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ご聖体に対する涜聖いろいろ 5

2017-12-25 02:01:06 | 典礼
アロイジオ・デルコル神父『信仰の道 ー 秘跡について』

◆8-5、ご聖体に対する涜聖いろいろ

 ご聖体についての涜聖は、聖体拝領のときだけではありません。最近外国では度々、ご聖体が盗まれることがありました。1982年4月10日から9月19日までの期間に、イタリアだけでも、10回以上もこ聖体の入ったままの聖体器が盗まれた例があります。2・3年後にも同じイタリアで、このようなケースが15以上もありました。

 ご聖体を盗む人は、悪魔礼拝の悪魔的な教会に運び、悪魔的な式のうちにご聖体が侮辱されるのです。いわゆる黒ミサのことです。

 今まで信仰を忠実に守ってきた北部イタリアの各教区に、なんと悪魔的な組合が300も活躍しており、また黒い魔法のグループが700もあるということで、しかもこれはいな否めない事実です。

 これらのグループがさかんに活躍できるために、フリーメーソンから莫大な金が支払われています。この地方のおよそすべての目立った町に、毎週いわゆる黒ミサが行われ、ご聖体を最もはずかしい方法で悪魔にささげているのです。この黒ミサでは、書くだけでも恐ろしい汚聖が行われているのです。あろうことか、ご聖体を人間の糞に混ぜて肉だんごのようなものが作られ、これを祭壇がわりの机の上に666、あるいは33あるいは999の形に並べます。それから悪魔に対する賛美歌をうたってのち、祭壇がわりのその机の上で、そのだんごを生きているににわとりか、犬か、猫といっしょに燃やします。

 場合によっては、人間の体が、殺されて悪魔にいけにえとして捧げられています。こうしてイタリアでも、そしてヨーロッパでも、特にアメリカ合衆国で、毎年多くの人、特に小さな子どもたちが悪魔の祭壇でいけにえとして捧げられ、消えてゆきます。

 なん年か前に、日本でも、いくつかの町に、「ご聖体を買います」というビラが電柱にはられていました。これをみつけたあるカトリック信者がこのことをわたしに知らせましたが、それにもこ聖体一つのために5000円、あるいは10000円が支払われると書いてあったのです。

 そうしますと、世界中に悪魔的なグループが活躍していることがわかります。これによっても、教会がなぜご聖体に対して、これほどの尊敬を示すように要求しているかがわかります。



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