オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

買っちゃいました!

2018-08-21 09:26:46 | その他
アムステルダムはすっかり秋となりました。暑くもなく、涼しすぎることもない、気持ちのいい日々が
続きます。予報では雨が多くなりそうなんて言ってましたが、お湿り程度の降雨でした。

先週のはじめに、中華街へ出かけました。急に思いついたことを実施すべく...。はい、中華料理をもっと
 

 
簡単に上手に作りたいと思いまして、中華包丁とあの丸く分厚いまな板を買ってしまいました。この夏ま
で一度もこんな道具を欲しいと思ったことなかったのですが、魔が差したというか、衝動的に沸き起こっ
た気持ちに従ってみました。^ム^)。

本当は、このどっしりしたまな板だけを欲しいと思ったのですが、すぐにあのデカイ重量感のある中華包
丁がないと、まな板は生きないかもしれないなぁなんて気持ちになり、セットで買っちゃいました。デカ
くて重い中華包丁はけっこう練習し、慣れないと使いこなせないだろうな~なんて考えていましたが、そ
うでもなかったです。割とすんなり慣れ、けっこう使いこなせるようになってます。(^^ゞ

ただし、切れ味不足でした。2時間ほどかけて刃付けをしました。持ち帰った時よりはるかにいい切れ味
が得られました。つまり、私の使いやすいものに変身しました。こんな重くて大きい刃物が切れ味が悪く、
切るべき対象物の上で切れずに滑ったりしたら怖いですよ。とても危険ですね。

子供の頃、親父の依頼で家に出入りしていた年配の大工さんにときどき遊び相手になってもらいました。
その折、オモチャや遊び道具を加工するための小刀の研ぎ方をみっちり教えてもらいました。当時の子供
達は遊び道具を木や竹で自作するか家族の誰かに作ってもらうのが普通でしたから。ノコギリや小刀を使
い仲間達といろいろ技を競い合ったものでした。この経験は将来就くことになる仕事を選択する上で大い
に影響を及ぼすことになるのでした。そういえば、この年配の遊び友達の勧めで、お袋の使う包丁セット
を切れ味鋭く研ぎ上げて大喜びさせたのでした。^ム^)。

この秋から冬はあのカットカットで食材を切りそろえる中華料理を思い切り楽しもうと思います。友人達
を招待してのブリッジディナーにも役立ってくれそうです。笑)

カメムシ?

2018-08-07 12:00:58 | 
先週の末からちょっと涼しげな風が吹いてます。微風にすぎませんが、けっこう強い日差しの残る裏庭
に秋を感じます。ガーデンテーブルでお茶をするのが楽しいです。もちろんビールもね。(^^ゞ

猛暑でダメージを受けた庭の花たちがまだまだ元気に花を咲かせてくれるよう、回復剤を投与してます。
できるだけ刺激の少ない優しいものを選んでね! 回復剤投与の仕事をしている最中に、先のブログ記事
の「ミツバチのプーさん」で取り上げた青花のサルビアの葉に珍しい虫がいるのを見つけました。以前
から気がついてはいたのですが、観察するほどしっかり見てませんでした。割と頻繁に見ます。

大きさも姿もカメムシに似てるので、私はてっきりカメムシと思っていました。毎年、初夏からこの時
期にカメムシをよく見ていたので...。今回は観察しました。頭部のあたりがぜんぜんカメムシじゃありま
せん。すっごく可愛らしいんですよ。サルビアは大きな株で大鉢に植えてあります。私のお気に入りの
ヤンの店で買ったのですが、比較的最近出回るようになった新種らしいです。いい青花をたくさんつけ
てくれるので嬉しいです。いわゆる「ぐんじょういろ」です。この言葉の響き、大好きです。爆)

よく見たら何匹もいます。どうやらこの花の株について私のところへ来たみたいです。どう見ても害虫
には見えません。はい、私は姿カタチで判断することにしてます。へへ。
 

カメラを持ち出し、思い切り脇を締めプロのような気持ちで接写撮影をしました。接写撮影したって、
 

 
こんなサイズでした。いちばん写りのいい写真を拡大します......。単焦点レンズで撮ったのでトリミ
ングして拡大するしか手はないです。笑)

これくらいでどうだ!とやったけど、まだ不足です。思い切ってもっと拡大することにします。
 

 

お、ここまで拡大してもディテールは残ってますね。脇を思い切り締めてブレないようにして撮った甲斐
 

 
ありです。(^^ゞ ナイショのお話しです = 私の手元のオリジナルにはもっともっとディテールが...。

単調な庭仕事の合間のリクリエーションです。あまり根を詰めると肩こりがひどくなるので、首や肩や腕
を投手のマエケンみたいに動かしながら楽しんでます。時にはお茶を飲んだりビールを飲んだりしてます。
身体は今でもかなり柔軟性を保てているみたいです。3年前の右足の膝の怪我も問題ないです。バスに間
に合うよう、バスの姿を見てから走りますが、今のところすべて間に合ってますから...。わはは。

さて、庭仕事に戻ります。いい風が吹いてます。^ム^)。

ピンクって...

2018-08-06 11:12:38 | 日常の
先の「フロックス」の記事のシロバナは終わりました。花殻をつけたままにしておくと割りと汚らしい
姿になるのですべて切り取りました。脇芽から第2群の花が咲いてくれるはずですが、やはり最初の花
ほどボリュームのある美しさにはなりません。秋に向かってボチボチ咲いてくれます。まあ、秋の寂し
さを表すような咲き方も風情はあります。微笑)

この「フロックス」の記事の後半に取り上げた「ハングタイプのゼラニウム」が満開です。最初は白花
ばかりの、清楚ではありますが地味なことになっていましたが、気温が上がるにしたがい育った他の苗
からピンクの花が噴出するように咲きはじめ、アッという間に白を制圧してしまいました。他の花でも
そうですが、ピンクの花って強いんですよね~。と、いまさらながら感じ入るブルです。へへ。

その白を制圧する逞しいピンクのハング_ゼラニュームの写真を撮りましたのでここに載せ、記事にしま
 

 

 
しょう。ジプシー娘たちみたいなんて、前回の記事の中に書きましたが、こんな逞しさを見せつけられ
ると益々そんな思いが強まります。悪くないですよ、そんな野生的な逞しさも。

  ♢

日差しは強いですけど、昨日から涼しげな空気が漂っています。日本の暦では立秋が明日となっています
が、日本は猛暑が続いているようですね。オランダは8月の第2週くらいから秋風が吹きはじめるという
のが通例です。日本の暦をオランダに当てはめるとピタリと収まるなんて考えたことありましたが、この
時期のことだけです。夏が終わるのはやはり寂しいですが、今年は例年になく猛暑の日がたくさんありま
したので楽しめました。

オランダなどの北ヨーロッパでは、秋が始まると急激に冬が近づいてきますから、夏が終わるのが寂しい
なんて嘆いている余裕はないのです。まあ、昔はそんな風なことだったようですが、いまはだいぶ違って
ますね。科学の進歩というのは人間の生活を根底から変えてくれました。それがものすごくいいことであ
るかどうかと疑問を抱いたりするのは別のことです。私はその手の議論にあまり参加したくないですね。
えへへ。


耐寒性はあるけど

2018-08-01 08:12:06 | 
先週もオランダは熱波が訪れ居座りました。今回の熱波はかなり強烈で、さすがの私も暑さが身に
沁みました。ことに7月27日の金曜日には37℃なんてことになりました。これは十何年来の高
温だったようです。まあ、それでも空気が乾燥していますから、木陰に居ればなんとか暑さは凌げ
ました。

この前「耐寒性フクシア2種」のタイトルでブログ記事を書きましたが、この熱波の間に、このう
ちの1種に問題が生じました。暑さにダウンしちゃいました。37℃を記録した金曜日にではなく
翌々日の日曜日の朝、水やりをしたときに見つけました。

こんな↓感じです。まあ、2種6本あるうちの1本なんですが、ちょっと残念です。最初の年を上
 

 

 
手く越せれば、2年目からはいい姿でキレイに咲いてくれる...、なんて冬の耐寒対策をしっかり指導
してもらっていたのでした。。。落ち葉を集め根元に分厚く積んでやるとかの対処法の指導通りやる
つもりでいます。

37℃の高温への対処の指導はありませんでした。こんなの聞いてもオランダではできるとは思えま
せんけどね。店主のヤンもそんなこと考えてもいなかっただろうし、聞いても適切な指導なんてもら
えなかったのじゃないかしら。^ム^)。

いえね、私だってこの冬の寒さに耐える「耐寒性フクシア」の耐暑性のことなんて考えもしなかった
のですよ。まさかのまさかでした。幸い残りの5本はなんとか生き延びてくれましたので、こいつら
が育ってくれれば、このコーナーは5本で十分な気がします。店で見たら一本だけ購入するかもしれ
ませんが...。

面白いとは言えませんが、珍しい経験をしました。日本では耐暑性に問題があり育てられないフクシ
アが今年はオランダも猛暑のため被害を被ったなんて思わぬお話しでした。自然相手は奥が深く、こ
んな経験もいい思い出となってくれそうです。(^^ゞ