桜梅零れ話

内容:自己満足腐りblog(99%同人的BL妄想)

ちょっと訂正。

2013-06-25 22:21:52 | 日記

昨日載せたお題、文字の大きさ変えるの忘れてたので修正しました。

そのついでにそっと没ネタも。
科学者ジュード×刑事ルドガーなパロ話。ガリレオ好きなので、こういうお話書いてみたいなー、オフで書こうかなーと思って書きだしてみたのですが、おつむがカッスカスなのでしっくりくる事件を考えられなくて没に。

でも思いついたら書いてみたいですね。でもこの後、ジュードはルドガーにあーんして貰ったりする予定なので、事件導入までが長過ぎるという(笑)
そしてこういうジュードさんとルドガーさんのジュルドの需要ってあるんですかね。


没ネタ

2013-06-25 22:20:53 | てぃるずSSS


「嫌です。俺は絶っ対に行きませんから!!!」

いつも騒々しい捜査一課に、ルドガーの声が響き渡る。彼は目の前のデスクを叩き、上司のクレインに全力で拒否の姿勢を取った。その彼の肩に気安く腕を回してきたのは、先輩刑事でもあるアルヴィンだ。

「んなこと言ったって仕方ねぇだろ?今回の事件はお手上げなんだ。それとも何か?オマエさんなら犯人が使ったトリックがわかるのかよ。」
「それは…」
「だろ?こういうオカルト的な事件は偉大なる先生の知恵を借りた方がいいって。」

机を叩いた目の前の上司も彼の言葉に云々と頷いている。天下のトリグラフ警察がこうも容易く民間人の力を借りるとはどういうことだ。捜査一課配属一年目のルドガーとしては天を仰いで嘆きたいところだが、実際にその“先生”のお陰で数々の奇怪な事件を解決しているのもまた事実だ。それをこの一年でルドガーは嫌と言うほど見せられてきた。主に、彼の隣で。確かに先生は優秀だ。優秀だけではなく、決して自分が事件を解決したと大っぴらに自慢することもない。あくまで自分は民間人であり、その自分が警察に協力するのは当然だと、嫌な顔一つせず、貴重な研究の時間を割いてまでこちらに付き合ってくれる。だが、そこに見返りがないかと言えばそうではないのだ。確かに警察にとってはよきボランティア相手かもしれない。だがルドガーにとっては違う。彼にとって先生は、天使の顔をした悪魔だ。サディストだ。できる限り関わりたくない。正義の味方である警察官とは到底思えない胡散臭い笑みを浮かべる先輩刑事、アルヴィンをルドガーは睨みつける。最早敬語など不要だ。

「だったらそっちが行けばいいだろ。そもそもアイツと友達なのはアルヴィンだし。」
「連絡したらオタクをご指名だったんだって。オマエが来なきゃ捜査協力しないって。」
「くっ、卑怯な。」
「相変わらずルドガー君は愛されてるねぇ。俺様羨ましいわ。」
「嬉しくない!」
「アルヴィン茶化すな。…ルドガー、これは上司命令だ。彼を訪ねて助力を頼んで来てくれ。」
「…」

穏やかに、だが有無を言わせぬ口調でクレイン刑事部長は扉を指差す。警察といえども所詮は縦社会。上司の命令には絶対服従、拒否権無要。ルドガーは大きく肩を落とすとわかりましたと頷いた。こうなったらさっさと済ませてこようと上着を手に取れば、後ろからお気楽なアルヴィンの声が追い打ちをかける。

「あ、先生最近まともな食事取ってないから、ルドガーお手製の幕の内弁当食べたいとさ。手土産によろしくな~。」
(なっんで、事件の捜査で弁当作らなきゃならないんだ!!)

乱暴に閉めたドアの音で怒りを現す。こうなったら高級食材で弁当を作って全部経費で落としてやる!ルドガーは足音荒く署を出るとまずは市場へと向かった。

ヘリオボーグ研究所。そこは世界でも最先端の研究を行っている場所だ。埃の研究から惑星の研究までをキャッチフレーズに、ありとあらゆるものを取り扱っている。なかでも今一番注目されているのが、次世代エネルギー研究である。現在使用しているエネルギー資源は、この世界の環境を犠牲によってその利便を自分達に与えている。そうした環境破壊につながることのないエネルギーの創出。その研究の第一人者こそ、ルドガーがこれから手作り弁当を片手に尋ねようとしている人物だ。

(あぁ、行きたくない行きたくない行きたくない…)

愛想ない灰色の建物を見上げて溜息をつくと、ルドガーは目的地である13階研究室へと重い足を踏み出す。廊下を歩けば、様々な研究員に挨拶をされた。警察と言う畑違いな職業を持つ自分がどうして、研究所の人間にここまで知られてなくてはならないのか。エレベータで上がり、知りたくもなかった暗証番号で扉のロックを解除すれば、捜査一課とはまた違った空気のざわめきがルドガーを迎える。さて、件の先生はどこにと探す前にルドガーは抱きしめられていた。

「ルドガー来てくれたんだね!会いたかった。」
「仕事でお伺いしたいことがあって、上司命令によって、渋々、参りました。離れて下さいマティス博士。」
「もぅ、いつもジュードって呼んでって言ってるじゃない。ルドガーは照れ屋だなぁ。」
「誰も照れてない!いつもお世話になってます!これ一課からです!」

間髪入れずルドガーは突っ込み叫ぶも、そんなやりとりは既に慣れているのか、周りの職員もくすくすと笑うだけだ。あぁもう、どうしてこんな奴に気に入られたのだろうと、ルドガーは自分の薄幸に泣きたくなる。やはり頭が良い奴ほどおかしいというのは真実なのか。それとも抱きしめる彼だけがおかしいのか。若くして最先端研究の第一人者マティス博士は、ルドガーが初めて顔を合わせた瞬間、好きだと告白して唇まで奪った奇人だ。あれはルドガーにとって今でも思い出したくもない、人生史上最悪のできごとだった。しかもあれが自分のファーストキスだったなど、口が裂けても相手には言えない。言ったが最後、責任を取るやら云々で、そのまま鐘が鳴り響く。とにもかくにもその日から、ジュードは同性も歳の差も何のその。ルドガーを好きだと公言して憚らず猛アタックの日々だ。おかげでジュードに何かを頼むときは常にルドガーが出汁に使われることとなった。
一般人と変わらなずノーマルな思考を持つルドガーにとっては不幸としか言いようがない。心の平穏の為、さっさと用事を済ませて帰ろうと押し付けた重箱にジュードの目は輝いた。

「すごいルドガー!僕、幕の内って頼んだのにわざわざ三段重ねにしてくれたの?僕の為に!?」
「違う!ただ作り過ぎただけだっ。決して博士の為じゃない!」

ジュードの言葉に、ルドガーはしまったと慌てる。普段絶対に使えはしない高級食材だったため、ついつい趣味が走り過ぎてあれもこれもと作ってしまったのだ。気が付いた時には後の祭りで。ユリウスと二人暮らしである自宅に持ち帰っても余りある量だった為、渋々重箱仕様にしたのである。つまりこれでもかなりおかずを削った方だ。だが決して、残す、捨てる、余らせる、という選択肢をしないところは料理をこよなく愛するルドガーがルドガーたる所以である。

「本っ当に違うからな!兄さんの方が多いんだからな!」
「うんそっか、そんなに張り切って余っちゃうくらい、僕にたくさん作ってくれたんだ。ありがとうルドガー。でも全部持って来てくれても良かったんだよ。」
「だから!」
「僕、ルドガーの手料理ならどれだけの量だって食べれる。」
「人の話を聞け!」

にこにこにこ、ルドガーの主張ものれんに腕押し。ルドガーにとって、好かれるだけならまだしも、更にやっかいなのはジュードのこの性格だ。何度こちらが突っぱねても彼は懲りず、またこちらの言い分を勝手な解釈で自分のいいように変換してしまうのだ。あぁ、疲れる。事件の概要を話す前からどうしてこんなにも気力を消費しなくてはならないのか。研究者という者はもっと論理的な人間ではないのか。それなのに今の会話のどこに論理的なところがあるのか。ルドガーはすでに帰りたくなる自分を叱咤しつつ、胸ポケットから手帳を取り出した。彼のペースに合わせていれば、日が暮れても自分の目的は達成できない。それはこの一年で痛い程学んだ。

「それでですね。今回尋ねたのはアルヴィンからも伺ってると思いますが、先日起きた事件で―――ておいっ」
「立ち話じゃ疲れるでしょ。僕もルドガーの愛妻弁当食べたいし座って座って。」
「愛妻言うな。」

手近な机に重箱を広げ、ジュードはルドガーに椅子を薦める。ルドガーは特大の溜息を吐くと、ジュードに事件を説明する為彼の隣に座った。




いきてまふ

2013-06-25 00:43:25 | 日記
6月17~24日拍手有難うございます♪

私は生きてますが、パソコンはヤバいですこんばんわ。
とりあえずバックアップが取れない状態で笑いが止まらないです。多分、私が消しては駄目なプログラムを消去したのが悪かったみたいなのですがね、アハハハハ!
何を消しちゃったか全く分かりません;うーん、うーん、リカバリするべきか悩む。アプリわかればインストするんだけどなぁ。。。

最近もそもそツイッターで呟いているのですが、実はいまだにリツイートとかどれくらい気楽にしたらいいのか読めない自分がいますフフ。文章や落書きの載せ方もわかってなかったりで、そこら辺に放ってるネタとか載せてみたいのですがわからなん!まぁいいかと(えー)なんかこうサラッと文章載せてる人とか本当カッコイイなって言うか、萌えをありがとうございますって言うか。

そして今までマイナーの極致に居たので、色々誘っていただいたりすると嬉しくてあわあわなっております。嬉しいんだけど、嬉しいんだけど慣れてない自分どうしよう!とりあえずカラオケでも練習に行くか。いや行きたいだけだったりもするけど。

支部の話もそろそろまとめてサイトに放り込むべきかなと。でもパソコン壊れたらサイトがなぁ、、、とりあえず唸るパソ子を何とかしたいです。


ではでは、じゅるどぽえむの続きです!
毎回毎回、見てます!な人はあんまりいないんじゃないかなーと需要のなさは自覚しながらも自己満だけで。
今回はジュードさんやんでーれ。



じゅるどでお題⑦

2013-06-25 00:39:56 | てぃるずSSS

【他力本願の薄甘い夢のあらすじ】


君がその選択を躊躇っていること、僕は知ってる
君がその選択を永遠に後悔すること、僕は知ってる

でもね

僕は止めないよ


だって僕は君が好きだから

愛してるから


君の、僕を覗いての一番は、最早この世界から消え
君が死ぬリスクも消える

僕にとって君を完璧に手に入れる、最高の条件って他にあるだろうか

ないよね?

だから僕は悩む君の背中を押す

君が躊躇わないよう
君が後悔するよう


「大丈夫だよ、ルドガー」

もし君がその選択を悔やみ続けても

「きっとユリウスさんは許してくれる」

僕が未来永劫慰めてあげる

「だからほら」

僕だけに縋るように、僕だけを見るように
優しく甘く、ドロドロに慰めてあげるから

「エルを助けてもらおう?」


頷き君は英雄に全てを託す




――――――あぁ、ようやく君を手に入れた







だらだらちまちまだらだら

2013-06-16 21:45:53 | 日記
6月10~16日拍手有難うございました!!

とりあえず、ちまちまとノルマをこなしつつ潜ってます。今日はちょっとだけオフも進めました。でもまだジュルドがいちゃいちゃしません。前振り長い~うぇ~。
自分の星座は正式にはしし座なのですが、ちょうど変わり目日付なので雑誌によってはかに座で書かれたりもします。
んで、ツイで星座別にみる同人作家の作品傾向をなるものを教えてもらったので見たら、自分はかにとししが混ざってるのかなぁと思ったり。

シリアスはとことんシリアスで軽くホラー、ギャグもとことんギャグ、そして強引展開らしいですよしし座って。とお嫁さんにも言ってみる(笑)あんまり自覚ないけどどうなんでしょうね。強引は自覚あるけども。

因みにかに座は丁寧に作られて読み応えがある、原作と雰囲気変えない、ギャグははっちゃける、らしいです。
原作と雰囲気変えない、というか変えられない自分はかになのかなと。いや、他は掠りもしなかったけど。丁寧に作って読み応えある作品てどう作るんだよ。教えてくれ。

そんなこんなで、ちみちみまたオフ進めつつ、企画系もがんばらんとー。企画と言えば、結局支部に載せた企画話で重大なミスを発見してしまったのですが(だから読み返さないようしてたのに私のバカ!)訂正すべきか悩んでます。誰だよ地名をナチュラルに間違えたの。地名だけに致命的とか思ったの。

では、場が凍った所でじゅるどのお題です!

お題内容も凍りそうですが、今回だけ敢えてのルドガー視点。
薄桜鬼のときもそうだったのでね。
ちなみに最後の「」は反転したら読めます。気になる方は反転をw