ルーティンで動けるからと視覚支援をしなかったり、視覚支援はあるけど常に指示を教師、支援者が出して指示待ちを作ったり。
本来は注目しなければいけない、自分の指示やナチュラルキュー(自然な形の指示)に注目できなくなってしまう。注目をさせない支援。
注目する経験を教師、支援者が阻害している。
文脈(周囲の状況)、教師や支援者の動きに注目した行動は自立と言えるか?いつも周囲をキョロキョロと気にして。
また、いつもの文脈が変わったり、いつもの教師がいないかったり、すると混乱し、動けなくなったり、パニックになったり。
「動けるから」「ルーティンでできるから」は、構造化や視覚支援をつかわない理由にはならない。
大事なのは目的、将来を見越したイメージ。
「将来、視覚支援なんてつかってくれない」という教師や支援者がときどきいるが、そんなんは世の中を見ようともせず、また支援の移行もできない手抜き教師、支援者の良いわけ。
ってことを、若いスタッフから再認識させられた。昔部下だった彼がいつのまにか良い実践家に。驚いた。
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