寺田本家24代目のブログ

寺田本家の24代目当主の発酵日記。
心を込めた自然酒造りや発酵の里へをめざす町おこしへの取り組みをご紹介しています。

種まき大作戦 in 神崎

2008-06-26 05:48:42 | 酒造り
今週末の6月29日(日)に、発酵の里・神崎町で「第二回1000人の種まき大作戦」というお祭りがあります。

一粒が千にも万にもなることを願い、
ハダシになってただ大豆の種をまくお祭り。とれたて野菜の農家市場も同時開催!
音楽で農を応援するファームエイドライブ開催!


参加予約不要。直接会場もしくは下総神崎駅に来て下さい。

種まき~草取り~収穫~味噌仕込み まで数回の作業を行い、多く参加した人は大豆が多くもらえる仕組みで運営するそうです。
是非みなさんの参加をお待ちしています。「自給力」をつけましょう!

詳細は「種まき大作戦」のサイトをご覧ください。

パン屋タルマーリーと地域通貨

2008-06-17 14:03:13 | 酒造り
こないだの日曜日、房総いすみのパン屋さん「タルマーリー」に行って来ました。

農家の納屋を改装してできた素敵なパン屋さんが開業したのが今年の2月。

電気や水道管の配線やらなんやら、できるところはできるだけ自分たちでやった、と話すオーナーの格さんとマリさん夫婦からはお店の隅々まで慈しむような気が行き届いています。

日曜日の午後は翌日のパンの仕込みもなく、その日のパンもすぐに売り切れ、軒下で晴れた6月の日射しを眺めながらビールを飲んでゆっくりと話しができました。

話しはいつの間にか地域通貨の話題になっていました。

僕は以前から神崎を発酵の里として盛り上げ、半農半Xな人達に集まってもらうのに、地域通貨を発行できないかなと考えていました。

すると格さんは大学の卒論に地域通貨をテーマにしたそうで、いすみでもブラウンズフィールドとタルマーリーが中心になって、地域通貨を発行しようと今考えているところだったのです。

こういうのをセレンディピティと言うのでしょう。

今、鴨川辺りで始まっている地域通貨アマネーと、これから始まるいすみと発酵の里・神崎の地域通貨がお互いにリンクしたら、面白いことが起こりそうです。

夕方までビールを飲み続け、その間にもお客さんが来たり、ブラウンズフィールドからスタッフが遊びに来たり、ただのパン屋さんを越えた風通しのいい磁場ができていました。

タルマーリーを訪れててみてはいかがですか。大きな刺激を与えてくれますよ。

不動寄席

2008-06-16 04:51:54 | 酒造り
週末は五月晴れが続きましたね。

土曜日に成田山参道の梅屋旅館さんで催された不動寄席に行ってきました。

生で落語を見たのは初めて。
金原亭馬生師匠の「そば清」「包丁」さすがでした。
二時間いっぱい笑って心の風通しが良くなった気がします。
落語ってすごいもんです。

TVチャンピオンに出ました。

2008-06-14 12:21:33 | 酒造り
発酵の里・神崎町で昨日まで一週間、TVチャンピオンのツリーハウス選手権の撮影が行われました。

テレビの力はスゴいです。あっという間に町の新しい名所ができました。

ツリーハウスビルダー達に町の人から差し入れが届きました、という設定で、僕が五人娘の半纏を着てお酒を手渡すシーンの撮影もありました。

放送は8月7日だそうです。五人娘を探して下さい。

ふたつの田んぼ

2008-06-12 22:15:19 | 酒造り
左側の田んぼは農薬を全く使ってない田んぼです。
右側の田んぼは除草剤を何度か振ってる田んぼです。

左側の田んぼには藻類が繁殖し、水中にミジンコなどの小さい生き物がウジャウジャいて、オタマジャクシが泳ぎ回っています。
そして雑草もいっぱい生えてきます。

右側の田んぼは水も透き通っていて、あまり生き物の姿は見えません。
そして雑草も殆んど生えてきません。

みなさんどちらの田んぼのお米が食べたいですか?

武田鉄矢さんがラジオで

2008-06-05 17:13:55 | 酒造り
AMラジオの1134Khz文化放送で毎朝7:45~8:00の間に、武田鉄矢さんが「まな板の上」という番組をやっています。

そのなかで今週は「発酵道」の紹介をしてくれています。

武田鉄矢さんが発酵道の内容を分かりやすく読み砕いて話してくれるので、楽しく聞けます。

ウチも丁度、朝の朝礼の時間なので、皆でラジオに集まって聞いています。

聞き逃した方は来週になると、文化放送のホームページで一週間分聞くことができるそうです。

援農援蔵

2008-06-04 14:58:44 | 酒造り
月・火と東京農大の学生、畑口くんと栗間くんが、田んぼの草取りや、蔵のお仕事のお手伝いに来てくれました。

二人とも将来は農を志す農大生。

発酵道を読んで去年の夏ごろから蔵のお手伝いがしたいと、嬉しいことを言ってくれた畑口くんは18才までイタリア・ミラノで育ち、イタリア語も英語もペラペラだけど、日本の発酵文化が大好きで農大の醸造科に入った変わり種。

栗間くんは日本の伝統工芸に興味があって、農家をしながら桶屋さんなりたいという面白いワカモンです。
なんとか神崎で桶屋を開業してくれないかと、しつこく頼んでみました。

好奇心の幅の広さにこちらもいろいろ勉強になりました。

こんな若い人が夢を描いて楽しい農業に取り組んでいけば、日本の農業も捨てたもんじゃないです。