サガン サーガ

サガン鳥栖応援ブログです。

アウエー鹿島戦、気持ちも実力でも負けたかな・・

2017-05-01 11:24:51 | 日記








ゴール前まで運べる鹿島と、パスが途切れる鳥栖の差は大きかったのかもしれない。それでもPKとCKからの失点というのは、よく守ったと言えるだろう。今回の問題は攻撃の方だったなぁ~豊田はしっかりとマークされ、鎌田はルヴァン杯の疲れが残っていたか。やはりシュート数が増えないと。イバルボにはゴールを狙って欲しい。しかし・・やっぱり負けると悔しいなぁ~

ホームに集ったサポーターの熱い応援を背にした鹿島が、キックオフから気迫を込めたプレーを見せる。永木 亮太が猛スピードでルーズボールに飛び込んでいくなど、鳥栖を上回る球際の強さでボールを支配した。

ボールを奪えば西 大伍がサイドに開くのではなくインサイドに入って、相手のマークをかく乱する。チーム全体で、守備になれば相手を捕まえつつ、攻撃になれば相手の間に入ってパスを受ける動きが徹底されており、ここ最近の試合とは見違えるように流れるようなパスワークが見られた。

20分にはワンタッチ、ツータッチで次々とパスをつなぎ、永木のミドルシュートをトラップしてシュートを放った金崎 夢生がゴールネットを揺らす。しかし、これは惜しくもオフサイドとなってしまう。

試合が動いたのはその直後だった。権田 修一のゴールキックを豊田 陽平が競り勝ち、鹿島のペナルティエリアに流すと、鎌田 大地を追走していた昌子 源の手に当たってしまう。木村 博之主審の判定はPK。昌子は首を振りながらうつむくしかなかった。キッカーを務めた豊田がど真ん中に蹴り込み、攻撃の形を作れていなかった鳥栖が23分に先制点を奪った。

しかし、鹿島もすぐさま追い付く。土居 聖真のドリブル突破に藤田 優人が足をかけてしまいPKに。これを金崎が落ち着いて決め、鳥栖の先制から5分後に1-1の振り出しに戻した。

さらにゴールを狙う鹿島は、攻撃の手を緩めない。相手を押し込む時間が続くと、41分に遠藤 康のCKに昌子が飛び込んで逆転に成功する。PKを与えたことについて昌子は「気持ちが空回りした部分があったかと思う」と認めながら「そのミスをチャラにできたかは分からないけど、良かったと思います」と今季初得点を喜んだ。

後半になると、鳥栖がボールを握る時間が増えていく。

「後半0-0の気持ちで入らなきゃいけない」と、新たな気持ちで試合に入ることを要求した石井 正忠監督だったが、水曜日にAFCチャンピオンズリーグのアウェイゲームを戦った影響もあってか、前半のような運動量は見られなくなっていく。しかし、試合の流れが大きく傾くまでには至らない。

鳥栖のマッシモ フィッカデンティ監督はメンバー交代でシステムや選手の並びを変更することで試合の情勢を変えようと苦心したが、鹿島の石井監督もそれにうまく対応する選手交代を見せて得点を許さない。

ビクトル イバルボを前線に加えた鳥栖のパワープレーに対しても、三竿 健斗がしっかり役目を果たして1点のリードを守り切った。

鹿島は、リーグ戦3試合ぶりのホームゲームの勝利。798得点で足踏みしていたJ1ホーム通算800得点も、この日の2得点で達成。何より久々のホームでの勝利に「やっとこのスタジアムに来てくださったサポーターの皆さんと喜ぶことができて、本当に良かったなと思っています」と石井監督も喜んでいた。

次節、鹿島は首位・浦和との直接対決が控えている。大事な戦いを前に公式戦2連勝で弾みをつけた。


展開ではレオ・シルバにやられた気がする。まだ鳥栖にACLの実力はないな・・伝統も途上です・・


順位11位→13位(セレッソ 8位→5位 勝点差5)