異文化コミュニケーション2日目、
「 今から出発! 」 の図
蒲公英工房玄関前にて。
本日1件目見学先は、旧金屋町鈴木家
茅葺の重要文化財で、
私は屋根の葺き替え工事の時に1度ここを見学しています。
その後、紀美野町内で2件民家を見学して
3時に蒲公英工房で解散。
学生たちは関空からオーストラリアに帰りました。
昨夜から通訳で合流した、ANAにお勤めのウテナさん。
見た目、生粋の日本人の可愛いお嬢さんですが、
確かに紹介されたときに “ ウテナ ” さんと ・ ・ ・ 。
オーストラリア人の学生にもアジア系の顔をした人が多かったので、
もしかしたら彼女も外国人かと。
訊けば、埼玉県出身。
おじいさんは大工さん、お父さんは家具職人だそうで、
ちゃんと漢字もあります。
『 台 』 と書いて 『 うてな 』 さんと読みます。
( ファーストネームです。 )
驚いたことに携帯電話でも変換できるくらい普通のようです。
オーストラリア人だけではなくて、
日本人からもカルチャーショック!
勉強しに来たなら、
キッチリこの国の文化を学んで帰るべき!
だから、クジラ食って行け!
と思いましたが、周りの大人が
「 今日は、やめておくように 」
とのご意見だったので自粛しました。
オーストラリアから来た大学生達と、湯浅町内での昼食。
オーストラリア人の建築を学んでいる学生たちと聞いていましたが、
正確には、オーストラリアの大学で学ぶ学生たちで、
他の国からの留学生もいて、
医学生やその他、建築以外を専攻している学生たちもいる集団です。
昼間、湯浅町内の伝建地区を散策。
これは、甚風呂の番台に座る学生。
その後、
広川町の東濱口家を見学して、
夜になってから、今宵のお宿蒲公英工房へ、
夕食後、辻本さんご夫妻とそのお弟子さんによる
尺八と琴の演奏
その前に、
日本建築界を代表して ( マジか? ) 私と学生たちによる、
建築を中心にしたディスカッションも!
私は、日本の英語教育の方法が悪いと主張していますが、
中一で挫折した英語力により
彼らと全く直接コミュニケーションできず、
通訳してもらいながらなのが非常にもどかしく感じました。
明日は、紀美野町で民家を中心に見学です。