五十嵐貴久「1985年の奇跡 」
新聞記事にも書かれていますが、ベタベタなストーリー。
先の展開が読めるのですが、その読めるストーリーがいい。
一生の内、熱くなれる時期がどれだけあるのか?
不条理な管理学校への反発。
自分への言い訳に嫌気がさして、がんばろうとする姿。
その時でなければ、出せない力。
とてもいい話ですね。
一連のシリーズの最初の本ですね。
今まで読んだのは、以下の三冊。
どれも、面白かった。
「1995年のスモーク・オン・ザ・ウォーター 」
「2005年のロケットボーイズ 」
「ぼくたちのアリウープ 」
おすすめ度、☆×4