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安全地帯&玉置浩二が大好き♪
ダンナと2人のムスコと過ごす、平凡だけど特別な日々を、気ままに綴ります。

歌に込めた想い

2017年09月28日 | 安全地帯&玉置浩二
去る9月18日、テレビ東京系列6局ネットで「玉置浩二 歌に込めた想い」が放送された。

2015年の、玉置さんシンフォニックコンサート初年度には「33年目の新境地」、2016年には「音楽への飽くなき情熱」として、その年のシンフォニックコンサートの模様と玉置さんの想いを放送していたので、今回はその''シリーズ第三弾''。

いつものことながら、ここ富山では放送されないので(T_T)、またまた大阪の友人に録画したモノを送ってもらった。友人は放送翌日には投函してくれて、すぐに見ることができた。本当に本当にありがとう!!!
これもいつものことながら、その後じっくりゆっくり味わって、ようやく今日この記事にUPできた、ということで。
ただのTV番組なら見てハイ終わり~なんだけど、玉置さんの番組に関してはそんな簡単にサラっと見るわけにはいかないので・・・家族の邪魔が入らない、途中で中断することもないような時間帯を選んで見ることになると・・・なかなか思ったように時間が取れなかったなぁ。



それでは、スタート!

なんと、現在開催中のソロツアーでの「メロディー」の映像からスタートするとは~

放送された曲は、「いつもどこかで」「氷点」「行かないで」「あの頃へ」「歓喜の歌(管弦楽作品)」「清く正しく美しく」「田園」「メロディー」。もちろん他にも聴きたい曲はいっぱいあるけど、地上波テレビ放送で、55分番組の中では、毎回のことながら絶妙な選曲だと思う。新井鴎子さんとのトークの流れで「GOLD」の一部が放送されたけど、せっかくならフルで聴きたかったな~って事ぐらいかな。
あと、過去2回の放送と違った点といえば・・・青田さんが出てなかった、ってぐらいかな。チラっと映ったシーンはあったけど。まぁ、またあらためて青田さんの存在について述べるまでもない、ってことでしょうか。いつも玉置さんのためにありがとう!!!


やっぱり、クラシックのホールって、独特の雰囲気がある。背後のパイプオルガンも幻想的だし。
コンサートって日常から切り離された''異空間''だけど、クラシックコンサートはそれが特に顕著なんだと思う。本当に音楽の神様が降臨してるんじゃないかってぐらい神々しい空気というか。

昔からなのかもしれないけど、最近の玉置さんの口からよく語られるのが、「家で歌ってるような感じ」ということ。たとえ大人数のお客さんの前だとしても、ひとりひとりに想いが伝わるように、ってことだろうか。あれだけのステージを重ね、毎回感動を巻き起こしてるのに、うまくいったのは1、2回だと。そんなことない~毎回ちゃんと伝わってるから~って、声を大にして言いたい。

「氷点」「行かないで」なんか、全体的に静かでほぼ全編ファルセットって曲なのに、あれだけの人数のオーケストラを従えて、あれだけ広い空間なのに、歌声が響く響く。TVからですら残響が感じられるぐらいだから、会場でこれを見ていた人って、どんだけ魅了されたことか。これを見るだけで、もう「上手い」なんて次元を超越してるってのがよくわかる。
それこそ音楽のプロで、きっと幼少期から専門的に学んでおられるオーケストラのコンマスの方から「呼吸感を共有できている」「ああいう風になりたい」と言われるって・・・まさに『神』なんじゃないかと思った。

今回の放送は、指揮者の栁澤寿男さんとの関係が軸になってた。
オケの演奏が始まって、玉置さんの歌い出しのタイミングになると、栁澤さんが玉置さんの方を見てくれる。それだけで、信頼感というか安心感が違うんじゃないかな。これが「感じ合う」ってことなのか。
そして、何と言っても、「歓喜の歌」の制作秘話があそこまで語られるとは・・・超貴重映像だよ!!!

「名古屋マリオットアソシアホテル」のエレベーターホール、もう、ここ、聖地の一つに決定!!!


制作当時よろしく現場で歌う玉置さん。確かにすごーく反響がある。


そして、その時の録音音源まで公開してくれるとは!!!スタッフさん、このスマホ、絶対に水没とかダメだよ~(もちろん別に保存してるだろうけど)


「歓喜の歌」制作秘話なら、絶対に外せない、栁澤さんのバルカンでの活動も紹介。


何気に、この映像も貴重じゃない?以前放送された、栁澤さんの活動を追ったドキュメンタリー番組の一部、だよね。ワタシはもちろん放送当時は栁澤さんのことは存じ上げなかったけど、玉置さんのシンフォニックが始まって、栁澤さんの存在を知って、著書を読んで、Youtubeでこの番組を見た。
・・・それを踏まえての、「歓喜の歌」の演奏。


出番待ちで、舞台袖で聴いてる玉置さんの表情が・・・何とも言えない。これ聴いてから舞台に出ると、より想いが募って歌に魂が乗り移りそうだ。


「清く正しく美しく」を少年少女合奏団の子どもたちと歌った後の玉置さんは、これまでにないぐらい優しい顔をしている。みんなのお父さんみたいだ。

そして、「田園」。毎回エンディングのフェイクが変化・進化していく!!!
感極まった栁澤さんの表情が・・・もう、ね。


初年度の公演は、玉置さんもお客さんも緊張しまくってた気がする。シンフォニックコンサートも3年目になって、玉置さんもお客さんもよい具合に''慣れて''、クラシックのステージを「自由に」楽しむことを覚えたんじゃないかな。
最初の頃は、「リズムがどこにあるのか」を探しながら、ピーンと糸が張り詰めた感じだった。
それが今は、「互いに感じあってやるしかない」「歌こそ一番自由に歌っていい」と思えるようになった。その達観が、会場全体の空気をやわらかくしている。クラシックだから立っちゃダメとか、静かに聴かなきゃならないとか、そんなことない!立ちたかったら立ってもいいし、手拍子だってオーケー。そんな温かくてステージと客席の一体感を感じられる今回の公演だった。

そして、エンディングは「メロディー」。後半ではノーマイクで聴かせてくれた。TVからですら伝わるこの生声の響き。あぁ・・・会場で体感したかったなぁ・・・


歌い終わった玉置さん。この表情を見たくて、またコンサートに行ってしまうのです。

もう数え切れないぐらいの曲を作ってきた玉置さん。自分の生み出した作品が、これだけ多くの人が演奏することでまた新たな作品として生まれ変わる。それを見届けるのって、どんな気持ちなんだろう???

「歌を歌っている自分が本当の自分」
「フルオーケストラ公演をやることで、自分や安全地帯のコンサートもやりたくなる」
「自分の人生の中で、歌とオーケストラが響いていたらこんなにうれしいことはない」
こう言い切る玉置さん。間違いなく、これからもずっと歌い続けてくれる。そう、確信できる。
「玉置さんが歌い続けてくれるなら、こんなにうれしいことはない。」と、いちファンのワタシは思う。

やっぱり・・・会場で見たい。生の空気感を感じたい。
もちろん富山でなんて贅沢は言わないから・・・金沢公演やってくれないかなぁ。石川県立音楽堂っていう、立派なコンサートホールがあるしね。ディナーショーだって、去年から金沢でも開催されるようになったから、いつか玉置さんのシンフォニックコンサートだって・・・って思ってます。お願いしまーーーす!!!(誰に言ってるんだか(^_^;))

***

この放送の翌日、玉置さん作曲の「歓喜の歌」が、なんと!音楽の都・ウィーンにて、栁澤寿男さんが主宰する「バルカン室内管弦楽団」の演奏によって披露された。
音楽には興味がなくても、ウィーンが「音楽の都」ってことは誰でも知ってるよね。そんな''音楽の聖地''とも言える土地に、玉置さん作曲の「歓喜の歌」が響くなんて・・・

玉置浩二作曲による管弦楽作品「歓喜の歌」、音楽の都ウィーンに響く

今回披露されたのは、コソボの作曲家ベチリによる新編曲版、とのこと。バルカンの人々に捧げた玉置さんの楽曲が、バルカンの人の手によって編曲されて、バルカンの人々によって演奏され、音楽の聖地に響く。これって、本当にすごいことだと思う。
可能なら・・・この演奏聴きたい!!!CDとか、TV放送とか、何かないかなぁ。ムリかなぁ。

上記記事、billboard JAPANのサイトに掲載された記事だけど、いつか削除されちゃうかもしれないから・・・ページのスクリーンショットも貼っとこう、かな。




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