コトバヲツグムモノ

「口を噤む」のか「言葉を紡ぐ」のか…さてどちらの転がっていくのか、リスタートしてみましょう。

お礼参りツアー 2019夏 その1

2019-07-22 15:32:38 | お礼参り

5月から職場での立場が変わり、また人手不足などもあって通常の休み以外に休みを取ることがなかった
やっとこの7月の休みを連休にすることができた
で、うまいこと連れ合いの休みとの重なったので、急きょお礼参りツアーを立案

ご無沙汰してるお寺への計画もしてみたけど別の予定がおありとのことで…


私が連れ合いと知り合った頃に一緒に道を求めていた仲間であり、貴重な同年代(なんせ20代前半だったし)
子どもも同年代なので、お互い家族でお付き合いのあるTさんに連絡を取り、米子旅行に決定

私は仕事で何度か訪れてるけど、連れ合いは行ったことがないらしいし

皆生温泉で宿を取り、二日目は少し西の方へ足を延ばすことに

私としても、Tさんご夫婦への感謝・お礼のツアーであり、最近思いを至らせている「真宗という枠を離れて」阿弥陀様に触れるツアーとして


1泊2日とはいえ、土曜日は予定もあり、それを済ませてからの出発
日曜が選挙日なので期日前投票をしませ、息子の懇談会へ
学校周辺の駐車場が一杯だったので、連れ合いに懇談会を任せて、少し離れたところで待機
が、懇談の予定時刻がずれこみ、結局1時間以上待たされる羽目に

そんな出発だったので、米子に行くまでに寄り道したかった予定はパスして、直接米子まで

途中、蒜山高原だけ寄ってジャージー牛乳をいただく

台風と梅雨前線の影響で天気が心配されたが、きつい雨にはたたられず
明るいうちに着けたので、キレイなお庭も眺めることができた

Tさんご夫妻と久々の再会をして会食
思い返すと30年来のお付き合いだ

彼女がいたことで、私の求道もいろいろ影響を受けたし、彼女と関わることで私がお聞かせに預かっていることをはっきりさせることができた
年配の方からいろいろ教えをいただくこともあったが、同年代の者と「同行」として膝を交えることは大きな経験だ

その後、30代になると同年代も増えたが

また、御主人に対しては、強く仏法をお勧めすることで嫌な思いをさせたのではという思いが長くあった
若気の至りで、「仏法はまことなのだから」と、相手に寄り添うことをせずに押しつけていた時期だったし

でも、そういう経験の後にカウンセリングに出会ったことで、私のしていたことは「自己中心」のモノだったことに気づくことになる

私自身の「経験」の中で、お二人との出会いは深いものだ

そんなことに対して お礼とお詫び を

子ども達の話題などもしたあと、ごく「人間的」なところでの関わり合いもした

「思い・願い」を表明すること、伝えること
「こうありたい」ということと、「そうなれていない」ということのギャップからくる葛藤

別にカウンセリングしてるわけじゃないけど、私としてはゆったり聞かせてもらえる
深いところで「一味」であるということと、それでもお互い「人間」というところで葛藤を抱えているいとおしい存在であるということ

特別に在り難い場所に身を置かずとも、こういう「日常」の関わりの中で出会えるもの

この身のことを考えると、「次」はないと思う
いやもとより「一期一会」であり、「無常」であり、次はない

素敵な時間をありがとうございました