マンション管理士日記

地域を守る:マンションと地域の融合

義足のランナー(学校で)

2006年11月25日 | PTA

いや。 世の中は広い。 そして、人間は偉大です。

早朝モーニングセミナーに講師で来て頂いた方は、沖縄で車検センターなどを経営する島袋さん。

若くして事業に成功しました。 ところが、38歳の時に事故で両足を失い、義足になりました。

そこから、凄い精神力と壮絶なトレーニングで、何とフルマラソンに出場し完走するのです。

講話では、当時の苦悩や考えを話されます。 とても静かな語り口なのです。 すごい人です。

両足を失って電話したら、「そんな痛い思いをして何も学ばなければ、ただの馬鹿よ」 と母親に笑われたそうです。 じっと考えてみると、同情されたいと考えていた自分が居たことに気付いたそうです。

ここからの決意が島袋さんです。 「今、自分のしている努力は 『普通の人になる』 ための努力にすぎない。 現状を受け入れて悩むのを止めよう! 悩むのは時間の無駄だ!」

自分が歩けるようになった姿を強く想像したそうです。 出来る。 必ず出来る。 人は諦めたら、そこで止まってしまう。

絶望を乗り越えて病院を見回してみたそうです。 皆さん、重度の障害者です。 島袋さんよりも重たい障害なのに、ずっと明るい人も居る。 暗い人と明るい人。 暗い人は、将来の不安ばかり話しています。 明るい人は、将来の 「夢」 を語っています。 そうか。 夢や希望があれば明るくなれる。

何でも、自分に言い訳していないだろうか? 気付けば直ぐにおこなうようにしてみた。 難しい。 とても難しいことばかり。 でも、諦めたら、そこで止まってしまう。

マラソンのときも走り出して直ぐに後悔したそうです。 何で、こんなことを始めたんだろう? だけど、諦めない、と思ったそうです。 ゴールのときだけを考えて走ったのです。 夢を失わないように。

島袋さんは、各地の小中学校で話されています。 わが家の3男坊も7月に話を聞きました。

子どもたちは感動します。 諦めてはいけない。 夢を失ってはいけない。 そして、自分に言い訳をしてはいけない。

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