昨日成田で開催された「第2回菜の花フォーラム」に参加してきました。
講演で伺った油藤商事の青山さんのお話しはとっても面白かったです。
青山さんは滋賀県でガソリンスタンドを経営されています。
ガソリンスタンドと言えばある面から見れば環境に大変負荷の与える業種です。
それを考えた青山さんはそのガソリンスタンドをエコステーションにしてしまおう企みました。まずゴミの分別回収を始められたそうです。ガソリンを入れに来た人がついでにゴミを捨てられるようにする。しかも分別回収にすることで子どもと一緒に来た人がその場で環境教育もできる。
ガソリンスタンドから循環社会つくりを発信する、まさに逆転の発想ですね。
続いて天ぷら油の回収を進められ、自分でBDF精製プラントも建てられたそうです。BDFとは使い終わった天ぷら油を精製して軽油変わりにディーゼルエンジンにつかうやつのこと。一日100ℓ精製する機械を購入され、自分で改造して900ℓまで精製できるようにされたそうです。それがいまは毎日フル回転!
日本は菜種油を主に使う国で、そのためBDFを資源として使うのにとても適しているとのこと。動物性の油はBDFになりにくいそうです。
学校や駅前に天ぷら油の回収ボックスを設置してそれを精製し、いまではクロネコヤマトの宅急便の車両で使われたりまでしているそう。
数年前には車の荷台に小さな精製プラントを乗せて、世界一周の冒険旅行にも出られたとか。訪ねる先で廃油を貰い受け、それを精製しながら車の燃料にしたそうです。ウソみたいなお話しですね。
交流会で直にいろいろとお話しを伺い、とっても面白いことを仰っていました。
「全国の飲食店で毎日飲み残されるお酒はものすごい量やと思う。それを集める仕組みをつくって、蒸留すればバイオエタノールができる。
たとえば新宿歌舞伎町で飲み残されたお酒でバイオエタノールをつくって発電機を動かして歌舞伎町の電気が賄えたりしたらオモロイやろ。
それをお酒を作っているメーカーがやるっていうのがまたオモロイんや。30年後40年後の酒屋の姿は今と全然違うかもしれんで」
なんて面白いことを考えている人だろうと感心しました。
まさに常識にとらわれない、柔軟な発想の方です。
お会いできてよかった。