クオーレ@白糠 / Quore, Hokkaido

2019-12-29 | イタリア料理 / Italian cuisine
ひつじ肉を巡る冒険、Vol:3
「クオーレ」@白糠、北海道

1987年から「茶路めん羊牧場」
を営み、現在800頭を飼育する
オーナーさんが

自社ひつじ肉を提供する
レストランを始めたい!
・・・との想いを叶えるため、

札幌のイタリアンレストラン
「オステリア・ヨシエ」で
出会った地元・白糠出身の

若いシェフを迎える。

そして1年間、
若いシェフを牧場業務で鍛え、
2015年に満を持してオープンした

イタリアンレストラン。

【訪問前の印象①】
まず、ホームページが
とても充実しています。
(※ビックリするほど)

【印象②】
北海道・白糠という
(近郊出身で
白糠に親しい立場として)

"田舎"のお店だけど
価格設定は東京以上。

【印象③】
調理の専門学校を卒業し、
札幌の有名なイタリアンで
経験3年という若いシェフの
技量が未知数。

【印象④】
道内のフレンチレストランの
多くが「茶路めん羊牧場」から
ひつじ肉を仕入れているイメージ。

【印象⑤】
お酒のラインアップは、
お料理(=素材)のクオリティ
&価格に見合わず、
カジュアルライン...

(残念というか、もったいないなぁ)

・・・そして、
2週間ほど前の予約を経て、
お店に伺いました。

【結論】
サービスのレベルは、
お値段以上です。

→電話応対から当日の接客まで
(とても白糠レベルとは思えない。
失礼!!)気持ち良いご対応でした。

お料理は、お値段相応。

※特別「美味しい!」よりも
 素材の良さを生かした
 シンプル&丁寧な味わい。

まだまだお若いシェフさん
(=28歳)、頑張ってください!!

※なお、事前予約の必要な、
 「仔羊のTボーンステーキ」
 (税抜5,800円)は、

確かに脂身の旨さが絶品ですが、
お肉のボリュームは、
果たして正味100gあるかどうか。

これなら、予約不要な
「仔羊のアロスト 季節の野菜添え」
(3,200円)を試してみたいかなぁ。

もう1つ、
これは再訪/テイクアウトして
楽しみたい!と感じたのは、

「自家製羊のサルシッチャ」
(極太ソーセージ)

→粗挽きなひつじ肉の旨みが
 噛むほどジュワ~っと!
 あの太さは反則★

【レポート】
年内最終営業日
(※週末)のランチタイム、

お客さんのクルマの
ナンバープレートは、
函館や帯広など、遠方が多数。

※なんでも、大泉洋の
「おにぎりあたためますか」で
2年ほど前に取り上げられ、

最近、再放送があったらしく、
その反響も大きい、とのこと。

確かに、当エリアとして、
かなり"振り切った"お店なので、
地元民の比率は10%に満たないでしょう。

お値段、据え置きで
シェフの腕前が着実に向上した
3~5年後くらいに真価を発揮する、

そんなお店だと思います。

家族5人で訪ね、ユニークな経験を
させていただきました。
貴重な機会に感謝します☆

【写真】
・仔羊のTボーンステーキ


・羅臼のサクラマスのテリーヌ
 ~紅しぐれ大根のスモークと
 りんごのペースト添え~


・羊のソーセージの盛り合わせ
 (※右端がサルシッチャ)


・音別のしいたけと
 自家製羊の生ハムのスパゲッティ


・色々な野菜のピクルス


・白糠産!
 自家製天然山ぶどうジュース
 &自家製カルピス


・ゴボウ茶(白糠町茶ろ産)


・店内のもよう


・月替わりメニュー


ご馳走様です!

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