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アウエー甲府戦、ドローで決着つかず

2017-07-03 10:38:22 | 日記






うーん、勝てなかった(^^;
どちらにもチャンスがあり、どちらもGKにより防がれる。こういう試合って、ミスと運が勝敗を分けるんだけど、今回はゲームセットまで動かず。アウエーだし、勝点1で仕方ないかと思うには、アウエーで勝てなさ過ぎる・・流れを変えるヒーローが出なかったって事かな?それでも無失点だから守備は良かったと言える。やはり決定力だなぁ・・

鎌田 大地が前節をもってフランクフルトに移籍した鳥栖は、浦和戦に先発したビクトル イバルボも登録抹消と重要な選手、存在感のある選手がいなくなってからの初戦。マッシモ フィッカデンティ監督がシステムを含めてどういう布陣で臨むのか興味深い試合だったが、ふたを開けてみるとスタートポジションは[4-3-2-1]でシャドーとFWをひっくり返した形。1トップにはケガから復帰の趙 東建が入り、シャドーにはU-20日本代表の田川 亨介と小野 裕二が並んだ。3列目と最終ラインとGKは前節と同じ。鳥栖がハードワークすることも同じで、システム変更がどんな変化を感じさせるのかは注目された。

迎え撃つ甲府は、7試合リーグ戦の勝利がないだけにホームで勝って少しでも残留圏との勝点差をつけたい今節。ドゥドゥが出場停止から戻り、ウイルソンとドゥドゥの2トップで臨む甲府は、このブラジル国籍FW2枚に対する期待は大きかった。これまでの試合もサイドで起点は作るものの、そこからの局面打開で技術的なミスや連係ミスで決定機にたどり着けていない。

甲府のキックオフで始まった前半、試合前から歌い続けるサポーターに力をもらった甲府は、序盤のアグレッシブなつば競り合いの中から左サイドを中心に起点を作る。決定機に至る前のパスの角度や意思の不一致でもう一歩前に進むことはできなかったが、明らかに違うことは起点を作る回数が増えていること。アグレッシブなウイルソンとドゥドゥのプレーも可能性を感じさせたが、シャドーの田中 佑昌、新井 涼平も積極的に攻撃に絡むことで決定機を作る可能性が高い前半。ストッパーのエデル リマ、新里 亮もタイミングを見て持ち上がるなど、明らかに攻撃の意識の高さを感じさせた。

鳥栖はスピードもありヘディングも強い趙 東建を使ってワンチャンスからシュートチャンスに持っていくが、精度はやや不足。左サイドから吉田 豊が何度もドリブルで持ち上がって、高い位置で起点を作ろうとするが、甲府も人数を掛けて防ぐ。お互いに決定的な穴を空けない守備で、前半はゴールネットが揺れることはなかった。

後半立ち上がりから甲府が何度かチャンスを作るも、ラストパス、クロスの精度がやや足りずに印象よりも少ないシュート機会。鳥栖は51分に小野が決定的なヘディングシュートを打つもクロスバーに当たり、その跳ね返りを田川が詰めるが、これはクロスバーの上を越えていく。鳥栖にとって最大の決定機2連発だったが、決めることができなかった。

はマッシモ フィッカデンティ監督は豊田 陽平、富山 貴光と長身のFWを投入していくが、甲府は畑尾 大翔、新里を中心に読みとポジショニングで彼らへのクロスを防ぐ。甲府は小椋 祥平、橋爪 勇樹、河本 明人と右サイドの選手を投入して決定機を作っていくものの、シュートのパワーや精度が不足してゴールネットを揺らせず。5分間のアディショナルタイムを使ってもスコアを動かすことはできなかった。鳥栖はリーグ戦のアウェイ初勝利を逃し、甲府は8試合ぶりの勝利を逃した。


前半戦、10位で折り返し。次節は川崎が相手。ホームは好調で押し切ろう(^^)