日々のてづくり 

暮らしの中の
手づくりを
大切に…。

心に響く本屋さん

2017-07-19 | 日記


夏は まだまだ これからですが、早くも へたり気味の毎日。
夏バテしたくないので、どうやったら食欲が湧くか... 台所に立つたび悩みの日々です。

今日は、まだ少ーし涼しい午前中のうちに 外仕事を済ませようと自転車を走らせました。
区役所 文房具店 そしてスーパー。
途中の楽しみは ちょっと本屋に寄ること。
本屋 、私は大好きです。まちを歩いていて 本屋を見つけると入らずにいられません。
何というか、知らない世界のとびらを開けてくれるもの(本) がぎっしり詰まった空間にいると
それだけでワクワクするのです。

今日は久しぶりに昔馴染みの本屋さんに入ったのですが...
何だか殺風景。本棚にまばらな空間があるのです。
いつもはカラフルな雑誌のコーナーも 平積みの量が減ってさみしい感じ。
うーん そうとは書いてなかったけれど、もしかして閉店間近なのかも...。
何ともさみしい思いで店を出ました。

インターネットの普及で 印刷物の需要がどんどん減り、
出版業界は生き残りに大変、本屋さんもどんどん廃業に追い込まれている時代。

けれども「確かに減っては来ているけれど、でも紙の文化は無くなることは決してないと思う。」
先日 話した編集社の方は力強くそう言っていました。心強くなる言葉です。

少し以前、話題になっている本屋に行ってみました。
そこは駅から10分以上歩く 立地が良いとは言えない場所にあります。
けれど入ってみると平日の昼間なのに お客さんはたくさん。
奥にはカフェ 、2階にはギャラリー という工夫もありますが、何より
陳列されている本たちが魅力的でした。

ジャンルごとに並べられているのが一般的ですが、
ここは例えば 植物のコーナーには 図鑑のような本とともに、野草料理の本
花の名前のついた小説 などジャンルを超えて 並べられているのです。
つい一冊一冊 手にとってみたくなる。
そこには店主のセンスが感じられ「こんな本もあるよ。面白いから読んでみて。」という声が聴こえてくるよう。
自分では選ばない本にもつい興味が湧き 読んでみたくなる。
本屋に行く醍醐味は ここにあるのではないかな と思いました。
店主の心が感じられる本屋さん。
インターネットの情報や 電子書籍では決して味わうことのない魅力 だと思います。

本屋さん 頑張ってほしいなあ。