かえで君と私

私、夫ネイサン、長男カエデ、次男アボ(全て仮名)4人家族の生活@ホワイトロック、カナダ。

ゴールデンイヤーズ ハイキング

2015-08-17 23:50:18 | ハイキング アウトドア
北海道から帰ってきて一週間後、まだ時差ぼけですが今年初のバックパッキングへ行って来ました。
目的地はゴールデンイヤーズ。ゴールデンイヤーズパーク内にある山で、二つの頂があり、本当に動物の耳みたいに見えます。

ウィキペディアの写真
今回は北側の山頂を目指します。

いつもの山レディーズメンバー、ギャビーは仕事で残業続きで疲れすぎているので今回はパス、ニッキーと私の二人旅でした。
工程は土曜日アルダーフラッツでテント泊、日曜日にデイパックだけ背負って山頂を目指す。

ゴールデンイヤーズは標高1706m。高低差は1500m難易度中の上。ハイキングの本では万年雪の上を歩くにはピッケルを持って行った方が良い、と書いてあります。ピッケルなんて持ってないし、MECでレンタルしても使い方もわからないので無理そうだったらその手前のパノラマリッジに行くだけにする予定です。

アルダーフラッツまではウェストキャニオントレイルという登山口を使います。駐車場は無料、キャンプ料は一人5ドルのバックカントリーパスを事前にウェブで購入する事。この日は2時間ほど歩くだけだったので午後2時にスタート。ウェストキャニオントレイルは初心者向けのなだらかな道なので重いバックパックを背負ってもそんなに苦しくありません。この日の私のパックの総重量は9キロ弱でした。森の道を進みます。トレイルは最近お手入れされた様子で、橋も新しくかけられていました。アルダーフラット手前で「最後の水場」と書かれた川があるので、明日使用分まで水を確保します。私は2リットルの水入れと、4リットルの牛乳パックに水を汲んで持って行きました。(水は塩素やフィルターで消毒します。)

午後遅くのスタートだったので、この日に下山する人たちとすれ違いました。その度に明日に備えての情報を集めたのですが、皆一様に「とっても急で岩登りもあるから、きっついよ〜。明日は朝早くに出ないと日没までに帰ってこられないよ!!」と言います。「あまりの急斜面で2回ぐらいパニックになっちゃった。すっごく怖かった。」「君たちは高所恐怖症?ぼくはそうだから結構きつかった。」 などなど。聞いているうちに不安が募ります。

アルダーフラッツまでは特にドラマチックでもなく、普通の森トレイル。2時間ほどで到着です。
夕食は私の作った日本のカレー(こくまろ使用)とご飯。今回は二人だけだったので私の作ったビール缶のアルコールストーブで温めてみます。時間はかかりますがなんせ軽いのでお気に入り。幸いカレーはニッキーにも好評でした。デザートはニッキーの作ったグウィネス パルトローのレシピ本からのキャンディーバー。チョコレートが沁みます。この日は次の日のビッグハイクに備えて禁酒。

そして食後の大仕事、ベアハング。このキャンプ場、熊に食べ物を食べられないようにするハンガーや箱が付いていないので自分たちで食料などを木に吊さなければいけません。(もしくはベアキャニスター持参)実はこれ、私たち初めての体験!食料などを入れた袋は下から最低4m、枝からは2m、幹からも2mは離れていないといけません。ということは6mの高さまでロープを投げる必要があります。これって、簡単そうで実はなかなか難しい。まず、手頃な木がなかなかない。寝る場所から適度に離れている事(最低100m)でも取りに行くのが面倒臭くない程度に近い事、投げるのに勢いをつけるためしっかり立って、適当な距離を取れるところも必要。

最初は足場が悪い場所に木を発見して、二人で試みるも、ヘナチョコショットで全然ダメ!ロープはこんがらがるし、お互いの投げ方が面白すぎて笑いすぎて全然力が入りません。しばらく挑戦して諦め、ちょっと低めですがロープを投げやすそうな木を発見。ロープの先には石を入れた小さい巾着をつけて重りにします。30分以上頑張って、やっと決めました! 


初めてのベアハング  本当は上部のロープ2mないといけないのですが、幹がちょっと低いので無理。


熊になって実験。多分とどかない、はず。ベアハングをかけるのに1時間もかかってしまいました!夕食後は何の予定もお酒もないので良い時間つぶしになりました。二人ともふざけまくっていたので終わった頃には笑い疲れも。

夜は上空がちょうど飛行機の通り道だったようで数分おきにジェット機の騒音がしてよく寝られず。朝方やっと眠れましたが7時出発のため朝6時すぎに起床。朝ごはんはニッキー準備のオートミールですが、甘味を忘れたとの事で素のオートミール(牛乳なし)にアーモンドと乾燥クランベリーを混ぜたもの。味がなさすぎで辛〜い。無理やり飲み込んで出発です。
帰り道は同じ道を通ってくるのでキャンプの荷物や食べ物はアルダーフラットへ置いていき、軽いデイバッグだけ背負って出発です。山頂に水を補給する場所があるとの事で2リットルを詰めます。

始め2キロほどは川底のようなゴロゴロ石を登っていきます。今はすっかり水がなくなってカラカラですが、春先はドロドロかもしれません。すこし歩いたところで4人の若者に遭遇。なんでも、昨日の午後12時に麓を出発、上に行かないうちに日没になり、危険だったので野宿したと。遭難者が出るレベルなの??しかもこんな若者が。(11時間のハイキングなので12時出発はナメすぎか。)

しばらく歩いて最初の見晴らしの良い場所にでます。ここから急な階段が少しばかり続き、本格的な登りに。そしてやっと噂の崖登りの登場。


ざ〜ん。 でもとっかかかりも掴まれる木の根もあるので思ったより大変ではないです。このような岩登りが数カ所あり、はしごを降りたら岩がゴロゴロの平な場所に到着。ここからは最初の展望、ピットレイクが見下ろせます。

予報は晴れでしたが朝のうちは霧が立ち込めて見晴らしはイマイチ。

シェルターを越えたらあとはパノラマリッジを越えて頂上を目指します。が、ここでなぜかニッキーがばったり電池切れに。「私、もうここでいい。あとはもう行きたくない。」と。え!ここまで来たのに!!!「Hanaはもっと行きたかったら行ってきて、ここで待っているから。」と言うので一人で行く事になりました。最初はちょこっと登ってみようかな、くらいだったのですが、ちょこっと登ったらあとすぐで山頂、しかも万年雪の雪渓が行く手を阻むはずだったのに、記録的に暖かい今年は万年雪はちょっとだけしか残っておらず、普通に登れる事を発見。こんなチャンス逃したら、もう2度と山頂へ行けないかもしれない!待たせてるニッキーには悪いけど山頂を目指す事にします。

一箇所だけずりずりよじ登らなければ行けない場所がありましたが、難易度はそれまで登ってきた岩と同じくらい、とくにロープなどなくて登れました。そしてシェルターから40分ほどで山頂へ到着!やった〜!
見渡すと周りは霧だらけでしたが山頂だけ晴れていて、遠くの方に同じぐらいの高さの山々の山頂だけ見えています。氷河を抱いた山もあり、うっとり。ちょうど飛行機に乗って雲すれすれ、眼科に雲海を見下ろす時と似ています。ふと風が吹いた瞬間だけ霧が晴れて向かいの山並みが見えますがあっという間にまた霧の中に。あとすこし待てば霧が晴れそうですが、下でニッキーが待っているのでゆっくりできず10分ほどで下山。あ〜ここでご飯を食べたかった!

ニッキーは私が山頂まで行っているとは知らず、1時間以上も帰ってこないので心配していました。そして私は待っているはずのニッキーが見つけられず、30分ほどウロウロ。しばらくしてやっと発見できました。休んだニッキーは復活していて「ちょっと休憩してから山頂に行けばよかった〜!!!」と後悔。でもここからまた登る気力はない、との事で下山です。

帰りは霧が晴れてきて絶景が広がります。


あと1時間ほど遅く出発したらよかったかなー。

帰りはずっと急な下りなのでとてつもなく長く感じました。膝上の筋肉が痛!
下山途中、いつもは感じない違和感を足指に感じて靴を脱いでみると、親指外側にホットスポットが。モールスキンを貼って水ぶくれ防止を図ります。と、その時気がついた事。私、ブーツの中敷きを入れ忘れてた!そういえば前回ブーツの手入れをした時に中敷きを洗って干して、その後ブーツに入れるのを忘れていたのでした。ひえ〜。道理でブーツが緩かったはず。行きじゃなくて帰りに気がついたので戦意を削がれなくてすみました。

階段を降りた石ゴロゴロの場所で裸足の青年を発見。なんでも、裸足で歩くのは人間の体の構造からいって理にかなっている。5本指のハイキングシューズは持っているけど、行けるところまで裸足で行ってみたかったと。下りの方が登りより大変だそうで、ゴロゴロ石の上を慎重に歩いていました。ためしてガッテンでも下りの登山で足腰を痛めない為には裸足で歩くイメージで下山する事、と言っていたのを思い出し、下りでも足をいためないようにゆっくり、親指の付け根を意識して歩いてみました。

アルダーフラッツのキャンプに着いて、ちょっとお昼寝してからテントなどを畳み、夕方6時に下の駐車場へ到着。休憩などを含み、11時間のハイキングでした。帰りの下りが長いのが閉口でしたが、今度は頂上から絶景を見渡したいのでまた来てもいいかな。これが登れたらブラックタスクも多分登れるのでちょっと自信がついたハイキングでした。

ゴールデンイヤーズ 行き方などはこちら。
最近トレイルが整備されたらしく、橋なども真新しくトレイルのマーカーもわかりやすかったです。
West Canyon Trail, アルダーフラッツまでは簡単なハイキングですがとくに見所もないので、家族連れには川遊びもできて滝も見られるEast Canyon Trailの方がオススメです。



北海道へ その3

2015-08-12 16:25:39 | 旅行 観光
7)いとこたち
今回も関東から従姉妹ののんちゃんとかおちゃん&その子供達が遊びに来てくれました。
みんなで以前祖父母の住んでいた家に泊まって2日間でしたが楽しく過ごしました。
花火をしたり、子供達は押入れからジャンプしたり。祖母のお寺へお参りに行った帰りは洞爺湖へ湖水浴へ。中洞爺は昔キャンプをした思い出の地です。

この日はとても暑くて水温も丁度良かった様子。いつも思うのですが、洞爺湖は空気まで青い!自分の体も青くなりそうな清涼感です。
その後はアボが行きたがっていて昭和新山へ。のんちゃんが「子供の頃はもっと湯気が出ていた。」かおちゃんは「昔はこんなに木が生えていなかった。」そう言われてみれば。二人とも鋭い!私は全然気がつきませんでした。だんだん温度が下がってきているのかな。駐車場の人によると「雨が降った後は湯気がたくさんでる。」そうです。

その後はまたサンパレスに行こうとしたのですが、日帰り入浴は3時までで間に合わず、帰り道の伊達温泉へ行ってきました。銭湯スタイルでタオル、シャンプーなど持参しなくてはいけませんが露天風呂もあって大人440円はお手頃。温泉に入った後食事をとるのに移動するのが面倒だったのでそこで食事をしました。我が家はまたもやジンギスカン、従姉妹たちの子供はラーメンなど。帰宅後大人は台所で酒盛りして、子供達は家中を走り回って楽しく遊びました。去年私の祖母は亡くなってしまいましたが、家が久しぶりに賑やかになったのでお婆ちゃんも喜んでいるような気がしました。

集合写真 伊達の可愛い雑貨屋さんlittle chairにて、従兄弟の奥さんがやってるお店です。

8)大通りビアガーデン
北海道出身なのに未だに行ったことのなかった憧れのビアガーデンに今回は2回も行ってきました!
大通り公園にどーんと6ブロックぐらい各ビール会社ごとに設けたビアガーデンが出現する、札幌の夏の風物詩。
1回目はネイサンとお昼に。
平日の昼なのに各社ともまずまずのお客さんの入り。半数以上がシニア世代、主婦のグループ(樽から注ぐタイプを注文)、ベビーカーで赤ちゃんを眠らせたお母さんの一人飲み(ノンアルコールビール)もいました。そこまでして!と思いますが夏の雰囲気を味わいたかったのかも。

ネイサンはクラシックの男前ジョッキ(1リットル)その後恵比寿の黒中ジョッキ。

私はクラシックの中ジョッキ、でしたがその後もう一本中ジョッキをたのんだので男前ジョッキで良かったのかも。
2回目は親戚のおばちゃんとおじちゃん。このおばちゃんとおじちゃん、我が家とはかなり近しい間柄なのですが、なんと今回初めてネイサンと会うのだと!両方よ〜く知っている間柄だったので初対面と聞いて私も母もびっくり。結婚12年目にしてやっと紹介できました〜。

平日でしたが夜になるとこのお客さんの入り。私たちは端っこの辺鄙なテーブル(しか空いていなかった)に座っていましたが、それでも相席になりました。

この日は私男前ジョッキx1、中ジョッキx2。北海道で飲むクラシックの生ってどうしてこんなに美味しいんでしょう。
あ〜たのしかった〜。おばちゃんご馳走様!!!

9)食べ物
行く前から食べたい物をリストアップして挑んだ今回。母の協力により、全員リストをほぼ制覇できました!
まずはうなぎ。(私のリスト)

室蘭で鰻といえば、塩釜、と有名なお店です。父の大盤振る舞いで鰻が2重に入ったのをいただきました。土用の丑の日は混みそうなのであえて1日早めに行きました。ふわふわの鰻、うまし。以前この2重の鰻を食べた時は量が多くて食べきれなかったのですがカナダサイズになった私の胃ではあっさり完食できました。

カエデは鰻ではなくて念願のいくら丼。今回は鰻もちょっと食べてみて美味しかったそうです。

伊達和さび (全員のリスト)

回転寿し屋さんですがネタが新鮮。活ホタテと活ホッキが美味しかった〜。二回行きました。

お祭りのたこ焼き(子供達のリスト)


かき氷(子供達)

何回食べたかな?ソフトクリームとかき氷、ほぼ毎日食べたのでは。

ツブのお刺身(私)マグロのお刺身(ネイサン)イカのお刺身(カエデ)カニ(ネイサン)


ラーメン (ネイサン)

ラーメンはネイサン3回食べました。旭川の天金と室蘭の大王。ネイサンは大王のカレーチャーシュー麺が気に入ったそうです。太りそうだな。

パフェとハーゲンダッツのアイスクリーム

これは雪印パーラー。ハーゲンダッツはカナダにもありますが限定フレーバーは日本ならでは。

ホヤ(ネイサン)うに(私)ツブの生姜煮(父の好物)


帰る間際に食べた新しいケーキ屋さんパティスリーブランのケーキもとっても美味しかった〜。おしゃれすぎて室蘭でやっていけるか不安ですが、コリコリに凝ったケーキで大満足。人数分、7種類買って全部味見してみましたが、どれも違っていて美味しかった。次回帰国してもまだありますように。

この他、天ぷら、おソバ、うちのお隣で作っている美味しいおとうふとところてん、日本酒、実家近くのパン屋さんのクリームパン、などなど、美味しいもの、懐かしいものたくさん堪能しました。

まとめ

ネイサンも子供達も今回の旅に大満足だった様子。アボに何が良かったか聞いてみたら「お友達!」と即答でした。友達や従姉妹の子供達と遊んだのがとても楽しかった様子です。カエデは「僕の体を半分にして、半分が日本、半分がカナダに住めたらいいのに。」と言いました。私も全く同じ思いです。ネイサンは「日本がもうちょっと近ければ。カナダからメキシコくらいの距離だったらな〜。」私は別れ際に親友の言った「じゃ、来週の水曜に。と言えないのが辛いわ〜。」と言った一言が残っています。来週とは言わなくても年末にまたね、と言える距離だったらな〜。しばらくは写真を眺めてホームシック気味。

北海道へ その2

2015-08-12 16:23:54 | 旅行 観光
5)
旭川〜富良野への小旅行
家族で北海道の旅行へ行きたかったので子供達の好きそうな旭山動物園と私の行きたかった富良野へ行ってきました。(ネイサンは希望は特になかった)

旭山動物園は噂には聞いていましたが、想像以上の素晴らしさに感激。
まず、料金が安い。大人820円、子供無料!!日本では普通かも、ですがあんまり目玉動物のいないバンクーバー動物園は大人25ドル、3歳以上の子供19ドルもするのです。これはすごーく感動的に安い!しかもこの料金なのに展示の仕方が最高。
旭山動物園を有名にしたのは言うまでもなくその展示法。

各動物ごとに工夫をこらしたしかけがあるのです。このヒョウの檻はヒョウ達のお昼寝エリアの下に見物客が入られるようになっているのです。するとヒョウのモフモフの毛が金網に押し付けられているも見えるし、ヒゲが飛び出てるのも見えるし、好きな人にはたまらない空間になっているのです。

アザラシのトンネルやシロクマの顔出しドームなど、テレビでも大きく取り上げられていますが、実際に仕掛けを動物達は良く利用しているようで、活動的な動物の姿が見られてワクワクします。

カバの水中コーナー。

蛇はスケスケの金網トンネルを通過中。蛇の下がチロチロしているところなど、ガラス越しではなく直に見ると迫力あり。

そして旭山動物園が有名になったもう一つの理由が園内いたるところにあるあべ弘士画伯による動物の絵。

かわいいし色合いも綺麗で私の好みど真ん中。

次の日は富良野のファーム富田へ行きました。
北海道育ちなのに実は一度も行ったことのなかった富良野。旭川から富良野までの道は「ここはサレーだよ。」と言われても違和感なしのカナダみたいな風景でした。

一面のラベンダーは6月が満開なのでこの日はもうちょっと終わり気味、だったのですが風がラベンダーの香りで陶酔!

お花畑とラベンダー畑を見ながらお約束のラベンダーアイスを食べます。ラベンダーアイスは想像よりラベンダー度がかなり低し。ホワイトロックのドルチェジェラートのラベンダーハニーアイスを皆さんに食べさせてあげたい。
その後精油&コロンのお買い物をしてから、この日の第二の目的、ジンギスカンを食べに行きます。
六花亭が新しく富良野にオープンしたぶどう畑の中のカフェ、カンパーナ。その敷地内に六花亭と同じ帯広出身のジンギスカン屋さん、白樺があります。

ネイサンの食べたいものリストの中の一つだった、ジンギスカン。
普段はお肉を好まないカエデですが、日本のお肉は柔らかかくて美味しいそうで、この日のジンギスカンもばくばく。この後ケーキを食べる予定なので3人分注文しましたがあっという間にペロリ。私はこの日はドライバーでしたのでビールはノンアルコールで我慢、ですがぶどう畑を見ながらビールでジンギスカンは最高なのでは?

次にお隣にある無料の美術館は飛ばして六花亭のカフェへ。

サイクリングロードの中にあるのか、自転車が停めてありました。カフェの回りにはブルーベリーがたくさん植えてあって、たわわに実っていました。

カフェですがコーヒーは無料サービス。紙コップに自分でついで空いている席に座ります。この日は満席でしたので誰もいないバルコニーへ。

目の前にはぶどう畑、その向こうは干し草ロール、そして遠くには山々、と北海道らしい風景を見ながら美味しいケーキとコーヒー!ケーキは私がカフェクリームの、ネイサンはモンブラン、アボはイチゴの、カエデはソフトクリームにしました。その後岩見沢まで高速を通らず北海道らしいドライブを堪能して帰路につきました。行く前はなるべく高速に乗らずに、と考えていたのですが一泊二日では回りきれなくてとても無理でした。

6)室蘭の海岸線を堪能
故郷の室蘭は「鉄の街」。工場マニア、廃墟マニア両方満足できる街になってますが、私が好きなのは工場のない反対側の海岸線、いわゆる室蘭八景とイタンキ浜です。今回は山手町から地球岬までと、イタンキからトッカリショまで歩きました。

小学生の頃この辺りはマラソン大会で走らされる道。当時は恨めしく思っていましたが、今考えると大変風光明媚なコースでした。

チャラツナイ。展望台の回りの木が切られていてちゃんと下が見えるようになっていました。
ここから遊歩道に入り、森の中を歩いて地球岬に。
晴れた日でしたが地球岬につく直前に海からの霧に包まれて、肝心の地球岬は真っ白の霧の中。室蘭ではよくあるケース。子供達は2年前に食べた同じ売店でかき氷を頼みます。

2年前とおなじ、シロップ全色かけてもらったカエデ。アボは緑と青の地球色。
お散歩二回目はお友達のフェイスブック記事で教えてもらった「イタンキにある幻の洞窟」。イタンキからトッカリショまで歩くと、干潮時だけ行ける洞窟があるそうな。面白そうなので干潮時間を調べて行ってみました。

広々綺麗な砂浜です。

写真で見るとどんよりしていますが実際は薄曇りでかなり蒸し暑かったです。

霧の中に見える二つの岩が今回目指すトッカリショ。
途中からゴロゴロぬるぬるの岩場になります。


トッカリショ付近は干潮時でも水があるので濡れてもいい靴でいきましょう。

トッカリショを過ぎると洞窟はすぐそこ。


やっと到着です。入り口はけっこう大きくて入り口が二つあります。

私のイメージの洞窟よりかなり浅い感じでしたが、カエデは満足の様子。ちなみに足場が悪いので途中からアボは歩けず、ネイサンがおんぶしました。そこまでいかなくても、道中の海岸線の美しさや水中の生物観察でも楽しめます。ただしこの付近は波が高いのでくれぐれも注意。干潮時間を調べて、波のない日を選びましょう〜。

その3へ続く

北海道へ その1

2015-08-12 14:17:10 | 旅行 観光
約3週間北海道へ帰省していました。今回は旦那も含めた家族4人の旅。行きたかったところへ行き、会いたかった人に会って大満足。満足すぎて、カナダに帰って5日目ですがただいまホームシック中です。

今回の旅行で心に残ったこと

1)親友二人とたっぷり遊んだこと。
ネイサンと両親に子守りをお願いしてゆっくり遊べました。2年ぶりの再会です。一緒にいると本当に楽しくて、この人達なしの生活は味気ないかぎり。前は毎日会えたのにな〜。カナダに帰ってくると時差もあるのでなかなか話すタイミングが合わないのが辛いです。

小学校のグラウンドにて。

こちらは酒盛り。

2)温泉 
音質で選べばナンバーワンの登別温泉に2回(第一滝本サンパレスに1回。サンパレスは子供孝行に行こうとしてたのですがお風呂がリニューアルされていて洗練された印象になっていたのはびっくり。露天風呂はこのホームページにあるように、洞爺湖に入っているみたいでとても良かったです。夏休みなどを外すと日帰りでとってもお得に入れます。その他層雲峡と伊達温泉でそれぞれ1回、正味18日間の帰省中に計5回も温泉に行けました。

3)樽前山
今回はネイサンも一緒だったので一緒に樽前山に登ってきました。樽前山は初心者コースながら活火山に登れるしダイナミックな景観が魅力と聞いて行ってみました。毎日予定がいっぱいで行けた日はあまり天候に恵まれず、薄曇りでしたが日陰がまったくないコースなのでかえって涼しくて良かったかも? 

イワブクロ

イワギキョウ
40分ほど登ればもうお鉢についてしまいます。そこからは平坦。ぐるっと御鉢を回るコースです。


活火山なので河口付近は立ち入り禁止。途中でイオウの匂いもする異世界が広がります。


東山は虫が多くてどんどん脚に登ってくるので急いで写真を撮って撤収。ぐるっと回って西山でちょっと遅めのおにぎりタイム。往復でお昼を入れて3時間ほどで登れました。次回は羊蹄山に登りたいな〜。

4)母と母のいとことお買いもの
前回はアボが小さすぎてゆっくりお買いものに行けませんでしたが今回はまたまたネイサンに子守りを頼んでゆっく〜り札幌でお買いものできました。久しぶりに日本のデパートでお買いものできてしあわせ〜。

2年ぶりの再会でしたが違和感なく仲良しな3人。家族の中では私の母とかえでが似ていると評判です。

その2へ続く