今日の北日本は、低温に見舞われて、更に強風が吹いている。北海道では、吹雪の所もあるとの報道。全国各地でも、寒暖の差が大きいし、このところ不安定な気候が続く。
4月12日からワシントンで開かれた「核安全保障サミット」(日本を含めて47カ国参加)は2日間の予定を終え、ウランやプルトニウムなどの核関連物質について管理強化を4年以内に行うとするコミュニケを採択した。
オバマ大統領は、核物質によるテロ活動を未然に防ぐことを強調する演説を行ったが、核保有国全てが核弾頭数を一律に減らす提案はしていない。また、北朝鮮、イランはこの会議に参加せず、潜在的核弾頭保有国であるイスラエルも出席を直前にキャンセルした。2年後に第2回核サミット(韓国)が行われるが、これらの国が出席しないと実効的な取り決めは難しいだろう。
米・露の両国は、この会議のデモンストレーションとして、余剰プルトニュウムを民生用に転換する合意を明らかにした。
核保安サミット開催、プルトニウム民生転換などで合意進む
ワシントン(CNN) 世界47カ国が参加して米ワシントンで開かれていた核保安サミットは13日、全体会合で各国が核物質管理への取り組みを確認した。オバマ米大統領は閉幕にあたり、「より安全な世界の構築に向けて真の進展を遂げた」と述べた。
全体会合の冒頭では、オバマ大統領が核を「世界の安全に対する最大の脅威」と改めて位置付け、各国による協力の重要性を訴えた。オバマ氏は、国家間で核戦争が起きる可能性が低くなる一方で、核テロの危険性が増大しているという現状は「歴史の残酷な皮肉だ」と指摘。テロリストは「リンゴほどの大きさのプルトニウム」があれば破壊的な攻撃を仕掛けることができるとして核管理の重要性を訴えた。
ワシントンではこの日、米国とロシアの間で、核軍縮による余剰プルトニウムを民生用の燃料に転換するための合意が成立した。クリントン米国務長官とラブロフ・ロシア外相が合意文書に署名した。
クリントン長官によれば、転換されるプルトニウムは少なくとも34トンずつに上り、両国合わせると核兵器1万7000発分に相当する。また、ホワイトハウスによると、ロシアのメドベージェフ大統領はシベリア・クラスノヤルスクのプルトニウム生産炉を閉鎖する方針を改めて確認した。
メキシコの研究原子炉に保管されている高濃縮ウラン燃料を低濃縮化する計画や、カナダ・オンタリオ州の高濃縮ウランを米国で民生用に転換する計画も相次いで発表された。
次回の核保安サミットは2012年に韓国で開催される。
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004140001.html
オバマ大統領と胡錦濤総書記とは、90分の公式会談を設定、ガイトナー財務長官も出席して、人民元切り上げを話し合ったのだろう。鳩山首相は、オバマ大統領と夕食会の席上10分間非公式会談(懇談?)をしただけであった。日を追うと共に、オバマ大統領が鳩山首相に抱くクレディビリティ・ギャップ(信頼性落差)の溝は、益々深まるばかりだ。
時事通信によると、鳩山首相は何かアジアでも核安全に関する組織を作りたいようである。
「日本の存在示せた」=鳩山首相、帰国の途に
【ワシントン時事】核安全保障サミットに出席した鳩山由紀夫首相は13日夕(日本時間14日午前)、政府専用機で帰国の途に就いた。これに先立ち、首相はワシントン市内で記者団に「核テロの脅威に世界が協力し、情報を共有しようということができ、大変意味があった。日本はしっかりと存在を示すことができた」と同サミット参加の意義を強調した。
また、首相は「オバマ米大統領が指導力を発揮できたことは意味がある」と述べ、「核なき世界」を掲げる同大統領の核軍縮努力を後押ししていく考えを示した。
一方、首相は13日午後(同14日未明)の同サミット昼食会で、日本が表明した核安全管理技術者育成のための「アジア核不拡散・核セキュリティー総合支援センター」設立構想に関し、「中国、インドとのネットワークづくりが必要だ」と述べ、類似の構想を持つ両国と連携していく考えを強調した。(2010/04/14-08:15)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010041400049
4月12日からワシントンで開かれた「核安全保障サミット」(日本を含めて47カ国参加)は2日間の予定を終え、ウランやプルトニウムなどの核関連物質について管理強化を4年以内に行うとするコミュニケを採択した。
オバマ大統領は、核物質によるテロ活動を未然に防ぐことを強調する演説を行ったが、核保有国全てが核弾頭数を一律に減らす提案はしていない。また、北朝鮮、イランはこの会議に参加せず、潜在的核弾頭保有国であるイスラエルも出席を直前にキャンセルした。2年後に第2回核サミット(韓国)が行われるが、これらの国が出席しないと実効的な取り決めは難しいだろう。
米・露の両国は、この会議のデモンストレーションとして、余剰プルトニュウムを民生用に転換する合意を明らかにした。
核保安サミット開催、プルトニウム民生転換などで合意進む
ワシントン(CNN) 世界47カ国が参加して米ワシントンで開かれていた核保安サミットは13日、全体会合で各国が核物質管理への取り組みを確認した。オバマ米大統領は閉幕にあたり、「より安全な世界の構築に向けて真の進展を遂げた」と述べた。
全体会合の冒頭では、オバマ大統領が核を「世界の安全に対する最大の脅威」と改めて位置付け、各国による協力の重要性を訴えた。オバマ氏は、国家間で核戦争が起きる可能性が低くなる一方で、核テロの危険性が増大しているという現状は「歴史の残酷な皮肉だ」と指摘。テロリストは「リンゴほどの大きさのプルトニウム」があれば破壊的な攻撃を仕掛けることができるとして核管理の重要性を訴えた。
ワシントンではこの日、米国とロシアの間で、核軍縮による余剰プルトニウムを民生用の燃料に転換するための合意が成立した。クリントン米国務長官とラブロフ・ロシア外相が合意文書に署名した。
クリントン長官によれば、転換されるプルトニウムは少なくとも34トンずつに上り、両国合わせると核兵器1万7000発分に相当する。また、ホワイトハウスによると、ロシアのメドベージェフ大統領はシベリア・クラスノヤルスクのプルトニウム生産炉を閉鎖する方針を改めて確認した。
メキシコの研究原子炉に保管されている高濃縮ウラン燃料を低濃縮化する計画や、カナダ・オンタリオ州の高濃縮ウランを米国で民生用に転換する計画も相次いで発表された。
次回の核保安サミットは2012年に韓国で開催される。
http://www.cnn.co.jp/world/AIC201004140001.html
オバマ大統領と胡錦濤総書記とは、90分の公式会談を設定、ガイトナー財務長官も出席して、人民元切り上げを話し合ったのだろう。鳩山首相は、オバマ大統領と夕食会の席上10分間非公式会談(懇談?)をしただけであった。日を追うと共に、オバマ大統領が鳩山首相に抱くクレディビリティ・ギャップ(信頼性落差)の溝は、益々深まるばかりだ。
時事通信によると、鳩山首相は何かアジアでも核安全に関する組織を作りたいようである。
「日本の存在示せた」=鳩山首相、帰国の途に
【ワシントン時事】核安全保障サミットに出席した鳩山由紀夫首相は13日夕(日本時間14日午前)、政府専用機で帰国の途に就いた。これに先立ち、首相はワシントン市内で記者団に「核テロの脅威に世界が協力し、情報を共有しようということができ、大変意味があった。日本はしっかりと存在を示すことができた」と同サミット参加の意義を強調した。
また、首相は「オバマ米大統領が指導力を発揮できたことは意味がある」と述べ、「核なき世界」を掲げる同大統領の核軍縮努力を後押ししていく考えを示した。
一方、首相は13日午後(同14日未明)の同サミット昼食会で、日本が表明した核安全管理技術者育成のための「アジア核不拡散・核セキュリティー総合支援センター」設立構想に関し、「中国、インドとのネットワークづくりが必要だ」と述べ、類似の構想を持つ両国と連携していく考えを強調した。(2010/04/14-08:15)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010041400049
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