。あわせるとギューンと走る。しかし,先ほどよりは大きく無い。ゆっくり浮いてきたのは47㎝。
暑くて堪らずしばし休憩。すると,また海自のヘリが飛んできてマリンポートに下りた。日曜だから訓練は休みのはずだけど,なんかあったのか。
12時回収なので,残り1時間。片付けまで入れて正味40分。灯台と反対側を探る。時間が無いので,残っていたカニを使う。すると,スリットの柱の底の方でコツっとアタリ!うりゃっとあわせるとギューんと元気に奥に走った。元気は良いが,型はそんなに大きく無い。ゆっくり浮いてきたのは43㎝。
後15分はできそうだったが,暑さに負けて納竿。
海の中にはアジが沢山泳いでいた。気持ちよさそうに。イラも,チヌも,水の中は涼しそうだった。思わず飛び込みたくなるくらい波止の上は暑かった。やっぱり釣りは修行だな。