ペロシ米下院議長が広島原爆慰霊碑へ献花

　ナンシー・Ｐ・ペロシ米下院議長（６８）が、９月２日に広島原爆慰霊碑を訪れ、献花を行った。非人道な大量殺戮兵器を米国が用いたことに、カトリック教徒の彼女はどう考えているのだろうか。長崎の原爆慰霊碑へも献花をして欲しかったと思う。

　ペロシ議長は、小ブッシュ大統領へ＜北京五輪＞開会式をボイコットすべきだと語ったり、３月のインド訪問ではダライ・ラマ法王を訪れて意見交換するなど、人権無視のシナ中共を強く非難する政治家である。従軍慰安婦を非難する下院決議をまとめたのは違和感があるが、彼女が広島で献花してくれた事に好感を持つ。


ペロシ下院議長、原爆慰霊碑に献花 米現職要人では最高位
2008年09月03日 02:16　発信地:広島

【9月2日 AFP】主要8か国（G8）下院議長会議（議長サミット）に出席するため広島市を訪問中のナンシー・ペロシ（Nancy Pelosi）米下院議長は2日朝、市内平和記念公園の原爆死没者慰霊碑を訪れ献花した。

　ペロシ議長は米大統領と副大統領に次ぐ地位にあり、広島を訪問した現職の米国要人としては最高位となる。

　ペロシ議長は慰霊碑を前に一礼した後、白百合やカーネーションがあしらわれた花束を置き、再び一礼した。

　広島での議長サミット開催は、平和外交推進派として知られる河野洋平（Yohei Kono）衆院議長の呼び掛けで実現した。議長サミットでは同日、非公開で核軍縮について協議される。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2512933/3283865