オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

カツ_ハヤシ

2018-10-16 20:03:54 | 食べもの
久しぶりの食いものネタ。とても美味しいものが作れました。昨日のことですが、幸せな気分が持続し
ているので、写真にも撮ってあるので記事に仕立て、ブログの更新です。^ム^)。

このところ仕事に没頭してます。まあ、ブリッジ以外!と書かなければいけないのですが。先週は殊に
忙しく、買い物に出かける余裕もなかったのでした。あまり食いものの買い置きがなく、乏しい食生活
を強いられたのでした。一応、先週末で一息つけるようになりました。昨日の月曜日のディナーには、
何かうまいものを食いに出かけるか、食材の買い出しに出かけて自作するか迷っていました...。

そんな時に私のお気に入りの「昌さんのブログ」を覗いたら、築地場外の東都グリルで「カツハヤシ」
なるものを召し上がった記事。最初はあまり惹かれることもなく、ジャンクな一皿だな~!なんてひ
どく失礼な印象を持ちました。でも見ているうちに、待てよ! これ、けっこう美味しそうじゃん!と
気持ちが変化していきました。ことに最後の画像で、これパクろう!となっちゃいました。笑)

ハヤシ_ライスの原型は英国料理です。そう、ハッシュド_ビーフという料理を日本式に発展させたもの
です! 私は英国料理ってあまり評価をしていないのですが、英国式のビーフシチューが大好きです。こ
のハヤシ_ライスの原型のハッシュド_ビーフはビーフシチューと親戚関係にあり私はこれも大好きなの
です。

すぐに材料の買い出しに出かけました。買い物は簡単に済みました。直ぐに調理にかかりました。先ず
は英国風のビーフシチューを作り、その一部にさらに手を加えてハヤシライスを作る計画を立てました。
上の昌さんの召し上がったハヤシライスはトンカツを乗せてます。脂肪のついたロース肉がオランダで
は買えません。不健康だからと最も美味しい部分をカットして売ってるんですよ。正に「くっそ!」な
んです。ある意味、一番味わい深~~いところですからね~。まあ「郷にいれば郷にしたがえ」です。

せめて、鶏もも肉の脂身と皮つきをカツに揚げてご飯に乗せハヤシソースをかければ、けっこう美味し
いものになる筈と目論みました。はい、目論み通り大当たりでした。写真をどうぞ。笑)
 

 
このハヤシライスのソースは、シチューの出来のいい部分を取り出し、残った煮崩れた肉や野菜を煮汁
と一緒に他の鍋に移し、手を加えたものです。その加工は手間が少々かかりますが、簡単なことです。

今回の調理で、シチューを作るにあたり、水を一滴も使いませんでした。現在ワインがけっこう溜まっ
ています。夏にブリッジの試合を組んで招待した方達からのいただきものです。その中の煮込みに向き
そうなのを選んで1本半ほど、あとシェリー酒をボトル半分ほど...。

さすがにここまで徹底してやると美味いものになりますね~。味の純度が高いです。選んだワインは
ハウスワインとは別物で、普通に飲んでもかなり楽しめるものです。これだけ味わいのある料理が出
来上がれば惜しくはないです。よくぞ調理酒にした!と、自分を褒めてやります。

さて、最初にメインとして作ったシチューの上質な部分は、味見をしただけで全て厳重にパックし冷
凍庫に収めてしまいました。爆笑)トマトは少しだけ使いましたが、大部分の味付けは2種のお酒と
ブラウンソースによる英国式で、現在冷凍庫に在庫のあるトマト/赤パプリカのグーラッシュとは別
物です。両方、とても美味しいです。トマト/赤パプリカのものはパスタと合います。ラザニアが特
に好みなんですよ。

昌さん、いいメニューを参考にさせていただきました。ありがとうございました。これからもいろい
ろパクらせてくださいネ。^ム^)。

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2 コメント

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食べたいです! ()
2018-10-17 20:53:30
美味しそうなチキンカツハヤシですねえ!
ワインとシェリー酒をたっぷり使ったとのことですけど、
店で食べたら値段のことが心配になりそうです(笑)

料理に使ったワインの残りが気になりますけが、
このカツハヤシとの相性は約束されてますから美味しいでしょうねえ。

今、無性にロースカツハヤシとチキンカツハヤシの食べ比べをしてみたいです(笑)
肉が安いので... (ブル)
2018-10-18 18:48:06
煮込み用の肉を2種、トータルで2キロほど使いました。肉が安いですから、ワインとシェリーの
全体で占める金額は大したことありません。ワインはいただきものだったし...。えへへ。

ええ、ご推察の通り残りのワインはハヤシライスと一緒にいただきました。とても美味しかったで
すが、残った量のワインでは足らず、もう一本開けようとも考えましたが、チキンカツにはビール
の方がしっくり来るように感じたのでビールにしてみたらビンゴでした。メチャうまでした。

冷凍してしまったのですが、先に取り出したシチューはトマトケチャップはまったく入っていませ
んし、ウースターソースはアクセント程度に抑えてあります。ハヤシのソースにはこの2つが欲しい
ですから、しっかり味わいが加わるまで入れました。

それが美味しいのですが、やはりジャンクであることは免れなくなりました。そんな味わいにはや
はりビールですね。私はワインに負けずビールが大好きなんですよね。日本にいる時と変わらず、カ
ツにはビールが一番です。

男性ではほとんど要求はないのですが、女性の客が時々食前酒にシェリーを欲しがります。シェリー
の味わいは美味しいと思いますが、私自身がシェリーを飲むことはほとんどないです。料理酒として
とても重要ですから、開けてしまったシェリー種は料理で出来るだけ早く使い切るよう心がけてます。
シェリーはポートワインなんかと同じく、食前酒としてそれほど高価なものを用意しなくていいので
気楽に使えます。

昔の英語で書かれた日本料理書なんかでは、日本酒が手に入らない時はシェリーで代用するような記述
が目につきました。試したことありますが、可もなく不可もなくというレベルの味が得られました。な
いよりマシという感じです。シェリー種はやはり西洋料理に合いますね。あ、紹興酒を使う中華料理で、
紹興酒より柔らかい味わいが欲しい時に、シェリー酒は使えますね。あ、紹興酒の持つ強い味わいが西
洋料理に欲しい時があります。そんな時は躊躇なく使います。つまり、私の場合、逆の使い方の方が多
いです。えへへ。

>ロースカツハヤシとチキンカツハヤシの食べ比べをしてみたいです(笑)
カツ用の豚ロース肉が買えないので、牛カツを考えましたが、牛カツって厚みを持たせた上質の肉じゃ
ないとなかなか上手く行かないないんですよね。そんな高級食材を使うのは、それこそ違反ですね。あ、
そうだ、ウィンナーシュニツェルタイプの叩いて薄く伸ばしてコロモをつけて揚げたカツが合いそうで
すね〜! それは、子牛肉です。肉叩き持ってないけどビール瓶や中華包丁で叩けます。正直なところカ
ツハヤシの最高の味わいはカリッと揚がったカツのコロモだと思います。シュニツェル! これを日本の
パン粉でやればハムカツの親戚みたいなのができますから、このカツハヤシには最適みたいな気がして
きました。 子牛肉は普通に買えます。コストは大したことありません。

いやいや、ちょっと待てよ、ハムカツをそのまま使えるジャン! なんて妄想も。爆笑)失礼しました。

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