はれ ときどき かめ日記

旧「週刊カメ日記」です。長い冬眠を経て復活します(汗) 時々更新できたらいいなぁ~と気楽にいこうと思います。

ベランダのカメ達の飼育環境

2009年06月02日 02時51分41秒 | カメ日記

ある日ベランダに顔を出すと、いつものようにカメ達が日光浴から勢い良く水場に逃げ込みました。しかしいつもと1つだけ違うことが。。。



そうなんです。逃げ出したカメの下から卵が出てきました



殻の柔らかさと産み落とされた時期から言って、どうやらミシシッピアカミミガメのミドリ鬼が産み落としたみたいです

そんなに産みたいんだったら、どうぞ産卵床へ。。。って思うんですけどなかなかうまく行きません

もうこうなったら産卵床の配置を変えてやるということで、ベランダの模様替えをしました

今まで水場から産卵床へは、スロープを降りてベランダに出て、さらにスロープを登らなければなりませんでした。産卵床へ産まないカメ達を見てると、いつも水場周辺や、水場からスロープを降りたあたりで、掘り掘りしてました。そこで、単純に産卵床が利用し辛いだけだろうと信じ込み、水場のすぐ脇に設置することにしました





こんな感じになりました

前の日記では2つに分けていた水場間での移動はあまりないと言っていましたが、その後慣れたカメ達は産卵床を乗り越えて頻繁に移動するようになってしまっていましたこうなりゃ一緒にしてしまえということで、仕切りは取っ払ってしまいました。


現在のベランダ飼育の詳細です↓

<現在ベランダにいるカメ>
ニホンイシガメ     4匹
ヤエヤマイシガメ    5匹
クサガメ          4匹 (クサガメF1を除く全個体)
ハナガメ          3匹
ミシシッピアカミミガメ   3匹
キバラガメ         1匹

明らかに過密ですね水場は120cm標準水槽に比べ4倍近い表面積があり、それなりに広くしてあるつもりです。またベランダに自由に出入りできるため、ケンカやオスの求愛から逃げるための場所は十分にとってあるとは思うんですが、それでもちょこちょこケガしたり、尻尾がかじられて短くなっている個体もいますんー、数を減らすなり対策をしなくてはいけませんね。カメには悪いですが、しばらくは現状維持です。


<ベランダ>
移動可能スペース 約4m×2m

沖縄の一般的なアパートはベランダに洗濯機を置くため水道と電気が来ています。とても便利ですまた、本土のアパートに比べベランダは広く設計されています。その中でもうちのベランダは広いほうです。今のアパートに決めたのはベランダのためと言っても過言はありません隣の家に通じる水路やカメの入りやすい場所や逃げ出しそうな場所は、コンパネ、レンガ、ブロックを利用して最初に全部塞ぎました。カメは私の予想を上回る逃亡劇を行うものなので、あらかじめ過剰な対策をしています。


<水場>
プラ舟220(内寸1430×830×H198mm:写真左)
プラ舟140(内寸1150×700×H188mm:写真右)
バット?(内寸530×350×H70mm:エアコンの室外機の横)

バットはこれまでプラ舟220の避難場所として機能していました。オスに激しく追い回されているメスや、よくいじめられているカメはあまり水場に入ってきません。そのため水場が2つあると、オスのいない水場に避難することができます。また2箇所にエサを撒けば、エサを食べられない個体がぐっと減ります

水場にはブロックとレンガを重ねて入れてあり、そこからカメたちは出入りしています。水場への入り口はコンパネに割り箸をボンドで貼り付け、スロープにしてあります。

水換えは3日に1度程度です。ちょっと緑色になったら換えるという感じです。プラ舟は下に穴を開け栓をしてあります。そこから水を抜き、軽く洗い水を足します。


<産卵床>
常設産卵床(720×395×H260mm)

配置を変えたことによって利用されるか?今後に期待です
複数の個体が産卵すると、先に産み落とされた卵が割れてしまうことがありますので週に1度くらい産卵床を掘り返して卵を回収しています。空振りもしょっちゅうですが

このような感じで、うちの大多数のカメは飼育されています。

最後になりますが、こんな飼い方を紹介しておいてなんですが多頭飼いはお勧めしません
自然のカメを思い他のカメと一緒にしてあげたい、1匹では寂しそうなんて話を聞きますが、カメは基本的に単独行動する生き物です。1匹で飼うことに何の問題もないと思います。繁殖を狙う場合でも、十分に広いスペースの中で少ない数のカメを飼ってやるべきだと思います。

こんなことを自分で書いていると、私はまったくダメな飼い主だな。。。と実感します広いスペースをとってやる!これは永遠のテーマになると思いますが、頭に入れこれからもしっかり飼っていきたいと思います。



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5 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
ケーリー・ハミルトンさんへ (わか)
2009-06-03 22:25:58
>5年前からニホンイシガメを飼っています。そのカメは今甲長が15センチ程度になっているのですが最近餌はたくさん食べるのですが甲長が伸びません。今年〔冬眠明け〕になってからです。以前はきちんと成長してました。何か原因はわからないでしょうか?唐突に変な質問をしてすいません。あとこれまた変な質問ですがオスがメスの背後にまわって足の付け根に顔を近づけてなんかしてるっぽいのですがアレはなにをしているのでしょうか?それともうちのカメだけがしてるんでしょうか?


メッセージありがとうございます。アドレスが明記されていませんでしたので、こちらでお答えします。

5年前にベビーサイズを購入されたという理解でよろしいのでしょうか?
うちのニホンイシガメのメスの成長記録を見ると、甲長15cmくらいまでは年間2cm以上成長していましたが、15cmを越すと年間1cmも成長しないようになっています。冬眠から今までですと2ヶ月程度ですよね?その中で成長していないと結論を出すにはやや早いように感じます。爬虫類全般に言えることでしょうが、メスは産卵を始めると成長が緩やかになります。ケーリーさん宅のカメも成熟間近ということではないでしょうか?

後半の質問ですが、ニホンイシガメに限らず多くのカメで同じ行動が見られます。足の付け根ではなく、総排泄孔を嗅いでいるのではないですか?実際に確かめていないので分かりませんが、犬や馬がメスのお尻を嗅いで発情しているのか確認する行為と同じではないでしょうか?セマルハコガメでは、匂いをかいだ後に交尾しようとしたところを見たことがあります。
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Unknown (けんいち)
2009-06-04 17:29:19
はじめまして。

いきなりですみませんが 今日カブトニオイガメのベビーを買ったのですか怖がってエサを全然食べてくれません いきなり外で飼うのはやめて家で飼って人間に慣れるまでまったほうがよいのでしょうか?


まだ一歳にもみたないぐらいの小ささなのでかなり不安です…
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けんいちさんへ (わか)
2009-06-04 18:48:06
今日購入されたのですか?それなら餌を食べないのは普通だと思いますよ。

我が家にスジクビヒメニオイガメが来たときは、まず用意した水槽の中に入れて、あまり覗かないように、また絶対に触らないようにしました。
2日後に水槽を見たときに餌を探しているように見えたので、試しに餌を2粒ほど落としてみました。幸運にもすぐに餌を食べてくれましたので、その後はカメの様子を観察しながら餌の量を調節して与えていました。

カメは変温動物で私たちほどカロリーを必要としません。健康なニオイガメを購入されたのなら小さくたって1週間くらい餌を食べなくても平気なはずです。私もスジクビを購入したときは1週間くらい餌を食わないことを覚悟していました。

食べないのに餌を頻繁にやりすぎると、水が汚れるので水換えが必要になり、結果カメをびびらせることになってしまいます。もっと余裕をもって接してあげてください。

カブトニオイガメは魅力たっぷりのいいカメだと思います。ぜひ長い付き合いをしてあげてください。
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Unknown (けんいち)
2009-06-04 19:06:51

丁寧な返事ありがとうございます!!


少し安心しました とりあえずシェルターに入って寝てるのでそっとしてみたいとおもいます。


ありがとうございました。
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けんいちさんへ2 (わか)
2009-06-04 21:35:50
根気強くがんばってくださいね!
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