オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

ミツバチのプーさん

2018-07-18 07:41:26 | 
花を育てるのが好きなのに、その花に蜜を求め集まってくる蜂のことをよく知りません。以前は
花の写真を撮るついでに花に集まる蜂の写真を時々撮っていました。最近はぜんぜん撮りません
でしたね~。別に飽きたわけでもないのですが...。

今年は裏庭にちょっと珍しい花を大鉢で咲かせてます。2鉢仕立てました。サルビアの一種で、
花色は鮮やかですが深い青です。ブルーと言うより青と言った方が日本人の私には実感があり
ます。それほど素敵な青なんです! ^ム^)。

このところ、やたらと大きなクマンバチがこの青いサルビアに集まります。クマンバチですから
なんとなくコロンとした姿です。このクマンバチ/熊蜂という名前、獰猛な野獣の熊から来てい
るのではなく、クマのどことなくユーモラスな姿から来ているのでしょうね~。プーさんという
ところだと思います。微笑)

はい、この青いサルビアの花に蜜を求め集まってくるのでした。満腹(?)して飛び去るプーさんが
けっこう多いのに、数は減りません。ひっきりなしに交代で蜜を集めているようです。このサル
ビアよほど美味しい蜜を提供しているんでしょうね~。プルーフテスト/味見をしてみたいので
すが、叶いません。。。へへ。

こちらオランダではこの蜂、ミツバチのメインなのでした。つい先日、Googleで検索してみて初
 

 

 

 

 

 

 
めて知りました。くまのプーさんなんて例えが出るくらいですから、刺される危険なんてまった
く感じませんね。(^^ゞ

熊蜂の羽音を楽器による擬音であらわすリムスキーコルサコフの「熊蜂の飛行」という曲のバイ
オリン・バージョンを気に入ってよく聴きましたが、その音楽通り、この熊蜂、とても働きもの
でひっきりなしに動き回っていっときも静止してくれません。で、思いのほか撮影に手間取りま
した。大した成果もなくネ。苦笑)

耐寒性フクシア2種

2018-07-14 10:18:27 | 
6月の初め、苗屋のヤンのところで大量に苗を仕入れた折、気になる苗2種を仕入れたのでした。
私にとってまったくの新種です。タイトルにある「耐寒性フクシア2種」です。

フクシアは耐寒性のない1年草として今まで何度も鉢植えで楽しんできました。ものすごい多花性
の1年草なんですが、色の組み合わせや花姿、咲き方が好みでいつも楽しめました。このフクシア
の大きなのを時々見ますが、かっこいいです。花はハングして咲きますから、高い位置で咲いてい
るのを見られます。これが楽しいのですよね。大きな鉢に背高くかっこよく仕立てたフクシアが、
高級な店で売られてます。欲しいと何度も思いました。でも、メチャ高価です。爆笑)

自分で育てればいいのですが、耐寒性がありませんから、大苗に育てるには越冬のための温室が必
要です。陽光が乏しいオランダの冬ですから特殊な太陽ランプなんてのも必要になり...。etc...

で、ヤンのところで耐寒性のある宿根フクシアを2種類見つけたのでした。情報によると80cm
 

 

 
ほどの高さになるとのこと。上の画像のフクシアは植えてから40日ほどのものですから、背丈は
まだ低いですね。でも秋までにそこそこの高さに育ち、来年の夏には十分な背丈で花を楽しめるは
ずです。

普通の1年草扱いのフクシアの苗に比べると数倍の値がついていましたが、躊躇なく3本づつ買いま
した。まあ、来年以降の夢を買ったわけです。微笑)

  ♢

忘れたわけではないのですが、6年ほど前にアムステルダム北部をサイクリングしている最中にこの
耐寒性のある宿根フクシアの大きなブッシュを見ているのですよ。大きな家の裏の垣根のような植え
かたで、とても自然で見事でした。見たときに欲しいと思ったのですが、大きな家との環境の違いに、
私の庭には似合わないなぁと、自分に言い聞かせ諦めたのでした。当時のブログの記事にそのフクシ
アのブッシュの記事がありましたので リンク しときますね。

葉の色が違います。これだと私の庭にも似合いそうです。6年前の明るく華やかなのは私には似合わ
ないようです。ちぇ!

フロックス

2018-07-12 12:10:01 | 
フロックスが満開を迎えてます。7月の第1週くらいから咲きはじめ、新盆の頃に満開という例年通り
の安定した咲き方です。この家へ越してきて、最初の春を迎えた時に立てた庭作りに選んだ最初の花が
この白いフロックスなのでした。つまり、私の大好きな真夏のシロバナなんです。^ム^)。

このフロックスの咲いている前庭は、午前11時くらいから陽光が差しはじめます。この写真を撮った
のは10時半くらいでしたからまだ陽が差していませんでした。この時間帯は家の影になっているので
すが、庭の先にある通りには陽が差しているという複雑な環境です。(^^ゞ。とはいえ、夏の直射日光
の下での撮影はとてつもなく困難になっちゃうので、陽が差す前にと急いで撮りました。へへ。

フロックスは2箇所に植えてあります。この最初の画像と、この画像の右奥にあります。右奥の方が倍
 

 

 

 
くらいのボリュームで咲いています。ここまでは最初のボリュームからの画像です。
 

ここからが右奥の大きい方のボリュームです。昨年から少しだけ赤色のフロックスが加わりました。
 

 

 

 

  ♢

今年も玄関の脇の花壇にはハングタイプのゼラニュームが咲いてます。ここ何年も赤とピンクの2色の
 

 

 
組み合わせで咲かせていました。私はこの花が大好きでして、殊にこの花の赤とピンクのコンビネー
ションは、若い頃に訪れて楽しんだウィーンのジプシーカフェを思い起こさせてくれるのでした。そう、
私の大好きなビゼーのオペラ「カルメン」に登場するジプシー娘たちの華やかさとでも言いましょうか。

今年は赤の代わりに白を咲かせてみたのですが、先週の初めまでは白のみが咲いていました。ジプシー
娘たちの華やかな美しさの代わりに尼僧の清楚感を思わせる美しさを醸し出してくれましたが、不純な
熟年にはなんとも似つかわしくなく、見るたびにちょっと居心地の悪い思いをしてました。先週になり
ピンクが咲き始めたら、そんな意地悪されているようなフィーリングは弱まってくれました。今週にな
りピンクが目立つようになると普通に美しい花と思えるようになりました。ホッとしております。玄関
ドアの脇の花壇に咲いているのですから、目に映る頻度は高いですからね〜。えへへ。