オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

カフェのある通り

2013-05-31 18:31:17 | サイクリング
初夏の爽やかな午後、自転車に乗り外出。目的地は 't Sluisje という名のカフェ。この
カフェの脇にはヨットハーバーがあり、なんとも言えない雰囲気。(^^ゞ

到着したら顔見知りのご主人が作業着を着て店から出てきた。コーヒーを持っている。
 

 

 
ご主人、なにやら車の修理を自分でしているらしい。本職ではないらしいが、けっこう
本格的にやっているみたい。こんな格好しているととてもカフェの主人とは思えない。
作業に疲れ、テラスに座ってコーヒーブレークらしい。
 
この道の左側が店のテラスになっていて、天気のいい日はけっこう混んでいる。私も
このテラスに座りたくてここへ来たのでした。(^^ゞ

テラスは2段になっている。上のテラスから下を覗いたら、こんな風景。熟年の客が
 

 
釣りをしている。見たら30センチほどのヘラブナのような魚が釣れたところだった。
キャッチ&リリースが徹底されていて、すぐ解き放った。
 
よく見たら近くに蒼鷺が待機している。釣り人が小さな魚を釣ると投げ与えてくれる
のを待っているのです。こんな具合に、オランダの蒼鷺は人なつっこいのです!

上の写真の左側です。ヨットハーバーです。このあたりは緑が多いです。奥の緑は森
 

 
です。森林公園があります。けっこう大きな公園で、一番奥の池にはイモリがいて、
時々はカワセミが出没しているそうです。私、3回ほど行ってみましたが、イモリも
カワセミもいまだ遭遇してません。公園の中の案内ガイドには写真(絵)入りで説明
してあるんですけどね。(^^ゞ

このカフェのある通りは古いです。200年以上の歴史があるそうです。この道沿いに
 

 
ある建物はほとんどがモニュメントです。新しく建て直した家もあるらしいでのすが、
復元タイプで、けっこうお金がかかっている建物だそうです。

ここを通る度に気になっているカワイイ歯医者さんです。この歯科医の患者になりたい
 

 
と思いますが、叶いそうもありません。いまの私の歯科医には満足してますけどね。

左の女性をファインダーに捉えながら急いでシャッター切りました。結果、悪くない!
 

 
この写真、現在 Facebook のカバー写真にしてあります。・・・・・。(^^ゞ

帰途に脇道を降りたところにキレイな藤が咲いてました。寒い春で、今年は咲かないの
 

 
ではと心配しましたが、なんとか咲きました。例年より2~3週間遅れの開花です。
オランダではこんな風に棚を使わずに塀の上を這わせて咲かせているのが多いです。
センターに素晴らしい藤があるのですが、そのうち撮りたいと思ってます。

  ♢

カフェでビールをいただきながら小1時間ほど過ごしました。こんなのもエネルギー
補給になります。(^^ゞ

このカフェまで自転車で10分ほどの距離です。この道はセンターへ自転車で行くとき
いつでも通ります。先日の ミニ・ツアー でご紹介したモニュメント通りは逆の方向に
あります。あちらはサイクリングツアーへの出発点です。



私のランチ

2013-05-30 14:40:41 | 食べもの
めずらしく午前中にショッピングセンターへでかけました。食料がメインの日常品の買い物です。
軽い朝食をとってから出たのですが、食い足らなかったらしく、やたら食料品に目がいきました。

目を付けたのがオランダ名物のニシンの塩漬け。塩と言っても軽い味付けです。私は塩漬けと呼び
ますが、オランダ人達は生 (ナマ) と呼んでます。北部ヨーロッパではニシンやサーモンの生食が
けっこう盛んです。でも、保存のこともあるので、ほとんど塩を使っています。

魚屋さんに美味しそうなニシンがありました。店頭で玉ネギのみじん切りをまぶし食べている客が
 

 
何人もいます。大きめのヤツを2匹買いました。頭をとってあります。皮や内蔵をとり除き、3枚に
卸したような仕事がしてありますが、尾の部分はまだつながったままです。開きに近いといえば近い
ですが、腹開きとも背開きとも見えます。つまり、背も腹も完全に切られ開かれています。尾の部分で
すべてが繋がっています。写真の上部にあるのがそれです。下の2枚の身(フィレ状)は、私が尾から切り
離したものです。

いろいろな日常の買い物を済ませ家へ戻りました。ニシンを買った時点で本日の「私のランチ」に
するつもりでいます。オランダでは5月から夏7月いっぱいくらいがニシンのベストシーズンです。

ニシンのサンドイッチを作りました。パンは黒パンを使いました。ナチュラルなクリームチーズを
 

 
薄く切り、2つ切りにした黒パンの両サイドに塗り付けます。その上にバルサミコ酢とオリーブに
しんなりするまで漬けた玉ネギスライスを敷きつめます。その上にニシンの身を2枚、適当な大き
さに切って乗せます。ニシンの身にはたっぷりのオリーブオイルが塗ってあります。かなりリッチ
です。さらにニシンの上に玉ネギスライスをもう一度乗せ、パンを閉じて完成です。

サラダにポモドーロ_トマトを一口大の大きさに切り、玉ネギみじん切りとヒュッテチーズを合わ
ました。あ、ヒュッテとはドイツ語です。日本では山小屋と訳していると思いますが、英語ですと
コッテージです。ですから、コッテージチーズのことです。(^^ゞ

今回は最初から意識して、材料をそれぞれ小さな皿に盛り写真を撮りました。これをブログ記事
にしようと思いましてね。・・・。「私の庭」なんて傲慢なタイトルを3つもつづけたので、ここ
らでちょっとパロディーでも挟んでみようと思いましてね。いえ、こんなのはシリーズにしません。

はい、写真を撮ったあとすぐに頂きました。メチャ美味しかったです。お腹が空いていたので本当に
ガツガツといただいちゃいました。一つだけ忘れ物をしました。すべてを黒パンに挟んだ完成品の
写真を撮るつもりだったのですが、完全に忘れました。(^^ゞ 悪しからず!デス。

  ♢

つい一月ほど前まで、私は魚のディッシュにチーズを合わせた経験がありませんでした。フレッシュ
クリームチーズにしろです。一月ほど前に本日の材料とほぼ同じ組み合わせで作ったサンドイッチを
いただきました。衝撃的なほど美味しかったです。一つだけ本日の材料と違っていました。魚はニシン
ではなくサーモンでした。生を酢とオイルでマリネードして使いました。もう言葉につくせないほどの
美味しさでした。

で、このレシピは Facebook でお付き合いをいただいている 宮内祥子さん からお教え頂いたものです。
彼女は最近、世界文化社から『チーズの本』というタイトルの本を出版されてます。そのうち、私も
この本を読む機会ができる筈です。(^^ゞ  私の乏しい経験からの物言いでは大した意味をなさないかも
しれませんが、魚とチーズを合わせることが出来る料理人って、欧米でもそうそうお目にかかれないの
ですよね。凄いと思います。彼女にとってこの本の出版はプレリュードに過ぎないと思います。先が
楽しみです。


私の庭_3

2013-05-28 22:19:24 | 
フロントガーデンの大掃除を終えたので「私の庭_3」として更新です。

本日は真夏日となってしまいました。大掃除を始めたものの、雑草を取っているときに
感じた日差しの強さときたら、オランダにいるのが信じられないくらいでした。適当に
切り上げたくなりましたが、阪神タイガースの野球帽を冠って頑張りました。(^^ゞ

写真を撮る段になり、こんな強い日差しの中での花の撮影は初めてなのに気付きました。
メチャ難しいです。日差しの強さを緩和させるべく露出マイナス補正なんてのを何度も
やってみましたが、最後までこれ!という手応えはありませんでした。適当なところで
妥協し、更新です。(^^ゞ

  ♢

玄関ドアを出てすぐのところからフロントガーデンを撮りました。だいたい全景が写って
 

 
ます。満開になっているのは依然としてオダマキ、ハマカンザシとユキノシタ族しかあり
ません。色が多い前庭になってしまっているので、白花が欲しいです。ここには十分ない
ので、鉢植えのマーガレットを大鉢3つ置き補充しました。7月半ばになれば白いフロッ
クスが大量に咲いてくれるので、マーガレットは裏庭に移動させます。

逆サイドのコーナーから撮りました。この写真と次の写真の3枚を見ると、前庭の全容が
 

 
ほぼ見えると思います。裏庭はこの前庭の約2倍の広さです。

前庭に設けた小さなテラスです。隣人のジョンがここに座りビールを飲むのが大好きです。
 

 
この時期はライラックの芳香を楽しみながら飲むのが好きと言ってます。大した文化水準
です。私にはそんなセンスはとてもなかったです。彼から学んでおります。(^^ゞ

  ♢

来月からは順次大きな花が咲いて行きます。見頃になったら写真を撮り更新していくつもり
です。では、また。


私の庭_2

2013-05-27 16:16:51 | 
私の庭_2です。朝は涼しかったのですが、10時を過ぎた頃から気温が急上昇し夏日になりました。
満開になる花はありませんが、裏庭の大掃除をしました。見られるようになりましたので、写真を
撮り公開です。(^^ゞ

  ♢

裏庭には小さなガーデンテーブルが2つ置いてあります。この2つのガーデンテーブルは私の大好き
なカードゲーム「ブリッジ」をするためです。一つのテーブルに4人が座りプレーします。来月半ば
で私の所属するブリッジクラブのシーズンが終り、夏休みに入ります。新シーズンのスタートは9月
です。学校なんかと同じです。(^^ゞ

ここ何年か、夏休みの間、私の主催で隔週くらいで7人のプレーヤーを招き、試合をしております。
私と私のパートナーは変わりませんが他の6人のプレーヤーは毎回変わります。6月半ばから8月末
まで続けます。9月の最初の週末に各試合の勝者を集め決勝を行います。豪華賞品??を用意します。
その豪華な賞品を目指し、皆さん喜んで参加して下さいます。

試合の後は毎回簡単なパーティーへ突入となります。刺身くらいの和食は出しますが、ほぼ西洋風の
スナックで賄います。既製品が簡単に買えますから・・。飲みものはビールと赤白ワイン、ミネラル
ウォーターのみの提供としてます。それ以外の飲みものは各自で持参してもらうことにしてあります。
飲みものを準備するのが一番メンドイんです。年寄りの我が侭です。(笑)

  ♢

家から見て左側です。写真は庭の奥から撮りましたから逆サイドになってます。大鉢に色々な花を
 

 
植えてあります。試合の時、ブリッジのテーブルの周りに移動させ飾ります。オランダの郊外型の
カフェのテラスは殆どこのスタイルです。グッド・アイディアとパクリました。生育のよくない苗が
出ても鉢ごと交換できるので、管理がものすごく楽です。

2つのブリッジテーブルです。試合のときは、出来るだけ離して設置します。2つのテーブルの間を
 

 
いろいろな鉢花で装飾します。ゲストのプレーヤーは大半が女性です。喜んで花のアレンジメントを
手伝って下さいます。というか、ほぼ彼女達の主導に任せます。それが楽しいらしく、喜んで参加して
くださるわけです。へへ。

庭の一番奥に大きな樹があります。葉っぱを密に付けていますから、いい木陰を作って
  

  
くれます。テーブル周りにパラソルを置くのが嫌いなので、木陰がいい人は奥のテーブルに
座ってもらいます。引っ越してきた時すでにこの樹はここに聳えていました。
 
根元だけでなく、庭の日差しをけっこうさえぎることになるので、一瞬ですがこの樹を切り
倒すことを考えました。でも思い直しました。自分の庭に大きな樹があるのってなんて素敵
なんだろうとね。やはり、下手なガーデンパラソルよりずっといいです。(^^ゞ

  ♢

この樹の下の花壇にスズランが植わってます。ただいまほぼ満開です。でもね、こんな夏日には絶対に
似合わない花です。今回はアップなしにしましょう。(^^ゞ


アスパラガス

2013-05-23 00:26:07 | 食べもの
毎年4月末になると、オランダ南部・リンブルグ州産の白アスパラガスが出回ります。名物とは
こういうもの!という真の美味さです。毎年このアスパラガスを3回は食べたいと思っています。

今年は5月になってからですが、2回いただきました。一回目はセンターの名のあるレストラン。
2回目はブリッジクラブの友人宅に招かれて。2回ともアスパラガスは大きいのが2本づつの提供
でした。もちろん他の料理も出ましたから、とても満足いくディナーでした。

さて、今年3回目のアスパラガスは自宅で、自身の調理です。自宅で調理するのは、他のものはなし
でもいいからアスパラガスだけを思い切り食べたい!という欲望からです。こんな食べ方ですから、
ゲストはなしです。(^^ゞ

昨日から計画しておきました。本日午後に近くの広場の八百屋さんで予約しておいた 500グラム=
大きなので6本 を買いこんできました。根元の直径が2.5センチほどの太さです。皮を剥きますから
多少細くなりますが、それでも巨大です。この季節のアスパラガスは大きいほど美味しいと言われて
ます。今年のやつは去年のやつより大きいです。(^^ゞ

調理は簡単です。皮を剥き根元の部分を1センチほど切り落とし大きな鍋で茹で上げます。塩を少々
入れます。20分くらいの茹で時間です。サーモンのバター焼きを添えることにしました。鮭にも
アスパラガスにも合うオランデーゼソースを用意しました。自作です。ボイルドポテトを別皿で。

出来上がりです。電燈の照明で思った色が出なかったのですが、まあ、こんなもんでしょう。(^^ゞ
 

 
直径27センチの大きな皿に盛ろうとしたのですが、夜の撮影に使いたいレンズの画角に納まらず、
一回り小さな皿に盛りました。それでも直径23センチあります。

アスパラガスは最初に3本、次に2本追加して平らげました。食べたいときが食べ時。美味しかった
です。大満足です。サーモンは半分。ボイルドポテトには手を付けませんでした。追加の2本目を
食べ終わったときは、ちょっとやり過ぎかと思いましたが、胃にもたれるようなことはありません
でした。食後、飲み続けた白ワインも十分楽しめました。微笑)



今年も

2013-05-22 11:20:12 | その他
この春以降に撮った写真がけっこう溜まっている。残すものを決め、他を捨てていかないと
のちのち大変なことになる。つまり、殆どを捨てることにしてる。未練はない! (^^ゞ

整理の最中にいい写真が出てきた。まだ一月ほど前の 4/17 に撮った写真。この日に撮った
写真で「ナイス」と題し、ブログ記事にしておいた。この出て来た写真は、その記事に使わ
なかった。いま見たら、ちょっと面白い。で、取り上げることにした。

どこぞの中学生の教師が生徒達を新装開店 (パチンコ屋さんみたいだなぁ) なった国立美術館を
背に記念写真を撮ろうとしていた。私も横から記念写真をパチリと一枚。めざとい少女が私に
気付き声を出した。他の生徒も私と眼が合った。

私はニコニコしながら「私自身のためのスーベニア!」と大きな声で説明した。撮った写真を
モニターで皆に見せ、日本から来たと話しはじめた。先生も一緒になって国際親善の交流が
はじまった。会話はすべて英語。これくらいの中学生でもオランダでは英語がぺらぺらです。
ヘルダーランドというドイツと国境を接する内陸の州から来たとのこと。

こんなとき、私の人なつっこさが最大限に発揮されます。子供・大人に関係なくね。こういう
観光客が集まる地域では私はいつでも旅行者のような顔をします。和気あいあいのコンタクトに
なりますね~。いちばん親善の交流を積極的にやる場所はカフェですが・・・。へへ。

何枚か撮りましたが、やはり最初に撮った写真が一番です。こんな写真が撮れました。一月前は
 

 
広場にある樹々に葉がありませんでしたが、いまは若葉でいっぱいです。

  ♢

毎年「観光客を撮る」というタイトルのブログ記事をアップしてます。本日のお題の「今年も」は
この「観光客を撮る」の予告です。(爆笑)

夜食

2013-05-20 23:30:52 | 食べもの
珍しく深夜近くまで翻訳の仕事=アルバイト。その最中にジョニー・キャッシュを聴きまくりました。
私は彼の歌が昔から大好きで、庭仕事の最中にときどき口ずさみます。彼のあの幾つになっても不良
そのものという声を聴いていると、とても心地よくお酒が進みます。で、ついつい飲み過ぎてしまい
ます。(^^ゞ

仕事を終え、もう一本ワインを開けました。ちょっと小腹が減ったので、ツマミに何かをと冷蔵庫を
かき回しました。新鮮なサーモンとブルー・チーズを取り出したところで、別なものを見つけました。
マッシュルーム! 鮮度は抜群。冷たいお酒を続けていたので、ちょっと暖かいものが欲しい…。

急いでニンニクの皮を剥きスライス。フライパンにオリーブオイルをたっぷり入れ、ニンニクを香り
が出るまで炒めます。半分に切ったマッシュルームをその中に放り込み強火で炒めます。塩と胡椒と
ハーブで味を整えます。火が通り水分が出てくる頃にワインを振りかけ香りをつけ出来上がりです。
昼に買っておいたクロワッサンを添えました。

シンプルだけど、もう紛れもなく大人の食いものです。とても美味しくできました。
 

 

  ♢

明日はまた新たな苗が届き、庭仕事です。


私の庭_1

2013-05-19 15:49:05 | 
注文しておいた花苗が届き、本日は一日中庭で過ごしました。いい初夏の日差しの庭仕事と
いうより、とてもいいリクリエーションでした。このところサイクリングも含め身体をよく
動かしているので庭仕事が快適にこなせた一日でした。ランチは庭でビールと一緒に楽しみ
ました。

本日から定期的に「私の庭」をやろうと思います。それぞれの花の最盛期の写真を撮りブログ
記事に仕立てて行こうと思います。日本(太平洋岸の関東~関西)では思うように育てられ
なかったある種の花をこちらで咲かせることのできる喜びや、逆に日本では上手く育てたのに
こちらでは上手くいかなくてガッカリしたというようなことも・・・。

  ♢

先日、蕾が膨らんだところでご紹介しておいたライラックが最盛期を迎えてます。実は私の庭
 

 

 

 

 
には2種類のライラックがありまして、濃い赤紫の大きな花を咲かせるライラックが早咲きで、
薄い色の小さな花を咲かせるのが遅咲きです。普通2週間くらいの開花期のづれがあります。
今年の春の低温度で狂ったみたいで、ほぼ同じ時期に咲いています。小さな花のライラックは
少々地味な姿ですが、とてもいい芳香を発してくれてます。初夏の日差しを浴びながら、この
芳香の中で飲むビールのうまいこと!

芍薬が大きく育ってきました。白色の花を咲かせます。6月早々くらいの開花になると思います。
 

 
ルピナスです。日本ですと夏の猛暑を越すのが難しいので一年草として育てますが、こちらでは
 

 
宿根草として生息してます。夏の暑さに弱いこと以外、強い植物です。毎年、素晴らしい赤い花を
咲かせてくれます。この花が咲く時、となりにマーガレットタイプの白花が咲いていると素敵です。
奥に宿根草のシャスタデージーを植えてあります。このシャスタデージー、今年は芽が出ませんで
した。昨冬の度重なる寒波にやられてしまったようです。他にもいくつか寒波の被害を受けた苗が
あり本日補充しました。

ハングタイプのジェラニュームです。本日植えたところですから、少々貧相な姿です。私はこの
 

 
花が大好きです。夏にこの花がウィーンのジプシーカフェの窓の外に植わっているのを見るのが
大好きです。ジプシー音楽を奏でるバイオリンの音楽でも聞こえてきたら堪りません! えへへ。

スズランが咲き始めてます。思ったより開花に時間がかかっています。満開はさらに10日ほど
 

 

 
掛かりそうです。満開のころまたとりあげますね。

最後にフクシアです。フクシアは毎年、晩秋に鉢ごと家の中にとりこみ冬眠越冬させるのですが、
 

 
今年は成功せず死滅してしまいました。大分、大きな苗木に育っていて、カッコよく花を咲かせて
いたので残念です。もう一度やりなおしです。大鉢に苗を4本づつ植えたので、大きなブッシュに
なってくれると思います。まだ気温が低いので、くすんだ暗い色の花になっちゃいます。真夏には
もっと鮮やかな色になってくれます。

  ♢

では、つぎまで。


トマトとチーズの朝食

2013-05-17 09:01:42 | 食べもの
久しぶりに早朝の起床。相変わらず早い朝は苦手。若い頃とちっとも変わらない。

急に午前中のブリッジの試合に駆り出されることになった。出場を予定していた仲間が夏風邪を
こじらせ、代役ということ。出来るだけ午前中の試合は避けるようにしているのだが、今回は
避けられない。いつもいつも世話になっている人だから・・・。(^^ゞ

本来ならば、この週末に夏のための庭を完成させようと、本日は庭仕事にはげむ予定にしていた
のだが・・・。まあ、いいでしょ。嫌いなブリッジじゃないし。笑)

重労働の庭仕事のためのエネルギー補給にと買っておいた、ポモドーロとモッツァレラで朝食。
コンピュータ横のテーブルに置いたらキレイなので写真を撮った。ついでにブログを更新。

  ♢

ポモドーロ。金のリンゴ なんてたいそうな名前をつけているイタリアのトマト。「・・・のリンゴ」
という言い方、色々あるみたいだね。オランダ語やドイツ語でジャガイモのことを「大地のリンゴ」
なんて呼んでるし。

昔はこのポモドーロはデリカテッセンのような店へいかないと買えなかったが、いまは普通にスーパー
 

 
マーケットで買えるようになっている。大変けっこう。日本の醤油なんかも・・・。

モッツァレラ・チーズとバジリコのペストソース。トマトとよく合うね~。台所の窓際に置いてある
 

 
ポットから摘んだバジリコ。初夏の陽射しで肥大してしまった。香りは悪くないが…。

これを食べたら出陣です。いざ!


楽しや5月...

2013-05-15 18:13:56 | 
本日の記事「楽しや5月…」私のブログらしからぬタイトルです。(^^ゞ

このタイトル、中学に入った頃に習い、とても気に入り、何度も何度も歌ったモーツアルトの歌曲の出だ
しです。この後もいい韻律の歌詞とメロディーが続きます。普通、澄んだ声質のソプラノが歌います。

私、子供の頃、顔も性格も可愛くなかったのですが、とてもいい声をしてました。いわゆるボーイ
ソプラノでした。ウィーンの少年合唱団の映画に出てくる子のようにこの「楽しや5月…」を苦も
なく歌えちゃったのでした。苦もなくとは高音が際限なく出たということね。

あっ、でも音楽の先生以外にはぜんぜん受けなかったです。生徒間では三橋美智也さんの出す高音の
方が価値が高かったですから。笑)それに中学の2年生の頃の変声期に声が低くなってしまい、高音の
美声を失いました。ついでに50代の怖い女性音楽教師の寵愛も失いました。ホッとしましたけどね。

先ほど、いい陽気にさそわれ、ビールを持ちフロントガーデンの小テーブルに座りました。作業の終
わっていない庭を見ながら、急にこのモーツアルトの歌が口をついて出ました。中学時代以来ほとんど
歌っていなかったのですが、つっかえることもなく歌詞を思い出し歌えました。いまの私の声はバスに
近いバリトンですけどね。でも、さすがに2番の歌詞は浮かんできませんでした。

初夏の陽気とビールの力は偉大です。私にモーツアルトを歌わせた庭の小花たちの写真でブログの更新
です。今年は50年振りとかの寒い春のせいで、すべての花の開花が遅れていますが...。

アルメリアです。和名はハマカンザシなんてステキな名前です。前庭の2ヶ所に群生させてます。背は
 

 
低いのですが群生させるととてもキレイです。

Geum という名の宿根草です。大根草の一種です。日本で何度も見てるのですが、和名を知りません。
 

 
西洋オダマキです。これはこぼれ種から出た芽を育てここに植えました。オダマキはいちおう多年草
 

 
なんですが、3年目くらいには消えてなくなっちゃいますね。そのときは新たに植えます。(^^ゞ

私の庭の本格的な開花はこれからです。微笑)



こらっ!

2013-05-13 12:51:49 | その他
2週間ほど前のまだ寒い頃・・・。

カメラを持って歩いていたら、こんなシーンに出くわした。猫が小鳥を狙ってる。
「こらっ!」と、追い払うより「シャッターチャンス!」と思い、写真を撮って
しまうブルさん。

こんなチャンス滅多にないからね~!  (^^ゞ
 

 

 

 
木彫りの飾り猫です。(^^ゞ  外壁に固定してあります。

ブリッジクラブの近くにある家の入り口です。熟年のご夫婦がお住まいです。寒い
頃で、まだ前庭が冬の様相を呈していますが、夏にはなかなかいい花を見せてくれ
ます。写真のシャクナゲの蕾がいまはもっと大きくなってます。



ライラック

2013-05-12 05:20:08 | 
昨日まで気が付かなかったが、フロントガーデンのライラックの蕾が大きく膨らんでいる。先週
はじめから初夏の気候となり、固く小さな蕾に過ぎなかったのが一気に成熟したらしい。

これなら来週には開花が始まりそうだ。この春は50年振りの寒い春となりすべての花の開花が
 

 

 
遅れていたが、これでそれほどの遅れではなくなった。毎年感じることだが、この花が咲くと
一気に華やかさが増してくる。気分が高揚し楽しくなる。気温の上昇のおかげで身体の筋肉が
ほぐれ庭仕事が楽になってくる。雑草との戦いも苦ではなくなる...。(^^ゞ

他の花も同じような動きを見せ、開花の遅れを一気に取り戻しそうな気配。とても嬉しいデス。



食べごろ

2013-05-11 08:07:32 | 
庭仕事が終わりません。注文した苗の生産者からの出荷が遅れいまだ届かないからです。近所の
方達も同じ環境ですから、庭の整備が遅れても引け目は感じません。街を花で美しくというのは
オランダでは不文律としてけっこう注意を払わなければいけません。社会の一員としてね。

私は経験ありませんが、町並みのハーモニーが乱れていると、隣近所からそれとなく文句が出る
そうです。(^^ゞ  但し、庭の個性をとやかく言うことは絶対にありません。それなりに手入れを
しているかどうかについてだけです。

自分の庭だけ乗り遅れるのはやはり嫌です。今回はご近所さまも私と同じ環境ですから気になり
ません。「赤信号、みんなでわたれば怖くない!」は、オランダでも同じです。苗は来週中には
入荷と言ってますから、のんびり構えております。(^^ゞ

  ♢

一株だけですが、オオバギボウシの葉が開いてきました。これ以上開いちゃうとおいしい山菜の
 

 
うるい として扱えなくなっちゃうので記事にします。とはいえ、自分の庭で育ったギボウシの
若菜を食する勇気はありません。先日の記事「うるい」にも書きましたが、こんな山菜の若菜は、
日本のような山がある地に流れる清水で育ってこそ、山菜ですからね。得体のしれない私の庭の
土壌で育ったのは嫌です。躊躇なんかしませんよ、はっきり嫌です。(^^ゞ

あ、でも食べようと思わなければキレイな葉っぱと花ですよ。この花壇はあまり陽が当たらない
 

 
のですが、この日本原産のギボウシはこんな環境でも毎年美しく育ってくれます。花が終わった
後でも大きな葉っぱを繁らせ夏を涼しげに演出してくれます。こんなのが全部で11株あります。
あ、うるい として食べるのが好きなのは人間だけじゃないです。カタツムリがこの葉を食べる
のが大好きですね。あのエスカルゴと同じ種のデンデンムシが出没します。大型種です。彼等は
園芸家には害虫です!  (^^ゞ

陽のあまり当たらない場所で育つヤツをもう一種。スズラン です。今年は株がだいぶ増えてきま
 

 
した。急に暑くなったので弱るかと心配したのですが、ほとんど影響なく花を咲かせる準備をして
ます。来週くらいには花が咲きはじめると思います。他の花が遅れているので、喜んで写真を撮り
記事にするつもりです。(^^ゞ

  ♢

では、次まで。


ミニ・ツアー

2013-05-09 10:51:17 | サイクリング
本日は祭日、キリスト教の Hemelvaartsdag = A scension Day です。日本語で 昇天祭 です。
先日の日曜日(5/5)ほどの温度はありませんが、爽やかな初夏です。近くの広場で何か祭典の
イベントをやっているようで、ときどき風に乗って拡声機からながれるアナウンスの陽気な声が
聞こえてきます。(^^ゞ

今晩は友人宅に招待されてます。ブリッジ抜きの純然たるディナーに。うれしい!

  ♢

本日は庭仕事を予定にしていたのですが、注文しておいた花苗が到着せず、別なことをしました。
花苗は急に暖かくなっても、供給量が不足で需要に応えられないようです。ヨーロッパ全土規模の
問題ですから、待つしかありません。陽気がいいから気持ちよく外出できます。庭仕事の遅れなど
気にもかけません。えへへ。

  ♢

上に書いた別なことをしたとは「自転車でミニ・ツアー」に出かけました。

もう本当に信じられない速度で春を終わらせようとしてます。先週まで固かった八重桜が満開です。
八重桜はオランダの至るところに咲いてます。ほとんどのオランダの八重桜の葉は濃い赤/えび茶
色です。これ、遠くからでもものすごく目立つ色です。グリーンと合わさるととてもキレイです。

この写真の場所に来たのは八重桜が目的ではありません。昨年7月にブログで取り上げた 蒼鷺
 

 

 
どうなっているか確かめたかったからです。1枚目の写真の小さな赤い車の右側がブログ記事の
熟年女性の家です。入り口の塀の上にいつでも立っていたのでした。残念ながら冬の間にいなく
なったそうです。寒波がなんども来て厳しいことになりましたからね。

家の入り口正面から撮りたかったのですが、いい光が当たり過ぎ、カーテンを開いている家の中が
まともに写りそうだったので止めました。(^^ゞ オランダでは宗教的な理由から窓のカーテンを
開けたままにしている家が多いです。ことに熟年の人の家で…。

あらら。撮ったときには意識しなかったのですが、ゴミ捨て場がきれいに写ってます。ついでに
ちょっとだけ説明しておきましょう。オランダの日常生活の一部が見えます。えへへ。

捨て口の部分だけが地上に出てます。ゴミを収納するコンテナー部は地下に潜っています。捨て
口は3つあります。写真手前から ガラス瓶/紙/生_普通ゴミ です。午後9時以前でしたらいつ
でも捨ててかまいません。午後9時以降を禁止しているのはガラスの割れる音がうるさいからです。

週に1度、回収車が来てリフトでコンテナーごと引き抜き、空のコンテナーと交換していきます。
電気製品・家具等の粗大ゴミは 毎月第4月曜日に捨て口の後に置くことになってます。このゴミ
捨て場は70~80メートル間隔で設置されてます。私の家からは50メートルくらいです。

ゴミ捨て場の左を30メートルほど進むとこんな景色です。蒼鷺は水鳥ですから、棲み付いた家の
 

 
近くには池があるのでした。(^^ゞ 他のガチョウやアヒルもこのあたりにはたくさんいます。

  ♢

さて、ミニ・サイクリング・ツアーです。ここは先日も通った水路の堤防の上の道です。堤防に
 

 
沿って、奇麗な家々が並んでいます。この家々は建ってから200年以上の建物ばかりです。みな
モニュメントです。このモニュメント通りを走るのが大好きで、サイクリングはいつでもここを
スタート地点としてます。(^^ゞ

  ♢

その前に、上の写真の通りの逆サイドの部分は水路の河川敷が大きく広がっています。そこに
重要なものがあります。サッカークラブです。3部に属するクラブらしく、レベルは高くあり
ません。でも、サッカーグラウンドが5面あります。立派な芝生のグラウンドです。

試合をしてました。20代後半から30代のプレーヤーが中心です。考えたらプロのチームもこの
年代ですね。(^^ゞ 観客はあまりいません。クラブハウス脇の観客席に20~30人くらい。ええ、
お世辞にも盛り上がっている試合ではありませんでした。

別に見るつもりもなく、カメラで角度や距離をチェックしていたら、ゴールエリア前でファールを
とられフリーキックとなりました。審判がやけに太目の熟年なのをニヤニヤしながら見てました。

ついでに1枚くらい撮っておくかという感じで、気楽にパチリ。坊主頭のプレーヤーがファウルに
 

 

 
怒り心頭でした。まあ、普通にあるシーンだと思います。審判の指示に従いフリーキックの準備を
してます。ここでも1枚撮りました。あとはカメラに触りもしないで首からぶら下げておきました。

でね、キッカーが蹴ったボールが守備の壁の上を越え、きれいにカーブを描きながらゴールに吸い
込まれちゃったのですよ。ゴールキーパーはほとんど動けず、蹴った選手も自分のやったことを信じ
られないらしく、ポカ~ンとしてました。少し間を置いてから少ない観客とプレーヤーから歓声が
上がりました。かなりカッコよかったです。私としてはそんなシーンを見られたのはラッキー・・・
・・・・・・・・

いや、急に腹がたってきました。その瞬間の写真を撮ろうともしなかった。あほ!

  ♢

気分悪くサッカー場をあとにして、少しだけサイクリングをしました。その最中に気に入った
 

 
キンポウゲの写真です。・・・・・。いい初夏になりました。(^^ゞ

  ♢

では、また。


サイクリング

2013-05-07 08:49:21 | サイクリング
先の「白鳥の記事」からの続きです。

白鳥の写真を撮ったあとサイクリングを続けました。少しですが写真を撮りましたから
ご紹介しておきましょう。

  ♢

白鳥の写真は水路の堤防の上を走る道から撮りました。写真を撮った辺りから反対側に
 

 
下る自転車専用道があります。自転車のマークの標識が自転車専用道を現します。

こんな教会があります。白い小さな教会です。結婚式をやっているのにぶつかった
 

 
ことがあります。この教会を初めて見たとき、あまりのチャーミングさに「次の機会が
あったらここで式をあげよう!」と決めてあるのですが、いまだ機会なしです。(爆)
周りが牧場になっている、素朴な姿の村の教会です。

教会の左側から撮りました。ひどい逆光で、暗いのをソフトで思い切り明るくしました。
 
 
あまり面白くない出来の絵ですが、ロケーションのご説明に・・・。

教会の写真を撮った辺りで左を向くとこんなのがいます。ヒツジの親子です。この先には
 
 
牧場が大きく広がっています。まだ土の温度が低いので、牛の姿は見られません。

この小さなビレッジの日曜日にオープンしている場所があります。サイクリングクラブ!
 

 

 
これだけの陽気です。サイクル愛好家が続々と集まってきます。真のスポーツ好き達です。
サイクリングに集まる人達のために花苗屋さんが店を開いてます。けっこう売れてます。
さすがオランダというところです。(^^ゞ

ここから先は私もサイクリングに専念、写真は撮りませんでした。

  ♢

さて、私のビレッジへ戻ってきました。もう徒歩の距離です。数枚撮りました。
 

 

 

 

 

では、つぎまで。