かえで君と私

私、夫ネイサン、長男カエデ、次男アボ(全て仮名)4人家族の生活@ホワイトロック、カナダ。

新しい食材 生ひよこ豆

2010-04-26 03:59:33 | 料理 (お菓子以外)
週末お寝坊でだらだらするのが好きな私にしては珍しく、午前中に一週間分の食材を買いそろえてきました。だいたい買い出しは2、3カ所に行きます。お肉やお魚、穀物などは普通のスーパー、お野菜はめっぽう安いボブズフードマーケット、そして時々日本の食材を買いに韓国系か中国系のスーパーです。

ボブズフードマートはインド人経営のファーマーズマーケット、場所はサレーの64Ave & 154St。インド人経営なのでスパイス類や、ゴーヤやオクラ、カブ、大根、ナスなど和食に使える材料が新鮮でとても安く手に入ります。今日はボブズで今まで見た事のない不思議な食材を見かけました。


豆類の様ですが...。

表記には、生チャナ豆と書いてあります。生チャナ豆=生のひよこ豆!生ピーナツやグリンピース、枝豆、空豆、青い豆が大好きな私は早速どのように食べるのか聞いてみます。お店の人によると、そのままゆでたり、炒めて塩胡椒、またはインド式に軽くゆでた後、ニンニク、タマネギと一緒に炒めてスパイスで調理、豆ご飯も美味しいと。これは美味しそう!試しに一袋購入します。

鞘は薄くて柔らかくて、小さい風船みたい。

鞘の中はこんな感じ。今まで黄色いひよこ豆しか見た事がなかったので緑が新鮮!

ぷっくりした空気感いっぱいの鞘に1粒か2粒入っています。空豆もそうですが、豆、明らかに過剰包装、大変廃棄率の高い食材です。

こちら、ゴミになる鞘。


こちら、可食部。

生のまま味見してみると、青臭さはなく、このままでもいけそうですが教えに従い2分ほど塩ゆでします。塩ゆですると、甘くて、豆類特有のタンパク質の味。枝豆に甘さを足して、穀物っぽさをひいた感じでもう少ししゃっきりしています。これはうまい!!!これっぽっちでしたので3人で数分で食べ終わってしまいました。ボブズに通って3年目、初めて見た食材なので、きっと1年のうち極短い間だけ出回る食べ物なんでしょう。来週も売っていればいいなー。

ちなみにこの日のボブズでの買い物、大きいショッピングバッグに野菜と果物3袋ぎっちり買って税込み31ドルでした。夏になるとさらに安くなるのでおすすめです。











二人目妊娠 その8 性別判定

2010-04-25 00:54:41 | 妊娠中のいろいろ
21週2日
またまたエコーに行ってきました。この日は、もし何事もなかったら初めてのエコーになる予定でした。こちらの法律では、20週以降にかぎり性別を教えてもらえるようになっているそうな。そして、私の通っているピースアーチ病院では性別は教えない方針だそうで、この日のエコーはラングレーのエコーセンターに行ってきました。いちいち面倒ですね。

そしてさらに面倒なのが、この日は性別を教えてもらえず、エコーの技師が書いたレポートを担当医に送付し、後日担当医から報告、という方式。

この日のアボちゃんはポーズもばっちり、すっかり地球人らしくなっていました。エコーセンターの人たちも、こんなに写真写りがいいのは珍しいのよ、と(お世辞かもしれないけど)言ってくれたのでした。



頭左、仰向けを横から撮った画像。

それから3日後、検診にてエコーの結果を教えてもらいます。血腫に関しては、図に絨毛膜下血腫、とかかれているのにサイズは書かれていなく、特に何も言われませんでした。今出血していないなら気にしなくて良いよとの事。

そして肝心の性別は。。。。「本当に知りたいの???どうして?」「性別が分かった方が、買い物の時便利だし名前も決めやすいから。」「ふーん。で、どっちだと思うの?」「一人目が男の子だから、今度は女の子が欲しいんだけど、なんとなく今回も男の子の様な気がする。」と曖昧に答えると「どっちと思うかはっきり先に教えてよ。」としつこいしつこい。なかなか教えてくれません。「うーん、じゃ、多分男の子だと思う。」と言うと、「ははは。大当たり!!!ま、3人目は女の子かもしれないしね!」この、性別を告げる事を楽しみにしている先生が多くて、だから技師は患者さんに言えないシステムなのかしら?って言うほど楽しそうな先生でした。

本当は女の子で、お料理とか縫いぐるみごっことかしたかったし、大きくなって孫が産まれたら、女の子の方がいいかも?と思っていたのですが、カエデは男のなのにお料理もぬいぐるみごっこも大好き。それに女の子でも結婚しないかもしれないし、私や妹の様に外国に行ってしまい全然帰ってこない女の子もいるし。ネイサン曰く、男の子の方が、カエデの服もそのまま着れるし、おもちゃも多分同じでいいし、大きくなっても部屋一緒でいいし安上がりだよ、と。私は、また男の子か、とちょっとがっかりしたはずなのに、なぜか気がつくとニヤニヤしてしまいます。

二人目妊娠 その7 エコー2

2010-04-12 01:58:45 | 妊娠中のいろいろ
19週

第二回目のエコーに行ってきました。この日は出血後の血腫の大きさを計るのが目的です。技師は先生の指示に従い検査するのですが、先生の指示以外の事は全く何もしないシステムで、この日は赤ちゃんの大きさや羊水の量はまったくチェックせず、ひたすら血腫の大きさを計るのみ。最後に赤ちゃんが見やすい位置になった時に写真を撮ってくれますが、この日のアボちゃんはあまり協力的ではなく、良い写真はとれませんでした。

画像の中、アボちゃんの背中にそって上半身と同じ位の黒い陰があり、これが血腫と説明されましたが、大きさや位置は後日先生から聞いてくださいとの事。見たところかなり大きそうなのですが、この日はなんの説明もありません。

そしてエコーから1週間後、やっと検診です。先生の所にはエコーの技師が書いた報告書が送られてくるだけで、先生は直接画像を見る事はありません。変なシステム!!先生によると血の塊の大きさは8cmx11cm、厚さ1cm。位置はなぜか胎盤と向かい合わせの位置。

3月4日の出血の際は、子宮360度中270度に血腫が広がり、厚さは2cmだった、と救急病院からの報告書も来ていました。これを照らし合わせ、血腫は小さくなってきていると思われる。もう出血から5週経ち、その後出血がないので経過は良好、との事でした。よかったー。それにしても出血時の状態はかなり悪かったのでは??そして結果を聞くまでが長過ぎてちょっとくたびれてしまいました。


ところで最近のカエデの日本語、とても上達しているのですが、ちょっと勘違いしているところもあります。
先日、写真を撮ろうとしたら顔を作ってポーズをしているので「もっと自然に笑ってよ!」と言ったところ、撮れたこの写真。


笑う=1微笑む 2 笑い声をたてる 2つの意味がありますが、カエデが理解していたのは、2笑い声をたてる方だったみたい。そういえば、いつもは1の時は「にこーってして!」と言っていた私。おかげでオモシロ写真が撮れました。

イースターの卵さがし と 苺のタルト

2010-04-05 03:15:45 | カナダの祭日
待ちに待ったイースター。イースターが来ると春が来た!というムードになります。町には可愛いパステルカラーのうさぎと卵グッズがあふれ、うきうき。前日の夜にイースターのうさぎが来て、チョコレートの卵を産んで行く事になっているので、朝早く起きたカエデはバケツをもって卵探しです。


今年は大盤振る舞いだったイースターのうさぎ。こんなにチョコレートをもらえました。バケツの中にもたくさん入っています。


ところで、スロバキア出身の友達、ガブリエラから聞いた話。ガブリエラはイースターが大嫌い、その理由は。。。
スロバキアなどの東ヨーロッパではイースターの日、男の子達が女の子の家を訪ねる風習があります。女の子はお客さんが来たらドアを開けなければいけません。そしてドアを開けると、男の子達からバケツに入った冷たい水を浴びせかけられるのだそう。その後ずぶ濡れになりながらも笑顔でお客を迎え、お茶やチョコレートをサービスしなければいけないと!お兄ちゃんと弟がいるガブリエラは、まだ眠っているときにベッドごと水をかけられたりした事もあったそう。そして一日の終わりには男の子達は沢山のチョコレートをもらい、ガブリエラには一個もくれなかったのだそう。

それでも、ガブリエラの住んでいた地方ままだマシで、違う地区に行くと、バケツの水プラス、柳の枝で編んだムチでひっぱたかれるところもあるそうな。これはキリスト教とまったく関係がなく、昔からの春分の日の風習が残ったものだそうで、バケツの水で洗い流し、美しくなる様に、という意味があるそうです。

今夜はイースターなのでネイサンの家族で集まって夜ご飯を食べます。大人数なのでポットラック形式。私はいつもデザートを立候補します。久しぶりに食べたくなって作ったイチゴのタルト。


タルト生地はパートシュクレ、アーモンドクリームを詰めて焼いて、ジャムとシロップを染ませてカスタードをかけた物。

こちらの苺は大粒で不揃いなのと、レシピにはなかったカスタードを無理矢理のせたので見た目イマイチ、ミントと粉砂糖でごまかしますが味は美味しいはず。

エイプリルフール

2010-04-02 13:33:41 | 未分類
ネイサンは、いつも私を騙します。なんでも、私はものすごく人を信じやすいそう。苦い思い出の一つがジャッカロープ。皆さんはご存知ですか?角の生えたウサギ。


カナダに旅行中に入ったレストランの壁にこれがかかっていました。ウサギ好きの私はもちろん反応します。本物のウサギの剥製に角が...。ネイサン曰く、これは伝説の角ウサギ、ジャッカロープ、初めて本物を見た!と。

その場にいたネイサンの友達もお店の人もみんなでグルになり、すごい、すごい!これは本物のジャッカロープという動物だ、と騒ぎだし、最後にはジャッカロープという動物がこの広い世の中に存在するかも?と私に思い込ませるまでになりました。小さい頃動物オタクだった私、大抵の珍獣は知っていたと思ったのに。

それから数ヶ月、半信半疑ながらもジャッカロープの存在を信じてしまった私。
長い事考え、納得いかずネイサンを問いただし、やっぱり騙されていた事が分かった時の悔しさといったら!!

もうひとつ、思い出しました。バンクーバーの道路にある排水溝の蓋には鮭の絵が書いてあるのですが、これは「ここに流れた水は鮭のいる川に行くので、水を汚さない様に」という意味らしいのです。しかしネイサンは、「この下に秋になると鮭が登ってくるんだよ!」と私を説得。以来、鮭、いるかな?と楽しみにのぞいていた私。そしてそれが嘘だと知ったときの脱力感。こう書くと私が頭悪そうなのですが、ものすごく真面目な顔で説明されるのでうっかり騙されてしまうのです。



そんなこんなで長年の恨みをはらすべく、今日は私が騙す事にしました。ちょうど私は妊娠中、これをネタにしない手はない。そこで職場からネイサンにメールします。

「病院から電話がかかってきて、ウルトラサウンドにまた行かなきゃいけないの。ひょっとしたら双子かもしれないんだって。」

30分後、パニックのネイサンから電話が。何時からウルトラサウンドの予約なの?双子ってどういう事???うちに帰るまで言わないでおこうと思っていたのですが、なんだかかわいそうになってしまい、「エイプリールフールおめでとう!」と言うとしばらく無言。気が抜けたのが伝わってきます。その後、職場の人達にもう言ってしまったらしく、騙された事を報告するのが聞こえ、続いて聞こえる爆笑。電話越しに聞こえる、Hana, you are the best!!! というネイサンの同僚の絶叫。うしし。うまくいったわ。大満足で電話を切りました。