株式投資入門

株式配当金での年金補完を目的としています。運用機関での運用経験と知識に基づいた情報を提供しています。

経験則は生きていた

2016-01-31 10:28:14 | 株式投資
自分がダメかと諦めたころが底になるという経験則は今回も生きていた。17500円位から最安値16000円まで下げた日は機械的に買い続けたが、さすがに最後は心が折れそうになった。落ちてくるナイフを素手で掴みに行くリスクをとった結果、レバレッジETFは全て利益確定できた。一方、同時に仕込んだメガバンクはいまのところ惨敗だ。マイナス金利導入で銀行セクターだけ売られたが、地方金融機関への影響に比べてメガバンクへの影響は限定的だ。収益悪化懸念からまだ売られそうだが、普通の投資家が理屈で考えることは相場は概ね織り込んでいると見ており敢えて逆をやるつもりだ。全体が戻せばメガバンクもそれなりに戻りが期待できるから、下がればあれこれ考えず機械的に買い下がる。既にかなり売り込まれ割安になっており、下がっても低PER、低PBR、高配当利回りが下値をサポートするからバーゲンセールになるだろう。相場は戻りに転じそうだとはいえまだ薄氷上の舞踏会だ。基本的には逆張りスタンスだが、1年を見るとそんなに上があるとも思えないし、何度も収益機会があるわけではないから、戻りを見極めつつチャンスと見ればレバレッジETF中心に短期で攻めてみたい。ここで動けないようなら性格的にむいてないから株式投資はやめたほうが良いだろう。
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18000円台で落ち着きどころを探る

2016-01-30 09:33:35 | 株式投資
新春の急落だけ見れば3000円下げたが、新たな悪材料は特になく昨夏21000円に近い高値をつけた後の調整過程で言われてきた材料と何ら変わらず蒸し返しに過ぎない。ヘッジファンド等短期筋の悪材料をことさら大きく見せるうまい演出で売り崩された相場だ。新年入り後の下落がことさら強調されているが、高値から見ればすでに5000円も下げている。今年に入っての急落をその部分だけ取り出して分析するとまだまだ下げ足りないという見方にもなるようだ。追加緩和策の効果は短命に終わり、株価は再度下値模索するという悲観的な見方も多い。そうなるには来期の企業業績の大幅減益見通し等の新たな悪材料が必要だがそれは夏場以降出てくる材料だ。超弱気相場は16000円で底を打ったのだろうが、昨夏で終わった相場につきどこまで戻るかは神のみぞ知る世界、当面はフェアウエーゾーンとみられる18000円台で落ち着きどころを探ることになりそうだ。
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底を確認し戻りに転じる

2016-01-29 16:20:08 | 株式投資
日銀はマイナス金利導入に踏み切った。短期的な効果には疑問もあるがマクロ面で徐々に効いてくる政策であり、日銀の並々ならぬ決意を示したという点でサプライズだ。これを受け市場は消化不良から乱高下したが、底を確認し戻りに転じると見て間違いなさそうだ。業種的には、不動産株が急騰し、一方で銀行株が急落したが、明らかに市場のミスジャッジだ。投資家は「マイナス金利」という言葉にサプライズを受けたようだが、銀行などはマイナス金利が適用される部分の預金を日銀から引き出すことになるだけで、収益的にはほとんど影響はない。銀行株は売りとコメントしている市場関係者が散見されるがはっきり言ってレベルが低い。この下げでメガバンク株はPER,PBR、配当利回りからみて魅力的な水準になった。メガバンクも底を打ち大きく戻すと予想している。
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平常時ではない見通しは参考にしない

2016-01-28 08:36:24 | 株式投資
この水準では売買に際し市場関係者の見通しは参考にしない。セルサイドの見通しは『ああでもないこうでもない…』と言っているだけでその場限りの適当なものだ。平常時ではない見通しは過度にバイアスがかかっており的確性に疑問がある。個人的には当面読めないから短期売買しかやらない。中長期投資には中途半端な水準でリスキーだ。長期なら安値圏で買うしかないがその好機は既に2年前に終わっている。それでもNISA等で長期投資をしたいなら、キヤノンに代表される業績は冴えないが歴史的な安値圏にある高配当利回り大型優良株を仕込むぐらいしかアイデアがない。キヤノンは潜在力が高いから、5%に近い配当をとりながら戻るのを気長に待つ余裕があるなら買ってもよいだろう。今年は大きく儲けることは考えられず、いかに保有株の目減りをカバーするか工夫する年になりそうだ。
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政策決定会合後の市場の反応が読めない

2016-01-27 09:58:26 | 株式投資
昨日は大幅安だったが寄り付き後あまり下げなかったので少ししか買えていない。政策決定会合後の株式市場の反応が読めない。追加緩和の有無にかかわらずどちらかに動きそうな感じではあるが、追加緩和があってもたいした内容がなければ出尽くし感につながりそうだ。かといって何もやらなければやらないなりにネガティブに反応しそうだから、黒田総裁の舵取りは極めて難しい。投資家も対応が難しく、とりあえずは市場反応の初動につくしかない。話は変わるが、個人的には原油価格は下落最終局面とみている。かつて140ドルのころ200ドルという極論が出て天井を付けたが、今回も10ドルという極論が出てきており最終局面の兆候が出ている。最も信頼できる石油アナリストの江守氏は年後半40~50ドルを予想しているようだ。証券市場関係者の予測は専門家からすれば稚拙な見方とのことだ。強気に転じたわけではないが、市場は根拠に乏しい感覚論であまりにも弱気だ。年初からの混乱も2月に入れば落ち着き、18000円台で適正水準を探す動きになるのではないだろうか?
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東京は世界屈指の指数天国

2016-01-26 08:07:13 | 株式投資
東京市場は世界屈指の指数天国に変貌した。日経レバレッジETF(1570)が常に売買高首位という歪な市場だ。株価の動きを支配しているのは先物や裁定取引中心の短期投機筋だ。年初からの相場暴落の要因として、チャイナリスク、原油価格、米利上げ等々いろいろと下げの犯人探しが行われているが、実態はそれらを材料に投機筋の思惑で動いている異常なマネーゲームの世界だ。個人的には、日経10000円水準で仕込んだ高配当利回りの優良株を配当目的で保有継続しているが、まだコストを上回っており上がらなくてもある程度戻せば御の字という感じでいる。トヨタの業績と株価の関係に見られるよう、個別銘柄は内容がいくら良くてもマーケットの動きに翻弄されるから基本的にやらない。成熟経済下の東京市場では安値圏投資は有効だが長く持つだけの長期投資は機能しなくなったとみているから、日経が15000円を割らない限り個別銘柄の仕込みは考えていない。当面は市場特性に合わせてETFの短期売買に徹するしかない。急落過程で買い下がったETFは昨日全て利益確定した。本日大幅安となればあれこれ考えず再度買い下がる。
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投機筋の思惑は為替に集約されている

2016-01-25 08:50:22 | 株式投資
東京市場で株価を支配しているのは、上がるときも下がるときも外資系ヘッジファンド等の投機筋だ。オイルマネーの売りが出ているのは事実だろうが、財政的に今後厳しくなるという理由に現時点で全株売却する必然性はない。彼らが値段に関係なく売るから暴落したという最近の専門家の見方には疑問を感じる。投資家にそう思わせることがヘッジファンドの勝利だ。年初からの暴落は投機筋の売り崩しにデイトレ等短期筋が相乗りしているという構図だろう。PERが過去の水準から大きくぶれないと見れば、日経のEPSをどう見るかによって、株価は15000円でも22000円でも理屈はいくらでもつけられる。論理性があるなら予測値に7000円も幅があるわけはなく、足元の情勢に影響されたたいして意味のない見通しだ。最近の東京市場の需給構造を見れば、株価は投機筋がどう動くかでほぼ決まる。昨年末からの株価は円と原油に見事に連動して動いている。為替のヘッジ筋もほぼ同じ動きをしているから相場にはダブルで効いてくる。先週末からこの2要因がこれまでとは逆に動き出したところから見れば、株も為替も投機筋がショートカバーに入ったことは明らかだ。今後彼らがどう考えどう動くかわからないから相場を予測することは難しい。市場筋や専門家の見通しは、下がれば弱気になり15000円寄りに、上がり始めれば22000円寄りに、心理が揺れ動いて後講釈しているにすぎないように見える。投機筋の思惑は為替相場に集約されている。円相場の動きが今後の株価の戻りの幅を決定づけそうだ。
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東京は売り仕掛けに弱い市場

2016-01-23 09:50:53 | 株式投資
昨日は大幅高となった。大騒ぎしているが3000円下落して1000円戻しただけで厳しい状況に変わりはない。追加緩和への期待が上げの背景のようだがとってつけたような解釈だ。要は短期的に下げすぎいつ反発に転じてもおかしくない地合いにあった。東京は売り仕掛けに極めて弱い市場だ。規模が大きい市場で下げで儲けられる市場はほかにないから外資系を中心とした投機筋の資金が集中する。東京市場はボラタイルで上海より投機的な市場だ。主役の投機筋は悪材料を見つけて売りで仕掛け、大したこともない材料でショートカバーに入る。この戻りはこれ以上売り込みにくくなった投機筋が買い戻しところにデイトレ等の短期筋が乗ったということだろう。まだ慎重な意見が多いがマネーゲームだから理屈は関係なく、29日の日銀政策決定会合までは戻すだろう。18000円近辺で大きなしこりを残しているから、その後どう動くかは全く読めない。
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大発会高値が現実に

2016-01-22 07:04:45 | 株式投資
日経平均はこの2日で1000円も下げた。年初から3000円も下げているのに、政治も財界も日本経済は堅調などとまだ悠長なことを言っている。アベノミクスの手詰まりを認めたくないのだろうが、何らかの政策対応がなされないと戻りのきっかけが見いだせなくなった。個人的には17500円から買い始めたのでこれまで踏ん張っていたが、さすがに昨日の下げで思いっきりやられた。直近8日間レバレッジETFとメガバンクを買い続けたが、買っても、買っても下がり続けるので心が折れそうだ。今回の下落局面ではメガバンクとソフトバンクの下げが特にきつい。いずれそれなりに戻るのだろうがメガバンクを買ったのは失敗だった。この水準でいったい誰がこんな売り仕掛けをしているのだろうか?TOPIXコア30のメガバンク、ソフトバンク、トヨタあたりが戻らないと本格的な戻りには繋がりそうもない。今年は大発会高値が現実になりそうだ。
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心が折れそう

2016-01-21 08:19:58 | 株式投資
昨日も大幅安に買い向かった。想定していた16500円を下回ったので心が折れそうだが今日も下がれば買う。過去の経験から言うと、自分が買えばさらに下がり、ファイティングスピリットが萎えてもうだめかと諦めたあたりがだいたい底になる。その意味ではもう一段突っ込むのかもしれない。直近下落した7日間買い続けた結果、平均コストは17000円程度となりポジションは結構膨らんだ。このあたりで底が入らなければそろそろバンザイするしかない。しばらく耐え忍ぶ日々が続きそうだ。
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下手の考え休むに似たり

2016-01-20 08:56:35 | 株式投資
相場は底が入った感じもある。1月8日から下げた日には金額的な多寡はあるものの全て仕込んだ。本日も下がるようなら買いに行く。市場関係者は当たり障りのないコメントしかしない。当面まだ不安定な動きが続くという見通しになるのはいつもの通りだ。『下手の考え休むに似たり』、信じられるのは自分の相場観だけだ。今年の相場はある程度戻ってから乗って取れるほど上値があるわけではないだろう。このあたり17000円前後で仕込まなければ年2~3回しかない収益機会の1回をみすみす見過ごすことになるだろう。思惑が外れ逆に行けば、17000円割れをまた買い下がればよい。
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吉と出るか、凶と出るか

2016-01-19 08:16:19 | 株式投資
年明け後の株価は10日のうち9日下げた。昨日も一段安となった。そろそろ急反発を期待しているが、戻りに転じればとりあえず18000円位まで、その後は19000円近くまでは戻りが期待できそうだ。いずれにしても下げすぎ、いささか盲信気味だが、拙い経験からは今週には底が入ると信じて買い下がっている。昨日で5日間買い続けたのでだいぶポジションが膨らんだが、本日も下げるなら相場観を信じて機械的に買い下がる。経験的にはこんなやり方でうまくいかなかったのはリーマンショックの時だけだ。このところ連日ブログを更新してきたがそろそろ書くこともなくなってきた。落ちてくるナイフを素手で掴みに行ったのが、吉と出るか、凶と出るか、桜が咲くころには結論が出る。
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市場は総悲観になってきた

2016-01-18 10:04:33 | 株式投資
今週前半には下げ止まるとみて今日も寄り付きで買いを入れた。市場は総悲観になってきた。だから底は近いというのも虚しいが、個人的にはそんな見方でいる。急落で想定される悪材料はすべて織り込んだ。底近いという結論ありきで見ているといわれれば返す言葉もないが、ソニーが前日比プラスに切り返すなど少し変化の兆しも見え始めた。皆がわかるような形で動かないのだからこそ相場といわれる所以だ。今日も緩んだところは機械的に買い続ける。いったんやられても買いのスタートが17500円位だから、半年も我慢すれば何とかなるだろう。
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久しぶりにやられたという感じ

2016-01-16 07:07:05 | 株式投資
週末の反発を見ていたが下げは想定外だった。17500円位から買い下がっているが、来週は再度16,000円台への突っ込みが必至だ。下げの理由を探せば枚挙にいとまがないが後講釈しても始まらない。市場全体は、新年に入り9日中8日下げ、配当利回り2%、騰落レシオ59%、空売り比率40%台・・・等々いつ底入れしてもおかしくない兆候も見られる。先行きは見えないが最悪でも16500円位で止まるとみて、17000円割れは機械的に買い下がる。買い始めたのは1月8日(金)だから傷は深くはないが、さらに下がればかなりの含み損を抱えることになる。底打ちは近いとみて買い下がるが、あと2回ぐらい買えば資金的に打つ手も限られてくる。この3年間は相場が良かったのでうまくいったが、今回は久しぶりにやられたという感じだ。
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とりあえず底が入った

2016-01-15 08:12:33 | 株式投資
昨日17000円割れとなったので計画通り仕込んだ。落ちてくるナイフを素手で掴みに行ったが、期待を込めて言えばチャート形状からはとりあえず底が入ったような気がしないでもない。また17000円前後まで下がれば環境を見極めながら追加買いを入れる。リスキーな玉砕戦法だがこうでもしないと上値が限定的な往来相場では勝てない。ついこの前まで日経株価見通しを23000~18000円と言っていた市場関係者が19000~16000円と言い始めた。専門家は解説こそ淀みないが、予想は後講釈だから概ね当たらない。いつも反面教師にしている有名なコメンテーターが弱気に傾きだしたことも相場の底を示唆している?
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