オランダの風2

Wind from Holland 2
   brug43

中華街へ出かけました

2017-08-27 15:00:04 | サイクリング
こちらはすっかり秋です。暑くもなく寒くもなく、雨も降らず気持ちのいい好天が続いております。この時期、
夏が終わりちょっと寂しい思いにかられる例年なんですが、今年は日本の秋のような風情を感じるこの頃です。
とはいえ、こんな安定した天候が続くわけもないんですけどね。(^^ゞ

先週の水曜日、突如、朝から気温が上昇しまして真夏日となりました。27℃まで上がりました。一種の熱波
なんですが、だ〜れも熱波なんて騒ぎません。夏が戻ってきた!と大喜びでした。

私も室内で片付けなければいけない仕事を抱えていたのですが、Tシャツとジーパンにスニーカーで自転車に
跨り水辺へ出かけました。水辺といっても水路に沿って走ったり、往路復路で別々のルートを取り、2種の別々
のフェリーに乗り色々な風景を楽しみました。もちろんカメラを持って出ましたからけっこう写真は撮りました。

最初のフェリー乗り場です。普段は利用しない私の家から遠からぬ所に発着場のあるフェリーです。この最初の
 

 
水面の写真は停船中のフェリーの上から撮りました。熱波の太陽に暑そうな反射です。
 
発着場をでて安定航行に入ったフェリーからのビューです。普段よく乗る中央駅裏のフェリーの4分の1くらいの
 

 

 
大きさのフェリーです。私と一緒に乗った客は少なく、10人ほどプラス大きなレトリーバー犬が1頭でした。ええ、
のんびりとした「夏日」でした。上の写真奥で大きなクレーンで作業を行なっているのはシップ_ヤード/造船所で、
私の家はここから自転車で左へ6〜7分走ったあたりです。
 
この写真中央奥に見えるかまぼこ型の建物はアムステルダム中央駅です。中央駅の左手前のあたりに巨大な建造物が
 

 
見えます。超大型の豪華客船が接岸してますね。今回はあの辺りを目指します。
 
小型フェリーを降り、大型客船のあたりを目指しています。接岸しているのは外国航路の船の発着する埠頭ですから
 

 

 
フェンスやゲートで仕切られています。私みたいな外からの人間は立ち入り禁止ですが、割と近くまで行け、フェンス
越しにいろいろ見られます。別のルートで上の写真の橋を渡って来れば、船が接岸している様子を詳しく見られるので
すが、今回のルートは舞台裏への道なんですよ。舞台裏見物というのは別の楽しみがありますからね〜。
 
だいぶ船に近づいて来ました。ここまで来ちゃうと、右側に接岸し停泊中の超大型の豪華客船ってただの大きなビル
 

 

 
にしか見えませんね。豪華客船が埠頭で停泊中の舞台裏 = 作業現場を見たいと来てみたもののランチタイムになって
しまったせいか誰も作業なんかしてません。苦笑)ここから先へはいけないので左へターンし、表の大きな通りへ出ま
した。表側は観光客でメチャ賑わっていました。ランチタイムということでカフェやレストランのテラスは食事や飲み
ものを求める客でいっぱいでした。私も空腹を覚えてきました。美味しい海老ワンタン麺を求め、中華街へ行こうと思
います。(^^ゞ

  ♢

中華街へ出る前にちょっと寄り道をば。Bibliotheek (ビブリオテーク=図書館) です。
 

 
中央駅の表側の近くにあります。アムステルダム最大の図書館です。自転車をとめ、
中に入り簡単に用事を済ませることができました。以前はこの図書館の最上階にある
レストランのランチをよく楽しみに来ましたが、最近はご無沙汰です。理由は値上げ
したのに質が落ちたからです。私、食い物にはとてもシビアなんです。爆笑)
 
図書館の前にド派手な風体の中華風の建物のレストランです。一度も入ったことありません。大昔、アムステルダムに
 

 

 
住居を求めこの写真の左側、運河の対岸にある古い建物を住居にリノベートしたアパートを見に来たことがありました。
けっこう気に入ったのですが、窓からの眺めの中央にこのレストランの毒々しい姿と色が入り込むのがどうにも我慢で
きず契約には至りませんでした。もう30年も前のことですから、今のように色が落ち着いていませんでした。すべてが
ピッカピカに新品という感じの品のなさでした。いまの色なら気にならないですよ。えへへ。

  ♢

乾燥した熱波の空気に喉がカラカラでした。中華街へ到着しすぐに決めていたレストランへ入りました。まずは生ビール
を立て続けに2杯。う〜〜ん、最高! 昼時の定番、海老ワンタン麺をいただきました。ビールで冷ました身体に熱々の
海老ワンタン麺は最高です。本日も美味しかったです。

レストランを出てから3軒の店へ寄り買い物をたっぷりしました。新鮮なものだけでなく乾物をこれでもかというくらい
仕入れました。食欲の秋です...。笑)

  ♢

帰りはいつものフェリーです。私が住み始めた頃と大分違っています。ずいぶんとスマートな風景です。(^^ゞ
 

 

 
対岸の景色もだいぶ落ち着いて来ました。2年前までアムステルダム市の広告塔に使われていたビルが見事にリノベート
され、モダーンな白いフィルムミュージアムとフィットしてます。右奥の完成間近の新しいタワービルが新たな雰囲気を
醸し出します。その前あたりには古いカフェとレストランがあるんですよ。2つともなかなかの外観の建物なんですが、
出てくる食い物がイマイチなんですよね〜。残念。。
 
フェリーで到着したあたりから見た風景です。あの巨大客船の船首はこちらを向いてます。いつもの見慣れた風景ですが
 

 

 
やはり楽しい風景です。船はいいですね〜。(^^ゞ

  ♢

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1200キロのツアー

2015-01-24 16:18:35 | サイクリング
古く懐かしい写真が出てきました。30年以上前、古い友人と一緒に東京から出かけて来て、
オランダ北部をサイクリングツアーしたときのもの。季節は夏。日本でも米国でも自転車に
乗っていましたが、日帰りツアーしか経験してませんでした。

けっこう綿密に計画を立て、11日間のツアーとしました。自転車は2人とも自分の身体に
 

 
合わせ高速タイプをアムステルダムで新規購入しました。この年は冷夏で汗をほとんど
かかず、思いのほか楽に1200キロ程を走破できました。
 
英語と日本語しか出来ない2人でしたが、行く先々で楽しい経験ができました。楽に走破
したと書きましたが、自転車で1日100キロ以上というのはなかなかの距離でした。宿は
シンプルに抑え、食いものは宿泊地の最上のレストランで贅沢をしました。アルコール類は
控えめに・・・。レストランで腹一杯食い、ちょっとアルコールを飲んでホテルへ戻り、
疲れと眠気でバタンキューでした。

オランダのこと、登り坂の苦しさはありませんでしたが、強い
 

 
風に向かって進まなければいけないときのオランダの、どこ
までもつづく平坦さには辟易しました。まあ、こんなことも
含めての楽しい思い出です。私は屈強の40歳でした。(^^ゞ

  ♢

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ドリフト走行

2013-08-31 18:47:12 | サイクリング
おまけです!

前回の記事「牧神の午後_2」の Ransdorp を離れる直前に農作業しているトラクターを
見つけました。刈った牧草を乾燥させている途中で、上下をひっくり返す作業をしている
ようです。このサイズのトラクターなら運転を楽しめそうだな~と、眺めておりました。
連射を試みました。その中からピックアップしたものを下に載せておきます。

  ♢

中年のおっさんファーマーがトラクターでドリフト走行を見せてくれました。カッコ
よかったですよ。けっこう迫力もあったし。(^^ゞ
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
以上です。

  ♢

では、次まで。



牧神の午後_2

2013-08-30 18:43:37 | サイクリング
「牧神の午後_1」からの続きです。先ず Ransdorp のセンター部をご覧いただきましょう。
すっかりいい天気になってしまい、気温がグングン上がり25℃くらいになりました。秋の
乾燥した空気ですから気持ちいいです。青空がきれいに広がります。

  ♢

この↓写真を見てつくづく思う事があるんです。・・・。もちろんジョークですが、この
 

 
写真の中央左よりにあるガス灯時代からの鋳物の柱の街灯を2~3本欲しいです。こんなの
自分の家の庭に置いたらかっこいいだろうな~。ガーデンセンターなんかで見てもチャチな
新しいものしか売ってないんですよね~。

アンティックという視点で見ても価値がありそうですね。こんなものが道路脇に盗難予防も
なしで立っているのを見ると心配になっちゃいます。こんなの盗る輩は欧州にはいないのかも
しれませんけどね。私のところじゃなく、日本へ送ったらけっこう買い手が出てきそうで怖い
ですね...。(^^ゞ

こういう古い街灯は殆どの場合、教会への参道沿いに立っています。盗人もそういうものに
手を出さないのかもしれませんね。

すんません、いきなり浅ましいことを書きまして...。

  ♢

この BRANDWEER と書かれたシンプルな小屋は消火器具置き場です。現代の消防署ですと
 

 
消防自動車が納まっていると思いますが、ここにはどんな消火器具が入っているのかと
心配というか興味がつきません。正直ものすごく見たいです。とんでもないアンティックが
ありそうですものね~。わはは。またまた浅ましいブルです。

先へ進むと塔のある教会に到着です。フェンスに「塔公開中」とでてます。表に回って
 

 
みましょう。

建物の向こう側の左から来ました。けっこう重厚な作りの教会です。使ってある煉瓦から
 

 

 
相当古いのが見てとれます。先の「牧神の午後_1」の最後の部分に建立の時代を記して置き
ましたが、15世紀半ば以前らしいです。

こちらは教会の前の広場の先にあるこの村のタウンホールです。Anno1652とありますから
 

 
教会の200年ほど後に建てられた建物です。これだってそうとう古いです。恐れ入りました。

教会脇の掘り割りの向こう側に咲くアジサイがとても印象的です。初秋の陽光にギラギラと
 

 
元気に咲いている様はまるでピンクのヒマワリみたい。日本の梅雨の花とはエライ違いです。
こいつらも、もとを辿ればシーボルトが日本から持ち帰ったアジサイ達の末裔なんですよね。

ここで休憩です。教会の敷地を出て20メートルほど行ったところに小さなホテルがあります。
 

 
ホテルにはもちろんカフェがあります。燃料補給です。生ビール大。天気がいいから汗をかき
ます。アルコール分は汗とともに飛んでいってくれます。とはいえ自転車ですから十分気をつけ
ます。それにしても美味しかった。サイクリングはビールを本当に美味しくしてくれます。

  ♢

さて休憩も終り、いよいよ本格的に放牧場を訪ねます。暑いせいか牛がまったく姿を見せません。
代わりにヒツジさんがたくさん秋の陽をあびて気持ちよさそうに寝っころがっています。(^^ゞ
「牧神の午後」なんてタイトルつけちゃいましたから、ヒツジでいいかもしれませんね。牧神は
ほんとうはヤギの姿をしていなければいけないみたいですが、ヒツジなら牛よりよさそうです。
牛さんが怒るかもしれないな~、こんな言い方してると。・・・・・。

では、ご覧下さい。
 

 

 

 
おっと、こんな↓写真を撮っていました。築地の史朗さんへのメッセージになりますね。これ見て
 

 

 

 
おわかりだと思いますが、自転車道はランニングコースとしても優れてます。史朗さんいらっしゃい!
それにしても、この熟年のランナー、気持ちよさそうにかなりスピードを上げて走ってました。

熟年ランナーの走っている左側にカメラを向けるとこんな景色が広がっているのでした。走るのが好きな
 

 

 
人には気持ちいいでしょうね! 私はボクシングをやっていたのに走るのが大の苦手で、さぼってはコーチと
よく揉めました。怒られたとは言いたくないのでね。わはは。

  ♢

さて、帰路につこうとしてトラクターが刈り取った牧草を干すために凄い勢いで走り回っているのを見つけ
 

 
ました。自転車道から自動車道へ出て写真を撮ろうとしたら、別のトラクターがものすごいスピードで自動
車道を走ってきました。すごい爆音をたててね。思わずパチリと一枚撮りました。運転者は若者でした。

干し草の作業をしているトラクターの運転者は中年のおっさんでした。(^^ゞ 干し草の上を走り回るトラク
ターを連射で撮ってしまいました。この回で終りにしようと思いましたが、その連射の写真を別にアップする
ことにしました。次回はその連射したトラクターの写真を載せ最終回とします。(^^ゞ

  ♢

さて Ransdorp を離れて振り返ったらいい角度から光が当たっています。違った雰囲気の景色をどうぞ。
 

 

  ♢

では、次のトラクター連射を・・・。



牧神の午後_1

2013-08-29 15:02:46 | サイクリング
さて、前回の「前奏曲」からの続きです。

「跳開する橋」なんて呼んでますが、Schellingwouderbrug (スへリングヴァウデルブルッフ)と
いう長い名前で、日本の方にはなんとも発音が難しくさらに記憶に留めるのもなかなかの名前です。
で、ここは『跳開する橋』としておきましょう。(^^ゞ

今回のサイクリングの記事を「パストラーレ_1/2」から「前奏曲」へ導き、今回は「牧神の午後」
なんてタイトルでやってます。私の趣味を押し付けるようなことをしてますが、お許しのほどを。
はい、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」からタイトルをもらい遊んでいます。

  ♢

正午を回りました。十分な朝食を摂ってから出てきたのに空腹を覚えます。けっこう動き回りました
から。それに喉の渇きも覚えます。水路の堤防を走り上流にある湖を目指します。湖への入り口あたり
の小さな村に私のお気に入りのカフェレストランがありますから・・・。

左にそのビレッジが見えてきました。このまま堤防上の道を走ると左に曲がりながら到着です。
 

 

 

 

 

  ♢

レストランは混んでいました。他の客と同席になり、やはり写真を撮るのは遠慮しました。(^^ゞ
卵を3ヶ使ったベーコンとチーズ乗せの目玉焼きなんていう豪快なやつを食べちゃいました。麦酒
大ジョッキ付きです。あれ、卵3ヶ使っても目玉焼きと呼んでもいいのかしら? 化け物?!(爆笑)

村の集会場だそうです。いい時計台ですね。今回はこの村に留まらずすぐ他の村へ出発です。
 

 
向こうから他のサイクリングのグループがやってきます。ドイツ語を話す人達でした。そういえば
 

 
食事をしたカフェレストランは裏にあるホテルが出している店でした。ドイツからの観光客が多いと
以前に聞いたことがあります。船遊びとサイクリングを目的とした内陸部のドイツからね。

さて、私もここから左へターンして内陸部の田園地帯へ向かいます。画像奥の左に小さく見える
 

 
塔を目指します。Ransdorp という名の小さなビレッジです。周りにあるのは牧場ばかり。正に、
牧神の楽しむようなノンビリした午後を満喫しようと思いましてね。牧神ってギリシャ神話のパン
です。私はこんな話しが大好きなんです。けっこう色っぽい部分もありますし。(^^ゞ

思い切り左に振ってみました。本当に突起のないノッペリでしょ! どうですか、牧神がどこかで
 

 
眺めているように思えませんか?  近くにけっこう大きな都市、アムステルダムが控えている
ところが却って牧神の心に怪しい誘いを...。なんて、ブルさんはブリッジクラブから酔っぱらって
戻り、訳のわからないことを書いています。飲み足らないのですけどね。(^^ゞ

自転車専用道を行きます。こんな風に都市部を外れて1時間もサイクリングをすると、もう自転車
 

 
天国のオランダなんです。完全に自動車道とは違った部分に専用道を設置してくれてます。これは
オランダ全国のことです。むしろ大都市に近くない方がもっと快適な環境です。あ、自転車にね。

大分大きく塔が見えてきました。ここから自転車道は左に大きくカーブを描きます。
 

 

 
乾燥した干し草がきれいに並んでいます。ここまでやっておけば、干し草のロールを作るのは
 

 

 
簡単です。こういうベーシックな作業が大事なのを、この辺りのお百姓さんはしっかりご存知
ですね。こういう基本のロジックを理解して作業をすれば、世界の農業でオランダは落ちこぼれ
ません。テクノロジーは十分ありますから・・・。

  ♢

塔のある小さな村に到着です。最初の家です。キレイですね~。それと豊かです。日本で使われる
 

 
リッチとは大分違った意味での豊かさです。

もう、これ以上リッチさを書きません。村の中心に向かいます。いいながめです。都市にはこんな
 

 

 
素敵で可愛い風景はありませんよ。この雰囲気は小さな村のものです。この村は多分、15世紀から
存在してます。証明する正規の記録はないのですが、目指した塔のある教会が15世紀半ばに存在
していたという記録が正規のものとして残っているそうです。建立の年月日が記されてないのが残念
らしいです。私は訪問者ですから、自分で勝手に推測させていただきます。私には「イエス」です!

こういう古い国にいると、楽しいです。・・・・・。あ、私が『イエス!』と言ったの内緒ネ!

  ♢

では、次の「牧神の午後_2」まで。(^^ゞ



前奏曲

2013-08-29 00:20:52 | サイクリング
ヘビーな仕事を片付けた勢いで、自転車で久しぶりの遠出。素晴らしい秋晴れ、暖かい。
いつも通り、3部リーグのサッカーチームがあるモニュメント通りからのスタート。

先ずはそのクラブのグラウンド。シーズンが始まったばかり。夏の間に休ませた芝生が
 

 

 
見事に蘇っています。手入れの行き届いた芝生は本当にキレイです。

  ♢

スタートして直ぐの左側の庭にこんな色のムクゲが咲いてます。まるで青インクのような
 

 
色です。日本でこの色を見た記憶がありません。いまは見慣れてしまいましたが、初めて
見たとき、その新鮮な色にハッとしました。それを思い出したので撮りました。(^^ゞ

  ♢

まず最初の目的地です。前にも取り上げたことのある日本の「勝鬨橋」ように跳開する橋です。
 

 
11時に開くという情報を得ていたので急いできたのでした。ヨットが何艘も待機してます。

よそ見をしていて、気が付いたらもう橋が開いてます。(^^ゞ 次々とヨットがマストを立てた
 

 

 
まま通過して行きます。この上流に湾を塞き止めて作った巨大な湖がありセーリングには絶好の
遊び場になってます。巨大と書きましたが、東京湾の約2倍ほどです。(^^ゞ

橋が閉まり始めました。待っていた車達が一斉にエンジンをスタートさせる筈です。(^^ゞ
 

 

 

 
橋の上で待たされていた車達が動き始めました。けっこう手早くやってますが、待たされる身と
しては長く感じますね。オランダに住み始めたころはかなりイライラしましたが、慣れるとこの
感覚、悪くないな~と思うようになっちゃいました。このノンビリ感ね。ほとんどの場合、別に
急いでいる訳でもないのにイラついてましたからネ。(^^ゞ

  ♢

橋の手前の船の溜まり場をご紹介しましょう。ここを見るのが大好きなんです。日本でも大きな
 

 
河川の海に近い辺りにはこんな船の溜まり場が必ずあったと記憶しています。もちろん東京の
河川にも。この写真の部分だけ、何故かヨットハーバー風になってます。何故なんだろか?

ここからは正真正銘、船の溜まり場です。墓場じゃないですよ! 船を住居としている人達が
 

 

 

 

 
けっこうアムステルダムには多いです。市内の運河に住居用の船を浮かべて住むのは中々
贅沢なライフスタイルです。人気が高いです。これ、けっこうお金がかかります。

この写真は橋の下から撮りました。すでに何艘かのヨットが次の橋の跳開を待っているようです。
 

 
私の調べたところでは、次の跳開は13時だったと思います。この写真を撮った時点で12時
くらいでしたから、待つつもりなんでしょうね。ヨットをやるには忍耐が強く要求されます
からね~。こんなことなんともない筈です。(^^ゞ

  ♢

次の「牧神の午後_1」へ続きます。微笑)



パストラーレ_2

2013-08-28 13:08:11 | サイクリング
昨日のサイクリングで撮った写真を現像したところ、予想外にたくさんありました。
写真としての出来がいいとか悪いとかでなく、捨て難いものがいくつかあります。
で、シリーズと言うほどではないのですが、明日から2~3回に分けて連載する
ことにします。(^^ゞ

  ♢

現像中に選んだ、昨日の続き「パストラーレ_2」です。
 

 

  ♢

では、明日まで。



パストラーレ

2013-08-27 16:31:38 | サイクリング
このところ猛烈な忙しさで私を縛っていた仕事が昨夜で完了した。別に祝杯というほどのことは
ないが、自由解放されたのが嬉しく、最良のワインを開け思い切り飲んだ。あまり記憶はないの
だが、ベッドへ行ったのは27時くらいだった筈...。

目覚ましをセットした訳ではないが午前8時の目覚め。厚手のカーテンは開けたままになって
いて、薄手のグラスカーテン越しに射す初秋の陽光が気持ちいい。すぐに飛び起きた。身体が
軽く、頭もスッキリ。5時間ほどだが完璧な熟睡ができたらしい。めずらしい! (^^ゞ

忙しさで掃除が思うように出来なかったので、家の中がかなり乱雑になっている。キッチンも。
先ずはキッチンのクリーニングを終わらせ、ゴミをすべてゴミ袋に納め、飲んだお酒の瓶は別に
パックしてゴミ捨て場へ持って行き捨てた。私の地域はゴミはゴミ捨て場の地下に埋め込んで
ある巨大なコンテーナーにいつでも捨てることが出来る。

家へ戻り、まずは朝食。パン/トマトとモッツァレラチーズ+バジリコソース+スクランブル卵。
食欲もしっかりあり、軽い黒パンのスライスを3枚も食べてしまった。コーヒーだけで他の飲み
ものはなし。砂糖を使わないからいいでしょう! (^^ゞ

朝食の後もクリーニングを続けるつもりでいたが、急に「そうだ、サイクリングに出よう!」と
いう気分になってしまった。カメラを準備し、タイアに空気をいれ出発。夏日というほどのこと
にはならなかったが、帰宅するまでいい陽光が射していた。シャワーを浴びて、ベッドに横になり
1時間ほど寝た。5時にセンターで約束があるので出かけなければいけない。

時間がないので、とりあえず、タイトルになった画像を1枚だけアップして更新しておきます。
 

 
現代の「パストラーレ in Holland」です。1時間も自転車で走ればこんな風に田園地帯が大きく
広がっています。真っ平らな風景しかありませんが、とても平和です。(^^ゞ

今回はキレイな小ビレッジの写真と回りに広がる牧場群を撮ってありますので、数日中に更新
します。(^^ゞ

では。



ちょっといい

2013-06-27 07:05:18 | サイクリング
疲れで固くなっている身体をほぐそうと小サイクリングツアーに出た。

私の家から遠からぬところに小さな工業団地のような一画がある。そこに小さなシップ・ヤードが
ある。中央駅裏からの大きな水路が私の家の近くを流れていて、その水路から少し入ったところに
このシップ・ヤードがある。ヨットは扱っていない。カフェもなにもないので普段はあまり行か
ないが、たまにはこのあたりを探索してみようとこの一画に入り込んだ。

  ♢

ドックからテスト航行らしい船が出てきた。修理中の水上カフェ船らしい。塗装が終わってない
ので華やかさはないが、郷愁を感じさせるなかなかの姿・・・。(^^ゞ

ちょっといい写真が撮れたので記事にします。シリーズにするつもりはありませんが水路の船を
 

 
たまに載せて記事にしていきます。

  ♢

また気温が下がってきてます。



家路

2013-06-11 15:29:53 | サイクリング
中央駅周辺の探索を終え帰路についた。もう6時になる。昼過ぎに家を出てからアイスクリームを
食べただけなのに気が付いた。空腹というより喉の渇きを覚えた。自転車に取り付けてあるバッグ
からミネラルウォーターを取り出し、水路の脇に腰を下ろした。

対岸には先ほどまで探索をしていた辺りの風景が広がっている。小型のヨットが通過した。後部の
シートに中年のカップルが座っている。話しをしながら男性が舵をとっている。ナイス・シーン!
急いでカメラを取り出し写真を撮った。逆光気味だが悪くない。
 


夏至が10日ほどあとに控えたオランダの午後6時は、太陽はまだ日本の午後1時くらいの位置に
あります。10時半くらいまで明るいです。庭で陽光を浴びながらビールが楽しめます。まずは
シャワーを浴びてサイクリングでかいた汗を洗い流そう。急いで帰ることにします。(^^ゞ



中央駅周り_2

2013-06-11 04:13:01 | サイクリング
今回のサイクリングは中央駅周辺をちょっと調べる目的を持って来ました。今年はじめから気に
なっていたことです。ここ十年以上の長きに亘り中央駅に改修工事が施されて来ました。内外装
及び煉瓦の汚れも見事にクリーンアップを完了しました。駅舎の修復工事はほぼ終っています。

加えて地下鉄の新ラインを中央駅の裏にある水路の下を通し私の家の近くの広場まで延ばす工事が
進行中です。多分、1年半後に開通のはこびになる筈です。この地下鉄工事が完了すると、やっと
美しいアムステルダム中央駅がクリーンに全容を見せてくれることになります。楽しみです。

昨年末、駅の右側に大きなビルの一大コンプレックスが完成しました。駅や地下鉄の工事とは別の
工事ですが、複合的には同じ計画に則るものと思われます。完成したものの、駅の工事や地下鉄の
工事で周辺がいつでもスッキリせず、あまり興味を払いませんでした。

今年の春、駅裏の水路をフェリーで渡ろうとしたとき、そのビル群の存在を水路の向こう側から
初めて認めることが出来ました。スッキリしていて実にキレイなんです。表から見ても、あんなに
キレイだったっけ?と、気になりました。その時点では表から見るにはまだ早すぎました。他の
工事が視界を邪魔してましたから。それ以降、注意を払っていませんでした。

初夏ともなり、そのビル群の周りはキレイになっているのじゃと期待して来たわけです。(^^ゞ

  ♢

水路の向こう側から見るとこんな感じです。左側の建物群です。高さがほぼ同じに抑えられてます。
 

 
右側の蒲鉾のような屋根を持つ建物が中央駅です。蒲鉾型の屋根は地下鉄工事が終わった時点で
完成のようです。中央駅うしろからセント_ニコラス寺院の尖塔が見えてます。駅の周りで一番
高い建物です。セント_ニコラス教会の画像を下に載せておきますね。

中央駅の右側の画像です。中央駅正面のシンボルの2本の尖塔が見えてます。この中央駅の画像も
 

 
下に載せておきます。一枚目のビル群のコンプレックスといい案配に高さのバランスをとってます。
オランダの建築の伝統というのは面白いものでして、外からはあまり大きく見えないようにしてあり
ます。古いものから現代の建築にまで、かなり顕著にその傾向が見られます。オランダ人の宗教観と
国民性がなせるものだと思います。(^^ゞ

新しいビル群のコンプレックスを表側から見たところです。うしろにもっとビル群が続いています。
 

 
まだ周りで雑多な工事が進行中です。アムステルダム最大の図書館、ホテル、等々・・があります。
私はこの図書館へよく行きます。本だけでなく DVD の貸し出しもしてますし。それと最上階にある
レストランのランチが素敵です。行くときはクラブのインテリ女性を同行します。彼女は車椅子に
乗って一人で来ます。フェリーに乗ってね。私は自転車で。(^^ゞ

参考資料の画像です。これはセント_ニコラス寺院です。セント_ニコラスとはサンタクロースです。
 

 
中央駅正面は地下鉄関係の工事で近づけませんでした。こんなひどい角度の写真で、ごめんなさい。
 

 

  ♢

高さ規制だろうと思いますが、見事に出来上がっていると思います。人を驚かすような細工もなく
シンプルに小さく見せています。こんな行き方、私はけっこう好きなんですよね。(^^ゞ


中央駅周り_1

2013-06-10 16:38:02 | サイクリング
フェリーで中央駅裏のフェリー埠頭に到着。いちばん西にある埠頭に、中央駅とこの水路が北海と
接する街「Ijmuiden」を結ぶフェリーが到着していたので、写真に収めることにした。

埠頭へ行く途中にこんなのがある。大きな自転車置き場。市民も旅行者も利用している。
 

 
簡単な利用説明がしてある。無料。1100台駐輪可。自転車は必ず自転車用の棚に納めること。
 

 

 
これだけ。大したアムステルダム市のサービスでしょ。あ、フェリーも無料です。駅の表口には
もっと大きい駐輪場がありますが有料です。(^^ゞ

北海の街「Ijmuiden」行きのフェリーが停泊してます。北海の街なんて書きましたが20分の航行
 

 
時間です。型からお分かりと思いますが、小型水中翼船です。これは有料です。でも料金は往復で
8ユーロ20セントですから、高くありません。日本円で1000円くらいですね。20台の自転車を
乗せるスペースが確保されてます。自転車はもちろん無料です。無料サービスが多いでしょ。
 
こんなサービスをするには税金が高くなりますね。こんなサービスを受けれるなら、私は喜んで払い
ますよ。このフェリーの料金が高いと思う人には電車があります。電車は半額くらいです。
 
フェリーの脇を小型モーターボートが通過して行きます。これ全身高級木材チークで出来てます。
 

 

 

 
私もお金があったらこんなの欲しいです。ヨットはむか~し酷い船酔いの経験をしてから乗りたく
ありません。あの酷い経験はいまでも考えただけで船酔いの感覚が戻るほど嫌です。モーターで
動く奴は大丈夫です。(^^ゞ レース用のヨットは90度以上傾くんですよ。それで急ターンなんか
してくれちゃうので、ちゃんとした訓練をしてないと酷い目にあいます。経験者談です。

ヨット、見るのは大好きですよ! (^^ゞ

  ♢

このシリーズはまだ続きます。


中央駅へ

2013-06-10 11:27:02 | サイクリング
昨日から少し気温が下がってきた。でも陽光は強く庭の花苗の育ちはとてもいい。それ以上に
雑草の育ちが加速してきた。毎年のことだが、重労働を課してくれる。昨日の午前中は庭の雑草
とりに費やした。2時間強に過ぎないがちょっと腰が重く固くなった。

こんなときは休むより、フレキシブルさを取り戻すための運動です! ランチを簡単に済ませ
サイクリングです。ちょっと疲れがあるので近距離です。アムステルダム中央駅へ。いつもの
フェリー乗り場ではなく、大きなカフェのあるもう一つ先のフェリー乗り場へ。途中緑が多い
のでいいコースです。

  ♢

乗り場へ到着したらフェリーが出たところでした。逆光気味ですがいかにもアムスのフェリー
 

 

 
らしく写ってます。雰囲気がね。腕じゃなくカメラです。(^^ゞ  乗り遅れたとか逃したなんて
ぜんぜん思いません。5~6分ごとの発着ですから。このへんの思考法や感じ方、オランダに
住んでからもの凄く変わりました。・・・・・。
 
天気がいいし気持ちいい。アイスクリームを屋台みたいな車で売っています。珍しくアイスク
リームが欲しいと感じました。(^^ゞ  私が甘いもの欲しがるなんてとても珍しいんです。暫く
フェリーに乗らないで、アイスクリームを食べながらこのフェリー乗り場の周りの散策です。
もちろん写真を撮ることにします。

こんな型のベンチがありました。ボートです。大きな水路に面していますからよく似合います。
 

 
右側奥に見える白い建物は昨年4月にオープンしたフィルムミュージアムです。未訪問です。
そのうち、昔の名画でも見に…。

水路側から見るとこうなってます。ボートを半分に切断してベンチの座を取り付けてあります。
 

 
もう半分は上の写真の奥に設置されてます。若いカップルが恋を語っている様子でした。微笑)

ここにはけっこう大きなカフェがあります。名前の「De Pont」とはフェリーのことです。
 

 
食事をして来たのと屋台のアイスクリームを食べたら、ビールは欲しくありませんでした。(^^ゞ

  ♢

続きは明日にでもアップします。

白の群生

2013-06-02 08:47:26 | サイクリング
初夏の陽気に浮き立ち暴飲暴食ぎみ。お腹周りが少々目立つ。なんとかしなければ...。
いまはダイエットはやりたくない。サイクリングしかないな~。

  ♢

一応、カメラは持ってる。だが、メインはサイクリング。ビールは慎しみたまえ!
と、自分に言い聞かせながら、できるだけカフェのない地域をサイクリング。

その最中に見つけた白の群生。このシーズン、運河や池のまわりに一斉にこんな白い
 

 
花を咲かせてます。遠くからは白く霞んだ風景に見えますが、近くへくると高性の
野草の白花です。カスミ草なんかを連想しますが、もっとワイルドです。
 
こちらの方がカスミ草より私の好みです。コチラなんて書いてますが、この野草の
名前を忘れてしまいました。スンマセン。(^^ゞ

運河の向こう岸にも同じ野草。なかなかダイナミックです。その奥に黄色い花が...。
 

 

次の更新ではあの黄色い花を取り上げましょう。私の近所に沢山咲いてますから。
いま、ちょうど見頃です。明日にでも写真を撮ってアップします。


カフェのある通り

2013-05-31 18:31:17 | サイクリング
初夏の爽やかな午後、自転車に乗り外出。目的地は 't Sluisje という名のカフェ。この
カフェの脇にはヨットハーバーがあり、なんとも言えない雰囲気。(^^ゞ

到着したら顔見知りのご主人が作業着を着て店から出てきた。コーヒーを持っている。
 

 

 
ご主人、なにやら車の修理を自分でしているらしい。本職ではないらしいが、けっこう
本格的にやっているみたい。こんな格好しているととてもカフェの主人とは思えない。
作業に疲れ、テラスに座ってコーヒーブレークらしい。
 
この道の左側が店のテラスになっていて、天気のいい日はけっこう混んでいる。私も
このテラスに座りたくてここへ来たのでした。(^^ゞ

テラスは2段になっている。上のテラスから下を覗いたら、こんな風景。熟年の客が
 

 
釣りをしている。見たら30センチほどのヘラブナのような魚が釣れたところだった。
キャッチ&リリースが徹底されていて、すぐ解き放った。
 
よく見たら近くに蒼鷺が待機している。釣り人が小さな魚を釣ると投げ与えてくれる
のを待っているのです。こんな具合に、オランダの蒼鷺は人なつっこいのです!

上の写真の左側です。ヨットハーバーです。このあたりは緑が多いです。奥の緑は森
 

 
です。森林公園があります。けっこう大きな公園で、一番奥の池にはイモリがいて、
時々はカワセミが出没しているそうです。私、3回ほど行ってみましたが、イモリも
カワセミもいまだ遭遇してません。公園の中の案内ガイドには写真(絵)入りで説明
してあるんですけどね。(^^ゞ

このカフェのある通りは古いです。200年以上の歴史があるそうです。この道沿いに
 

 
ある建物はほとんどがモニュメントです。新しく建て直した家もあるらしいでのすが、
復元タイプで、けっこうお金がかかっている建物だそうです。

ここを通る度に気になっているカワイイ歯医者さんです。この歯科医の患者になりたい
 

 
と思いますが、叶いそうもありません。いまの私の歯科医には満足してますけどね。

左の女性をファインダーに捉えながら急いでシャッター切りました。結果、悪くない!
 

 
この写真、現在 Facebook のカバー写真にしてあります。・・・・・。(^^ゞ

帰途に脇道を降りたところにキレイな藤が咲いてました。寒い春で、今年は咲かないの
 

 
ではと心配しましたが、なんとか咲きました。例年より2~3週間遅れの開花です。
オランダではこんな風に棚を使わずに塀の上を這わせて咲かせているのが多いです。
センターに素晴らしい藤があるのですが、そのうち撮りたいと思ってます。

  ♢

カフェでビールをいただきながら小1時間ほど過ごしました。こんなのもエネルギー
補給になります。(^^ゞ

このカフェまで自転車で10分ほどの距離です。この道はセンターへ自転車で行くとき
いつでも通ります。先日の ミニ・ツアー でご紹介したモニュメント通りは逆の方向に
あります。あちらはサイクリングツアーへの出発点です。