金を失う道 更新記録&雑記帳

 拙HP「金を失う道」の更新内容です。

ED70 パンタ台取り付けとモロモロ

2018年05月20日 18時08分15秒 | 16番 車両

先週の作業に続けて、パンタ台を取り付けてしまいます。

位置決めをどうするか、考えあぐねた結果、最も安易な方法に逃げました。

実際のパンタを位置決め治具に利用するというものです。

ヤフオクで入手したパンタで、そろほど高価なものでなかったことも理由の一つです。 いけませんね、こんな考え方は・・・(反省)

こうやってパンタを載せると、一気に電機機関車の雰囲気を醸し出します。

ってことで、半田で取り付けました。 半田付けは片脚だけにしました。

考えるより産むが易し、と言いたいところですが、取付角度が歪んでしまったものが出ました。

でもまあ、こんなものでしょう。パンタを載せてしまえば、そんなに目立たないかと。

それより、半田付けのついでに、汽笛の曲がりを修正することに成功! フラックスをタップリと塗って鏝を当てると、意外にも簡単に修正ができました。

ケガの功名ってとこでしょうかね。

 

ところで、上の写真の丁度中央にあたり、長方形の台板と、この台板上に取り付けられたL型の支持台が見えています。

実車にはこんな機器はありません。 調べてみると、どうやら遮断器をデフォルメしたものらしいことが判りました。

製品としてパーツの分売はないようです。 類似品も存在しないようです。 なので・・・

自作できないかと思い、このED70にもともと付いていた碍子を使って挑戦してみたのですが。

結果はこの程度。

車体屋根に仮付けしてみます。

仮付けなので、上のL型パーツが傾いています。

ウソです。 半田が細かくて調整できなかったので、実際に曲がっているんですよ。

背も高すぎるし、どうしようかなぁ。  ちょっと放置してから考えてみます。

あと、ピトー管のように突き出たアンテナ(?)ですが、足元が実車と違っています。

なので、

ルータに銜えさせて、円錐台形に削ってみました。

あーあ。 偏心してしまいました。

実車では、円錐台形の碍子のようなので、これもちょっと放置ですね。

こんな感じで、今週は終了~す。

 

 


ED70 パンタ台

2018年05月13日 17時57分36秒 | 16番 車両

雨なので、腰を据えて作業ができました。

写真も一杯、撮ったので記事に添えます。

以前、パンタ台の試作をして、碍子が斜めになることに悩んでいました。

このとき試作したパンタ台は、両側のリブの高さが1mm、幅が3mmのチャンネル材からの切り出し品です。

そこでまず、この試作品を使って、片脚を0.6mmまで短くしてみました。

行けそうです。  でも。

碍子を載せてみると、まだ傾きます。 で、0.5mmまで、更に短くします。

ステンの0.5mmをゲージに使って高さを揃えます。  結果は、

ほぼ、碍子が鉛直方向になったと思います。 つまり、カツミのこの旧製品では、屋根に3mmあたり0.5mmの勾配が付いていることになります。
ちょっと、急勾配すぎるのではないでしょうか?
この屋根の急勾配も、実車とのイメージ離れを惹起させているような気がします。
尤も、こんなの修正するつもりは毛頭、ありません。

そこで車体屋根の急勾配は無視して、まず、屋根のパンタ取付孔に雌ネジを切ります。

M1.2mmの雌ネジになります。
こんなに細いタップ切りでタップ回しを使うと、タップが斜めになり、バカ孔になってしまうおそれがあるので、指でタップを摘み、ガンバッテ回しました。
タップの尾端を割り箸で押さえ付けるようにすると、比較的簡単にタップを切ることができます。

パンタ止めビスで固定してみました。  正面から見るとネジ脚が丸見えで、パンタ台の短くした方の脚は、その存在感がなくなってしまいますね。

でも、ま、いっか。

このパンタ台はあくまでも試作品としているので、割り出した寸法に合わせて、本パーツの量産をします。
まず、チャンネル材の片方のリブを0.5mmにします。

こんな感じに。

この後、3mm間隔で切り出すのですが、切り口を直角にするのに四苦八苦。
何か治具を作ればよかったのでしょうが、ミニ万力に銜えさせて糸のこでエイヤッて切り出してしまい、ノギスと棒ヤスリとを交互に持ちかえながら、地道に寸法を出して行きました。

でも、御想像通り、こんなやり方では正確な直角は出せません!

ホラ↓

写真中の一番上は、試作品です。 孔位置がずれているので、これは使えません。

私の技量では、この程度が精いっぱいです。  なので、これでいいんです。

×印をつけたものは、削り過ぎにより寸法が寸足らずになったものです。  この後、孔明けを試行錯誤するためのテストピースとしました。

で、2mm角の杉棒で治具を作り(作ったというほどのものではありませんが…)、センター位置を見つけます。

ほんでもって、ポンチ打ち。

目が相当、やばくなってきているので、一つ一つの作業がとても厳しい苦行になりました。
だから、当然ながらいちいち、適当になります。

取り敢えず、必要個数のパーツはできた“つもり”です。

高い方の脚でも1mm、短い方は0.5mmしかないので、このパーツを車体屋根に半田付けなんかしたら、おそらく、脚が半田に埋まってしまうと思うのですよ。
だからといって、このパーツを接着するというのは、どうなんでしょう。

この状態で、しばらく考えることにします。

 


ED70 車体裾での悪足掻き(2)

2018年05月06日 18時30分58秒 | 16番 車両

帰省していた子供達も、明日からの日常に向かってそれぞれ戻って行きました。

皆でワイワイしている間は狭苦しかったわが家も、とたんに広く感じて、心にポッカリと穴があいたようです。

自分自身、故郷の両親に、長年、こんな思いをさせていたことに思いを寄せています。

 

そんな心の穴を塞ごうと、少しの時間だけ、工作台に向かいました。

連休前に発覚した課題の解消です。

フック掛けのようなパーツの背を縮める作業ですが、いろいろ考えても、結局は、棒ヤスリなどで地道に削ることしか思い付きませんでした。

で、↓ このようになりました。

 

まぁ、こんなもんで良しとします。

 

盆休みを希望に、さぁ、明日からまた頑張るとしますか。