株式投資入門

株式配当金での年金補完を目的としています。運用機関での運用経験と知識に基づいた情報を提供しています。

日本株回帰に期待

2008-01-31 11:58:38 | 株式投資
国内投資家は新興国および外債に資金を振り向けてきたが、為替、新興国株価とも波乱含み、外人投資家も昨年後半から売りに転じたが、そろそろ見直しが始まるのではないだろうか?政府筋がもはやわが国は一流ではないといっていたが、ものづくりは超一流、一流でないのはITと金融そして政治だ。とりわけ金融は遅れている。貯蓄から投資へは掛け声ばかりで政策は逆向きだ。遅れているからこそ証券化商品の暴落の影響も軽微だったのだが…。ITも日本から生まれた技術は殆どない。最も重症なのが政治、口先ばかりの改革に逆行する政策運営を続けていれば、景気が良くなる訳がないのは当然だ。
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独立系調査機関に期待

2008-01-30 08:34:28 | 株式投資
運用関連調査ではベーシックな分野では野村が優れている。ほか数社にもスタープレイヤーはいるが転職が激しく一貫性がなく組織力では同社が一番だ。株価格付では独立系以外はあまり信頼できない。ただし現状では独立系は規模が小さくカバーレッジに問題がある。日系では野村、三菱UFJ、大和あたりが比較的まとも、外資系は総じて独立性に疑問があり鵜呑みにはできない。再三指摘しているようになかでもGS、クレディSは最悪、わが国でも個人投資家向けの独立系調査機関が台頭してほしいものだ。

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GSの高格付は要注意?

2008-01-29 08:44:40 | 株式投資
GSがSUMCOの目標株価を6000円から3500円に引き下げた。野村H についても2900円から1800円に下げた。個人的には投資していないから関係はないが、この値幅が意味することはいかにいい加減な調査かということだ。フォローしているとGSの格付変更には疑問が多い。裏があると勘ぐられても致し方ないだろう。運用機関をグループに持つ調査の独立性が問われる。GSの格付は要注意だ?
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インテリは悲観論者

2008-01-28 09:15:18 | 株式投資
どうもわが国では悲観的、慎重、批判的な分析の受けが良いようだ。悲観論をいえばインテリにみえ、楽観論は何も考えてないようにみえる。これは景気見通し、相場見通しでも、業績見通しでも同じだ。高名な評論家に楽観的なことを言う人がいるだろうか?サラリーマン運用担当者の処世術も慎重論が基本、楽観的な見方はなかなか出ない。見通しが外れても上に行けば結果オーライだから悲観論の責任は問われない、逆に楽観論を言って逆になれば無能だといわれる。このように一般的にいって予測や見通しは、慎重、悲観、批判にバイアスがかかるものである。
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強烈な底値確認パターン

2008-01-27 09:56:36 | 株式投資
過去の経験則からは、先週の動きは強烈な底値確認パターンだ。日経は昨年7月から3段下げを演じ、これ以上下げようもない水準だ。まだサブプライム再燃等で反動安があるかもしれないが、遅くとも桜の季節には昨年末15300円を回復するだろう。中期投資なら1~2月の押し目は積極買いだ。1年前から見れば主力銘柄が思ってもみなかった安値で買える。ソニー、トヨタ、みずほ、コマツ、新日鉄…こんな値段はそうは続かない。
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株価下落報道番組に思う

2008-01-26 10:06:04 | 株式投資
株価下落に関するマスコミ報道は正確性を欠いている。とりわけ民放は騒ぎすぎ、コメンテーターは弱気派ばかり、彼らはどういう状況でも悲観論者で同じことを言い続けている連中だ。もっとも番組構成上都合の良い意見を言う人を連れてくるのは当たり前だが…。直接の要因はサブプライムであり、先行き経済への懸念であるが、それがいえるのはせいぜい14000円くらいまでだ。余分な暴落は需給要因だ。日本経済への悲観売りが主役ではない。株が下がれば儲かる連中が主役となっただけだ。売りで儲かると見た空売り、先物売りに加えて、追証による投げ、ポジション調整売りが出た結果だ。彼らにはファンダメンタルズなど関係ない。株価が上でも下でも動けばよいのだ。買い手不在で3兆円はできない、一方に同額の買い手がいる。不幸なことに悲観論に踊らされ、投げた個人の現物投資家もいるだろう。マスコミは下げで儲かる仕組みをきちんと理解しているようには思えない。視聴率を取るために悲観論を煽っているに過ぎないのだ。
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マーケットを理屈で論じても仕方がない

2008-01-25 12:11:00 | 株式投資
異常なマーケットを理屈で論じても仕方がない。特にこういう時はなおさらだ。ファンダメンタルズからみれば、14000円以下を論理的に説明するのは人知の及ぶところではない。弱気強気は人の個性、どんな水準でも見通しには個性が出る。この水準での見通しは感覚論に過ぎない。その思考プロセスはまず結論からスタートし、説明しやすい理屈を肉付けしていくだけ。理詰めであるように見えて実は信じるには根拠に乏しい。これはテクニカルアナリストも同じで、説明し易いデータをもってくる。売りたい投資家が売り切れば相場は底を打つ。そこまでの辛抱だ。
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GSのレーティングは疑問

2008-01-24 12:13:43 | 株式投資
GSによるソニーの引き下げ、松下の引き上げは、同社アナリストの分析力欠如を露呈しているように思える。アナリストは株価を予想成長力から分析できなければ存在意義がない。松下は低収益性の代表格だ。社名変更くらいで収益力が変わるとでもいうのだろうか?自動車業界で言えば、日産をトヨタより高く評価するようなものだ。各社のレーティングを長い間フォローしていると、外資系の中でもGS、クレディSは信頼性に乏しいと思えてならない?GSは中小型株好みだし、時折付与する「強い買い推奨」などという格付は根拠に乏しく説得力がない。

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株式評論家レーティング

2008-01-23 19:59:05 | 株式投資
ラジオ日経HPにファイナンシャルBOXという1日の市況を解説する番組がある。ODがあるので 1年間聞いた個人的な感想を述べてみたい。月曜日-○、火曜日-△、水曜日-×、木曜日-××、金曜日-△、とりわけ、水曜日、木曜日は時間の無駄、聞くレベルにない。月曜日解説の植木靖男氏の見方は偏りがなく参考になる。火は話し振りが面白いため素人受けしそうだが中身は平凡、金は暇ならどうぞのレベル。
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そのうちいいこともあるさ

2008-01-22 12:07:05 | 株式投資
奈落の底だ。先週底と見て仕込んだが結果は悲惨だ。含み益はDENAだけになった。テクニカルから見れば完全に底だが、これ以上下がれば大恐慌の再来だ。外人の日本からの撤退はほぼ終わったようだ。ここからはインド、中国など大きく上げた新興国市場が危ない。もともとバブルだから萎むのは簡単だ。ブラックマンデーを思い起こすが、そのうちいいこともあるだろう。
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ジャパンガバメントナッシング

2008-01-20 13:10:31 | 株式投資
『一喜一憂しない』異常な株価水準で政策当局者が使うような言葉ではない。無能、無策を宣言しているようなものだ。ジャパンナッシングはジャパンガバメントナッシングと表現を変えたほうがよい。改革スピリットがあるのは、渡辺、枡添くらいだ。福田内閣は世論の圧力に押されないと結局何もしないだろう。気付くのが遅すぎたが振り返れば安倍政権誕生から歯車が逆回転し始めたのだ。政府がこのままのらりくらりやっていると、変革への期待が民主を勝利させるだろう。

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次は日本株が先行?

2008-01-19 12:06:13 | 株式投資
今週は予想通りいったん底入れする展開となった。エコノミスト、アナリスト等はサブプライム問題の深刻化による世界的なリセッション突入という最悪シナリオをメインに見通しを論じている。この問題は軽視できないが、適切な景気対策が打たれるようだから杞憂に終わるだろう。昨年央から日本株は先行して下げた。まだNY株式はもたつくだろうが写真相場は終わりそうな兆しも散見される。この数日の動きからは次は日本株が先行するような感じがしているが…?

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桜花爛漫となる頃には

2008-01-18 09:48:26 | 株式投資
本日の引け味は先行きを占ううえで極めて重要だ。朝方のマイナス幅をどの程度縮めて終われるか、一昨日の安値13504円を上回れるかが問題だ。この急落過程で計画どおりフルポジションにした。フォローしていた銘柄リストのなかから、みずほ、トヨタ、コマツ、日東電工、ソニー…を中期狙いで、DENAを短期狙いで買った。今週が大底になるのか一段安があるかわからないが桜花爛漫となる頃には花開くだろう。トヨタ、みずほ等々サブプライム問題がさらに深刻化しても企業価値と株価水準からみればリーズナブルだ。資金に限りがあるから仕込まなかったが、住商、野村、ミレアあたりも買える水準だ。

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高い時はネガティブに、安い時はポジティブに

2008-01-17 12:06:58 | 株式投資
株が高くなると先行きの運用環境がバラ色に見えてくる。逆に安くなると先行き真っ暗に見えてくる。これは人間の心理だが、相場は往々にして逆の動きをするものだ。だが人と反対のことをすれば成功するかというとそう単純でもない。少数意見に与して成功するか否かは相場の爛熟度次第だからだ。日経14000円以下は下げの爛熟期だ。株が安いということは投資家全体のネガティブ思考の集成でもあるし逆も同じだ。先行きの見通しは悪いことばかりを寄せ集め形作られている。高い時はネガティブに、安い時はポジティブに考える思考回路を身につけないと投資における勝率は高まらない。
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安く買えるチャンス

2008-01-16 12:32:08 | 株式投資
トヨタが3000円も安く買える。1年前8300円していた頃、マーケットでは10000円がターゲットだった。その後冴えない動きだが6500円から下は何度も気持ちが揺れ動いた。それがいま5400円で買える。先行き減益になりそうだから買えないという見方もあるが、それ故安く買えるのだ。悲観論ばかりだがバブル崩壊後の特殊な時期を除けば、日本経済も株式相場もダメになったことはない。ポジティブに考えれば今まで手が出なかったものが安く買えるグッドチャンスだ。
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