ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

キャンピングカーと趣味について気ままな生活のブログです。

北海道の気ままな旅  道の駅「なかさつない」は雨

2017-08-29 |  H29 北海道の旅


気ままな旅  53日目 
道の駅「なかさつない」の朝。
今朝は朝から道の駅のスピーカーからJアラートの警報が鳴った。
避難放送があって、車中泊していた人が道の駅のほうに避難するのが見えた。

僕は、キャンカーの窓から外の様子を伺うが、これと言って避難する場所も無い。
結局、北朝鮮のミサイルは、僕らの頭の上を通過して太平洋に落ちたようだ。 


今朝は、昨日の天気予報通り、あいにくの雨。 
キャンカーの窓から朝8時前に撮影した。

全部ここに車中泊した車だ。
僕は雨の日には、基本的に動かない。

今日は、観光ネタが無いのでキャンカーのバッテリーの話。
キャンカー乗りしか興味のない話で、面白味のない話。 

ちなみに今のソーラーパネルの発電量。 55W  4.3A 雨なのでこんなもんだ。
いくら、710Wのソーラーを付けていても雨にはかなわない。

 

今回、北海道に来てキャンカー乗りの色々な人とお会いできた。
ブログの影響もあると思うが、サブバッテリーやソーラーパネルに関する相談や質問が意外に多い。

サブバッテリーに関するもの。
サブバッテリーがすぐに無くなるので、夜中は冷蔵庫を止めている。
いくら走行充電しても充電できない。
キャンカーを購入した時は良かったが、2年位でバッテリーの赤ランプがつくようになった。
サブバッテリーを交換したら1年位しかもたない。 
 
サブバッテリーについては、以前に少し話したので、今回はサブバッテリーの充電に影響するメインバッテリーの話から。

通常、新品のバッテリーは正常なら端子間電圧は12.5V~13V未満の電圧を示す。
使い続けているとバッテリーは劣化し、オルタネーターが正常に機能していたとしても、適正な電圧を維持することができなくなる。
12Vを切るような状態では、かなり劣化は進んでいる。


エンジンが掛かるからまだいいやと思っていると、それは少し間違っていて、サブバッテリーが充電しにくい状況を作っているようなもの。
サブバッテリーをメインバッテリーから切り離して、エンジン始動後のバッテリー電圧を測れば、オルタネーターの発電状況も確認することができる。
最近は、アマゾン等でシガーソケットで測れる電圧計が数百円であるので、簡単にメインバッテリーの電圧が分かる。

正常なバッテリーとオルタネーターの組み合わせでは、エンジン始動後の電圧は13.5~14Vくらいになる。
但し、電圧を下げる要因のエアコンや他の電装品はオフにする事。
オルタネーターが正常な場合、エンジン始動後の電圧が13Vを切っているようであれば、バッテリーの性能劣化が考えられる。
そうなると、充電電圧が上がらないから、サブバッテリーにもますます充電されなくなる。


さらに、最近の車は、充電制御システムを搭載した車が多く、こちらの場合はさらに面倒で、省燃費の為にメインバッテリーを完全充電ではなく、60~80%容量でコントロールするので、とても普通のやり方ではサブバッテリーを満充電には出来ない。

多くの場合走行充電器を取付けてないキャンカーは、メインバッテリーが劣化すればサブバッテリーへの充電量も減る。
サブバッテリーの種類によって充電電圧が異なるが、一般的には、走行充電でサブバッテリーを満充電するのは難しい。
(但し、最近のナッツのキャンカーにはエボリューションシステムと言って専用の走行充電器が付いている。)

それを補っているのが、ソーラーパネルだ。
最近は、ソーラーパネルを付けるのが当たり前になっている。
ソーラーパネルのコントローラーは、ディップスイッチで簡単に充電電圧の設定を変えられる。
走行充電が中途半端でも、ソーラーパネルが満充電にしてくれるしくみだ。
この事が分かれば、疑問点も解消できると思う。

今日のおさらい。

メインバッテリーが弱くなると、サブバッテリーも充電しにくくなる。
 言い換えると、メインバッテリーが新しいとサブバッテリーの充電電圧が高くなるので充電しやすくなる。
走行充電では、いくら走っても満充電出来ない。一般的には7~8割くらい。
③満充電する為には、ソーラーパネルか走行充電器が有用

 

明日は、何とか晴れそうだ。 

コメント
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