日々のてづくり 

暮らしの中の
手づくりを
大切に…。

植物のこと

2017-01-31 | 日記


今日から新しい月の始まり。

4つの締め切りを抱えていた先月でしたが、昨日ぎりぎりながら
出すべき荷物とメールを出し終え、ホッとしました。
考えてみたら、昨年の秋くらいからずっと複数の締め切りを抱えて
綱渡りのような仕事をしてきたので、久方ぶりの「ホッ」です。しばしの間ですが...。

さて、興味のある植物のことをもっと知るべく、先日図書館でたくさん借りてきた本を
開き始めています。
ちょうど今頃、早春の時期に咲く花々に「スプリング エフェメラル」(春のはかない命)と言われるものがあることを知りました。
秋に葉を落とした木々が生える地面に、冬になって雪が積もり、ようやく雪が解け始める早春に咲き始める花々です。
福寿草やカタクリ、ヒメニラ、ニリンソウ...どれも繊細でかわいい花々。
それは木々に葉がない間だけ、わずかに届く太陽の光を知っているのです。
ほんの短い間地上で咲き、あとの大半は地下で命を蓄えているのだとか。

先日、公園の木々を見ていて、冬枯れのように見える木の枝の先々に小さな芽がたくさんついているのを見つけました。
これは、「冬芽」といって秋に葉が落ちたと同時に、寒い冬を越えるために木々が準備していたもの...だそう。そうして寒さが厳しいほど、春に美しい花を咲かせるという。(昨年は暖冬だったので今年は桜などの開花が遅いそうですね。)

こんな植物の生命の営みを知れば知るほど、なんて素晴らしく世界はできているのだ...と感動します。

木々や花々をを見ていると、もっと自然の摂理に身を委ねて生きてごらん、というような声なき声が聞こえてくるようです。

新しい年

2017-01-13 | 日記


新しい年が明けて、10日あまりが過ぎました。
お正月は瞬く間に過ぎて、ひたすらに針を持つ日々がまた始まっています。

本当に好きな仕事ではありますが、時に苦しみを感じることもあり...。

創作は苦しい気持ちだといいものはできない気がして、
図案のイメージを、気分を変えて水彩絵の具で描いて見ました。
下書きもなしに絵の具をチューブから直接筆に移してなるべく自由な気持ちで...。
筆が画用紙に触れる感触、絵の具の美しい色、にじみ...楽しい。
楽しい気持ちになると、イマジネーションも工夫も湧いてきます。
そんな訳で最近は絵の具でイメージを出すことが多くなりました。

さて、年明け早々から新しいお仕事を頂き、嬉しいのと同時に身の引き締まる思い。
祈るような思いで日々を過ごしています。

その仕事にかかる前に、今は山積みになっている1月中の仕事にかかっているのですけれど。

手は動かしつつも、今そのために新しい言葉を探しています。
言葉の力をあらためて感じつつ、しばらく模索の日々が続きそうです。