桜梅零れ話

内容:自己満足腐りblog(99%同人的BL妄想)

タイトル思いつかない…

2013-09-26 21:37:06 | 日記
9月20~26日拍手・メッセ有難うございました!!

いつもパチパチありがとうございます!そしてメッセも有難うございます。なっがい迷惑な感じのものを送ってしまったので、長い場合は薄目スクロール推薦です(笑)

イラストはTwitterで載せた10分で描いたクレスです。そう言えばツイのアカウントをサイトの方には晒してなかったですね。支部ではプロフのところにちょっとあるのですが。とりあえず載せておきますね。

こちらです→

一応鍵かけてるのでフォロー承認要になっちゃうのですが、もしよろしければ構ってやってください。

因みに最近はツキウタ、ツキウタ言ってます(笑)そんなツキウタですが、先日ちょっと自分のガイチェスを読み返したときに、6月の涙くんの歌詞がこの現パロのチェスターっぽいなぁと思いました。そう言えば、涙もピアノ弾いてて逃げ出した過去があったんだ。そんなこんなで一番だけ歌詞載せてみる↓



降り続いた孤独の色
鳴り止まない痛みの音
まだそこにあった
懐かしい声
灰色の景色と
Rainy moment

夕暮れに咲いた感情と
冷たく笑った信号機
帰り道を間違えたようで

さびしく踊った群青と
そこに立っている感覚は
どこかに忘れてしまったようで

逃げ出したって救われない
残酷な世界さ

まだ幼いその心を
淡い空が包み込んだ
溶けてしまう前に
消えてしまう前に
求めてた景色は
Rainy moment


ロック調ですが、透き通る感じの素敵な曲です。私、ゆよゆっぺさん好きなのですよ、本当に。
ではでは!



この色の組み合わせ好きだな。。。

2013-09-19 21:48:37 | 日記
9月18、19日拍手、コメント、メッセありがとうございました!

ということを今知りました(ぇ)気付いたらよくこの合わせで絵を描いてるなと。らくがきは先日言ってたツキウタ。の夜くんです。夜君はクリームカラーが担当色?なのですが、クリームは確実に目に良くないので結局涙くんカラーにしてしまった。。。

あ、前フリ長かったですが、拍手とコメントとメッセ有難うございました!コメントは突撃しておいたのでよろしくと言うことで(笑)
メッセについても返信不要とのことでしたが、こちらでお礼を申しあげておきます。私も世論調査ポチッとしてきましたよ!教えて頂きありがとうございました!!

こうして長く腐ってると、感想を頂いたり送ったりすることも多いのですが、自分の感想はいつもとてつもなく長いので貰う分にもとてつもなく長くて大丈夫!オッケーオッケー!な自分がいます。寧ろ私の感想とか返信とか長くてホントすみませんていうか、それよりも使う単語がいつも同じっていう語彙のなさに泣けるって言うか。
泣けると言えば、切ない系の話を書くときはやっぱり、うっしゃー泣かせられるような文章書きたいー語彙降りてこいーてないきおいで書いてるのですが(あと80%はCP愛w)実際に泣きました!という感想を頂くと、あぁああすません、私なんぞが泣かせてしまってハ、ハンカチ…!となるヘタレな自分がいます。いや、泣きましたとか本当最高の賛辞じゃないですか、自分の話に感動して貰ったんだぁと嬉しくて堪らないのですが、素敵な貴方の涙なんぞ私の話には勿体無いというどこの男だみたいなことも同時に思ってしまう自分がいるのです。忙しい奴ですね自分って(え)

まぁそんなこんなで、今回は色々頂いたお礼と夜君の落書きでした!夜くんホント可愛いよハァハァ。
あ!あと10日ほどでティマガも出ますね!チェスターもジュルドも楽しみです!!



ちょっと再利用してみた

2013-09-17 21:58:19 | 日記
9月7~17日拍手、コメント有難うございました!!

パチパチもコメントも有難うございます(ぺこり)頂いたメールに関しましては本日お返しさせて頂きましたので、心当たりがある方はまた確認の程宜しくお願いします。

久しぶりにblogを…と思って作成画面を開いたのですが、閲覧数が増えてて吃驚しました。え、え、ゴメン何もないサイトで…と思わず呟いてしまった(笑)うーん菜園があったから増えてたのかな???
いやもう本当更新停滞していて申し訳ないです;でもしばらくはやっぱり更新できそうになくてですね^^;
ちょっと、書かないと駄目なお話が現在いくつか溜まってきたのと、あと来月の大阪であるキッチンにジュルドで参加予定にしておりまして。。。まぁ、つまり新刊…ごふぁ(吐血)今回は一応コピ本予定なのですが、それでも大丈夫かなぁ自分遅筆なのにと今から不安であったりします。
キッチン出るならまたクレチェス本持って行ってチェス受広めよう活動もしなくては(笑)

そんな最近はツキウタ。というものに管理人は嵌っておりまして。もうすっごく可愛いんですよ皆が!
毎月1枚その月のキャラCDが出るのですが、歌もボカロPの方々が作ってるのでいい曲ばかりで!声優さんも歌上手くて本当どっぷり嵌って、大人買いして転げまくってます。友人に大丈夫かと心配されましたwww

そんなツキウタ。の公式HPがこちら→ツキウタ。

になりますので、興味あるかたは見に行ってください。本当可愛いので、ここで販促活動しておきます!

で、この記事の下に二つ中途半端SSを置いてます。
一つは自分保存用で、そのツキウタ。一押し(個人的に)CPな陽夜のお話と、あと何かないかな~とファイル漁ってたら出てきたクレチェスで没ったおはなしを。没った話なので、本当にさわりの適当な感じです。もしかしたら過去に一度載せたかもかも?実はコレ、オールドデイズの没ネタだったり。元ネタの設定を色々変えてやったけど駄目だもう少し戻そう、でできたのがオールドデイズでした。

まぁそんな再利用なもので申し訳ないですが、よろしければ読んでやってください!ではでは!




いつかのクレチェス没ネタ。

2013-09-17 21:56:47 | てぃるずSSS



待ち合わせのオープンカフェにチェスターが行けば、クレスは遠くで数人の少女達と話していた。その様を横目で見ながら、スタンドでコーヒーを買い、チェスターは空いている席へと座る。それから先程買った雑誌をパラパラと捲り眺めていれば、数分の後、テーブルの上へサンドウィッチが置かれた。

「俺、別に腹減ってねーんだけど。」
「僕じゃないよ。これは彼女たちの奢り。」

雑誌から顔を上げれば、クレスは目の前の席へと座る。先程彼が居た場所を見ると、少女たちがこちらへと手を振っていた。それにもクレスは律儀に振り返すと、サンドウィッチへと手を伸ばす。

「おい、こんな所でまで女の子騙くらかしてんじゃねーよ。」
「人聞き悪いなぁ。これは、彼女たちが勝手に買ってくれたものなの。待ち合わせの子を待たせてしまってごめんなさいっていうお詫びだって。――それより、どうだったの?」

なら、それはオマエのじゃなく俺のものじゃねーか、という言葉は呑み込みチェスターは見ていた雑誌をクレスへと渡す。彼が読んでいたページをクレスが開けば、有名貴族院の一家が紹介されていた。

「空振り。ガセだった。」
「そっか…」

淡々とサンドウィッチを食べ、クレスは買ってきたコーヒーを飲んだ。チェスターの答えは、今まで何十回も経験してきた答えだ。もう落胆にも慣れた。けれど、落胆せずにいられるようには、一生なれない。

「ま、そっちは最初からあんま期待してなかったけどな。ついでに、こっちも確認しといた。お嬢様誕生日パーティーの準備は予定通り順調に進んでたぜ。前宣伝の雑誌インタビューもその通り。明日は盛大に花婿候補を探すだろうよ。それ、パーティーのチケットな。」

雑誌に挟まれていた封筒の中身を確認すると、クレスはそれを胸ポケットへとしまい込む。雑誌に目を落せば、明日のパーティーの主人公である彼女は、大好きな父親と共に笑顔を浮かべていた。華やかではないが、大人しめの優しい顔立ち。どうしてあの悪魔からこんな可愛らしい女の子ができるのか、クレスには不思議で仕方がない。清純派な彼女はさぞかし明日のパーティーでは男受けするだろう。わざわざパーティーまで開いて婿探しをする必要はないだろうに。金持ちの考えることはわからないと、クレスは雑誌の記事を読みふける。

「それより、オマエの方こそ大丈夫なんだろうな。」
「大丈夫だよ。今回の名前はクリス・レイモンド。ユークリッドアカデミーの経済学科の学生、父親は銀行家、母親は元ピアノ教師。趣味は彼女と同じ読書とピアノ、特技は剣術。性格は優しくて頼れるまさに彼女の理想のタイプそのもの、だろ?ちゃんと学生証も用意してくれたし―――でも彼女、面倒くさそうだなぁ。」

記事の隅々まで、目を通すとクレスは雑誌をテーブルの上へ投げるように置いた。いまいち乗り気な表情ではない彼に、チェスターは肩を竦める。

「そうか?こういう女は惚れたとなったら心底心酔して尽くすタイプだろ。情報も金も巻き上げやすいじゃん。」
「そうだけどその反面、切るとき面倒なんだよ。しつこく付きまとって泣いて、納得しないタイプ。」
「ふーん。ま、そこを上手く説得するのがクレス様の腕の見せ所だろ。それとも何か?やる前から怖気づいたとか?」

口端を上げチェスターがテーブルに乗り出せば、途端にクレスの眉は寄せられた。けれども、次の瞬間にはやり返すような笑みを浮かべて、彼は蒼い瞳を見返す。

「冗談。チェスターこそ、情報確認にポカして足がつくようなことしないでよ。何せ今回の相手は大物極悪御貴族様なんだから。そうやって甘く見てると痛い目みるよ。」
「抜かせ。オマエこそ俺を見くびるんじゃねぇよ。絶対引きずり落としてやるよ、任せとけ。」

チェスターの言葉に、クレスは何も言わずただ信頼の笑みを浮かべた。言葉に出さずとも、互いが互いを裏切らないことはこの世界でたった一つの普遍だ。

「あ!あと僕が彼女とらぶらぶでも、チェスター焼きもち妬かないでね。」
「妬くわけねぇだろ。オマエには俺しかいねぇんだから。」

絶対的な自信をみせる彼に、クレスは嬉しそうに頷く。

「うん、そうだよ。僕にはチェスターしかいない。――――チェスターだけだ。」

この世界はいつも嘘で溢れている。

その事実を、二人は唐突に思い知らされた。平和な日常を過ごしていたある日、二人が狩りから戻れば、村は焼かれていた。その日、二人の両親も友人も何もかもが燃え灰と化した。そして村はありもしない汚名を着せられ、犯人の罪は英雄の是となった。世界の全てが、二人を裏切った。友愛も慈悲も正義も何もかもが嘘だと嘲嗤った。その絶望より酷く、希望より明朗な嵐の中、クレスの隣にいたのはチェスターだった。チェスターの隣にいたのはクレスだった。

そして、世界で確かなものは、お互いだけになった。


「わかってんならいい。」
「あー、そこは“俺にもクレスしかいねぇよ”って言うべきだろ。」
「誰が言うか。」

席を立つチェスターを慌てて追いかけると、クレスは隣に並ぶ。そして、意気込むよう拳を作り宣言した。

「いいよ、しばらくはお預けになるんだし、今日はベッドでうんと僕しかいないって言わせて見せるから。」
「あーはいはいはい。」
「もーチェスターちゃんと聞いてる!?」

おざなり笑うチェスターとふてくされるクレスは、互いに言い合いながら雑踏のなか歩き出す。


互いに互いだけを真として。

世界の全てに復讐をする為に。


二人は、街の中消えて行った。




陽→夜のおはなし(自分保存用)

2013-09-17 21:47:01 | 日記


高校生になった頃、夜は突然きれいになった。
野郎相手にきれいと言うのもどうなんだ、頭沸いてるだろって話だが、夜にはやっぱりきれいという言葉が似合うと俺は思う。きれいはきれいでもひらがなで書く。夜はなんだか漢字で書く綺麗とは違う。ひらがなで書くからいいんだ。ここは俺のこだわり。
とにかく、夜はあの頃俺から数年遅れてやってきた成長期のおかげで、急に身長が伸びた。

「陽との差、大分縮んだね。」

背比べをする手は、すらりとした腕の先にあり嬉しそうに笑う顔にはもう子供特有の丸っこさはなかった。夜はもともとお洒落とか外見に興味があるタイプじゃないし、決して暗くはないけど俺みたいに目立って、自己主張して、明るいわけでもない。それに背の低さも相俟って、正直モテるという部類ではなかった。それなのに急に背が伸びて元々俺だけが知ってた整った顔が皆にも分かるようになって。俺と一緒に帰ってる女の子なんかも「長月くんってなんかいいよね」とか言いだしちゃったりして。俺は焦った。そう、焦ったんだ。

夜を誰かに取られるのかもって。

夜がモテ始めたこと、まぁ本人は無自覚だが、に嫉妬したんじゃなくて、俺の夜が俺以外の夜になってしまうのが嫌だった。なんで?て思った。こんな考えおかしいだろ?お気楽な俺でも流石にこの思考回路は変だってわかる。だってそんなの、まるで俺が夜のこと好きみたいじゃないか。俺は女の子大好きであって、野郎になんて興味の欠片もなくって、そもそもホモじゃない。中学校の頃は話だってほとんどしなかった。それでも大丈夫だった。それなのに、どうして一度意識したらこんなにも夜のことが気になって、アイツばっかり目で追ってしまうんだろう。だから俺は彼女を作ることした。意識してしまうのはきっと、アイツに先を越されるのが嫌だからだ。俺は今まで特定を作ってなかった。だから夜より先に特定を作られるのが嫌なんだ。だから作れば、夜より堺に誰かの特別になれば夜のことも気にならなくなる。きっと、絶対に、そうに違いない。自分に言い聞かせて、俺は自分好みで誰もが羨ましがる可愛い彼女を作った。

「夜~聞いてくれよ、俺彼女できたんだ。」
「…そうなんだ。良かったね。」

だけど、あっさり夜に笑顔で祝福されて、足元に穴が開いたような気分になった。その時俺は気付いたんだ。俺は彼女ができたこと、夜に哀しんで欲しかったんだって。応援なんて、喜んでなんて欲しくなかった。せめて悔しがって欲しかった。俺より先に彼女作るなんてって、そうすれば俺はまだ誤魔化せたし、はっきり認識することもなかったんだ。

俺は夜が好きだってことを。

それから何人か彼女作って頑張ってみたけど、結局夜より上になる子はいなかった。きっと夜が聞いたら笑うんだろうな。飽きっぽくて何事も長続きしないこの俺が、ずっとオマエに片想いしてるなんて知ったら。あぁ、でも夜のことだから告げたらすごく困った顔しそうだ。
戸惑って、どう答えようか悩んで、そして困った笑みを浮かべるんだ。絶対そう。

「でも、もう限界。」

夜のこと好き過ぎて、おかしくなりそう。これ以上はもう駄目なんだ、抑えきれないんだ。だからさ、

「流星群?」
「そう、今日ちょうど流星群が見られる日なんだ。だから自転車でいつものほら、あの川原に行こうかなって。」
「…俺も行っていいか?」
「いいけど…珍しいね。陽は興味なさそうなのに。」
「願いでもかけに行こうかなって。」
「何ソレ」

なぁ、夜。もし俺が、流れ星へ願いをかけられたら伝えさせて。俺の願いを叶えられるのは夜だけなんだから。