訪問者
少し前の話になるのですが、こんなことがありました。
この夏にある知人から茄子の鉢をもらいました。
もらった頃は実が1~2個だったけど、秋になり実の数が増えていきました。
焼き茄子、茄子の天ぷら、茄子田楽、茄子の煮浸し・・・ナスに目がない私は、その収穫の時を首を長くして待っていたのです。
ところが10月のある日、事件が・・・
何これ!
やられた!
もう!せっかくの楽しみが!
茄子を生で食べて、他人の家の庭で食い散らかす人はいないでしょう、実だけを盗んでいくなら分かるけど。
これは明らかに動物の仕業。
犯人は誰だ
推理してみました。
ポイントは次の通り。
- 実だけをちぎっている。
- 上手に皮を剥いて、中身を食べている。
- 歯形(顎)の大きさ。
それでは、推理開始。。。
実だけを引きちぎっていることから、庭全体を荒らすイノシシやシカでは無さそう 。
イヌ科(イヌ、タヌキ、キツネ)、ネコ、イタチではあんな上手に皮は剥けないでしょう。
皮を上手に剥くには、顎と手を上手に使わないといけません。
そんな動物といえば・・・
リス
いや、あの歯形(顎)はリスにしては大きすぎる。
ネズミでも無いし、アライグマは?
最近、分布を広げているアライグマか・・・
手で物を持つことが出来ても、手で実を引きちぎるだろうか。
実を取るときはきっと口で噛んで引っ張る方が早い。
そうすると茄子の本体に実の一部が残る。
でも、植木鉢にそんな跡は無かったので、きっとアライグマでは無い。
じゃあツキノワグマ
それなら庭に大きな足跡が残っていても良さそう、あんなに重たい体で土や砂利に足跡が付かない訳がないし、きっと彼らも手よりも先に口が出るでしょう。
それに町なかだと人目に付いて、すぐにニュースになるだろうし。
と、なると残っている動物で、手先が器用で、そこそこの顎の大きさで、1匹ならあまり目立たないのは・・・
北京原人とサル。
北京原人
いや、いや、これは冗談。
と、いうことで・・・
犯人は君だ サル君。
観念したまえ。
近所の人に聞くと、周辺住宅地でのサルの目撃例は結構あるそうです。
比叡山からその山麓の林にはサルの生息情報もあるし。
やっぱりサルの可能性が高いです。
それにしてもこんな住宅地にもやってくるのか・・・
比叡山と我が家の間には、主に住宅地が広がっていて、農地や樹林地は山地からは連続せずに残っている感じ。
屋根の上などを人目を盗んでこっそりとやってきたのか・・・
あー、それにしても悔しいなー。
・・・これが10月の出来事でした。
それで、12月4日付けの読売新聞にこんな記事が。
やっぱりサルの被害は多かったんですね。
比叡山一帯のサルはA群からH群まで8つの群れがあることが知られています。
で、我が家に関係しているのはE群(分布等の状況はこちら )。
全頭捕獲
あんまり意味が無いような感じも・・・
分布を見てもらえれば分かるけど、群れ同士が隣合っている状況で、ある一群が無くなれば、きっと新しい餌場と生活場所を求めて、別の群れが侵入してくるでしょう。
で、新しい群れによる被害の発生。
これっていたちごっこじゃないの?
サルと人間の生活空間がちゃんと別れているような共存の仕方は無いのかなー?
click.click.click.click.
初めての方でもお気軽にコメントを下さいませ
お返事は必ずさせていただきます。
よろしくお願いします。
うちの実家の方もサル集団が出没するんです。
結局は自然界のチカラには手も足も出ないんですよね。
捕獲したってまた他のグループが…
ほんと、イタチごっこでしょうね。
うちの水槽のスネイルも含め。
よくニュースにもなりますが、やっぱり猿害は全国的なものなんですね。
最近は、人間とサルの生活域の境界線でヤギを放牧に近い状態で飼育して、サルを遠ざける方法が実験的にされているそうです。
ヤギによる威嚇はサルに効果的らしいです。
ただ単に排除する方法は賛成できないです。
まさにスネールもそうですが、環境を変えてバランスを保たないといけないですよね。
牙は鋭いから噛み付かれたら大変ですよ
うちの近所ではタヌキが出ます(一応23区内)
しかも2匹ペアで
うーん、残念でした。
お子さんが襲われたりしないように注意が必要かもですね。
私が小学生の頃、家の近所の山にサルが暮していたので、
トイレで用をたしている時に窓を開けたら、すぐ前に
サルがいて目が合ってしまい、お互いに驚いたことを思い出しました。
滋賀にはサルがいるんですねー。知りませんでしたよ。
うまく共存できればいいんでしょうけど、
民家に近くに現われるようになってしまっては、
なんらかの対策が必要ですね。
子供などへの危害が心配です。
せっかくのナスも残念でした。
また来年に期待ですね!!
ほんとは追いつめられたり、自分に身の危険を感じない限りは襲わないはずです。
もちろん、うちの子には見かけたら防犯ブザーを鳴らすようには言ってあります。
タヌキですか。
東京で増えている話は聞いたことあります。
彼ら本来の住みかが無くなったせいもありますが、適応能力が強い動物なんでしょうね。
うちの近所ではキツネを見たことがありますよ。
サルの被害はその1回だけなので、群から孤立している“離れザル”が広い行動圏の中で暮らしていて、我が家に訪れる確立はかなり低いんだと思います。
でも、注意は必要ですね。
トイレでサルと・・・
これはびっくりしちゃいますね。
私ならジャーって出ていたものが、とまっちゃいそうです。
比良山から比叡山へと続く山脈、鈴鹿を中心に南北へと続く山脈には相当いると思います。
サルが生息していることは、ほんとうなら自然度が高い印なんですけどね。
生息地の破壊や人間が餌をやったことから(観光地で)、人間に慣れてしまったり、その原因は必ず人間なんですよね。
これからは排除じゃなくて、共存の道を探すのがベターだと思います。