あの時代にこの映画を作ったチャップリンは本当に勇気のある人だったのでしょうね。
だって、あのヒトラーにけんか売ってたわけだし・・・
それまでサイレント映画にこだわっていたチャップリン(「モダン・タイムズ」では歌声を披露してましたが)は、最後の演説をしたいがためにオールトーキーに踏み切ったそうですね。
後にチャップリンはこの映画を作ったことが原因でアメリカを追放されたということですが・・・
・・・あ、「殺人狂時代」が直接の原因だったかな・・・?(間違ってたらすみません、記憶があいまいで・・・)
床屋さんのチャップリンがお客さんのひげをそるシーンでは、ハンガリー舞曲に合わせてとぼけた表情でリズムにのってひげをそっているチャップリンに大笑いさせていただきました!
また、官邸を爆破する作戦のための犠牲者を選ぶクジ引きのシーンで、我が身かわいさのために、お菓子の中の銀貨を押しつけあう人たち・・・
これも笑えました。
なんだか実際にもよくありませんか?こういうこと・・・
ラストの演説がすばらしいのは言うまでもないのですが、あちこちに少しづつ笑いの要素を入れながら、人間の身勝手さ、イヤらしさもさり気な~く表現されていて、そんなところもチャップリン映画の面白さなのでしょうね。
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この時代に堂々と反戦を提案した
チャップリンの凄さ、
頭が下がる映画です。
チャップリンから学ぶことが
多いですね。
それにアイデアの宝庫です。
チャップリンって、波乱万丈の人生を送ったようですね。
色々な方面の才能を持った人ということで、
知れば知るほど、どんどん興味がわいてきます。