文教ゼミ The Bunkyo!!~光り輝く一人ひとりのために~

小1から大学受験までのトータルエデュケーション

もうすぐ冬期講習!

2005-12-16 17:17:11 | 正喜塾長
12月26日より冬期講習が始まります。
現時点までの復習がメインになりますが、1月11日の課題診断テストに向けて万全にしていきます。長井先生手書きの要点満載オリジナル教材を大事にしてください。受験の際には重宝しますよ。
中3生にとっては、正念場です。
この冬、どれだけ成長できるか。目標設定→計画→実行、あるのみです。
高校入試レベルの問題を中心に進め、最低2回解かせます。新学期からは1月17日東明特進や明豊特編に向け3回目を解いてもらいます。また、クラスによって基礎問題の宿題等枝葉が伸びていきます。
期間中、大分県模試が12月29日実施されます。1月6日の校内模試の結果で、願書に自分の志望校を、自分でしっかり書きましょう。
全力で応援していきますよー!
小5・6中1・2ともに8日間、中3生は9日間、短い期間ですが、2005年から2006年に向けて全力で走り抜けましょう!

12月30日恒例の忘年会実施予定です。お楽しみに~。

第4回 ~何事も感謝駅から出発すること~

2005-12-16 16:56:57 | 正喜塾長
石川洋先生の言葉です。続けてこのようにかかれています。
 「愚痴の荷物を積んだ列車は、必ず脱線する」
 私たちは、いま文教ゼミに通い「学習する機会」を与えられている・・・。そのように考えたことがありますか。
「よだきいなあ」「遊びてえのに・・」という思いの方が強くはないですか。

この世の中には、学びたくても学べない・学ぶことのできない子ども達がいることを知ってください。

数年前の国東での出来事を知っているでしょうか。中学三年生の家庭での出来事です。
そのご家庭は家計が苦しく、塾に行きたくても行けない、そればかりか電気、水道代まで滞納しなければ生活できない状態でした。
彼は、受験生です。「高校に合格したい」その思いは誰より強かったと思います。
ある寒い冬の夜、彼は電気の止まった部屋で、厚着をして寒さをしのぎながらろうそくの明かりで勉強していました。
しかし、ふと居眠りをしてしまい、倒れたろうそくが原因で火事になり、彼は帰らぬ人となったのです。
君達が机に向かっている同じ時間に、このような同級生がいることを知っておいてください。

わたしは以前、先天性の病気を持った中学二年生のお子さんを教える機会をいただきました。
教科は理科。酸素・水素等々、それは何なのかから始まり、いよいよ元素記号を覚える段階で「覚えられん」というのです。
覚えようとしないわけではなく、必死に、それこそ一生懸命覚えようとするのですが覚えられないのです。
わたしは医者ではないですから、その病気によるものなのかどうかはわかりません。
しかし、「覚えきらん」といって涙を流す彼女を見て、ともに涙を流すことしかできない自分の無力さを知りました。
その子はいまでも「学ぶ姿勢」を忘れてはいません。国語辞典を片手に、難しそうな電気製品の説明書などを、一生懸命読んでいます。
なぜ、わかるのかって?その女の子は、私の妹だからです。そして、彼女は私の教育の先生なのです。

いまこうやって塾に来て「学ぶ機会」を得ているみんなは幸せなのです。
成績がよくなっておかあさんが「得」をしますか?考えてみてください。
点数が伸びる。順位が上がる。志望校に合格する。一番喜ぶのは誰ですか?
そう、あなた自身ではないですか。
そのことをしっかり考え、ご両親や周りの方たちに感謝して、精一杯がんばってください。
かならず目標を達成できるはずです。

挑戦    須永博士
人に負けてもいい
しかし
やるべきことをやらない
自分の心の弱さには
絶対負けたくない

第3回 ~限界線をひくのは他人(ひと)ではない~

2005-12-09 19:38:54 | 正喜塾長
私の敬愛する石川洋先生の言葉が今月の言葉です。
「もうできない」「これ以上は無理だ」と一度は、いや何度も考えたことはないですか。
 夢、目標が達成できない理由がわかりますか。
天変地異など自分ではどうしようもない理由であきらめざるを得ない場合もあるでしょう。
しかしながら、大部分の人たちは「あきらめた」から、達成できなかったのです。
以前にも書きましたが、困難な場面に出会ったときに「できないならやめてしまおう」「やっぱり私には無理だな」と、自分で判断したんです。
限界線を自分でひいたのです。

長野オリンピックアイススケートでメダルを期待されていた堀井学選手は、その期待に応えることはできず惨敗してしまいました。
年齢から考えてもマスコミや周りからは「引退」の文字を突きつけられ、いちどは本人もそう考えたそうです。
しかし、彼はそこで自分の限界線はひかなかったのです。
それから毎日、毎日オリンピックの表彰台に立ち、歓声にこたえる自分の姿をはっきり心に描き続け、ついに次のソルトレークオリンピックの代表に選出されたのでした。

何かの道に秀でた者は、必ずと言っていいほど基礎的な練習、反復をあきらめないで続けた人です。
これを勉強に置き換えると、毎日少しずつ反復し、問題をこつこつ解いていくことです。
時には投げ出してしまいたくなるときにも、「あきらめれば終わってしまう。続けること。」そう自分に言い聞かせることです。
宮本武蔵も「千日の稽古は鍛となり、万日の稽古は練となる」といっています。
みなさんも今、大志を抱いて少しずつ努力をすれば、必ず夢は実現していきます。
毎日続けた鍛錬は、大きな自信となり、志となります。そしてそれは、一生の財産となるでしょう。

「わかっているけどできない」とよく聞きます。
なぜできないのか、それはやる時間の設定ができていないからではないでしょうか。明日何を、何時からするということを、まずはっきり考え、詳細をノートに書き出すことです。
その時間になれば、すぐに取りかかりましょう。そのノートは、君たちを成功へと導きます。
基礎的な反復は馬鹿げたことに見えるかもしれません。
しかし、鍛錬が基礎力をつくり、その基礎力が応用力を生み、最後に志を培います。
決して、決してけっしてあきらめないでください。


なにをしているかではなく、
なにをつづけているかである
      
石川洋