シェラブドール

創作人形作家です。

2週間前の行動を確認しながらのコロナ疲れってうんざりですね

2020-05-13 08:41:09 | Weblog

私はインドア派なので
「外に出れない辛さ」は感じることはない。

もくもくと「手仕事」をしてる訳で
家族以外は誰とも話しをしないことは
3日、4日ある。

犬の介護の一年半は「お散歩タイム」もなくなり
今日まで至ったわけでありまして
人と会わない

コロナの心配は皆無だわ・・・

買い物も一目散に帰ってきているわけで
お店に入る前後はアルコール消毒は欠かせない。

たまたまお店でもアルコールが切らしているときは

ま!家に帰ってすぐに手を洗えばいいか!


しかし運転している途中で

「目」を無意識に擦る時がある。

マスクのすき間から口元を触るときがある

粘膜が危ないですよ、と何度もテレビで言っていた

あ~~~どうしよう~~~手を消毒していない

それだけでも十分、気分は萎える。
そうか・・・
不要不急、スーパーに行かなきゃ
こんな「心配」はない訳で


あぁ小池さんごめんなさい・・・

別に今日買わなくても良い食材だったわ。


ある時ドラッグストアーで
近所の奥様にお会いした。
彼女はそのお店のキャッシャーの一人である。
その日も混んでいて1メートル間隔で列をなしていた。

私の番になり

アイコンタクトでビニールのシート越しに挨拶を。

彼女は私に尋ねた。

「ねぇ~犬ちゃん、その後容態はどう?」と
心配そうに話しかけてくれた。

う・・・・ん、実は2日前に亡くなったのよ、と私。
ちょっと目頭が熱くなる。

え~~~???亡くなったの?オゥ~~~。

ビニールシートを押しのけて

私の手を強く握り締めた。
何度も握り締めてくれた。

ソーシャルディスタンス!!!

でも
私は彼女の優しさに「手を離す」事は出来なかった。

何故なら彼女は外国人であり
感情を素直に表せてくれるのは

長い間、海外に住んでいた私には十分心得ていたことだ。


外国人なら必ず「熱く」握り締め
お店でなければ
熱く抱きしめてくれている筈だ。

列をなしていたお客様は
この情景をどのように見ていたのだろうか。

でもこの優しさは嬉しかった。


なにかある度に

あ・・・味覚がかんじない。
いつもはもっと珈琲を楽しんでいたはずなのに
今日はへんだ。。。
あ。。。なんか熱っぽい

2週間前あたりの自分の行動を
呼びおこす。

って、皆さんも同じではないでしょうか?

ワイドショーの観すぎですかね








「貴方様はキング」と猫を崇めました

2020-05-11 08:49:38 | Weblog

サイクロン掃除機の購入に迷っている。

現在使用しているのは20年前のもの。
私はそれで良いと思っている。

コンセントからのダイレクトなパワーには
勝てるわけがない。
確かにスタイリシュかもしれないが
私の様な常に手芸、工芸をしている人間には
「食べ残しの粉とかフローリングに浮いているような埃」
なんて可愛いものではない。

時にはジャージ姿で
「糸鋸」を引いたり「のこぎり」は大変よく使う。

テーブルには常にペイントの途中であったり
それはそれはリビングは作業場と化している。

本来なら作業場が欲しい所。
あぁ。。。。
家を建てたときに「作業場」を
造れば良かった。
空いている部屋はあるが
「水道」がない

水道がひいてない「作業場」なんて
作業場じゃない。


サイクロン掃除機も結構なお値段。
シャープか日立で迷っています。
私はあくまでも「本体」を引きずっての掃除機がすき。


犬、猫がいなくなった今
心の拠り所が「仕事」
それで一日が終わる。

私が仕事に没頭すると
本当は嫌だったに違いない。

緊張感に張り詰めた背中には
いくら優しい「お母さん」であろうと
近づけないらしい。


出展の前などはクレジーな雰囲気。

しかし~~~しかし

その張り詰めた瞬間が面白い。


無意識に呟く

 あぁ・・・・・終わった~~~と目がねを置くと

その呟きに反応する。

呟いた瞬間 猫は身体を伸ばし、犬も同じく身体を伸ばす。

そして、そして

一目散に「おやつ」のある所に駈けて行く。

「おとなしくしていた御褒美」を心得ている。

その時も私は気を遣わなければならない。

先住の猫には必ず先に褒美をあげる。
そして犬は次。

それでこそ「俺様がキングだよ!」と
プライドをくすぐってあげる

どんなときも

はいはいキング様

最期まで「俺様」を通した猫だったなぁ・・・・・

 


猫は雑種がいい

2020-05-09 09:16:03 | Weblog

Stay home

25年越しのタペストリーを完成させようか。
サイズがシングルペットカバー
大きくて飾り用がない。

シドニーに住んでいた時のサイズなので
日本のサイズではない。
ツリーは可愛いのだけれど
地の赤にはバックステッチで刺繍しようかな。


とても暇。
犬と住んでいたときは
思えば一日の半分はその時間に費やしていたことに
気付く。

「本当に二人の世話で
お母さんは何も出来ないよ!」

猫と犬によく話しかけた。
猫などは

ニャァ~~~~と返事をしたものだ。




あぁ可愛い!!!
シドニーで8000円で購入した「雑種」
なぜか「雑種」で20%引きの8000円。

本来は10000円だった。
娘のアルバイト先だったので

20%でいいわよ、とディスカウントしてくれた。
シドニーから日本へ空輸。

日本通運の現地のスタッフは

「空輸で運ぶなんて相当なお金だよね、
日本でもっと「いい猫」買えるんじゃない?」と。

ムッときたものだ。

私は猫は雑種が大好きだ。

 


今日から絵をかくよ

2020-05-07 07:44:46 | Weblog

自分だけの時間がありすぎて
はて今日は何をしましょう。。。。

昨日は掃除をした。
ひどい埃。

犬の介護に追われ、部屋中が
ペットシーツ等、ブランケット、タオル
手の届く範囲に置いていたものだから
悲惨な「今にも引越ししそう」な

ゴメンネ、今この状況だから、掃除できない、と
聞かれもしないのに答えたものだ。


亡くなって一週間が過ぎ

殆ど毎日泣いていた・・・・



「さぁ・・・いつまで泣いても仕方ない」と

今日当たりはすこし
「気持ちの切り替えが必要だ」と思い
身体を動かす。

お花が枯れるときは
一度に枯れて
今日は可愛い花を買って来よう

そうだ。ピアノの上も埃を
取り除く。

ピアノは所詮インテリア

「大人から始める簡単なピアノ」も

本を開くだけで数秒で挫折いたしました。

でも棄てきれない憧れ、夢

いくら人形を創ることが出来ようと
絵が多少上手であっても
なれない


「ピアノ」のイメージは「深窓の令嬢」
そう。。。
文学をいそしむその姿

私にはなれない


人形を創る過程
それはそれは肉体労働であって

「深窓の令嬢」とはほぼ遠い。
憧れですね

ピアノ・・・

それがインテリアとしての「使い道」
我が家の猫は
この「飾り物」の中を
千鳥足で上手に壊さず落さず歩いたものだ。


チェコで購入した「マリオネット」
怖そうでたまらない魅力。

日本だと
「可愛い」マリオネットになってしまう


今日は絵でもかくつもり。

そういえば
ペイントは大好きだけれど

よそ様の犬たちの絵は
よく描きましたが
我が家の犬、猫は描いたことがなかった。

こんな感じかな。

 

Stay home


ふと
数年前に創った人形の写真

あれ・・・「広瀬すずちゃん」に似ているなぁ・・・
と、思いました。

 


猫よ、犬よ、幸せな人生(?)でありましたか?

2020-05-04 11:58:01 | Weblog

なんと味気のない生活だろう。

いつもリビングで寝ていた犬が居ない。
パソコンをしていても気になって
一時間ほどで階下に。
それが習慣であった。

スーパーに出かけても一目散で戻ってくる。

私が出かけた時は理解できていたのだろうか。
瞳は真っ白になり耳も「衝撃の音」以外は
反応が無かった。

それでも食事の時、ナイロンのエプロンを
顎のしたにもってゆくと

口をパクパクをして楽しみのようだった。

人間の赤ちゃんがエプロンをしてあげると
「これから私のごはんだ~~~」と判るように

最後は認知症になった彼女だけれど
「ごはん」の時は「普段」と変わらない
本能が表情に表れた。


年齢的には内臓にも様々な問題があったけれど
手術するような大病はしたことが無い。

17才と7ヶ月の間
一度だけ下痢をして、夜間救急病院に駆けつけたけれど

下痢は人生(?)で一度だけでありました。


最後は嘔吐、下痢があるのかな・・・・
そう覚悟していましたが

そうゆう苦しみも無く
本当に幸せに息をひきとりました。



我愛犬は天寿を全うし、大往生で旅発ちました。

2020-05-03 12:25:24 | Weblog

長い介護生活に終止符をうちました。

私の大事な犬がとうとう天国へ旅たちました。
17才と7ヶ月。

この半年と言うもの
介護に明け暮れた。
オムツの生活にはいって7ヶ月くらいだろうか。
外でしか排泄をしなかった子が
全て私にゆだねた。

元気で15歳までぐらいは
遊歩道でゆっくりとではあったが
散歩をしていた。
それからは私が抱いていつもの道を
目で楽しんでくれればいいかな・・・

しかし身体が変形して抱かれるのも
辛いのか、室内で寝ることも多くなった。

オムツを取り替える度に
私の目が霞む。

あんなに元気だったのに、あんなに思い切り
走っていたのに・・・

そう思うと不憫でならない。
慈愛と言う言葉があっているのかもしれない



食事は手つくりが中心であった。
身体の骨が変形していたので
支えるのは私の両足。

耳元は膝でささえ、その時までは美味しく
3度の食事をたいらげたものだ。

大好きなものは何でもあげた。
苺、さつまいも。バナナは大好きで
毎日ペースト状にしてあげる。

喜んで食べた。

それも無理になったのは亡くなる
半月前ぐらいから。
それからは「シリンジ」で挑戦しましたが
シュナウザーの口には大変難しく感じた。


それでも二人係で食事の時間は大仕事であった。
「食べれば今日、明日は保障される」
そう思いながらお互いに頑張りましたが

脱脂綿のお水も受け付けなくなった時


今日かもしれない・・・・・・

私はその夜予感がありました。

さぁ寝るよ!と
ブランケットを掛けてあげたのが12時過ぎ。

私も横になりながら
布団を直していると


あ・・・・寝息が聞えない!



横で息をたてて寝ていたのが
ふと止んだ。

あわてて名前を呼び身体ゆすった

息をひきとった瞬間であった。

身体はまだ温かく
私は変形した体を伸ばしてあげた。

身体は柔らかく両足が伸びた。

シュナウザーにしてはとても長生きしてくれた。
大往生の表現が相応しい

猫のときは「安楽死」だった。
激痛を抑えるために「点滴」で和らげ
旅たった。
選択せざるをえない状況だったにせよ、「安楽死」は
私達夫婦にとっては「辛い過去」に変わりはない。


だから残された犬だけは「延命治療」はしない、
点滴もしない、と決めていた。

よほど「丈夫な健康な身体」を親から授かったのでしょう。

痛むこともないように思われたこの数ヶ月

眠る延長で旅に発ちました