ジルとうなぎの 風に吹かれて気ままにキャンプ

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冬はFFヒーターのトラブルが断トツ

2021-01-31 |  トラブル 

冬になると毎年必ずと言っていいほどFFヒーターの問合せや旅先で着火しないなどのトラブルが舞い込んで来る。

先日も旅先で朝、何度試してもFFヒーターが着火しないとの問合せがあった。

何とかしてあげたいとメールで何度かやり取りするが難しい。

FFヒーターが故障すると、多くの場合はエラーコードでトラブルの内容を判断することくらいしかできない。

正直に言うと、まぐれで動いてもほとんどの場合は動くようにはならない。 

 

 

ベバストのFFヒーターの構造は、キャンカー乗りなら誰もが一度は見たことがありそう。

 

 

ベバストの説明書には、エラーコードと、考えられる原因が書かれている。

しかし、多くは経年での9にカーボンの堆積とバーナーの劣化で着火しないケースがほとんど。

 

 

これはうちのZILのFFヒーターを分解掃除したものだが、これはまだまだいい方。

バーナー燃焼室にススが堆積してスムースな燃焼を妨げる。

ここにたくさん溜まると、次は13の排気系が詰まってフン詰まり状態になる。

ビルダーが取付けたからと安心してはいけない。 

 

 

これがバーナーの着火部分で、上の図の8番に当たる。

ステンレスウールに燃料がしみこんでイグナイターで着火するが、不純物が堆積するとうまく着火しない。

多くの場合はこの二つの原因による着火ミスが多い。

その他に多いのが取付けミス。

2~3年で着火しなくなったら取付けミスかも知れない。

簡単な構造だが、13から先の排気系に水が溜まってススで詰まることが意外に多い。

左の丸いのが8の部分に入っているステンレスウール。

 

 

兎に角冬に旅先でFFヒーターが動かなければ、旅を取り止めることにもなる。

さらには、冬に急なFFヒーターのメンテや修理はとかく高くつく。

そうならないように、FFヒーターは夏の間にメンテを終わらせよう。

自分でメンテするならこちらを参照

言い忘れたが、バーナーは分解したらステンレスウールは必ず取替える事を忘れないで

 

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コメント (3)
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