時の過ぎゆくままに

日々の些細な事を綴ります。
ロードレーサー(Cannondale SUPERSIX)や読書の話題等々。

70冊目。「あなたとどこかへ」

2012-02-27 17:02:51 | 読書

あなたと、どこかへ。 eight short stories

 

8人の作家が、書き下ろした車に関するショートストーリー。
軽い読み物ですが、1つ1つの話に散りばめられた、言葉がいいです。

いずれもテーマ的になっているのが、「車」が関連することと「20数年」
40代の主人公たちがかこを振り返りつつ、未来を見つめる。

おすすめは、下の4つですね。

角田光代「時速四十キロで未来へ向かう」
林望「この山道を・・・・・・」
谷村志穂「娘の誕生日」
片岡義男「遠い雷、赤い靴」

おすすめ度、☆×3.5

 


69冊目。湊かなえ「花の鎖」

2012-02-25 11:07:21 | 読書

湊かなえ「花の鎖
1年ほど前に発刊された本ですね。
嫁が図書館に予約していたので、貸出期間に同時に読ませていただきました。

読み終えた後は、うーん。湊かなえワールド。
という作品でした。
最後の最後で全てがつながるのは、この人の特長ですね。

読み進めていくうちに、登場人物が多くなります。
人物相関図をメモしていかないと、誰が誰だかわからなくなります。

最終的な相関図はこれ、でも読んでいないと何が何だかかな?


語りべが変わるのは、湊かなえの作品の共通ですが、今回は騙されました。
今までの作品であれば、同一時代を別人が語るという手法だったのですが
今回は違います。
最後にすべてが繋がった時、あーって感じました。
帯に書かれている、セカンドステージ意味がわかりました。

嫁は、2/3はつまらなくて、最後の1/3が良かったと言っていました。
私は、全編通して楽しめましたね。

いい作品です。
おすすめ度、☆×4.0

 


68冊目。五十嵐貴久「パパとムスメの7日間」

2012-02-23 00:11:52 | 読書

五十嵐貴久「パパとムスメの7日間

短篇集を読んでいて、五十嵐貴久さんの小説が面白かったので借りてみました。
嫁のおすすめの作家でもあります。

 


2007年にテレビドラマになったものの原作です。


確かドラマは全話みました。新垣結衣が可愛かったですね。

あらすじ的には、サラリーマンのパパと女子高生のムスメがとある事故で体と人格が
入れ替わってしまう。

古典的な所でいけば、30何年前にあった。「おれがあいつであいつがおれで (山中恒よみもの文庫)
1979年に連載された小説ですね。
実はこれをリアルタイムで読んでいた人間です。(年齢が・・・。)
何度も映画化、ドラマ化されている古典的な題材の別バージョンでしょうか。
一番最初の映画化はあまりにも有名な、大林宣彦監督の「転校生」ですね。

本編は、入れ替わったあと、お互いの違いに戸惑いつつ、それぞれの置かれた状況に
対応せざるえない状況。
しかし、入れ替わっても人格はそのまま、お互いが感じる違和感。矛盾。
ムスメは、サラリーマンのしがらみやパパの会社のおかしなことを感じていく。
パパはムスメの女子高生の不思議を体で感じていく。 

女子高生の立場で、会社を一刀両断。痛快ですね。
確かにもっともな感じ方だと思います。

サラリーマンである身にはよくわかります。

とても良い感じで読める小説です。

続編があるんですね。
読んでみようと思います。

おすすめ度、☆×4.5


新ホイール、Mavic R-sys Red + IRC Formula Pro Light Tubeless、プチインプレッション。

2012-02-06 10:33:00 | 自転車

1月は寒くて、炬燵からでられなくて実走していませんでした。

2月いい加減に実走しないと行けないと思いますが、腰が上がらない。
新機材を導入したのに試さないわけにはいかない。

重い腰を上げて実走。
(試しに近所は走ってましたけどね。)

今年はじめてで、体がなまりまくりなので、近所の山へ行って帰ってくる。
32km程度、冬場の定番コース。

コースはこんな感じ。

120mと100mの丘を超えるコース。
丘といっても、最初の120mは立派な山です。
距離は、2.1km程度ですが、 100m一気に登ります。
二つ目の丘は、1km程度で、650m登ります。 
どちらも平均斜度、5.9%.

Mavic R-sysの印象。

1.軽い、特に漕ぎ出し
2.踏むと応えます
3.乗り心地が良い
4.音が静かな?
5. 足がよく回るような気がする

1.軽い、特に漕ぎ出し

  間違いなく、軽量なためですね。
  以前の組み合わせは、Ultgra6700+Hutchinson Fusion2
  フロントで-160g、リアで-160g、合計320gも軽量になっている。
  これを実感できないわけがない。

2.踏むと応えます
  たまたま工事をしていて、片側通行でした。
  先頭で止められたので、発進時におもいっきり踏んでみました。
  今までに経験したことのない加速ができました。

3.乗り心地が良い
  Mavic R-sysのインプレで多いのがこれですね。
  確かに体感できます。
  しかも、私のはなんちゃってチューブレス仕様。
  クリンチャーと較べると更に良いと思います。

4.音が静か
  コレ重要です。
  まず、フリーの音。うるさいのは嫌いです。
  長年シマノのホイールを使用していたので、フリーは無音が良いと考えております。
  以前、友人のFulcrum Racingを借りて試走した時、足を止めた時のフリー音で後
  ろに人がいると錯覚しました。(そんなに音が大きいわけではありませんが・・・。)
  知人が、A-Classのホイールを使っていた時、後ろから聞こえるフリーの爆音が嫌
  でした。
  でも、YouTubeでR-sysのハブの動画を見つけましたが、案外うるさい。
  個体差? 動画、Mavic R-sys

  これよりは静かでした。  

  タイヤの共鳴音。
  自分の主観です。

  これはチューブレスに乗らない人にはわからないかも?
  チューブレスホイールとチューブレスタイヤの組み合わせると独特な音がします。
  回転時、タイヤとホイール内の空気が共鳴するような音。
  表現するのは難しいです。
  この音が、ほとんど聞こえない。

  一番音が大きいと思ったのは、Ultegra6700+Hutchinson Atomの組み合わせ
  回転時にジーって感じで音がしました。
  Ultegara6700+Hutchinson Fusion2では、あまりしません。
  Ultegara6700+IRC Formula Pro Lightも比較的静かです。
  しかし、それを上回る静かさです。 

5. 足がよく回るような気がする
  あくまで気がするだけです。
  でも回らないとおかしい気がします。
  なんといっても、ホイールとタイヤだけで、-300g以上ですからね。 

という感じなんですが、なんといっても乗り手が40過ぎのヘタレなので、完全に機材が
人を上回っています。

一つ目の丘のタイムも、Ultegara6700+IRC Formula Pro Lightの時とさして変わ
りません。
というか遅かった。
これはひとえに、乗ってないのと体重の増加です。
-300g。
すごいと思います、しかし、人間の体重ほっといてもkg単位で増えます。
完全に、軽量化された車体に人間がついていっていません。
これでは、宝の持ち腐れですね。
しかも久しぶり過ぎて、心拍180越でした。2011年10月の時は、170越えませんでし
た。

もうすこし、頑張ります。

そうそう、見た目の話。
走っている時下をみると、フロントタイヤの赤いニップルと赤いリムのデカールがすごく
綺麗でした。

誰かに試乗させて、走っている姿を眺めてみたいです。

★イマイチなところ
1.回らない
  予想より回転が渋い、まだなじんでいないのか?
  シールドベアリングだから、玉当たり調整できないし・・・。

  非接触ベアリングだとこんなに回るらしい。
  少し様子を見て、駄目なら交換です。5個で2,000円以内だから、セラミックにするよ
  りお手軽だしね。

2.ちょっと派手
   ちょっと派手?人間が地味なんで・・・。 

本格的に乗り込んで、気づいたことがあれば、また書きます。

 


67冊目。石田衣良「夜の桃」

2012-02-05 11:20:34 | 読書

67冊目。
石田衣良「夜の桃 」 



いわゆる官能小説ですね。
中年のモテ男のSEXライフ。

すべてを手に入れた男の充実した性生活。
十分すぎる状態に、さらに一人の女性が加わり、順風満帆な夏を過ごし。
もうこれ以上ないといいう日々。

でも、そんなことが永遠に続くわけはない。
最後に加わった愛人の父親が現れてから、急展開。
すべてを、失うのか・・・。

そうはならないいですね。
ちょっと最後に腹が立ちますね。 

しかし出来の悪い、ポルノ小説以下ですかね。 

以前よんだ、「SEX」と違います。こちらのほうが良いです。

 

おすすめ度、☆×2.5

 

 


新ホイール、Mavic R-sys Red + IRC Formula Pro Light Tubeless スプロケ装着

2012-02-04 18:42:20 | 自転車

今回ホイールを購入したのはいいが、スプロケは購入していません。
だから、Ultgra6700より移植。

スプロケを綺麗に洗浄、ついでにチェーンも洗浄。
取り付け!!

ここで注意点。
シマノ用フリーボディの場合、ホイールに添付されているスペーサーと
スプロケに付属しているスペーサーの2枚が必要となります。


これ、入れないとスプロケの固定がうまくいきません。
シマノだけだと、グラグラ。
Mavicのスペーサーを入れるとしっかり固定されます。
Mavicのスペーサーは、2.0mmとても重要です。


ぴかぴかのスプロケ!!

気持ちいいですね。
洗浄したチェーンとセットするとこんな感じ。


前後つけてみるとこんな感じ。


そして、全体像がこちら                                                  これはUltegra6700ホイール
     



うーん。ハブの赤いアルマイトとリムの赤いステッカーが目立ちます。
モノトーン基調の自転車でしたが、雰囲気が変わりました。

なかなか良い感じです。 
乗ってみた感じはどうかな?

そうそう、体重測定しました。
装備品 メーター・メーターマウント・センサー・ボトルケージx2・ペダル込で
"7.10kg"   前より、-300gといったところでしょうか。
ホイールで-250g、タイヤで-50gでしょうか。

装備品がなければ、-400gで、6.7kgでしょうか。

  
 


新ホイール、フロントタイヤ装着。 Mavic R-sys Red + IRC Formula Pro Light Tubeless

2012-02-03 21:06:07 | 自転車

何が問題かというと、エアが漏れます。

2箇所、バルブ付近とバルブの反対側リムの継ぎ目。
バルブとホイールの相性が悪いみたいです。

エア漏れを防ぐため、以下をチャレンジ。
色々と試しに、バルブに塗ってみました。

1.オートバイ用の液体パッキンで隙間を埋める       ・・・・・結果、NG。2気圧程度で漏れます。
 

2.ラジコンのタイヤに塗るために昔買った、液体ゴム・・・・・結果、NG。同じく、2気圧程度で漏れます。
   ファイル 11-4.jpg 
3.水まわりの防水シリコン                               ・・・・・結果、NG。
 

万策尽着ました。
チューブレス化を諦めようかと思いました。 

しかし、諦めがつかず、3は乾燥が足らなかったと考え、すべてはがして、完全に乾くまで待って装着。
 

4.今回はしっかり乾燥(24時間以上)させて、形を整えてバルブを装着。
今回は、石鹸水を塗布して、タイヤを装着。 
皮肉なことに、何度も、タイヤをはめたり外したりしていたので、すっかりタイヤをはめるのがうまくなりました。 

 

そして、エア入れ。
石鹸水のおかげか、すぐにビートがあがります。

結果・・・・・駄目です。バルブ付近と反対側からエアーが漏れます。

話は変わりますが、Mavicのホイールって不思議なシールが貼ってあります。
これは品質チェックのもの?
 
 謎の丸シール                    バルブの反対側、リムのつなぎ目

どちらも石鹸水をつけるとボロボロになって剥がれるので、剥がしてしまいました。

しかし、リムのつなぎ目のシールは剥がしてはいけません。

実は、小さな穴が開いています。
多分、個体差。
剥がしたことにより、エアが漏れます。

5.最後の手段・・・・・シーラントを導入。
バルブと同じメーカー、Stan's NoTube 
NoTubes ST05 Tire Sealant(タイヤシーラント) /2 fl oz 

エア入れ。
はじめは前回同様にエアが漏れます。

しかし、しばらくすると変化が空気漏れの音が小さくなってきました。
ホイールを水平にして、シーラントを更に行き渡らせます。

"効果あり" 
 
しばらくして、完全にエア漏れが止まりました。
音がしなくなったのを確認して、
抜けたエアを再度充填。

8気圧まで入れてみました。
エア漏れありません。

ついにチューブレス化完成です。 

その後、24時間放置。
エア漏れはしていません。

いけたかも?

成功したのは、バルブのシリコンによる密着度アップ、シーラントによる隙間埋め
たのが大きいですね。

後ろは、あっけなかったけど、前は手強かった。

後は、スプロケ装着して完成です。


 


新ホイール、リアタイヤ装着。 Mavic R-sys Red + IRC Formula Pro Light Tubeless

2012-02-02 20:50:59 | 自転車

この記事を読んで、Mavicのホイールでチューブレス化に挑戦する方は、自己責任で実施願います。

タイトル通り、"Mavic R-sys RED"に"IRC Formula Pro Light Tubeless"を装着しました。
ちなみに、このホイールはチューブレスホイールではありません。

リムにスポークホールがないため、チューブレスバルブにより比較的簡単にチューブレス
化が可能と言われております。

人柱の方たちが幾人も挑戦して、成功しているようです


用意するのは、これです。
Stans Univasal Valve」35mm(ロード用ではなくMTB用です。)
ロード用は、44mm
どこにも売っていなかったので、オークションで購入しました。


こんな感じになります。 

まずは、リアホイールから、バルブを装着して、チューブレスタイヤを装着。
先人たちのブログ等では簡単にタイヤをはめることができると書かれてていますが、片側をは
めるだけでもタイヤレバーが必要でした。硬い。
IRCのタイヤレバーを使って何とか装着。
チューブレスリムと違い、真ん中に凹みがないので、タイヤをはめるのも一苦労です。 

ultegra 6700へはめるのは楽だったのに、ホイールが変わると全然違いました。
タイヤはつけられましたが、ビートが上がりません。
横着して、石鹸水を付けなかったため、フロアポンプではあがりませんでした。
石鹸水をつけたくなかったので・・・・。

ポンピングに疲れて、仕方なく、近くの自転車屋に出向きコンプレッサーでエアを注入して上げま
した。
一押しで、ビートが上がりました。瞬殺です。

チューブレス化の完成です。
案外あっけなかった。
とりあえず、空気漏れもありません。

その後、一週間放置してもエア抜けありません。
ultegra+IRCより空気の減りが少ないような・・・・。

続いて、フロント。


66冊目。「Field,Wind」。

2012-02-01 23:10:29 | 読書

読書のペースが上がらない。

寒いからこたつでぬくぬくしているから、進むかと思えば・・・。
最近、駄目ですね。

そんなこんなで、2012年のやっとこさ2冊目。
Field,Wind
 

以前読んだ、「Over the Wind―青春スポーツ小説アンソロジー 」の前作というかシリーズの
最初の本です。

6編のスポーツを題材にした短篇集。

陸上、サッカー、自転車、アイスホッケー、スケート。

特に良かったのは、下記の2つ。

五十嵐貴久「バトン」、陸上小説。  
川西蘭「風を運ぶ人」、自転車小説。

五十嵐さんは、嫁のお気に入りの小説家。
確かに面白い。

他の小説も読んでみたいと思う人でした。
川西さんも同じです。もっと長編を読んでみたいと思える作家です。

短篇集の良さは、色々な書き手の小説が読めるのがいいですね。
そこで、気に入った作家の作品につながります。

読書の幅を拡げるのに最適だと思います。

おすすめ度、☆×4