久留米では雨の予報が曇りとなり、夜勤明けの疲れから少し仮眠して3時前に家を出ました。第5駐車場は満車、何とか第6駐車場に留めてスタジアムに歩いてる時には小雨だったんです。チケット売り場の列に並んだ頃、雨が強くなって・・天気予報を信じて傘も合羽もなし(^^;・・ファンクラブのチケットをB自由席にグレードアップしてバックスタンド側の入場口にファンクラブ67で確保したんですけど・・公園トイレの壁で雨宿り~入場が始まる時になって、やっとやみましたが、濡れ鼠(笑)
バックスタンド3F、上端席を確保。スタジアムを出て時間潰し。駅でかしわうどんを食べて席に戻り、のんびり開始を待つ。入場者数は1万8千弱でしたが、感覚としては2万人越え。アウエーサポーター3階席以外はほぼ満席でしたね。通路で立ち見の人も多かった。
試合開始・・浦和サポーターの応援に圧倒されました(笑)豊田がいないので、注目はイバルボと鎌田。しかし、やはり目立っていたのは吉田でしたね。強豪浦和相手なら、慣れた芝で雨を味方になんて思っていましたが、流れは互角。後半にCKから小野が先制点を入れてから、勝ちかドローを確信しました。守りに入ると追いつかれるものな~、それだけに福田の2点目は大きかった。PKで1点返されただけに猶更(^^;・・スター軍団に鳥栖の雑草軍団が勝利、豊田抜きのこの勝利は、後半戦での躍進を予感させ・・てるのかも(^^)
24日にドイツブンデスリーガ・フランクフルトへの完全移籍での基本合意が発表された鎌田 大地にとって、プロ入り以来2年半を過ごした鳥栖での移籍前ラストゲームとなった。その雄姿を目に焼き付けようと訪れた鳥栖サポーターと大挙して詰め掛けた浦和サポーターの熱気も相まって、キックオフ直後から高いテンションでの試合となった。
激しい球際での攻防からファウルが増えて、試合が頻繁に止まるが、10分には高橋 義希の縦パスをビクトル イバルボが落とすと、これを受けた鎌田がドリブルを仕掛ける。これは浦和守備陣に阻止されるが、この日の主役がスタジアムを盛り上げる。21分には鎌田のスルーパスに抜け出したビクトル イバルボが西川 周作をかわし、シュートを放つ。しかし、これはゴールライン手前で駒井 善成にクリアされてしまい、鳥栖は決定機をものにできなかった。
攻勢を見せていた鳥栖だったが、30分にアクシデントが発生する。原川 力が負傷により、交代を余儀なくされてしまう。代わって田川 亨介が投入され、[4-3-1-2]のシステムから鎌田がボランチの位置に下がり、[4-4-2]へと変更した。浦和も前半終盤にかけて、チャンスを生み出す。40分には森脇 良太のクロスをラファエル シルバがシュートに持ち込むが、これは高橋の懸命のブロックにより、防がれてしまう。41分にはCKから槙野 智章がヘディングシュートを放つが、これも権田 修一に阻まれてしまった。両者ともに決定機を作りながらゴールを生むことはできず、前半を折り返した。
後半の序盤にチャンスを作ったのは鳥栖。51分、鎌田のFKにキム ミンヒョクが頭で合わせるが、枠をとらえられない。58分には後方からのロングボールに反応した田川が槙野を振り切り、シュートまで持ち込むも西川にコースを消され、枠に収められない。
しかし、鳥栖の勢いは止まらない。65分、鎌田のCKを小野 裕二が頭で押し込み、ついに鳥栖が先制する。直後に小野は藤田 優人との交代になり、自身のラストプレーで得点をもたらした。藤田の投入により、鳥栖は最終ラインに選手を5枚並べ、浦和とシステムを合わせることで守備のさらなる安定を図る。浦和も70分、森脇のクロスに関根 貴大が飛び込むも、頭で合わせたボールは枠をとらえられなかった。引いて守る鳥栖に対してボールを保持するものの、有効的な攻めを見せられない浦和は81分に、ラファエル シルバに代えてズラタンを投入し、前線に強さを加える。鳥栖も85分、ビクトル イバルボに代えて池田 圭を投入。チーム屈指のハードワーカーを投入し、相手の起点つぶしのために手を打った。すると90分、フリーで抜け出した福田 晃斗が西川との1対1を冷静に制し、プロ初ゴールとなる得点で鳥栖が試合を決定づけた。
浦和はアディショナルタイムに李 忠成がPKを決め、1点を返すが時すでに遅し。リーグ戦3連敗となり、首位との差がさらに広がる厳しい結果となってしまった。一方の鳥栖は、移籍前ラストゲームとなった鎌田を勝利で送り出す最高の形となった。
次は前半戦ラストゲーム、アウエーで甲府戦かぁ~今度こそ連勝を!鎌田が去るのは寂しいけど、鳥栖出身の海外選手の存在は今後の目標にもなるでしょう。活躍を祈ります~